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現地時間で2015年11月13日(金)の夜9時20分頃、パリ連続テロが発生! これ、日本時間だと14日(土)の午前5時20分。実は僕は土曜の深夜便でパリに飛ぶ事になってた。なので朝から大騒ぎ!

いろいろ考えた末、日本政府から渡航禁止令が出てなかったので、予定通りに飛んだ。

現地に着いたのが15日(日)の明け方。ホテルに入って仮眠し、昼に様子を見に街に出てみた。

そしたら驚くことに、二階建ての観光バスは満員だし、

パリ 連続テロ 二階建ての観光バス

オペラ座の前の階段にはいつも通りにカップルが多数。

パリ 連続テロ オペラ座
パリ 連続テロ オペラ座

オペラ座そばのラーメン屋さんでは、家族連れが並んでた。

パリ 連続テロ

何とも景色は普通の世界。日本の報道が過敏過ぎるのか!?


パリ La Corail

スタッフはみな僕を覚えてくれてた。

パリ La Corail

昨年も何度も食べたお気に入りのオニオングラタンスープ鴨のコンフィを食べ、1年前の素敵な記憶に浸る。

パリ La Corail
パリ La Corail

そしてテロ直後ゆえ、英語の通じないスタッフたちにGoogle翻訳で哀悼の意を伝え、ご家族や友人が無事かと聞いてみた。1人だけ、友人が巻き込まれたって人が居て、何ともリアクションのしようが無かったな〜

シャンパンは泡がくるくると立ち上り香りを吹き上げ、そしてポコンチーニチーズを使ったトマトのサラダは体に良い味この上ない。

パリ La Corail
パリ La Corail

開けたワインは日本からはまったく情報の無い「Jacques d'Orville Bourgogne Hautes Cotes de Beaune」。このワインはピノ・ノワールだけど、ピノにボジョレー・ヌーヴォーで使われるガメイを混ぜたものなどをリリースしてる独特なワイナリーらしい。

Jacques d'Orville パリ La Corail
Jacques d'Orville パリ La Corail

2日目も業界のパーティーを終えた後、遅い夕飯はここLa Corail

パリ La Corail

去年も驚嘆した巨大なワイングラスを模したデキャンタでゆっくりと空気に触れさせて飲むシャプティエシャトーヌフ・デュ・パプは、まさに美しいという言葉以外出てこない。

パリ La Corail

チーズと牛ヒレのステーキでワインを味わう幸せ!

パリ La Corail
パリ La Corail

不謹慎な表現かもしれないけど、とてもテロから3日目とは思えない空間。

パリ La Corail

3日目、4日目は接待ディナー。

ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

ハリー・ポッターと賢者の石」の賢者、ニコラ・フラメルが実際に住んでいたという400年前に建てられたパリ最古の家の中で営まれている素敵な素敵なレストラン「Auberge Nicolas Flamel」に二日続けて行った。

ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel
ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

昨年に続き、地下にあるヒストリカルなワインセラーを見学させてもらう。

ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

少しジメッとして湿度があり、そして冷んやりとするこの空気がワインには最高なんだと思う。ここに住みたいくらい!

ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

お料理も繊細で美しものばかり。

ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel
ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

素敵なお料理の数々は写真を見て下さい。

ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel
ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel
ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

Auberge Nicolas Flamel初日のワインは、昨年もここAuberge Nicolas Flamelで飲んだ18世紀から続くペサック・レオニャンの老舗「シャトー・プメイCHATÉAU POUMEY) 1995年」。デキャンタージュしてゆっくりと20年の時を覚醒させる。

シャトー・プメイ CHATÉAU POUMEY ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel
シャトー・プメイ CHATÉAU POUMEY ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

シャトーも凛としていて歴史的文化遺産な空気を感じる。

シャトー・プメイ CHATÉAU POUMEY ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

続いてもう1本、「HERMITAGE Epsilon 2004年」。これはまったくの初物。

カーヴ・ド・タン Cave de Tain HERMITAGE Epsilon ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

エルミタージュで3番目に大きな畑を持つというカーヴ・ド・タンCave de Tain)が2つの畑から手摘みして、そして選りすぐったブドウから造った一品。わずか製造は1,100本だそうで、アジアには30本しか入ってないとネットに書いてあった。

シラー 100%なれど、シルキーでボルドー右岸系と見間違うかの如き素晴らしいワイン。エクセレントという表現はまさにこういうワインのためにあるんだと思う。

カーヴ・ド・タン Cave de Tain HERMITAGE Epsilon ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

このCave de Tainはレセプションセンターも非常に美しく、ぜひ訪問してみたいものです。

カーヴ・ド・タン Cave de Tain HERMITAGE Epsilon ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

翌日も米国のVIPを招いてAuberge Nicolas Flamelで会食。

ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

僕らは早めに入り、ソムリエのジェロームとワインの段取りを綿密に打ち合わせ。

ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

アメリカ人は迫力あるな〜 何と7人で6本の豪快な飲みっぷり!

