生きていくってこと: 2008年7月 Archives

僕は車にはこだわりがあり、実は25歳にして初めて車を買って以来、ずっとスバルレガシーを乗り続けてる。最初のレガシーは 2000cc の DOHC。レガシー自体のデビュー作。次に第2世代の 2000cc の DOHC、そして続いて 2,200cc の北米仕様の SOHC、そして 3,000cc の6気筒の DOHC(レガシーの姉妹車のランカスター)と、この20年で4台を乗り継いできてる。特に3台目の 2,200cc の SOHC は超お気に入りで、10年・10万キロを乗った。水平対向エンジンとそれを活用した四輪駆動が好きなんだよね~ そしてあのボクサーエンジン特有の音も大好き。サスが固めなので、女・子供にはあまりウケが良くなくって、ほんと、男っぽい車。

レガシーそして、今夜のワインもなんと『レガシー』。カリフォルニア・ソノマの大手ワイナリーグループ、 ケンダルジャクソン・グループのプレミアムブランドの中の最上級のワインがこれ、『レガシー』。

レガシーとは『遺産』とか『伝承』という意味。ワイナリーの現オーナーが父上に経緯を表して付けたとも言われるこのレガシー、ロバート・パーカーの評価もものすごく高い。2001年物に対し、「私が今まで味わったこの造り手の中で、最も素晴らしい! 充実した凄まじいテクスチュア! これこそが”美”である!」、とコメントしているし、また「並外れた品質だけでなく、著しい一貫性をもつ。・・<途中略>・・華麗で、豊かで、表情に富む、ふくよかな舌触りを持った、劇的なワイン! 個性に溢れ、10-20年は熟成する可能性を秘めている」、とも述べている。

今夜のレガシーは1997年。実はこのレガシー、今は日本へは正規輸入はされていない気配。僕は3~4年前にシリコンバレーに出張した際に現地で買い付けてきた。下の子の生まれた年のワインなので、その記念にと平行輸入の店も使い、全部で1ケースほど買い付けた。でも今夜飲んじゃって残りは3本。

このレガシー、ものすごく奥行きのある深いワイン。飲むのは2年ぶりくらいかな。これまで飲んだ感じでは、かなりしっかりとした骨格を持ちハーブ香や樽香もある中で、でも舌触りはシルキーなイメージだった。今日、超久しぶりに開けてみた印象は、前回からはかなり変わり、熟成したというか老成したというか、角が取れて丸くなり、そして香りはかなり高貴な印象。

これ、最初は判断は微妙に迷った。ピークを過ぎて枯れてきているのか、それともまだ熟成の途上なのか、中々難しい。最後の最後になって、抜栓してから1時間半以上経ってから、実はまだかなりスパイシーな成分も残っていることが解った。開くには少し時間がかかる。グラスにもかなりセンシティブで、最初はリーデルの一番大きなボルドー・グランクリュのグラスを使ったんだけど、やや酸の硬さが気になり香りも閉じこもっている気がして、途中からグラスをリーデルオレゴン・ピノに変えた。そうしたら途端に香りが立ってきて華やかになった。グラスによってここまで変わるのは本当に不思議。科学では説明不能。2種類のグラスを並べたけど、完全にオレゴン・ピノの勝ち。もちろん、11年経過したワインゆえ、ちゃんとデキャンタージュはした。

裏面のエチケットによると、カベルネ・ソーヴィニヨン 56%、メルロー 27%、カベルネ・フラン 17%という配合。メルローの柔らかさ、カベルネ・フランの青さがうまく熟成してきており、これが香りに深みと高貴な印象を与えているのかな。

このワインの本当の真価はもう数年待ってみないと解らないだろうね。もうあとは残り3本。普通には日本国内では入手も難しいので、しばらくの間、この3本はセラーで保存する。


車もワインも仕事も、伝統とその伝統を創り上げた先人に対して敬意を払うことはとっても大事。レガシーを飲み、そして自分のこの20年を考えた夜。いろいろあったなあ~ そういや僕の会社もさ、一応1988年創業だから、なんと20周年なんだよね~

いろいろ想うことのある夜。ソノマの銘酒『レガシー』の高貴な香りに包まれ、心地よくも複雑な酔い心地な夜。人生を振り返らせるようなワインだな~ レガシーを産んでくれたカリフォルニア・ソノマの大地に感謝!

今週も激務だった~ 土曜の夜は今週もよく働いた自分へのご褒美! 焼肉とワインのお店『三幸苑』で自分を解放!

1ヶ月くらい前、ここでレイシスのワインを見つけた。レイシスと言えば、「ラ・ターシュ」に挑むスーパースパニッシュとして『レイシス1』をリリースしている。こんな造り手のワインを置いているお店はかなり珍しいと思い、それ以来、また行きたいとずっと思ってた。そして期待していた通り、今夜もこの三幸苑で素敵なワインと出会えた!

