生きていくってこと: 2013年5月 Archives

台湾 台北 China White & Wine
某日某夜、突然の仕事のアクシデントにて急遽ロサンゼルスの企業の台湾工場へ押し掛けて協議をしないとならない事が発生! タマゲるな〜

朝6時起きして羽田空港へ向かい、一路台湾へ! でも相手先の工場が台北市内じゃないんだよね〜

おまけになぜか着いた松山空港、避難訓練だかなんだかやっていて、丸1時間、外に出られない! こんな日中に勘弁して欲しいな〜〜

台湾 台北 China White & Wine
夕飯はノンアルコールで相手先と食べながら諸々議論し、そして台北市内のホテルに戻る。まだ夜は早い。そしてノンアルコールだし、ちょっと台湾で初めてのワインバー行きにトライだぜ!

出掛けた先は、『China White & Wine』ってワインバー。そう、台湾にもワインバー、あるんです!

でもどうやら名前の通り、白ワインが中心のお店らしく、グラスワインは白しか無かった。赤ワインはボトルではそこそこあったけどね。

GRAVELLY FORD O'Neill Vintners Parlier パーリアー 台湾 台北 China White & Wine
さすがに食後だったので、まっとりとした赤がいい。

選んだのは、O'Neill Vintnersというところが造る『GRAVELLY FORD』というブランドのプティ・シラー

このO'Neill Vintners、どうやらOEM専門のワイナリーらしく、2004年の創業から9年で全米第8位の生産高にまで上り詰めたらしい。

ワイナリー自体は、カリフォルニアの内陸部、Parlierパーリアー)というところにあるようだ。

地図を見ても解る通りのかなりの内陸部。

こんなところでもワインを造ってるんだね〜〜


GRAVELLY FORD O'Neill Vintners Parlier パーリアー

おつまみには鴨肉とチーズをオーダーした。

プティ・シラーらしい果実味と果皮の渋みなど、チーズや付け合わせのアプリコットとよく合う。

GRAVELLY FORD O'Neill Vintners Parlier パーリアー 台湾 台北 China White & Wine

このGRAVELLY FORDプティ・シラーには珍しく、アルコール度数が12.5%と軽め。確かに重々しさはなく、飲み易い。でも芯のある軽さなので、旨味はたっぷりとしている。

台湾 台北 China White & Wine

食後のワインとしては中々いい感じ。

GRAVELLY FORD O'Neill Vintners Parlier パーリアー 台湾 台北 China White & Wine

蒸し暑い台湾・台北の一夜を素敵なGRAVELLY FORDプティ・シラーで過ごした『China White & Wine』な夜です。

台湾 台北 China White & Wine
ドゥラモット DELAMOTTE くずし割烹かのふ 香山中宣
彼の人生において大変なご迷惑をかけてしまった古き盟友と久々に食事をした。

場所は大好きな和食のお店、『くずし割烹かのふ。大将の香山中宣さんは今や和の料理人の中では一流中の一流な時の人。

まずはシャンパンで乾いたのどを潤す。今夜のシャンパンは250年以上の歴史を誇る『ドゥラモットDELAMOTTE)』。

泡がとってもきめ細かく、そして旨味成分がすごく濃く、ブドウのエキスがたんまりと詰まってる感じがする。このちょっとした凝縮感がお料理と素晴らしい組み合せ!

ドゥラモット DELAMOTTE

お料理は、穴子の鮨から。塩とタレの2種類。美味過ぎて頬が落ちてしまいそう。

ドゥラモット DELAMOTTE くずし割烹かのふ 香山中宣

そしてアスパラ、筍など、旬のお野菜が並ぶ。

くずし割烹かのふ 香山中宣

スタッグスリープ アルテミス くずし割烹かのふ 香山中宣
器も美しい上品なお出汁のお椀、佐賀県唐津市から直送のお刺身などなど、シャンパンと和食って本当に素晴らしい組み合せ。このマリアージュに心から魅かれる。

メインのワインはスタッグスリープアルテミス

スタッグスリープと言えば、1976年、まだカリフォルニアワインがまったく無名な時代にパリでのボルドー物とのブラインドテイスティング『パリスの審判』で1位になって世界中大騒ぎとなったワイナリー。

このアルテミスとは、「野山を支配する野生動物の守護神」、つまりは山神を意味するらしい。

カベルネ・ソーヴィニヨンが過半なワインですが、たぶん少しメルローをブレンドしてるんじゃないかな。味わい的にはボルドーの右岸系のワインです。とっても穏やかでジェントルで、和の薄味の出汁にもよく合うワイン。

そしてワイナリーもとっても素敵です!