ハリー・ポッターと賢者の石 賢者 ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

乾杯のシャンパンは、独立系で老舗のデュヴァル・ルロワDuval-Leroy)のスペシャルキュヴェ「キュヴェ・デ・ロワCUVÉE DES ROYS)」のマグナムボトル。迫力満点! そしてエチケットの美しさも満点だし、建屋もゲストルームもお洒落です。

デュヴァル・ルロワ Duval-Leroy キュヴェ・デ・ロワ CUVÉE DES ROYS
デュヴァル・ルロワ Duval-Leroy キュヴェ・デ・ロワ CUVÉE DES ROYS

1859年にシャンパーニュ地方コート・デ・ブラン地区南のヴェルテュ(Vertus)に立ち上げた由緒あるデュヴァル・ルロワと400年前に建てられた賢者、ニコラ・フラメルが住んでたヒストリカルな家で営むレストラン「Auberge Nicolas Flamel」の組み合わせは凄いな〜

また右端の「SERRE ROMANI」も日本には入っていないと思われる珍しいワイン。地域はラングドック・ルーションMauryという村。写真の若夫婦が営んでるらしい。

SERRE ROMANI

グルナッシュ 100%の果実味溢れるまさに南のワイン。地中海が透けて見えるかのような印象のワイン。

そして最終日、帰国の日はランチをホテル前のLa Corailで。

昼から大好きなコート・ロティを開ける。ャプティエLes Bécasses 2011年。こりゃ快感!!

コート・ロティ シャプティエ Les Bécasses パリ La Corail

相棒とオニオングラタンスープ、鴨のコンフィ、牛ヒレのステーキをシェアし、コート・ロティを味わう幸せ。

パリ La Corail
パリ La Corail
パリ La Corail
パリ La Corail

最後の最後にLa Corailに来れて良かった!

テロ当日の深夜に飛び立ったパリへのこの旅は、一生記憶から消えることはない深い旅となった。さ、エスプレッソを飲んで日本に帰るよ!

パリ La Corail
僕がアルバムをプロデュースした名ピアニスト・湊孝夫さんが昨年7月に亡くなった。葬儀には共演したグラミー賞受賞トランペッター、ランディー・ブレッカーも弔辞を寄せてくれた。

湊孝夫 ランディー・ブレッカー

世界のランディー・ブレッカーから弔辞が来るほどのピアニストをプロデュースできて幸せです。

湊孝夫 ランディー・ブレッカー Randy Brecker I'm Glad There Is You
湊孝夫 ランディー・ブレッカー Randy Brecker I'm Glad There Is You
湊孝夫 ランディー・ブレッカー Randy Brecker I'm Glad There Is You

1月18日に新宿の"J"にて「ピアニスト 湊孝夫さんを偲ぶ会」が開催された。

湊孝夫

生涯3枚しかアルバムを残さなかった湊孝夫さんの3枚中の2枚をプロデュースした僕が本来はこの会を企画して取り仕切らなくっちゃいけなかったんだけど、残念ながらできず、ミュージシャンの方々にお願いしてしまい、名ドラマー、木村由紀夫さんが幹事をして下さいました。

湊孝夫

会場には入りきれないほどのミュージシャンが集まった。そしてその中でも僕がプロデュースした湊孝夫さんの1枚目のアルバム「I'm Glad There Is You」の出演者が集まり、湊孝夫さんのピアノパートだけは代役を立てて演奏をしてくれた。

 サックス:佐藤”ハチ”恭彦
 ベース:山口雄三
 ドラムス:吉尾公弘

湊孝夫 ランディー・ブレッカー Randy Brecker I'm Glad There Is You 佐藤”ハチ”恭彦 山口雄三 吉尾公弘
湊孝夫 ランディー・ブレッカー Randy Brecker I'm Glad There Is You 佐藤”ハチ”恭彦 山口雄三 吉尾公弘

その他、多数のミュージシャンが登場し故人を偲びました。

湊孝夫 細野義彦 ジャンボ小野
湊孝夫 春日井真一郎 小西勝

私も挨拶に立たされたけど、万感の思いでした。

湊孝夫さん、安らかに!

湊孝夫 ランディー・ブレッカー Randy Brecker I'm Glad There Is You 佐藤”ハチ”恭彦 山口雄三 吉尾公弘 成重幸紀 塩本彰 高橋信之介 片山圭一朗 ハートノート HeartNote湊孝夫 I'll Be Seeing You
いや〜、世の中何が起こるかわかりません。9月も末の水曜日、突然ミズーリ州のカンザスシティってところに行くって話になって、午後にチケットを取って、そして木曜日には飛び立ちました。いくらなんでもこんな急な海外出張は初めて。

カンザスシティ DELTA デルタ航空

旅行会社と細かい話をする間もなく成田に向かい、飛行機に搭乗する。カンザスシティまでの直行便はないので、今回はミネアポリスというところでトランジット。

カンザスシティ DELTA デルタ航空

そもそもミネアポリスってどこ?、って感じです。空港に降り立つと、写真の通り、ミネソタ州だそうだ。

ミネアポリス ミネソタ州

で、遥々カンザスシティには同日、木曜日の午後に着いた。夕暮れ前の景色が美しい。

ミズーリ州 カンザスシティ

ディナーはホテルのすぐそばに偶然だけど超素敵なレストランを発見! その名も「The American Restaurant」。

カンザスシティ The American Restaurant
カンザスシティ The American Restaurant

ここはレターセットなどの世界最大手、ホールマーク社直営のレストラン。ものすごく高級感のある造り。上の写真の上段左上の明るい部分をよく見ると、ホールマーク社のロゴが見えます。

お料理はせっかくなのでこのレストランのフラッグシップなコース「CHEF'S EXPERIENCE」というものにしてみた。

カンザスシティ The American Restaurant
カンザスシティ The American Restaurant

まずはオレゴンのスパークリングワイン「アーガイルARGYLE) ブリュット」で無事カンザスシティに着いたことに乾杯!

