生きていくってこと: 2011年4月 Archives

ドメーヌ・ジャン・ラルマン JEAN LALLEMENT
今週はいろいろな意味でヘビーだった。

この厳しい状況で僕を支えてくれる頼れる女史2名と今宵は武千代でシャンパンな夜です。

ヴェルズネイ村ラルマン夫妻が運営する小さなドメーヌ、ドメーヌ・ジャン・ラルマンJEAN LALLEMENT)がピノ・ノワール 100%で造るロゼなシャンパンです。

とても柔らかいシャンパン。

泡が舌を刺激するんだけど、何ともそれが柔らかい。ガス圧が低いという柔らかさじゃなく、しっかりとガスは入ってるんだけど、当り方が柔らかい。

何とも艶のあるシャンパンです。

ドメーヌ・ジャン・ラルマン JEAN LALLEMENT

ドメーヌ・ダルデュイ D'Ardhuy
イベリコ豚に合わせ、シメにコルトンを代表する生産者「ドメーヌ・ダルデュイD'Ardhuy)」をグラス一杯いただき夜は更けました。

これまたトロけるくらいの上品なワイン。

このメンバーと共に何としても勝ち抜くぞ!


そして、次の日はもう一人の僕を支えてくれる頼もしい男と朽ち果てるまで飲みました。場所は「RANSEN はなれ」。

肝臓の大きな男ゆえ、ガッツリと行きました!

オーボンクリマ ノックス 市ノ瀬千代 シエラ・ムーン プティ・シラー
まずは大好きなオーボンクリマの長男の名を冠したノックス。実に広がりのある華やかで洒落たワインです。

そしてもう1本、どうしても彼に飲ませたかった市ノ瀬千代さん造るシエラ・ムーンプティ・シラー

プティ・シラーとは思えないシルキーで柔らかく、そしてとっても上品なワインです。

カプコン 辻本憲三 ケンゾーエステイト rindo 紫鈴
最後にグラスで1杯、カプコン辻本憲三さんが立ち上げたワイナリー「ケンゾーエステイト」の「rindo紫鈴)」をグラスでいただいた。rindoをグラスで出してるなんて、都内でも絶対にここだけだと思う。

最高のワインでここから先のビジネスをじっくり語った夜です。

その後のストーリもあるのですが、それはまた、別の話...(解る人には解る「王様のレストラン」より...
はじめちゃん
僕の経営する会社はいま、極めて業績が厳しい。それゆえ、2006年より5年間維持して来た福岡営業所を閉鎖する事にした。

福岡営業所の閉鎖を発表した後、福岡の関係各所へ説明に回った。博多には前夜に入ったんだけど、夕飯に選んだ先はこの5年間、大変お世話になったホテル前の屋台「はじめちゃん」。

はじめちゃん 魚肉ソーセージ炒め 焼きラーメン
小さな小さな屋台です。でももう20年以上やってるって。店内には無数の名刺が貼付けられてる。いろいろな人のいろいろな想いが詰まった屋台です。

まずはビールにおでん、そして豚バラの串焼き、はじめちゃん名物の魚肉ソーセージ炒め、そして最後は究極の逸品、焼きラーメン

この焼きラーメン、キムチが入って鰹節がかかり、生卵をかき混ぜて食べるB級グルメの極み。

魚肉ソーセージ炒めはしばらく来ないうちに目玉焼きが乗るようになった! はじめちゃん、まだまだ改革してる!

もうこの屋台に来る事もなくなるね〜 まだ閉鎖までには1ヶ月ちょっとあってそれまでにいろいろな調整事では来るかもしれないけどね...