スタッグスリープ

さて、ここで素晴らしい逸品が登場! 佐賀・唐津であがる特大の車エビの海老フライです!

くずし割烹かのふ 香山中宣 ジャンボ海老フライ

このジャンボ海老フライのジューシーで旨味たっぷりなこと、これには感動します!

元の海老はこんなにビッグ!!

くずし割烹かのふ 香山中宣 ジャンボ海老フライ

カプッとかじる海老フライにトロッとトロけるような味わいのスタッグスリープアルテミス。何とも素敵な組み合せ。

そして毎度の名牛、美熊野牛もワインと最高のマッチング!

くずし割烹かのふ 香山中宣 美熊野牛

くずし割烹かのふ 香山中宣 スダチ蕎麦
シメの手打ち蕎麦は今回はスペシャルでスダチ蕎麦

スダチのフレッシュで穏やかな酸味と白醤油系のお蕎麦の出汁が相まって、何とも素敵なシメ物になりました。


そして、最後の食後酒がこれまた凄かった〜〜

何と、人生初体験のスロベニアの食後酒です!

スロベニア Traminec トラミネッツ クラポテツ くずし割烹かのふ 香山中宣
Traminecトラミネッツ)というドイツやアルザスで言うところのゲヴュルツトラミネールを使ったデザートワイン。


このワイン、さすに日本ではあまりに情報が乏しく詳細不明だけど、ネットで見る限り、ラベルの色から「黒トラミネッツ」と呼ばれて、スロヴェニアトラミネッツを代表するワインらしい。


古典的なデザインのラベルの中央の上部の絵は、この地域を象徴する鳥除けの木製の風車、「クラポテツ」だそうだ。


ちなみにクラポテツってこんな奴だそうです。確かにエチケットの真ん中に書かれた絵がそれだね。



スロベニア クラポテツ

すっかりとした甘さと心地よい酸味が素晴らしいワインです。こんな食後酒まで持ってるとは『くずし割烹かのふ』、恐るべし!

スロベニア Traminec トラミネッツ クラポテツ くずし割烹かのふ 香山中宣

お手製の和なデザートとこのスロベニアのワインで久しぶりの盟友との夜をシメました。

数々の困難な局面をいっしょに帆走した彼と語り食べて飲む食事は最高です!
某日某夜、ソウルの異国人街・イテウォン梨泰院)でフランス人シェフが腕をふるう本格的なフレンチ『Le Saint-EXにて、この国でのビジネスの大切なパートナーと会食をした。

黒板に手書きでメニューが書かれてるという何ともパリのビストロそのもののような素敵な佇まい。

Le Saint-EX イテウォン 梨泰院

オニオングラタンスープから始まり、ホイップクリームが添えられた素敵な温野菜、牛のグリルなど、とってもお洒落なお料理を楽しみながら彼と語り合う。

Le Saint-EX イテウォン 梨泰院

グラン・マレノン GRAND MARRENON Le セリエ・ド・マレリン Cellier du Marrenon Saint-EX イテウォン 梨泰院
素敵な時間が流れます。

ワインは、南仏・ルーションの『グラン・マレノンGRAND MARRENON) 2010』。シラー70%、グルナッシュ30%という、まさに南仏の中でも南部のワインらしいセパージュ。