アーガイル ARGYLE カンザスシティ The American Restaurant

泡が口の中で弾けて旨味を拡散するのが快感!! アーガイルはスパークリングが有名だけど、ピノ・ノワールやシャルドネ、リースリングなども造ってるウィラメット・ヴァレーでは老舗のワイナリー。

アーガイル ARGYLE オレゴン

お料理は、まずはメニューには書いてないアミューズからスタート。

カンザスシティ The American Restaurant
カンザスシティ The American Restaurant

冷製スープはトマトをベースだったかな? ちょっと記憶が怪しい、、、

さて、お料理一品目は、「caviar yogurt」と書かれている。たっぷりのキャビアが贅沢だね〜 アーガイルのスパークリングと良く合う。

カンザスシティ The American Restaurant

そしてここでソムリエと議論をし、ワインを選んだ。このレストラン、カリフォルニアの古い年代のプレミアムワインがたくさんある! そして何と、ワインリストがiPadだった! iPadのワインリストはシンガポール以来だな〜

選んだのは、大好きなドミナスDominus)の何と、1987年!! 1987年と言えば僕の会社の創業前年。何とも古い27年物。

ドミナス Dominus カンザスシティ The American Restaurant

ワクワクしながら抜栓する様子を眺めてた。

ドミナス Dominus カンザスシティ The American Restaurant

静かにデキャンタージュし、時の静寂から開放させる。

ドミナス Dominus カンザスシティ The American Restaurant

何ともうっとりするような香りが立ち上がる。素晴らしいワインです!

ドミナス Dominus カンザスシティ The American Restaurant

二品目のお料理は「lobster melon」と書いてあるが、何がメロンだかよく解らないね。でもロブスターはプリプリで旨味たっぷりだった。

カンザスシティ The American Restaurant

三品目は「oyster sabayon」。sabayonとは、ネットで調べると「サバイヨン:卵黄と砂糖を温めながら混ぜ、酒でのばしてクリーム状にしたもの(砂糖を入れずに仕立て、ソースとすることもある)」とある。まさにその通り、生ガキにサバイヨンが載せてあり、そしてさらにイクラまで乗ってる。超豪華な逸品。

カンザスシティ The American Restaurant

四品目は「matsutake salmon」とあるが、松茸がそのままこちらでも通じるらしい。松茸にサーモンを合わせるとは、何ともアメリカン。

カンザスシティ The American Restaurant

五品目は「foie blueberry」。そう、カリフォルニアでは禁止になり食べられないフォアグラです。

カンザスシティ The American Restaurant

ここでタイミング良くソムリエが現れ、定番なフォアグラにソーテルヌを提案してきた。そう、甘めのソースで仕上げられることの多いフォアグラには、甘いワインがよく合う。

カンザスシティ The American Restaurant

フォアグラを含んだ口内にソーテルヌを流し込む。時空間を超えた素敵な世界が口と心と身体の中に広がる。最高に幸せな瞬間。

カンザスシティ The American Restaurant

六品目は「potato buttermilk」。クリームソース的なものの中に小振りなポテトが入ってる。このおソースがドミナスとよく合う。

カンザスシティ The American Restaurant

七品目は「duck egg」。

カンザスシティ The American Restaurant

この写真じゃ何が鴨だか解らないね。いま、当日からジャスト1ヶ月後にこのページを書いてます。着いたその夜でウルトラ時差ボケ中ってこともあるし、ちょっと記憶が怪しいな〜

さて、お料理はまだ続く。八品目は「black bass okra」。そう、ブラックバスです。ブラックバスは湖とかの釣りではよく聞くけど、あまり日本では食べないよね。淡水魚です。琵琶湖などだと他の魚の生育に害を及ぼすとして駆除の対象になったりしてるよね。

カンザスシティ The American Restaurant

okuraと書いてあるけど、写真上の物体がオクラを加工したもの。

最後、九品目は「beef chanterelle」。chanterelleとは、日本ではアンズタケと呼ばれ、アンズ(アプリコット)の香りを持つそうだ。下の写真のような茸です。

chanterelle アンズタケ

お肉はフカフカに柔らかく、アメ牛とバカに出来ない。旨味たっぷり。ドミナスとも最高の組み合せ。

カンザスシティ The American Restaurant

そしてデザートにはポートワインを用意してもらった。1985年物のヴィンテージポートです。そりゃもちろん、美味い!!

カンザスシティ The American Restaurant
カンザスシティ The American Restaurant

それにしても何とも素敵なレストランです。来ている他のお客様たちもみな高級そうな方々。

帰る前にワインセラーやパーティールームなどを案内してもらった。日本でもここまで素敵なレストランは限られるな。素晴らしいです。

カンザスシティ The American Restaurant
カンザスシティ The American Restaurant

グランド・シェフ、michael corvinoに感謝です!

こうして突然飛び出してったカンザスシティの1日目が終わりました。明日から何が起きるのか、この時は予想も付きませんでした。

続く
今日は珍しく(笑)、ちょっと真面目にワインな話題です。

最愛なるワイン『パルメイヤーPahlmeyer)』。僕が2001〜2002年、カリフォルニアワイン専門のワインバー&レストラン『cure』に手を染めてた頃のうちの店のイチオシのワインがパルメイヤーだった。

そしてマイケル・ダグラスデミ・ムーア主演、1994年の映画『ディスクロージャーDisclosure)』で事件の切り札にシャルドネが使われた事でも有名になった。このリンクに英会話のレッスンにピッタリな感じで脚本の和訳が出てますのでご覧あれ。

今も自宅にメリタージュ(ボルドーブレンド)の1995、1996、1998〜2001をストックしてる。特に1998〜2001の4ビンテージはかなり数量も持ってる。それほど愛するパルメイヤーが次なる進化を遂げたらしい。
(写真はオーナーのJayson Pahlmeyerと娘でマーケティング担当のCleo Pahlmeyer

