生きていくってこと: 2009年3月 Archives

ウィリアムズ・セリエムこのところ、仕事でいらいらする事が多く、ストレスは溜まるし肉体的な疲労もピーク。まあ毎年、年度末はそんな感じではあるけど、今年は経済危機の中、今までの年の普通の年度末とはワケが違う。さすがにヘビーな毎日。

そんな中、ストレス解消にこの週末は土日ともに思いっ切りいいワインを開けちゃった! 昨日のナパのシャトー・マルゴーこと『スポッツウッド』に続き、今夜はソノマの超カルトなピノ・ノワール専門のワイナリー『ウィリアムズ・セリエム』。

このウィリアムズ・セリエム、ワイン好きのウィリアムズさんとセリエムさんの二人が趣味が高じて始めちゃったワイナリー。最初の頃は二人とも本業があり週末だけ作業してたらしい。

小さなワイナリーなので今でもアメリカの国内ではワイナリーのメーリングリストに登録した人だけへの直販。

カーネリアンルーム僕はこのワイン、シリコンバレーへの出張の時に知った。シリコンバレーに行くと必ず立ち寄るサンフランシスコのレストラン『カーネリアンルーム』でこのワインを初めて飲み、ものすごい感動をした。このレストラン、サンフランシスコ市内のフィナンシャル・ディストリクト(金融街)のド真ん中にあるバンカメのビルの52階にある。窓から市内やサンフランシスコ湾も一望できる最高のレストラン。

米国内は直販のみと言うのに幸運にもサンフランシスコ市内のワインショップで1本だけ入手出来たので、それを大事に大事にハンドキャリーで日本に持ち帰った。それから3~4年、我が家のセラーで寝かせてあった。

期待をこめて抜栓する。テイスティンググラスに注ぎ、色と香りを確認し、口に含む。もう~最高! あの時の52階から夜景を眺めながら飲んだ感動がよみがえる!

少し暗めのルビー色で、イチゴやカシスなどの可愛らしい香りをわずかにさせつつも、ブルゴーニュのヴォーヌ・ロマネなどのようなしっかりとした鉄分と酸、軽い獣臭などがあり、何とも素晴らしいピノ。時間と共に温度が上昇すると、それと逆比例してヒンヤリとした舌触りで土の香りも出てきて、どんどん引き込まれていく。

極上のソノマのワインを飲み、ストレスを解消する夜。そして、僕の会社が多角化でシリコンバレー関連のビジネスをいろいろ手掛けていたあの頃を想い出す....

今はこの経済環境ゆえ、集中と選択の中でほとんどのシリコンバレー関連のビジネスは辞めちゃってるけど、結果はどうあれ、シリコンバレーに飛び込むことでいろいろな事を学んだし、どんなピンチの時でも常に前向きな気持ちで臨むことの大切さを学んだことなどは何にも代え難い経験。そしてアップル本社の方々といろいろお付き合いしたことなどは、今まさにビジネスで活きてきてる。シリコンバレーには実に大きな経験をさせてもらった。

シリコンバレーの底抜けに青い空を想い出しながらウィリアムズ・セリエムを飲む夜。深い夜だ~

ランソン トルブレック コンダード・デ・アザ最近のニュースときたら、倒産だのリストラだの、嫌な話ばかり。ほんと、こんな記事ばっかり読むと気が滅入る。もう少しマスコミも景気を盛り上げる方向の論調で記事を書いてくれないと困るよね~

もちろん僕の会社だって強烈に不景気の影響は受けてるし、日々この経済危機を実感することばかり。でもそんな経済危機を心の底から体感する夜があった。木曜の夜、仕事で複数の会社の人が集まったんだけど、その中で1名、リストラ通告にあった人がいた! さすがに自分の身近なところで起きるとショック!

そんな彼を励ますべく、みんなでカジュアルなイタリアンの店でワインを飲んだ。まずはランソンのシャンパンで乾杯をし、続いてオーストラリアのトルブレックのシラーズでギュッとして、最後はスペインの銘醸地リベラ・デル・ドゥエロの『コンダード・デ・アザ』でシメた。このコンダード・デ・アザはタバコやココア、黒系のベリーの香りがして果実の旨味が凝縮されていて印象に残る。

景気の悪い話ばかりの昨今、カジュアルでもいいので美味しいものを食べて美味しいワインを飲んで元気を付けよう!! 特に僕らベンチャー企業にとっては、どんな時期だろうと、明るく元気よくって精神は大事。下を向いて仕事してたら大手企業には勝てない。

さ、明日からまた頑張ろうっと!

月曜日、IT業界の経営者仲間と飲んだ。お互いに大勢の社員を抱えている身。さすがに今回の経済危機はこたえる...