深みと旨味、果実味のバランスがとってもよく、舌触りは軽やかだけれど重々しい香りがして威風堂々とした佇まいの素敵なワイン。とってもエレガント。

実に旨味のあるワインだな〜

生産者は、この地方最大規模の葡萄生産者組合「セリエ・ド・マレリンCellier du Marrenon)」というところらしい。

即売所があって、以下の写真の通り、とってもお洒落。観光客も立ち寄る名所なようです。

グラン・マレノン GRAND MARRENON Le セリエ・ド・マレリン Cellier du Marrenon

そしてルーションの街並は素敵です。こんな素敵なところで創られるワイン。いいな〜

ルーション グラン・マレノン GRAND MARRENON Le セリエ・ド・マレリン Cellier du Marrenon

さて、この『Le Saint-EX』はデザートが有名。入り口近くの小さなディスプレイ台に自然体でデザートの数々が並んでる。

Le Saint-EX イテウォン 梨泰院

僕はチョコレートのムースにしてみたけど、甘さ控え目で上品な味わい。

Le Saint-EX イテウォン 梨泰院

今宵は信頼する彼とワインを片手に熱く語る素敵な時間を過ごしました。そして、そんな国境を越えた友情を培う空間を僕らに提供してくれた素敵なレストラン『Le Saint-EX』に感謝です!

Le Saint-EX イテウォン 梨泰院
スクエア ラッキー・サマー・レディー 安藤正容 伊東毅 宮城純子 鷺巣詩郎
今夜は懐かしいアルバムに心を射抜かれた夜です。

70年代後半〜80年代にかけて日本のフュージョン界で大ブームに巻き起こし今も生き残るスーパーフュージョンバンド、スクエアのデビュー作、『ラッキー・サマー・レディー』な夜です!

そう、この刺激的なジャケット、覚えてますか? 写真家・高崎勝二さん撮影の何とも健康的な美しさが印象的。

スクエア ラッキー・サマー・レディー 安藤正容 伊東毅 宮城純子 鷺巣詩郎
背面のこのチラリズムは凄過ぎる! 1978年の作品です。

明治大学在学中にこのバンドを立ち上げたリーダーのギタリスト・安藤正容(録音当時24歳)、サックスの伊東毅、キーボードに宮城純子鷺巣詩郎、ベースに中村裕二、ドラムスに河合誠一という20代前半のメンバーによる録音。学生バンドだったはず。

1曲目の「A Feel Deep Inside」から心ワクワク!

ペルナン・ベルジュレス ドメーヌ・ドニ・ペール・エ・フィス Domaine Denis Pere et Fils
そしてこれから10年超の時間を経て、有名なF1中継のテーマ曲「TRUTH」で一般の人たちにもメジャーとなったスクエア。大好きです!

この素敵なラッキー・サマー・レディーのお相手をするワインは、ブルゴーニュは隠れた名醸地、ペルナン・ベルジュレスドメーヌ・ドニ・ペール・エ・フィスDomaine Denis Pere et Fils)の造る素敵な1999年の”作品”。

アルス・コールトンの裏側、地味だけど素敵なワインが出来る素敵な地域。

今夜の14年熟成のワイン、実にきれいに、素敵に熟成してる。ほんと、”作品”と呼ぶのぶ相応しい。ワイナリーも小洒落た素敵な建物。

ペルナン・ベルジュレス ドメーヌ・ドニ・ペール・エ・フィス Domaine Denis Pere et Fils

朗々とした深み、円熟した艶のある赤煉瓦のような色合い、わずかに残る鉄分と獣臭、どれを取っても特上のブルゴーニュ。7〜8年前にまとめて6本買ったんだけど、たぶんこれが最後の1本。

ペルナン・ベルジュレス

スクエア ラッキー・サマー・レディー 安藤正容 伊東毅 宮城純子 鷺巣詩郎 ミッシェル・クーブレイ PL
そして食後酒はブルゴーニュの地でシェリーを造るミッシェル・クーブレイのアモンティリャード『PL』

旨味の詰まった凝縮感のあるシェリーです。

今夜は1978年のスクエアのデビュー作『ラッキー・サマー・レディー』とペルナン・ベルジュレスの『ドメーヌ・ドニ・ペール・エ・フィスDomaine Denis Pere et Fils) 1999年』で幸せに酔う夜です。