Jayson Pahlmeyer
Cleo Pahlmeyer

ホームページを見ると、『Pahlmeyer 6.0』と書かれてる。WEB 2.0同様、Pahlmeyerが次の世界へ展開した事を示している。

この『Pahlmeyer 6.0』、ワインメーカーの歴史に依る。

初代:Randy Dunn

Randy Dunn

ケイマスCaymus)で70年代後半に名声を浴び、パルメイヤーの他、ラホタLa Jota)、そしてフィリップ・メルカミッシェル・ローランなど8人の著名なワインメーカーの共同プロジェクト「ロング・シャドウズLong Shadows)」などで活躍し、今は自身のワイナリー「Dunn Vineyards」を主宰しているワイン界の重鎮。


2代目:Bob Levy

Bob Levy

ロンバウワーRombauer)、メリーヴェイルMerryvale)、そしてBill Harlanと知り合って共同で立ち上げたハーラン・エステート、その姉妹ブランドのボンドなどなど、Randy Dunnに劣らぬワイン界の巨匠。


3代目:Helen Turley

ヘレン・ターリー Helen Turley

ご存じ、ヘレン・ターリー。彼女の時代にパルメイヤーはグッとメジャーに登り詰めた。艶っぽいピノで有名なピーター・マイケルPeter MichaelラホタLa Jota)、そして弟のLarry Turleyが主宰しているオールド・ヴァインのジンファンデルの名門ターリーTurley)など、彼女もナパの売れっ子ワインメーカー。僕の店でもターリーはジンファンデルではイチオシのワインだった。


4代目:Erin Green

エリン・グリーン Erin Green

パルメイヤーでずっとヘレン・ターリーの助手を勤めていたエリン・グリーンパルメイヤーの4代目ワインメーカーに就任し、直近までやっていたはず。ヘレン・ターリーからエリン・グリーンに代わった時にエチケットが赤から白に変わった。


で、「Pahlmeyer 6.0」ですが、最近、エリン・グリーンから二人の若者にスイッチをしたらしい。それが写真のKale AndersonBibiana González Rave女史の二人。右端はオーナーのJayson Pahlmeyer

Pahlmeyer 6.0 Kale Anderson Bibiana González Rave Jayson Pahlmeyer

Kale Andersonは大好きなテラ・ヴァレンタインTerra Valentine)で活躍し、また自身のKale Winesというワイナリーも持っているらしい。写真からするとまだ若いね。

Kale Anderson Pahlmeyer 6.0

Bibiana González Rave女史はフランスでコート・ロティなどの名門で仕事した後にカリフォルニアに移動し、オーボンクリマAu Bon ClimatキュペQupe)、ラ・クリマLa Cremaなど、ピノの名門で仕事してたらしい。

Bibiana González Rave Pahlmeyer 6.0

早くこの二人の若者の造る「Pahlmeyer 6.0」を飲んでみたいものです。

と、大好きなパルメイヤーの進化を期待しつつ、僕がワインバーをやっていた僕自身の中での第3の青春時代のワイン「パルメイヤー 1998年」を開ける夜です。

パルメイヤー 1998年 Pahlmeyer

もうここまで円熟して来ると家庭料理には合わせ辛く、今回は無理を言って麻布十番の素敵なフレンチ「ルエ ヴェル ロールに持ち込ませていただきました。1週間以上前に持ち込み、お店のセラーで静かに休ませておきました。

ルエヴェルロール パルメイヤー Pahlmeyer

パルメイヤーの1998年、グラスで香りを嗅ぐだけで、ふ〜っと深遠なる深みと冷涼なる空気が流れ込む。目をつぶればそこは森の奥深く、湖の畔。木々の間から抜けて見える空はどこまでの碧く澄んでいる。周囲には木々と草のハーブ香がいっぱい。

ルエヴェルロール パルメイヤー Pahlmeyer

そんな世界が目の前に開けます。う〜ん、やられちゃうとはこの事!

ルエヴェルロール パルメイヤー Pahlmeyer

合わせるお料理は、パルメイヤーの深さを考え、メインはお魚とお肉ではなく、2つお肉にしてみた。鶏と牛です。

ルエヴェルロール パルメイヤー Pahlmeyer

ルエ ヴェル ロールのお料理はパルメイヤーにまったく負けることなく奥行きの深い味わいを表現してる。

お料理とワインのマリアージュ、本当に素敵な世界。

ルエヴェルロール パルメイヤー Pahlmeyer

パルメイヤーのファーストリリースが確か1986年。28年を経過してさらに進化する「Pahlmeyer 6.0」を想像しながら1998年の素敵なパルメイヤーを飲む。何とも素敵で贅沢な時間が流れます。

素晴らしいこの場を演出して下さったルエ ヴェル ロールさんに感謝です!
皆さん、パラシュートPARACHUTE)を知ってますか? 腕利きのスタジオミュージシャンが集まって1979年に結成されたスーパーバンド。寺尾聡の「ルビーの指輪」の編曲と演奏によりこの曲をレコード大賞にまで仕上げたことでも有名。

そんな彼らの決済35周年記念ライブがあった! 場所はビルボード東京

パラシュート PARACHUTE ビルボード東京

いや〜、もう言葉にならない。

懐かしきメンバーは以下の通り。

 松原正樹(G)

松原正樹 パラシュート PARACHUTE ビルボード東京

聖子ちゃんも明菜ちゃんもみなお世話になったスーパーセッションギタリスト。先日、プロ生活35周年記念ライブのアルバム「松原正樹 35th Anniversary Live at STB139/21 NOV 2013」がリリースされた。2枚組の2枚目の「松原正樹WORKSメドレー」が最高。