ジャン・ルイ・トゥリブレ L'Alba
今夜は南仏、ルーションのワイン、ジャン・ルイ・トゥリブレの『L'Alba 2005』を開けた。もちろん初めて飲むワイン。カリニャングルナシュシラーを組合わせたまさに南仏のワイン。果実味の凝縮感が素晴らしく、そして何より香りが華やか! 抜栓して15分くらい経つと自席の回り半径1mくらいに香りが舞い上がっているような広がりを見せた。実にスムーズで官能的なワイン。自然農法で造られる。夏野菜のサラダ、そして大トロ牛にぎりなどと素晴らしい組合わせ。

このワイン、僕の大好きなミュージカル役者、市村正親篠原涼子のご主人)の演技を想わせる。彼はそこにいるだけで華がある。そんな華やかな香りを感じさせるワイン。彼の演じるミス・サイゴンのエンジニア役は素晴らしい。そんな華やいだ香りに自分の気持ちも高揚し、そして疲れを忘れさせてくれた。

ドメーヌ・マ・ド・マルタン キュヴェ・シナルカ
これを味わっていたらソムリエが珍しいワインを試飲させてくれた。やはり南仏のワインで、ラングドックで造られるドメーヌ・マ・ド・マルタンの『キュヴェ・シナルカ』。もちろん初めて知るワイン。シラーグルナッシュで構成されるんだけど、これは先程の実に南仏らしい L'Alba とは違い、もっと複雑な香りと味わい。ボルドーワインのような森の草木の香り、ミントやユーカリ、ハーブ系の香りなどがして、非常に奥深いワイン。こんな南仏のワインは初めて飲む。このワインも L'Alba 同様、自然農法により造られているらしい。ブドウの皮をしゃぶっている時のようなタンニンの渋味がわずかにあり、これまたボルドーっぽい。でもちゃんとシラーの個性を出してるんだよね~ このワインはほんと、奥の深~い凄いワイン。ビックリです。世の中、いろいろな造り手がいるもんだ。次回はこれをちゃんと1本飲んでみたいと思う。時間と共にかなり変化するように思うしね。

このお店では、ワインを活かすためか、岩塩で食べる焼肉の種類が豊富。普通の焼肉屋と違い、塩による下味は付いてなくって焼いてから自分で岩塩を付ける。また、焼いた後にレモンを付けない。また、タレで焼く焼肉もタレが甘過ぎず、ワインとの相性を考えて造られてる気がする。最後にダシ味が素晴らしいクッパで締めくくった。


1週間働いて疲れた体と心を素晴らしい南仏のワインと美味しいお肉で癒した夜。そして今週の疲れをリセットし、また来週へ向けてのスタートを切った夜。働くエネルギーをもらった夜!

料理も素晴らしいし、そして未知のワインとの遭遇も素敵! こんな夜を演出てくれたお店に感謝!

今、日本の景気自体もかなり減速・縮退してるけど、その日本で経営する僕の会社も中々大変。そんな中でも頑張って僕&会社を心から支えてくれる頼もしいメンバーがたくさんいる。だから僕も頑張れるんだけど、金曜の夜はそういった心強いメンバーの中の二人を誘って飲みに出た。一人は事業面を中心に経営全体に関して僕を永きに渡って支えてくれる幹部スタッフ。もう一人は財務面での僕の支えとなってくれてる幹部スタッフ。

このメンバーで3人揃って飲むのは超久しぶり。お互いに忙しくて中々余裕はない。出掛けた先はお気に入りのワインレストラン『アバスク』。アバスクに来るのもちょっと久しぶりかな~ このところ、地方出張や韓国出張などがあり、あまり落ち着いて東京で飲んでない。

最初に夏らしいさっぱりとしてガブガブ飲むようなスペインの白ワインを開けた。銘柄は酔っぱらって忘れた~

マルケス・デ・グリニョン スンマ・バリエタリスそして、その後に開けたスペインの赤ワインがすごかった! 開けたのは、マルケス・デ・グリニョン侯爵がラ・マンチャで造る『スンマ・バリエタリス 2003年(SVMMA VARIETALIS)』。

何がスゴイって、いろいろスゴイ! まず、もちろんワインとしての味がスゴイ。ものすごく果実味が凝縮していて濃いワイン。でも嫌らしさはまったくなく、舌触りはわりとシルキー。いかにもスペイン中部の暑い地域で造られたワインって感じがする。スパイシーさはあるんだけど、でも柔らかい。絶妙のバランス。

そして次にスゴイのは、このワイン、この夏に日本へ初登場! 6月にスペイン大使館が開催した商談会で紹介されたワインらしい。ネットでも売ってない。

そしてもっとすごいことは、スペインでいうワインの格付けは、普通は地域指定となるんだけど、このワインの格付け(D.O.)は、1つの地域ではなく、なんと1つのワイナリーを格付けとして承認するという画期的なもの! つまり、マルケス・デ・グリニョン侯爵がラ・マンチャで営んでいるワイナリー限定の認定です。「ドミニオ・デ・バルデプーサ(Dominio de Valdepusa)」という指定名称になってる。シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルドというユニークなブレンドで造られるこのワイン、バスク地方の料理を出すアバスクにはピッタリ。

 

素晴らしいワインを飲みながら、僕を心から支えてくれている二人とゆっくり話した夜。こうやって頑張ってくれる人がいるんだから、僕も経営者として頑張らないと! ファイト~~!