ナイショのバー キクちゃん ヴェスパ ボンド・マティーニ ブルックリン
そしてその後、東京の僕の行きつけ、ナイショのバーの初代マドンナだったキクちゃんが勤めてる中州のバー「ヴェスパ」に顔を出した。

キクちゃんの元気な顔をみて、そして彼女の得意なボンド・マティーニから始まり、ブルックリンプリマスジンで創るギムレット、そして最後のシメのシメはビトウィーン・ザ・シーツ。まさにベッドでの寝酒。

途中、共通の知人に連絡したりと、実に楽しいリラックスした夜を過ごしました。また会いたいね〜

それにしての福岡の皆さん、お世話になりました。いつか必ず会社を建て直して福岡にカムバックします! その節はよろしくお願いします!
全力で疾走した3月。疲れ切った3月。そんな3月が終わり、そして1つ乗り越えてまた次の課題にまみえる4月が始まる。

4月を疾走するためにも3月までの疲れをリセットしないと!

マドンナ
今夜は久々のナイショのバー No.2です。珍しくドイツのマドンナなんぞが空いてたので、食前酒には甘いかなと思いつつ、1杯。懐かしい味です。

僕は初めてワインに接したのは実はドイツワイン。当時、渋谷にラインガウというドイツ料理屋があって、そこで数々のドイツワインを飲む事でワインが好きになった。

そこからイタリアへ進み、全州のワインを制覇した。そして次はフランスへ進み、30代半ば近くになり、カリフォルニアに目覚め、そしてのめり込んだ。最後は自分たちでワインバーの経営にまで手を染めた。

エンシェント・クラン トマーティン蒸留所
そんな懐かしいドイツのマドンナからスタートしたが、どうも喉越しが物足らない。次なる飲み物は、トマーティン蒸留所で造られるエンシェント・クランハイボール。初めて飲むウイスキー。上品な穀物の旨味とほのかな甘み。中々です。

物の本に寄れば、トマーティン蒸留所はロンドン北西約900Km、ネッシーで有名なネス湖にも程近い人口約500人の小さなトマーティン村にある。「トマーティン」とは蒸留所の位置する村の名前のほかに、スコットランドの古語(ゲール語)で“ネズの木の茂る丘”という意味があるそうだ。静かなる森の奥で眠るウイスキーに浸る気分は最高!

レッドウッド・クリーク
そしてメインたるワインは、ソノマレッドウッド・クリークのピノ。カジュアルなワインだけどカリフォルニアらしくっていい感じ。でもちょっと南仏ローヌ系な凝縮感と香りがあるかな。もう一歩上品で可愛らしい味わいになるとよりいいんだけどね。まだ2009年なので、若いからかもしれない。

ちなみに「レッドウッド」とは太古からカリフォルニアに自生する赤杉。クリークとは小川。そんな自然に満ちた場所で造られるワイン。エチケットにも赤杉の森と真ん中に小川が流れてる。

これらマドンナエンシェント・クランレッドウッド・クリークを支えるジャズはビル・エヴァンス最晩年の発掘物、ロンドンのロニー・スコットというクラブでの演奏「COMPLETE LIVE AT RONNIE SCOTT'S 1980 」。

Bill Evans COMPLETE LIVE AT RONNIE SCOTT'S 1980 ビル・エヴァンス
8月初旬の演奏らしい。9月15日に没してるので、まさに1ヶ月ちょっと前の貴重な演奏。

この最晩年のトリオはベースが若手のマーク・ジョンソン、ドラムスがジョー・ラバーバラという素晴らしい組み合せ。

1つ1つの響きが心にシミる。燃え尽きようとするビル・エヴァンスの疾走して駆け抜けるかのような、これまでとは一味違う演奏、それを支えるマーク・ジョンソンジョー・ラバーバラ最後の1ヶ月のビル・エヴァンスはこういう演奏が多い。

素敵なお酒と貴重なビル・エヴァンスのライブで人生を考える夜。ビル・エヴァンスが駆け抜けて51歳で天に召されるその歳まで、気付けば僕もあと2年。何かいろいろ想うところがあるよね〜