松原正樹 35th Anniversary Live at STB139/21 NOV 2013

近藤真彦の「愚か者」から始まり、中森明菜「北ウィング」、平尾昌晃・畑中葉子「カナダからの手紙」、ユーミン「中央フリーウェイ」、松田聖子「渚のバルコニー」、松山千春「長い夜」、キャンディーズ「微笑がえし」、荻野目洋子「六本木純情派」、松任谷由実「真珠のピアス」、さだまさし「案山子」、山口百恵「さよならの向こう側」、松任谷由実「冷たい雨」、松田聖子「瞳はダイアモンド」、松任谷由実「ANNIVERSARY」、松田聖子「恋人がサンタクロース」と続く強烈なメドレー。もう涙が出るほどの演奏です。私世代の皆さんは、ぜひこのライブ盤はご購入を!

 今剛(G)

今剛 パラシュート PARACHUTE ビルボード東京

松原正樹と二人して日本中のポップスのギターを担当して来た偉人。最近は福山雅治さんのバックバンドとしてツアーが忙しい。

 井上鑑(Kb)

日本のポップス界で1番の売れっ子アレンジャー。今は福山雅治さんのバンマス&ミュージックディレクターとしてツアーが忙しい。そして「井山大今」でも元気にやってる!

 安藤芳彦(Kb、Vo)

安藤芳彦 パラシュート PARACHUTE ビルボード東京

安藤芳彦パラシュートの後いくつかのバンドを経て、その後は作詞家として活躍しているらしい。提供した歌詞は800以上とか。提供してる相手を見ると凄い! 古い順に川島なお美、工藤静香、中山美穂、西田ひかる、早見優などなど。

 マイク・ダン(B)

マイク・ダン パラシュート PARACHUTE ビルボード東京

マイク・ダンパラシュートと平行してこちらもスーパーなロックバンド、「SHŌGUNショーグン)」を立ち上げてた。テレビドラマ『俺たちは天使だ!』の主題歌「男達のメロディー」、松田優作主演のドラマ『探偵物語』の主題歌「Bad City」、エンディングテーマ曲「Lonely Man」などをSHŌGUNショーグン)でやってる。

 斉藤ノヴ(Per)

パラシュートの前は細野晴臣、鈴木茂、林立夫、松任谷正隆という蒼々たるメンバーのバンド「ティン・パン・アレー」でバックに入ってたり、パラシュート後は中西圭三、西田ひかるのプロデュースをするなど、幅広い活躍をしているパーカッショニスト。

 林立夫(Ds)

上記の「ティン・パン・アレー」にも参加しているスーパードラマー。パラシュートの後は一時実業家として活動していたとの話もあるらしい。


さあ、開演!! 往年のヒット曲が連発する! 炸裂する! 爆発する!

もう開演早々、大好きな大好きな「HERCULESからスタート! 1曲目から僕のテンションは振り切りです!! ここで血管切れて死んでも後悔ないほどの感動です。

パラシュート PARACHUTE ビルボード東京

哀愁漂う素敵なヴォーカル曲「SYLVIAでのマイク・ダンの渋いヴォーカルに涙しそうになる。

いや〜、いいね〜〜〜

ワインは、これまた懐かしのワインです。僕がワインバーに手を染めてた頃の一押しワインの1つ、「サン・シュペリ」のソーヴィニヨン・ブラン。こんなワインにビルボード東京で出逢えるとは!

サン・シュペリ パラシュート PARACHUTE ビルボード東京

サン・シュペリは想い入れの深いワイン。自分たちのワインバーでもそうだし、亡くなった母の10年祭の夜サン・シュペリのメリタージュを飲んだ。

想い入れの深いパラシュートのライブに想い入れの深いサン・シュペリ。素敵な夜です。

パラシュート PARACHUTE ビルボード東京

ライブは最高潮に盛り上がり観客がみな総立ちの中、アンコールが2回あってもう場内アナウンスが「本日の演奏は終了致しました。お会計は・・・」と流れ照明も点灯する中、アンコールを求める手拍子が止まず、ついに再度メンバーが出て来た!!

パラシュート PARACHUTE ビルボード東京

もう曲はすべて奏り尽くしていて、斉藤ノヴが「もう1回聴きたい曲は?」ってみんなに聞くから、僕は大声で「HERCULES」を主張した。他にもHERCULESを叫ぶ人、多数!

パラシュート PARACHUTE ビルボード東京

みんなの声が通り、HERCULESが再演された。オープニングとはテンションの違う松原正樹の気が狂わんばかりの熱狂的なソロで素敵な素敵なパラシュートの35周年のライブは幕を閉じました。パラシュート、最高!!
2013年10月10日、最愛のナイショのバーが10周年を迎えました! 飲食で10年続けるって、本当に大変な事。僕もカリフォルニアキュイジーヌ&ワインの店を仲間とトライしたけど、3年持たなかった。

ザ・プリズナー ナイショのバー
毎年、10月10日のアニバーサリー前後にはお祝いのワインを持って駆け付け、そしてそれはプレゼンとして渡し、店では別にワインを1本開け、それをマスターたちにもシェアして祝う。

ここまでの贈呈ワインを並べてみた。

9周年:メルボルンで買い付けて来たマーガレットリバーのワイン『ワンターナ・エステートWantirna Estate)』のカベルネ・フラン&メルロー

8周年:2003年のレイミー(ドミナスを造ったデビッド・レイミー氏のプライベートワイナリー)