フランシス・コッポラ ディレクターズ・カット
三連休最後の夜は、前夜に続いてコッポラ!

彼はつい最近、そう、2006年にカリフォルニアはソノマの地にブドウ畑を買い増した。

その新しいワイナリーを記念したのがこのワイン『フランシス・コッポラ ディレクターズ・カット ピノ・ノワール 2006年』。

コッポラ監督は、ワインメイキング(ワイン醸造)とフィルムメイキング(映画製作)はカリフォルニアの発展の中で生まれた二つの偉大な芸術であると考え、その両者へのオマージュとしてこのワインを造ったと、書いてる。


ゾーエトロープ

エチケットもとってもユニーク!


帯状になったものがボトルに巻かれている。これは「ゾーエトロープ」という、連続した静止画を回転させて動画に見せる19世紀に発明された世界最初の動画装置をイメージしていると帯の上に英文で書かれている。

そしてその説明に続き、「このソノマのシグネチャーワイン、"ディレクターズ・カット”は、映画製作の歴史と、そして偉大なワイン造りと偉大な映画製作に必要な妥協しないアメリカの伝統、これらに敬意を表したワインです。」と書かれている(ちょっと私の訳が怪しいので後ろに原文を付けます!)。


コッポラさん、このワインは相当な想い入れを持って造ったようです。 

ディレクターズ・カット
 開けてみると、実に果実たっぷりの凝縮感の高いワイン。とっても華やかです。

ただただ、ひたすらに”旨い!”の一言です! もちろん2006年と若い分、老練な枯れたワインとはまったく違うし、艶っぽいけどブルゴーニュのグランヴァンなどとは異質の世界。

例えが難しいけど、あえて言うなら、若いけど妖艶な小悪魔のような女性のイメージ。


皆さん、この4月~6月に放映されていたドラマ『パズル』って見てましたか? 阿部寛仲間由紀恵で有名になった『トリック』の続編的なドラマで、これまで清純派として活躍してきた若手女優、石原さとみがちょっと悪賢い小悪魔的な艶気をまき散らして主演をしてる。


この「パズル」の中での石原さとみ演ずる鮎川美沙子役のイメージがピッタリ! いままではお子チャマ系過ぎて僕には視界にも入らなかった女優さんだけど、今回の役は艶っぽかったな~

上記の公式サイトに「秘蔵写真」のコーナーがあります。ちょっとこの写真の中では中々このワインに最適なイメージはないんだけど、「白鮎川」というコーナーの左から5番目がちょっとだけ近いかな。同僚教師の大道先生や今村君という生徒に色目を使うシーンとか、まさにこのワインのイメージです。今村君が鮎川先生の悪事をチクリそうになると、「今村く~~ん!」と艶気たっぷりに言うシーンがピッタリこのワイン!

解るかな~? このセリフのシーンを秘蔵写真コーナーに掲載してくれてればよかったんだけどね~

ドライヴェルモット&スイートヴェルモット ハーフ&ハーフ
見てない方はDVDでどうぞ! 9月26日発売です。(ちなみに、この秘蔵写真コーナーの「白鮎川」はいい先生を演じているところ、「黒鮎川」は悪い女を演じているところ)

ということで、今夜もコッポラにメロメロにされた夜でした。

メロメロついでに食後にミッシェル・クーブレイの造るシェリーを飲み、そしてさらにドライヴェルモットスイートヴェルモットのハーフ&ハーフをシェーク&ロックで造り飲んでしまい、心身ともにメロメロになってしまった夜でした。

コッポラの才覚に乾杯!

 

<エチケットに書かれた原文>
This graphic band is a replica of a 19th century original used in a device called a Zoetrope(zoe life , trope movement) , which produced the illusion of a 'moving picture' from static once. 

This signature Sonoma wine -Director's Cut- pays homage to the history of file-making and to the uncompromising standards necessary to make great films and great wine.