トーマス・ミッチェル

お互いを励ます夜を演出したのは、20数年間通ってる青山にあるジャズとおでんと焼き鳥の店『青山ジョイ倶楽部』。ジャズが流れる中、ご夫婦が何十年に渡り修行時代から継ぎ足し継ぎ足して伝承してきたおでんのダシや焼き鳥のタレが香る。初めて行ったのがたぶん1986年。もう23年になるのか~ でもこの青山ジョイ倶楽部、今年で閉めるらしい。寂しいな...

このブログを読んで行ってみたいと思った人は急がないと今年で無くなっちゃうよ~! 伊藤忠商事本社ビルのすぐ近く。地下鉄・銀座線の外苑前からすぐです。青山一丁目からも歩ける。

今夜はジャズとおでんと焼き鳥に合せてワイン。まずはオーストラリアのトーマス・ミッチェルのカベルネ・シラーズ。パワフルで果実味たっぷり。エチケットの花のごとく、カシスなどの可愛らしい香りのする美味しいワイン。ここのおでんはいわゆる関東煮。つまりは、セブンイレブンなどにある透明なダシじゃなく醤油系の濃いダシ味。そのダシや焼き鳥のタレによく合う。輸入元のページでも、相性の良い料理として「焼肉、焼鳥、スペアリブ等のタレやフルーツソースを使った料理」と出てる。

ベリンダ・コーリー キャンティそしてもう1本開けた。ベリンダ・コーリーキャンティ。カジュアルだけどルビー色に輝く素敵なワイン。柔らかいベリー系の可愛い香りがする。

ワインを飲みながら、お互いに頑張ろうと励まし合った夜。この経済混乱の下、会社を切り盛りしていくのは誰が経営しても大変なこと。経営者は結果がすべてで評価される職業。僕もマスコミからいろいろ叩かれてるけど、でも何を言われても生き残っていけば勝機はある。

ワインとジャズとおでんと焼き鳥でお互いに勇気と気合いを入れ合った夜。

青山ジョイ倶楽部でのこの夜、何年かしてこの不景気を乗り越えたなら、きっと想い出すに違いない。そんな素敵な夜でした~

20090228-2.jpg僕には中1と小5の二人の娘がいる。土曜日は彼女らのピアノの発表会。今日、彼女たちは大冒険!? 第ニ部の連弾コーナーのトリで、二人はジャズに挑戦!

元々僕は破天荒なアドベンチャー人生。高校2年でプロのロックミュージシャンになり、学校には行かず毎日仕事し(でも悪い大人に騙され毎晩演歌のバックバンド)、大学に入ったらみんなで音楽事務所を設立。パソコンの黎明期だった大学4年の時にそっちの仕事にハマり、卒業はするも就職はせず先輩が設立した会社を手伝い、そして25歳で自分の会社を立ち上げた。そして2001年、本業とは別に、自分の人生を賭けて私財を投じてジャズレーベル『ハートノート』を立ち上げた。

そんな向う見ずで恐いもの知らずの人生を子供たちなりに引き継いだのか... 演奏はややガチャガチャしてたけど、でも多少の間違いはあってもハイテンションで一気に最後まで駆け抜けていった! クラシックのピアノ発表会での異例の出来事に場内は湧きに湧いた。ベンチャーオヤジの子はやっぱり恐いもの知らずのベンチャー魂~

パルメイヤーそんな夜に飲むワイン。食前酒代りに498円で買える凄い白ワイン、ラ・プール・ブランシュを1杯飲み、そして先週のCSW合格祝賀会の場に持ち込んだとっておきのパルメイヤーの1999年を開けた。会場ではほんと一口しか味わえなかったし、そしてこういう場だとデキャンタージュすることもできず、時間で変化することを味わう間もなく無くなってしまうので、本当の魅力を味わうことは難しいよね。このパルメイヤーの1999年、じっくり飲むのはかなり久しぶり。まだ1995~1998年の本数がそこそこあったので、1999年はもう少し熟成と思ってたから。

久々にじっくりと飲むパルメイヤーの1999年。こりゃ最高! ただし、10年は経ってるんだけど、まだ抜栓直後は樽から来るであろうカリフォルニアっぽいバニラ香がやや強い。開けてすぐの状態だとボルドーと間違う人はいなくって、たぶん皆、カリフォルニアって言うかな。でもデキャンタージュして1時間半くらいかけてゆっくり飲んだんだけど、後半になると香りも落ち着き、ボルドーの柔らかな味わい、そう、地区的にはサンジュリアンとか、そんな感じのワインに昇華した。素晴らしい! ま、でもこの1999年はもう数年、熟成かな。いま、1995年が超ピークの飲み頃です(が、残りあと数本...)。

子供たちが挑戦した夜に大好きなパルメイヤー。いい夜だな~