7周年:ヴィアデアの”V”の2001年(プティ・ヴェルド主体の珍しい物)

ザ・プリズナー ナイショのバー
6周年:ダリオッシュの2003年のカベルネ・ソーヴィニヨン(日本へ輸入が始まったのファーストヴィンテージ)

5周年:スペインの地からラ・ターシュを目指した『レイシス1

いずれも想い出深いものばかり。それと同時に、その時期の僕のMyブームがわかるな〜

今年のプレゼンとは、昨年7月に訪問したシエラフットヒルズで日本人女性・市ノ瀬千代さんが立ち上げたシエラムーンのジンファンデルを買い付けて造られてるナパのオリン・スウィフトORIN SWIFT)のフラッグシップ、『ザ・プリズナー』です。

ザ・プリズナーはジンファンデル主体で、他にカベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、プティ・シラーなどが混ざってる。

ガッツリと重いけれど深みがあり、そして人間味のあるワイン。

オリン・スウィフト ORIN SWIFT
プリズナーとはその名のごとく「囚人」や「捕虜」という意味で、エチケットもそんな感じだけど、別の訳で言うと、“虜(とりこ)”というのもある。

ザ・プリズナー、まさにこのワインの虜になるという意味だろうね。素晴らしいワインです。

最近、日本へも正規輸入が始まったらしい。昨年7月のシエラムーンから帰国した直後はまだ未輸入で、銀座のマルグリット・マリーのマダムがロサンゼルスからハンドキャリーで持ち込んでくれた。

ナパには写真の通りのお洒落なテイスティングルームがあるそうです。行ってみたいね〜

さて、まずはグレン・ロセスの1999/クーパーズ・チョイスのハイボールから。旨味がたっぷりの素敵で妖艶なるハイボールです。

グレン・ロセス 1999/クーパーズ・チョイス ナイショのバー

続いては、大好きなストラスアイラのトワイスアップ! これまた艶っぽくって上手い!

ストラスアイラ ナイショのバー

エチュード ナイショのバー
そして今年の乾杯のワインはこれまでの周年でも何回も開けた大好きなピノ、エチュードです!

果実味、土の香り、ごく軽い血の香りや獣臭、喉の奥を通過する時にフッと感じるタンニンの渋み、これらのバランスが素晴らしいワイン。

妖艶なるマダムが横に寄り添うかのごときワインです。

お野菜たっぷりのグラタン、そしてこれまたお野菜たっぷりのパスタと健康的なプレートに敬愛するエチュード、素敵な組み合せです。

普通、これらのお料理を見ると白ワインと言いそうだけど、エチュードはお野菜系のお料理にもぴったりと合う。何とも柔らかく、そしてしなやかなワイン。

エチュード ナイショのバー 10周年
店内はまさに10周年を祝うお客さんで満員。僕は入り口側のカウンターの端に座ったんだけど、反対側に知人が何人か居たようなんだけど混んでて見えなかった。

それほどまでに盛り上がったナイショのバーの10周年です。

そしてこの10年、僕の栄枯盛衰のすべてがこのナイショのバーで癒されて来た。僕の人生に無くてはならない場所。

さ、来年は11周年。そして気付けばあっという間に20周年となっているといいね!

ナイショのバー、最高です!
友人のヴォーカリスト、東野純直さんがデビュー20周年記念ライブを開催した。もちろん駆け付けたさ!

東野純直 大野陸 田中亮輔 内田敏夫 桜田泰啓 大野陸 片山遼
いや〜、素晴らしいライブでした。場所は原宿アストロホール。ホールのWEBを見る限り、席数は400席とかなり箱としては大きい。どれだけ入るのか?

でも僕のそんな心配はまったく無意味だった。開場時間には既に入場者の列。整理券番号で順番に入場。いや〜、満席です!

ライブの中身も最高でした。バックバンドのメンバーも素晴らしい。僕は全員初めてこの場で知る方々だったけど、本当に上手いしノリが最高! 日本のミュージシャンの層は厚いね〜

Loading myself 東野純直
特にドラマーの大野陸さんは強烈だったな〜 ベーシストの田中亮輔さんと大野陸さんのコラボにより会場がうねり出すほどのグルーヴ感を引き出した。

ギタリスト兼コーラスの内田敏夫さんのギターもテンション高く最高!

そうだ、それこそスティーヴ・ルカサー率いるTOTOのようなタイトで、厚みがあって、そしてホットなサウンド。

この素敵なバックバンドに乗って東野純直さんは実にのびのびと楽しげに歌っている。素晴らしいライブです。

GOLDEN☆BEST 東野純直〜アーリーシングルコレクション〜
最後に東野純直さんが可愛がってる後輩歌手二人、大野瞬さん(ドラマーの大野陸さんのお兄さん)と片山遼さんがアンコールの後のさらなるファイナルアンコール、東野純直さんのデビュー当時のヒット曲「君は僕の勇気」の時に登場してジョインし、会場は大盛り上がり。

東野純直さんの12作目のアルバム『Loading myself』は大好きでよく聴いてるけど、明るさと、切なさと、寂しさと、いろいろな顔を持って表現する、その表現力には感動する。今夜の歌声も素敵だった!