今夜は映画「ゴッド・ファーザー」や「ワン・フロム・ザ・ハート」で有名なフランシス・コッポラ監督が造るワイン、『フランシス・コッポラ ダイヤモンド・シリーズ ブラックラベル クラレット 1999年』を開けた。

フランシス・コッポラ ダイヤモンド・シリーズ ブラックラベル クラレットコッポラ監督は1975年、ワイナリーを開設している。1985年から今や銘酒と言われるプレミアムワイン『ルビコン』をリリースし、一躍ワイン界でも有名になった。この『ダイヤモンド・シリーズ ブラックラベル・クラレット』はコッポラ監督の造るスタンダードなワイン。カベルネ・ソーヴィニヨンが主体で若干カベルネ・フランやメルローなどが混ぜられている。

このワイン、初めて購入した頃は、かなりバニラフレーバーを主体とした甘い香りが強く、カリフォルニアっぽさを感じた。でも何かさ、これって根拠のない単なるインスピレーションかもしれないけど、その時、10年とか熟成させると素晴らしいワインになるんじゃないかと思った。今から考えてもそう判断した理由はよく解らない。その当時は僕はまだそれほどワインに詳しくはなかった。そしてそれから我がセラーにて、長~い熟成が始まる。

10年待って飲むと自分に誓ってセラーの入れたんだけど、あと1年が待てず、今夜開けてしまった。開けた瞬間の香りから、もう初めて飲んだ時とは明らかに違う世界に旅立っていることが解った。まずはテイスティンググラスで味わう。う~ん、予想は当った! 素晴らしい熟成!

そして、次いでリーデルボルドー・グランクリュのグラスを用意し1杯飲んだ。深い森の奥の静けさと木々の香り、森の下生えやミント、ユーカリのようなハーブ香、どれをとってもスーパーボルドーって感じの味わい。

そしてここでデキャンタージュした。これはちょっと微妙。一気に温度が上がった。このまま自然にゆっくりと飲んでも良かったかも。若い頃に比べ、かなり繊細なワインになったんだな~ グラスや温度は十分に気を使う必要がある。

今夜は氷を入れたクーラーバックにタオルを厚~く何枚も敷き、急激に冷やすようなことがないようにし、その上にデキャンタを乗せて微妙に温度を調整した。ちょうど15~18度くらいがキープ出来たと思う。

夏場は自宅では温度管理は難しい。家族の手前、まさかレストランのようにジャケット着用でちょうどいいような温度まで室温を下げることは出来ないしね。でもそうやって細かく気を使ってあげればあげるほど真価を発揮するような、本当に繊細なワイン。たぶんまだまだ熟成しそう。

前半はタコの刺し身とハムで味わい、後半のメインの料理はカニのクリームパスタ。ソースと絶妙なバランス。当時バニラフレーバーが強く明らかにカリフォルニアという味わいだったワインが、たぶん今だとかなりの人がボルドーと答えるであろう、何とも素晴らしい熟成を果たした。感動のワイン!

カリフォルニアの場合、フランスに比べ日照が強く、その分ブドウの糖度が上がり、結果としてアルコール度数がフランスに比べて1~2%高くなりがち。同じフレンチオーク樽で熟成してもアルコール度数が高い分だけ、若いうちはカリフォルニアワインの方がバニラ香が強く出るような気がする。

確かにカリフォルニアのテーブルワインクラスでも、しっかりとした造りのワインは10年とか熟成させると素晴らしく昇華することはこれまでにも何度も経験している。今夜のワインもまさにその通りに昇華してる。

僕はコッポラのワインが好きだ。プレミアムクラスの『ルビコン』は1989年と2002年を持ってるし、このクラレットは1999年があと1本、そして2000年が1本ある。監督は今でもブドウ畑の奥に住んでいると言う。コッポラ監督が愛情をかけて育んだワインを味わう夜。人も10年経つとかなり熟成する。人もワインも時間を無駄に過ごさず常に前に向かって時間を過ごすことが重要。そんな事をこのワインが教えてくれる。

このワイン、いまネットで見ると2005年、2006年が売られてるけど、3,000円程度。僕が1999年を買った頃は確か2,000円代だった。そのワインをきちんと熟成させると、今夜のようにしっかりとした艶っぽいワインに昇華する。ボルドーの1万円近いワインと勝負出来る状態と思う。

ワインも人も、その成長や熟成は何とも気の遠くなるような話だけど、いつかは必ずや昇華する。そう信じて生きていると楽しいよね! 皆さんは1999年、何をしてましたか? そしてそれから9年経って、いまどうですか? こんな事を考えながら飲むのもワインの楽しみ~

金曜日は経営者として大先輩のお二方とディナー。場所は大好きな京都野菜懐石とワインの店、銀座の『美登里』。お二人ともビジネスでの成功者であり、改革者であり、そして人格者でもあり、すべての会話が勉強になることばかり。活きた授業とはまさにこのこと!

