生きていくってこと: 2009年4月 Archives

月曜日、僕の会社の新規事業企画をしてるチームのメンバーとキックオフのワイン! いま流行の携帯、アップルの iPhone などを活用した新しい事業の創出にチャレンジしてる。遅い時間だったけど、グレープチョイスに集合!

ハンギング・ロック ドメーヌ・セリーヌ エヴァンスタッド・リザーヴ デリール・セラーズ シャルール・エステート今夜のメンバーは僕の片腕の男、天才肌で超粗削りな宇宙人のような若者、そして最近僕を支えてくれてるベンチャー企業の経営経験のあるパワフルで素敵な女性、そして僕の4人。新しいビジネスに挑戦する決意表明の夜なので、ゲンを担いで(!?)ワインも新世界で成功をしたワインを選んだ。

日中かなり暑かったので、シャンパンで乾杯した後、まずはすっきりと白ワイン。オーストラリアのハンギング・ロックのソーヴィニヨン・ブラン。爽やかな風が吹き抜けるトロピカルなテイスト。

続いて、暖かさ、優しさに包まれたワイン、オレゴンのドメーヌ・セリーヌのトップキュベ、エヴァンスタッド・リザーヴを開けた。ヴォーヌ・ロマネのような凝縮感が高く、まさに美しいという形容詞が一番ぴったりくる素敵なピノ・ノワール。ロマネ・コンティに対抗するワインなどとも言われる素晴らしいワイン。

最後にロバート・パーカーをして「ワシントン州のラフィット・ロートシルト!」と言わしめるワシントンの銘酒『デリール・セラーズ』のシャルール・エステート

素晴らしい新世界の最高のワイン3連発で新しい事業の成功を期す夜。

今夜は最高!

土曜の夜はシンプルにハムとチーズとフランスパンにワイン。

こんなシンプルな夜にはスーパーなピノ・ノワールがいい。開けたのはカリフォルニアの地でロマネ・コンティを超えたとか騒がれてるカレラ。僕はカレラが大好きで、ある時期、かなりまとめ買いした。まだマスコミで騒がれて高価になる前のこと。

カレラ ミルズ・ヴィンヤード今夜のカレラは『カレラ ミルズ・ヴィンヤード 1998』。カレラのワインにはそれぞれこのワイナリーに貢献した方々の名前が付いている。トップキュベはオーナー自身の名前「ジェンセン」。その他、ミルズリードセレックライアンというのがある。それぞれジェンセン氏のビジネス・パートナーの方々の人名。

11年が経ったこのワイン、とてもきれいで艶もあり、まだまだ長期熟成しそう。無理に急いで開かせない方がいいかと思い、デキャンタージュせずおおぶりのグラスでゆっくり飲んだんだけど、最後の1杯が最高に美味しかった。デキャンタージュした方が良かったかも。

1998年と言えば、僕の会社の夜明け前。90年バブル崩壊で痛み切った会社の再興を期して頑張っていた1998年。そしてその頑張りが天に届いたのか、1999年、会社は大きく前に向かって動いた。そしてその勢いのまま、一気に2002年の合併、2004年の上場へと突き進んで行った。1998年のワインを飲むといつもその頃の事を想い出す。

1998年のワインを飲みいろいろと想う夜。

明けない夜はない。こんな経済環境だけど、また来週から頑張ろう~っと!

キスラー火曜日は面白いメンツでワインを飲んだ。

パソコンが発表になった1980年頃、用意されたソフトは実にプアーだった。そんな頃、日本語ワープロ発祥の企業でまさにワープロソフトそのものを担当していて今は上場企業の社長業をしているH氏、そしてCADソフトとかの発祥の企業で開発責任者をしていて最近まで上場企業の社長業をしていたT氏、そして僕の3人でワインを酌み交わした。僕もパソコンが出たての頃、ソフト開発やパソコン雑誌の創刊・編集などをしていたまさに黎明期世代の人間。歳も3人ほとんどいっしょ。それぞれ今では上場企業の経営にかかわっているけど、心はその頃のまま。

この3人、お互いに親しいしけど、3人揃って飲むのは初めて。とっても楽しみ! 遅い時間に大好きな銀座の京都野菜料理とワインの店『美登里』に集合した。

バス・フィリップまずはカリフォルニアのモンラッシェと呼ばれる荘厳なシャルドネを造る『キスラー』。これはほんと、素晴らしいの一言。ミネラルの感じやバターのような香り、すべてが素晴らしい。まさに京料理に最適な1本。この美味しさは日本語では表現不能!

続いてはオーストラリアのカルトなピノ・ノワール『バス・フィリップ 2006』。エチケットの上部に21と書いてるけど、2006が何らか21周年ということらしい。初リリースから21年ということかな~ 創業はまさに日本初のパソコン PC-8001 が発売された1979年。とっても上品なピノ。とてもオーストラリアのピノとは思えない。ブルゴーニュそのもの。ヴォーヌ・ロマネのような深み、グッと魅きつける果実味がある。

パソコンが世に出て約30年。その中を走り続けてきた3人の中年が京料理を囲んでその頃に創業したワイナリーのワインを飲む。素敵な夜だ~

そして、この3人で何か新しいことが始められそうな、そんな漠然とした、でも夢でもないような、そんな予感がする素敵な夜....