かつて所属したテイチク、東芝EMI、ソニーミュージックなどの会社の枠を超えた形で『GOLDEN☆BEST 東野純直〜アーリーシングルコレクション〜』がソニーミュージックから出ていてこれも素敵。これからもう一華、咲かせて欲しいな〜

マム コルドン ルージュ ブリュット
終って仲間と軽く飲みに街に出ました。この辺りはあまり地の利がないので、予め何軒かのワインバーをリストしておいた。入ったのは、スタッフが全員女性というワインバー。

ライブの後半、ず〜っと立ち続け、手拍子し続けで喉がカラカラだったので、今夜はワインじゃなくシャンパンにしよ〜って事になった。


残念ながらお店のサービスレベルはダメダメだったけど、ま、それでもマムはとっても美味いので、ともかくライブの後の清涼感は満たせた。

今夜は東野純直さんのデビュー20周年を祝う本当に素敵な夜です。おめでとう! マムで祝杯です
青山牛彩 安慶名泰夫
この1年半、韓国のパートナーと一緒に1つのビジネスを立ち上げてきた。5月末にその最低限の成果が出たことを踏まえ、彼らが来日した。

ディスカッションを繰り返し、次のサクセスに向かって一緒に同期を取って突き進むことを取り交わし、ディナーへ向かう。

時はサッカーワールドカップへの最終予選な夜、そう、日本 vs. オーストラリアな夜です。

まさかのその事態を予測せず、韓国勢のホテルを渋谷のど真ん中に取ってしまった。ハチ公口は警察に封鎖されてた。

青山牛彩 安慶名泰夫
そんな夜のディナーは、盟友であり現在の日本料理界を引っ張るアイアンシェフ、安慶名泰夫シェフ率いる鉄板焼き『青山牛彩』。

それもシェフの計らいで個室鉄板焼き!

韓国勢4名、僕を含む日本勢2名、計6名で個室で鉄板を囲む夜。

青山牛彩 安慶名泰夫 モエ・シャンドン ロゼ
そんな夜、日韓合作のプロジェクトに対して大きなビジネス確定の電話が舞い込んだから、会食会場はてんやわんわの大騒ぎ!

ここまで本当に苦労してこのプロジェクトは進んで来た。昨年は計25回の渡韓。今年も既に15回の渡韓。

それがようやく実って大きな大きな成果が出た!!

この喜びを分かち合うため、モエ・シャンドンのロゼを開けてみんなで乾杯!!

こんなにシャンパンって美味かったのか〜、と思うほどの美味さ!

やっぱり何かの成果が出た後の祝いのシャンパンっていいね〜〜

後は写真を見てつかわさいな。

青山牛彩 安慶名泰夫

青山牛彩 安慶名泰夫 ニュートン
素晴らしい鉄板焼きのオンパレード!

後半、特上のサーロインの合わせ、ワインはナパの銘酒『ニュートン』へと進む。

特上の牛肉の絶妙な脂と肉の甘みに絡むニュートンの果実味。この組み合せはもう麻薬のよう。

この世の物とは思えない世界が目の前で展開する。

素敵な夜です。

明日からの更なる発展を期し、店の前でみんなで記念写真を撮った。真摯に頑張っていればいつかは成果が出る。それを身体で実践した面々による熱いディナーでした。

青山牛彩 安慶名泰夫

ありがとう!

青山牛彩 安慶名泰夫
クレンデネン・ファミリー・ヴィンヤーズ プティ・ヴェルド ジム・クレンデネン オーボンクリマ サンタバーバラ
2012年1月17日の夜、僕が足を大ケガする前夜、ニューヨークのホテルにて、大好きなオーボンクリマジム・クレンデネンが個人名義、クレンデネン・ファミリー・ヴィンヤーズでリリースするプティ・ヴェルドを飲んだ。

今夜はそのレア物、クレンデネン・ファミリー・ヴィンヤーズに再会した夜です! おまけにニューヨークで飲んだのは2004年、今夜のヴィンテージは、何と、2002年!

今年1月に仕事でサンタバーバラに行った際オーボンクリマテイスティングルームにちょっとだけ立ち寄れ、そこで買い付けてきたもの。

もうこれは完璧なまでのスーパーボルドーなテイスト。

深みがあってとてもプティ・ヴェルドとは思えない。

そんな素敵なワインを盛り立てる今夜のジャズは、ジェイ・レオンハートの『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』。

ジェイ・レオンハート  ベニー・グリーン ジョー・コーン Jay Leonhart フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン クレンデネン・ファミリー・ヴィンヤーズ プティ・ヴェルド ジム・クレンデネン オーボンクリマ サンタバーバラ

ベースのジェイ・レオンハートをリーダーに、ピアノにはオスカー・ピーターソンの後継者と言われるベニー・グリーン、ギターにはジョー・コーンというドラムレスのトリオ。

軽やかに、そして時にベースを軸にして渋く迫る素敵なジャズアルバム。”作品”と呼ぶのが相応しい。

ジェイ・レオンハート Jay Leonhart Joe Cohn Ted Rosenthal ニュージャージー・ジャズフェスティバル

ジェイ・レオンハート フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
この3人によりトリオの写真は探せなかったけど、ベースがジェイ・レオンハート、ギターはジョー・コーン、そしてピアノだけがアルバムとは違ってテッド・ローゼンタールというメンバーでの写真を見付けました!

2007年のニュージャージー・ジャズフェスティバルでの写真です。

素敵なジャズを聞きながら、クレンデネン・ファミリー・ヴィンヤーズプティ・ヴェルドを飲んで痛ましい昨年1月の大ケガを想い出し、ちょっと複雑な想いの夜です。

でも、ともかくワインもジャズも今夜は芸術的だな〜 いずれも素晴らしい”作品”です。最高!
プティポワン 北岡尚信 Petit Point 広尾フレンチの名門中の名門、広尾のプティポワン

ホテルオークラ出身の北岡尚信氏が日本のフレンチの先駆けとして1977年にオープンし、そして35年続いて惜しまれながら2011年3月に幕を閉じた素敵なフレンチです。

最後の数年は、息子の北岡飛鳥さんが1階でカジュアルフレンチ、2階でお父さんが本格フレンチをやっていた。4〜5年前に2階に行ったのが最後かな〜

で、久しぶりにプティポワンが懐かしくなりネットで検索していたら、何と、関係者がお皿などもそのまま暖簾分けで引き継いでプティポワンを実質的に継続しているという情報に辿り着きました!!