シャサーニュ・モンラシェ パスカル・シャロン ラ・グラン・ウルス キスラーそのお二人と最初に飲んだのは、前菜に合わせアングラーダ・ドゥレジェの造る『シャサーニュ・モンラシェ プルミエクリュ』。爽やかで、かつコクがある。アーモンドの香り、蜜のような妖艶な華やかさ、しっかりとしたミネラル感など、どれをとっても素晴らしい白ワイン。飲み始めの常温に近い状態、途中の冷えた状態、最後にもう一度温度がやや上昇した状態と、3つのシャサーニュ・モンラシェの顔を見ることができた。幸せ~

続いて大将のお薦めに従い、脂の乗った本マグロの刺し身などに合わせ、コート・デュ・ローヌの超レアなワイン、北斗七星という別名があるパスカル・シャロンの造る『コート・デュ・ローヌ ラ・グラン・ウルス』を開けた。エチケットに本当に北斗七星が描かれている。

初めて知り、そして初めて飲むワイン。シラーとグルナッシュの凝縮感が素晴らしい。これはかなり深く奥行きのあるワイン。果実味がグッと凝縮されていて濃い。それもオーパス・ワンのような濃さじゃなく、自然の美とも言うべき果実味の濃さ。

あまりに珍しいワインゆえ、家に帰ってネットで調べてみた。造り手のパスカル・シャロンはフランス国内でも知る人はほとんどいないらしい。元々は友人と家族のためだけにワインを造っており、店で売っていないのはもちろん、看板もなく電話もないおばあちゃんの家の倉庫で造っている。1999年からごくわずかに販売用を造り始めてるようで、年間の生産本数は今でもわずか4,000本。月の満ち欠けによってブドウの収穫時期を決めたりするビオ・ディナミ法(いわゆる自然農法)で造られるワイン。ブドウは予想に反してグルナッシュ50%、ムールヴェードル22%、シラー19%、カリャン9%とグルナッシュが多かった。飲んでみた感じとしてはシラーの方が多いと思ってたんだけどな~

それにしても素晴らし過ぎるワイン。本当の意味での「濃いワイン」とはこういうワインを指すんだと思う。ネットではガレージワイナリーと書かれてたけど、こういう小さなワイナリーの自然な出来栄えの作品を飲むのは本当に幸せなこと。しかしこんなレアなワインを持ってる美登里の大将はやっぱりどっか変態だよね~~(^J^) スゴ過ぎる!

そしてワイン好きな我々3人は、最後にさらにもう1本、鱧(ハモ)とアワビのしゃぶしゃぶに合わせ、カリフォルニアのスーパーなワイナリー、『キスラー』のピノ・ノワールを開ける事にした。

このキスラー、カリフォルニアの地で白ワインでモンラッシェ等のフランス・ブルゴーニュの名門ワインを超えようと挑戦してきたワイナリーで、既に現在、ブルゴーニュに勝っているとも言われるカルトなワイン。そのキスラーの造る超レアなピノ・ノワール。

これは開けてビックリ! 僕らだけじゃなく、美登里の大将もビックリ! ブルゴーニュの名門の赤ワインそのもの。これ、ブラインドテイスティングしたら、間違いなくヴォーヌ・ロマネと答えると思う。白だけじゃなく赤ワインでもブルゴーニュを超えたのか、キスラー!!

カリフォルニアの地でブルゴーニュを超えるピノ・ノワール造りと言えば『カレラ』が有名。このカレラとキスラー、甲乙付け難いなあ~ というか、両方とも貴重過ぎて、そしてキスラーは入手難ってこともあって、両者を並べて比較するなんてことは中々出来ない。我が家にはカレラはいろいろな畑のストックがあるけど、さすがにキスラーは持ってないしね。いつか両方を並べて比較をしてみたいな~

あっ、この美登里は大将に一杯献呈する事を約束すればワインは持ち込めるんだった! 僕がカレラを持ち込み、大将にはキスラーを提供してもらえば両者揃い踏みで楽しめるね~ いつか企画しよう~っと!

と、気付けば3人のオヤジは3本の美味しいワインを飲んですっかり幸せ顔! そして若輩者の僕は大先輩お二人に可愛がっていただき、恐縮至極です。

美味しい料理と素晴らしいワインと両先輩との素敵な会話。このどれもが何物にも代え難い貴重な夜。こんな場を設けてくださった先輩経営者に深く感謝です。

火曜日、僕の会社では7月度の取締役会があった。6月の株主総会で若手が一人、新たに取締役に選任されたんだけど、今日はその彼の「役員会デビュー」となった!

期待の若手は僕らの期待に違わず、初回から十分に彼らしさを出してくれた。役員会デビューを記念(!?)して、いつもの僕のナイショのバーで乾杯をした!