<年表>
■1978年
スティーヴ・キスラーが『キスラー』設立
■1979年
・日本最初のパソコン PC-8001が発売
フィリップ・ジョーンズが『バス・フィリップ』設立
■1981年
・第2世代の実用的なパソコン PC-8801が発売
・IBM がパソコン(IBM PC)を発売
■1983年
・本日のH氏がパソコンソフト事業に参戦
・僕がパソコンソフト事業に参戦
■1984年
・本日のT氏がパソコンソフト事業に参戦

金曜日は終日、後ろ向きな仕事を片付けてた。朝は監査法人と決算の打合わせ、午後はスタッフの不手際、不始末に絡み顧客に謝りに行くのが2件。何で一日にこんな”謝りザムライ”みたいな仕事が2つも入るのか....

高畠ワイン ピノ・ブラン後ろ向きな仕事ばかりしてるとストレスが溜まるよね~ 夜は今年初めての焼肉とワインの店『三幸苑』で爆飲して自爆!? かなり酔いました~

春野菜のサラダと牛の握りに合わせ、山形・高畠ワインのピノ・ブラン。山形県産の認定マーク付き! 青リンゴのようは香りがして素敵なワイン。ソーヴィニヨン・ブランから柑橘系の香りを除いた感じ、あるいは北イタリアのピノ・グリみたいな感じもあるかな。とても爽やかなワイン。日本でピノ・ブランはかなり珍しい。

高畠ワインは以前、メルローは三幸苑で飲んだことがある。メルローの生のブドウを食べさせていただいてビックリした。

ちなみに僕は、この山形のメルローではないんだけど、長野のシャトー・メルシャンのメルローでメルロー・マティーニを創った。素敵な仕上がりでした!

リッチランド シンクレアお肉に合わせるワインはオーストラリアのグリフィスという街で造られるワイン『リッチランド シラーズ 2007』。このグリフィスという街は戦前、イタリアからの移民の多かった街だそうで、このワイナリーもイタリアから移民してきた先代が立ち上げたワイナリーだそうです。

オーストラリアのシラーズと言うと、ものすごく濃厚でジャミーな感じをイメージするんだけど、このリッチランドのシラーズはとってもエレガント。南仏ローヌのシラーのよう。エルミタージュのワインとかにかなり近い。こんな素敵なシラーズがオーストラリアにあるとは驚き!

と、このリッチランドのシラーズに酔いしれていたらソムリエが西オーストラリアの『シンクレア シラーズ 2004』を1杯持ってきてくれた。こちらはリッチランドに比べもう少し力強く華やかなワイン。

最後にいつもの劇旨のクッパでシメた。つまらない一日を美味しい料理と素敵なワインで Take Over した夜。そうだ、でもつまらない一日とは言え、謝罪案件2つとも、最終的には事なきを得たから、そう言う意味では価値のある一日だったのかな~

PS. そもそも問題起こしてくれなきゃ何も無かったんだけどね~ でもそしたら三幸苑の夜も無かったかもね~(^J^)

月曜日、大手企業のトップの方へご挨拶に出掛けた。初対面。なぜか妙に気に入っていただけ、いきなり宴会となった!

トリイ・モア時は夕刻、まだ17時30分。ワインでも飲みに行こうとなったが、まだ普通の店はやってないよ~~ ということで、グレープチョイスに無理を言って店を開けてもらった。

客人はフランスのワインにはお詳しそうだったので、あえて北米のワインを選んだ。オレゴンのきれいで透明感のある味わいのピノ・ノワール『トリイ・モア』、ワシントンのしっかりとしたボルドースタイルのワイン『ウッドワード・キャニオン』の2種類を開けた。

トリイ・モアは毎度のことながら、実にきれいなブルゴーニュスタイル。対して『ウッドワード・キャニオン カベルネ・ソーヴィニョン オールド・ヴァインズ』は、これまた実に伝統的ボルドースタイルのしっかりとしたワイン。

ウッドワード・キャニオン カベルネ・ソーヴィニョン オールド・ヴァインズいずれも本家・フランスを脅かすような素晴らしいワイン。これらのワインを飲みながら、ワインがビジネスでも幾度となく僕の身を助けてくれたことを想い出した。これまでにアップルサン・マイクロシステムズベリタス(現・シマンテック)などなど、何度も米国企業との交渉や日本の大手企業の幹部との折衝で、大好きなワインが超プラスに働いた。ワインを媒介にしてとっても親しくなった経営者の方々も多い。経営層の方々にはワイン好きな人が多いし、欧米との接点の多いビジネスマンは好むと好まざるにかかわらずワインの洗礼を受けることが多いからね。

フランス本家に比べればベンチャーな北米のワインを飲みながら、大手企業とは違った僕らベンチャー企業の面白さ、魅力などを客人にご理解いただいた素敵な夜でした!