ルヴォワール Revoir プティポワン 安部将任 清水邦英 北岡尚信
そのお店は、プティポワンでソムリエをしていた北岡シェフの甥っ子の安部将任さんとプティポワンのスーシェフだった清水邦英さんがやっている素敵なフレンチレストラン『ルヴォワールRevoir』。

お料理も、プティポワン名物だったフォアグラのテリーヌなど、あの当時の人気メニューをそのまま出しているとか!

Revoirとは、フランス語で「再会」という意味だそうで、そう、あの懐かしいプティポワンな世界との再会という事!

あまりに気になったので、ちょうど客人と食事をする予定があったので、喜び勇んで行って来ました!

雰囲気も何かあの頃を感じさせる。佇まいも素敵。

ルヴォワール Revoir プティポワン 安部将任 清水邦英 北岡尚信

まずはアミューズに一口のハムなどが出て、前菜は、客人はプティポワン伝統のフォアグラのテリーヌ、僕は「フランス・ロワール産ホワイトアスパラガスのフイエテ オレンジのムースリーヌ」というものを。ホワイトアスパラガスは大好物です!

ルヴォワール Revoir プティポワン 安部将任 清水邦英 北岡尚信 フォアグラのテリーヌ

一口ずつお互いに相方のお料理を食べてみたけど、ほんと、フォアグラのテリーヌはあの頃のまま!

ルヴォワール Revoir プティポワン 安部将任 清水邦英 北岡尚信 ホワイトアスパラガスのフイエテ

そして僕のホワイトアスパラガスは旬な柔らかい味わい。深みのあるソースで極上の逸品。

続くスープは、「生姜のロワイヤル コンソメ流し」。深い味わいのフレンチ・コンソメの中に生姜の香りが素晴らしい。

ルヴォワール Revoir プティポワン 安部将任 清水邦英 北岡尚信 生姜のロワイヤル コンソメ流し

写真では解りづらいと思うけど、下に茶碗蒸しのような薄い卵の層がある。その上にコンソメが流し込まれている。これは力作!

ルヴォワール Revoir プティポワン 安部将任 清水邦英 北岡尚信 トリュフ入りホタテ貝のムースを纏った真鯛の白ワイン蒸し アメリケーヌソース

お魚料理は、客人が「トリュフ入りホタテ貝のムースを纏った真鯛の白ワイン蒸し アメリケーヌソース」、

ルヴォワール Revoir プティポワン 安部将任 清水邦英 北岡尚信 オマール海老のグリル 3色ピーマンの燻製バターソース

シャトー・マルキ・ド・テルム Chateau Marquis de Terme ルヴォワール Revoir プティポワン 安部将任 清水邦英 北岡尚信
そして僕が「オマール海老のグリル 3色ピーマンの燻製バターソース」。

頬が落ちるほどの美味さは言葉では伝えられません。写真を見てね!

ここまでをグラスのシャンパンと白ワインでペアリングしたんだけど、メインのお肉料理を前にして、ここで赤ワインの登場!

選んでもらったのは、ボルドーの格付け第4級、マルゴー村の中ではシャトー・マルゴーに次ぐとも言われる『シャトー・マルキ・ド・テルムChateau Marquis de Terme) 1988』。ヴィンテージは僕の経営する会社の創業年。

見ての通り、シャトー自体も美しい。

シャトー・マルキ・ド・テルム Chateau Marquis de Terme

ルヴォワール Revoir プティポワン 安部将任 清水邦英 北岡尚信 和牛とリードヴォーのポワレ トリュフ風味のカプチーノソース
実に柔らかい大人のワイン。メルローが入る分、ボルドー左岸でも穏やかで柔らかい。とっても上品なワイン。

さて、メインのお肉料理。こちらは客人共々「和牛とリードヴォーのポワレ トリュフ風味のカプチーノソース」を選びました。

柔らかく優しい味付けの和牛にリードヴォー。トリュフ風味のカプチーノソースも素敵!

ルヴォワール Revoir プティポワン 安部将任 清水邦英 北岡尚信 和牛とリードヴォーのポワレ トリュフ風味のカプチーノソース

柔らかいワインとお肉の味わいとソースの味付け。それらが組み合わさって素敵なサンクチュアリな世界を創り出している。

幸せな空間です!

ルヴォワール Revoir プティポワン 安部将任 清水邦英 北岡尚信 爽やかな柑橘のテリーヌ アールグレイのソース

そしてデザートも素敵! 客人は「爽やかな柑橘のテリーヌ アールグレイのソース」、

ルヴォワール Revoir プティポワン 安部将任 清水邦英 北岡尚信 パッションフルーツのムース パピヨン仕立て

シャトー・マルキ・ド・テルム Chateau Marquis de Terme ルヴォワール Revoir プティポワン 安部将任 清水邦英 北岡尚信
僕は「パッションフルーツのムース パピヨン仕立て」。

いずれも爽やかな逸品。フレンチの脂分を洗い流すかのような爽快な味わい。

あの頃大好きだったプティポワンに再会できた喜び。これは一言では言い表せないほどの至極の幸せ。

素敵な夜です!

ルヴォワール』が末永く続きますように!