フランシス・タナヒル ピノ・ノワールまずは1本目はオレゴンの大好きなワイナリー、フランシス・タナヒルピノ・ノワール。我が家にも在庫してる。同じ2003年を3月に自宅で飲んでるんだけど、その時に比べてずっとまろやかに思えた。その時は多少のシラーのようなスパイシーさも感じたんだけど、今夜飲んで見るとかなりブルゴーニュ風。明るい色と華やかな香りに酔う。サム・タナヒルシェリル・フランシスのオシドリ夫婦が作る”素敵な”という表現がピッタリのワイン。

続いては、これまた大好きなワイン、カリフォルニアはナパの名門、ベリンジャーナイツヴァレー・リザルブの2004年を開けた。ベリンジャーは自宅にいろいろな種類や年代のものを20本以上ストックしているほど大好きなワイナリー。古いものでは1985年、1986年なども持ってる。

ベリンジャー ナイツヴァレー・リザルブ今夜のベリンジャーは2004年とまだ若い分、サラッとしたところがあり、ベリンジャーらしい深みがもう一歩ではあるけど、ともかく理屈抜きに美味しいワイン。樽香もまだやや軽いけど、でも奥が深い味わい。

ベリンジャーは時間と共に素晴らしい熟成をする。その昔、輸入元が変わる時に1998年のワインが多量に安値で放出された際にまとめ買いをした。もう残り5本なんで大事に飲んでるけど、これなどこの10年で素晴らしい熟成を遂げた。ともかく潜在能力の高いワイン。この2004年も2014年頃が楽しみ。

今日役員会デビューを果たした彼も今夜のベリンジャー同様、まだ若い。でもベリンジャー同様、既にしっかりとした自分の世界があり力強い。熟成にはもう少し時間がかかるんだろうけど、2014年、今夜のベリンジャーが飲み頃を迎える頃には、きっと経営者として円熟期に入るんだろうな~~と、ものすごく期待している。そして彼だけじゃなく、彼の世代の活きのいい連中をもっともっとどんどん経営層に引き上げていくこと、それがこれからの僕の大きな仕事なんだろうな~と思う。

期待の若手の素晴らしいデビュー戦に乾杯!!

土曜の夜のメインのワインはこれ、ピュスガン・サンテミリオンのワイン『シャトー・リゴー』。

シャトー・リゴー長女が産まれた年、1995年。初めて36本入るワインセラーを買ったのもその頃。子供の生まれた年のワインをストックし、毎年誕生日が来るごとに1本ずつ開けようと思い、数年後、1995年のワインが出回り始めたのを見て買い込んだ。でもその頃は、ボルドーとか、ブルゴーニュという地名程度の知識しかなく、シャトーのグレードとかそんなことはあまり細かくは知らなかった。

酒屋で手ごろな値段のボルドーワインをいろいろ買ってストックした。後年、シャトー・パヴィとかシャトー・ランシュバージュシャトー・グロリアなど、1995年のストックに相応しいワインも増やしたけど、でもまだ我が家のセラーにはその当時に買い付けた格付け無しの1995年のワインが何本かある。

それからワインに大きくハマること10数年。格付けワインじゃないボルドーワインが時を経てどう熟成するか、どう変化するかは興味深い。今夜は子供の誕生日でも何でもないけど、1995年のシャトー・リゴーを開けてみた。

かなり枯れた味わいだ。もしかすると微妙にピークを過ぎているのかもしれない。とても強く深い樽香、しっかりとしたタンニンの渋味、誰がどう飲んでも間違いなくボルドーと言うであろう、トラディショナルなボルドーの造り。何度か書いているように、最近のボルドーは評論家を意識してオーパスワンのような濃さを目指して造ってきているところも多いんだけど、このシャトー・リゴーはまさに伝統的なボルドースタイル。

本当の名門ワインで、かつ保存状態がよければ、13年でこの枯れ具合にはならないかもしれないけど、でも深い森の奥、洞窟の中とかに入ったような静けさと時間が止っているかのような空気感など、とても素晴らしい。

知識のない頃に買い集めた格付けなしの1995年、1997年(次女の誕生年)のワインを飲んでしまうか保存を続けるかを判断するために1本サンプリングで開けてみたんだけど、それなりの熟成は間違いなくしており、かつあの頃のレガシーな造りは今では捨て難く、当面は保存しようと思う。

そしてあの頃初めて購入したフォルスターの36本入りワインセラーは、いま、僕の手元を離れ、僕の経営する会社の次世代の経営を担ってくれるであろう若者の家にある。いま、どんなワインがあのセラーに入ってるのかわからないけど、そこに入ってるワインが熟成する頃、きっと彼も円熟した経営者になって僕の会社を引き継いでくれるに違いない。

心とワインでつなぐ伝統とビジネス。シャトー・リゴーを飲みながらそんな事を想った夜。そして1995年に生まれた長女は中学一年になった。僕も歳をとるし、子供は大きくなるし、成長を続けるし、そしてワインは熟成を続ける。

そしてワインは開けるたびに、その時代に自分が何をしていたかを想い出させてくれる。僕の1990年代前半は、仕事はどん底だった。1995年、先が見えるかどうか、ほんのチラッと先が見えたかもしれないと想い出した頃。そんな1995年。