東証アローズ 記者会見
震災の直後の3月17日、実は東証で記者会見をする予定だった案件があった。でもさすがにあの混乱下、実施は見送った。

リベンジの記者会見が3月31日、年度末の日に東証アローズで行われた。パートナーさんの記者会見にゲストとして呼ばれた感じです。

そんな夜、この記者会見をプロデュースしたメンバーとここからの勝負に懸ける固めの杯を酌み交わした。

これからの1年に祈願するため、想いっきり素敵なワインで乾杯した。

ラ・クレマ グラジアーノ
スタートはソノマの銘酒ラ・クレマ。僕の大好きなワインです。

可愛らしいフランボワーズのような微笑ましい優しさ、柔らかい酸、そして温度が上がるにつれグラマーなボディーが艶っぽく出て来るところなど、本当に素敵なレディーという感じのワイン。

続いては、日本では割と珍しいカリフォルニアの北端、メンドシーノのジンファンデル「グラジアーノ」。干しブドウ的な凝縮し過ぎた濃さはなく、実にエレガントなジンファンデル。

ニュートン ザ・パズル
そもそも北の地でジンファンデルを造ってるところが凄い。

シメは映画「サイドウェイズ」でも中心的役割を果たしたニュートントップキュヴェ「ザ・パズル」。最高です!

3本のワインで5人の仲間とここからの1年の成功を祈願した夜です。このメンバー、最高! 頑張るぞ!!

クロ・ド・ヴージョ
PS. 
帰路に信頼する我が片腕と軽くもう1杯! あ、1杯じゃなく2杯か3杯!? 場所はこれまた素敵な五反田のエシェゾー

ここも最近、グラスワインがとっても充実してて、今夜はなんとエシェゾーのすぐ下に位置する銘醸地クロ・ド・ヴージョなんかが開いてた!。

静かで素敵な僕の作戦会議場です。
墓参り
久しぶりに祖先の墓参りに行った。なぜか先日、突然夢に出たんだよね...

このところ日本と僕は激震中。未曾有の大震災が発生したし、そして僕の経営する会社も大きな変革期で大激動の真っ只中。

きっと亡き母が報告を求めたんだろうな〜

ドメーヌ・ド・ラ・パント シャトー・シャロン Domaine de la Pinte Chateau Chalon
そんな夜の食前酒はジュラ地方黄色いワインと言われるヴァン・ジョーヌ、「ドメーヌ・ド・ラ・パント シャトー・シャロン 1996 (Domaine de la Pinte Chateau Chalon)」。

シェリーのように積極的に酸化熟成していて100年以上も保存可能と言われるヴァン・ジョーヌ。その中でもドメーヌ・ド・ラ・パントシャトー・シャロンはこのAOCの代表格。

まさにシェリーです。今夜は少し冷やし目にして飲んだけど、ナッツのような香り、トースト香など、シェリーそのもの。食前酒に最適。

ドメーヌ・ド・ラ・パント シャトー・シャロン Domaine de la Pinte Chateau Chalon

フレッド・ハーシュ ビル・エヴァンス エヴァンセンス Evanessence
そして今夜のジャズはフレッド・ハーシュビル・エヴァンスをトリビュートした作品「エヴァンセンスEvanessence: Tribute to Bill Evans) 」。

ビル・エヴァンスを愛するフレッド・ハーシュビル・エヴァンスの最後のベーシストとなったマーク・ジョンソンなどと録音した作品。

ヴァイブのゲーリー・バートン、ハーモニカのトゥーツ・シールマンなどがゲストで参加してるのも楽しい。

キュペ QUPE Bien Nacido Hillside Estate
ワインは年末の渡米でサンルイス・オビスポのパートナーから贈られたサンタマリア・ヴァレーの逸品、キュペQUPE)のシラー。

スタンダードな畑指定の無いものは日本でも手に入るけど、いただいたこのワインは「ビエン・ナシードBien Nacido Hillside Estate」という畑のスペシャルキュヴェ。

カリフォルニアでのローヌ系ブドウの造りの名手、ボブ・リンクイスト氏が造るキュペ。これはほんと、旨い! ドジャースファンで常にドジャースのシャツを着てるというボブの造る果実味と旨味が溢れ出るワイン。

キュペ QUPE Bien Nacido Hillside Estate
今夜はドメーヌ・ド・ラ・パントシャトー・シャロンフレッド・ハーシュエヴァンセンスと、そしてQUPEに酔う夜です。