そしてその頃、僕はジャズに狂っていた。特にビル・エバンスのレアな音源、海賊版とかの蒐集では相当なものだったと自負している。

そんな時代があって今の自分がある。いろいろな事を思い起こす夜。こういうのもワインの楽しみ。

金曜日は前期頑張って収益貢献した子会社の社長のご家族を招いてのディナー。奥様と長女がいらっしゃった。場所は僕の行く限りの都内最高のフレンチ、『ロアラブッシュ 1999』。名手・中嶋料理長が造るフレンチは、爽やかで繊細で香しいフレンチ。ワインも繊細なブルゴーニュがいい。

ヴォーヌ・ロマネ ・エルミタージュ ニュイ・サン・ジョルジュ
まずはドミニク・ローランの造る『ヴォーヌ・ロマネ 1996年』からスタート。子会社の社長と僕が知り合った年、それが1996年。日本で最初のデジタル放送が開局する際にいろいろといっしょに血みどろになって仕事をした仲。その年のワインを開ける。何とも深~い気分。ちょっと枯れ始めた感じもある褐色がかったというかエンジ色というか、何とも艶っぽい色合いで飲む前から心を魅惑する。

続いては、ドミニク・ローランの造るヴォーヌ・ロマネがあまりに良く出来過ぎていたので選択に困り、ソムリエの吉田さんとも相談し、あえてフランスの本流、ボルドーやブルゴーニュを離れ、南仏・エルミタージュへと向かった。シラーから造るしっかりとした1997年のワイン。僕とその社長が知り合って2年目、デジタル衛星放送に関する大きなプロジェクトを抱えて頑張っていた年のワイン。お料理にちょうどカレー粉を隠し味に使ったものが出たので、それを考えてもブルゴーニュを続けずエルミタージュへ行ってよかったと思う。凝縮感も高く素晴らしいワイン。

最後にもう1本、名手、エマニュエル・ルジェの造る『ニュイ・サン・ジョルジュ 2004年』。若々しく躍動感あるフルーティーな味わいに心躍る。色も明るめで華がある。

子会社の社長は昨年1年、本当に事業に心血注いで頑張った。今夜はせめてもの慰労といういことで、奥様とお嬢様をお迎えしスペシャルディナーを開催したけど、会話も料理もワインもとっても楽しく盛り上がった夜だった。美味しい料理と美味しいワインは会話を弾ませる。素晴らしい夜だ~

木曜の夜、長年にわたり「スローフードの会」と称して集まっているお客様との会食があった。毎回、交互に幹事となり、相手をもてなす。接待したりされたりのこの世の中、多少の利害関係はないわけじゃないけど、それを紐付けず美味しいものをゆっくり味わうというこのスローフードの会、もう2000年からだから8年目。お互いに忙しいので年に1~2回の開催だけど、でもやっぱり継続は力なり。この8年でずいぶんいろいろな店に行った。

今夜は 日本版ミシュランで話題になった和食の雄『かんだ』。カウンター8席と個室が1つのみの小さな割烹。大将が自分の手の届く範囲でやっているのが素晴らしい。ミシュランに掲載されても何ら姿勢は変わらない。

シャトー・タルボ リュショット・シャンベルタン モンラッシェそしてここは大将のワインのコレクションがすごい! 今夜もワインの選択は悩ましかった。客人が「最初はまったりとしたバターっぽい感じの白ワインから!」とおっしゃるので、まずはモンラッシェからスタート。造り手は記録出来なかった。最初はちょっと冷え過ぎた感があったのでそのままワインクーラーから出してもらい温度を上げた。でも温度が上がると逆にちょっと酸が強く出過ぎて、状態としてはもう一歩。本当にいい状態のモンラッシェなら、常温に近付くともっとバターっぽい香りとナッツやアーモンドのような味わいが染み出してくるんだけどね。香りは素晴らしかっただけにわずかに残念。でも美味しかった。「かんだ」は淡く奥深いダシの味わいを活かした料理が多いだけに、このような繊細なワインはよく合う。

続いてはブルゴーニュ。名手、アルマン・ルソーの造る『リュショット・シャンベルタン クロ・デ・リュショット モノポール 1996年』。ブルゴーニュでは、畑は地域の造り手何人かで共同所有する場合が大半。その中で、頑に自分で単一所有している畑をモノポールと言う。素晴らしい熟成感と果実味、枯れる前の輝き、艶っぽい色や香りなど、どれをとっても超一流。素晴らしい料理と素晴らしいワインが並んだ。一同、ただただ感動~~

そして最後にあと一口飲み足らなかったので、ボルドーはサンジュリアンの歴史あるワイン『シャトー・タルボ』のハーフボトルを開けた。中世のフランス vs. イギリスの100年戦争の際のイングランド将軍ジョン・タルボ伯爵に由来する伝統あるシャトー。締めの鰻に最高の組合わせとなった。鰻の脂とワインの樽香やタンニンの渋味が絡み合い、素晴らしい世界!

毎回このスローフードの会は素晴らしい料理とワインと会話が、時間の経過と日々の喧騒を忘れさせてくれる。我々が見失いがちな事を想い出させてくれる夜。そして久々に心を解き放った夜~

月曜の夜から水曜日まで、韓国に行ってきた。米国産牛肉問題に端を発したデモ騒動で治安が心配だったんだけど、取り合えず大きな騒ぎには巻き込まれなかった。唯一、訪問した大手放送局、MBCがストを決行していたようだ。放送局のストとは、こりゃすごい~

20080708-B.jpg月曜の夜、羽田空港からの最終便、アシアナ航空で飛んだ。アシアナ航空の機内食が悲惨だった~ 白いご飯に一口のお魚のおかず、それにキムチとなぜかロールパン。量が超少ないし、キムチと白米にロールパンって何か変だよね~ ホテルに23時頃に着いたんだけど、ビジネス街のド真ん中のホテルで、見た感じ回りに何もない。超ヒモジイ夜。実際には翌日仕事で動いてみれば、ホテルの裏手にコンビニがあったんだけどね。当夜は発見出来なかった。

火曜の夜は写真の通り、日本だと鉄板焼きで出てくるようなお肉を食べた。幸せ~ このレストラン、ワインセラーがあってかなりワインが揃ってたんだけど、アテンドしてくれた韓国人の方が焼酎党だったので、ずっと韓国焼酎だった。

20080708-S.jpgちなみに韓国の焼酎は積極的に調味料とか甘味料とか入れて味を造るんだって! 日本の焼酎は素材臭いとか言われた~ ちょっと心外。焼酎バー「眞平」を経営するほど焼酎好きな田崎真也さんにぜひ戦って欲しいな~

そして、なぜか韓国の焼酎はみな、裏面にきれいな女性が入ったエチケットが貼られてる。これはそういうもんなんだってさ~ 日本の感覚からすると超不思議。魔王や森伊蔵の裏面にアイドル系の写真って、日本はちょっと有り得ないよね~~!

ベルジェラック レ・シャルム水曜日のJALの最終便で日本に戻ってきたけど、やっぱり日本の航空会社は安心出来る。イクラの乗ったご飯でワインを飲んだ。フランスはボルドーの南、南西地方と分類されるベルジェラック地区のワイン、『レ・シャルム』がミニボトルで出て幸せだった~ 決してプレミアムクラスなワインじゃないけど、キムチ漬けの毎日の後に飲むと天から湧き出た命の水のごとく美味しかった。渋味が少ない軽やか、まろやかな味わい。

ちなみに、この日はソウル市内はどこもかしこも大渋滞。空港の出国検査場に入ったのが15分前、機内に入ったのが5分前。さすがに国際線で5分前の搭乗は初めて。冷や汗~

ハンバーグ キノコソース
日曜日の夜は翌日からの仕事を考えると何となく気忙しい。毎度、なんか落ち着かない。でも
今夜は中学1年の長女がハンバーグに挑戦したのでハイテンション! キノコをたっぷり使ったスープ仕立て。

 このソースに合わせるワインをずっと夕方から考えてた。結論は、ゴッドファーザーで有名なフランシス・コッポラ監督がナパで造る銘酒『ルビコン 2002年』。

ルビコン
ルビコン』とは、古代ローマ帝国の将軍カエサルが「賽(サイ)は投げられた」という言葉とともにルビコン川を渡ったという逸話に基付く「背水の陣」を表す「THE CROSSING OF THE RUBICON」(ルビコン川を渡る)」にちなんで名づけられてる。コッポラ監督の想い入れが解るワイン。

我が家には1989年物が何本かあり、昨年、行き付けの銀座の京料理の店の5周年記念パーティーにも持ち込み好評を博した。そのルビコンの2002年。1年くらい前に1本開けたんだけど、ちょっとまだ飲んでしまうには惜しく、もう数年は熟成と思ってた。

さて、今夜のルビコン 2002年。これはすごい! シルキーな感じで超柔らかいんだけど、舌から喉に落ちる時にタンニンの渋味を森の森林浴のような香りと共にごく軽く感じる。すごくデリケートなんだけど、かつスケールの大きさも感じるワイン。

デキャンタージュし、リーデルの一番大きなボルドー・グランクリュのグラスで飲んだんだけど、それでもやはり開くにはかなり時間がかかり、1時間を経過した頃より本当に深く、重く、崇高なワインに昇華した。

このルビコン、1989年があと2本、そして今夜飲んだ2002年が2本。今度こそ封印し、長期熟成した姿を見てみたいと思う。コッポラ監督は本当にこのナパ・ラザフォードのブドウ畑の中で暮らしているらしい。いつかは訪問してみたい。

いま、僕の経営する会社もいろいろ大変な時期。

    「THE CROSSING OF THE RUBICON」

ルビコンを飲み、不退転の決意で前に進んでいく自分の想いを再確認した夜。今夜はコッポラ監督から勇気をもらった夜だ。