ワインのある生活: 2013年5月 Archives

ペリエ・ジュエ Perrier-Jouët  ベル・エポック Belle Époque フローラルエディション2004 エミール・ガレ 東信
今夜はディープに客人と語る夜。場所は大好きな和とワインの世界『RANSENはなれ』。

お気に入りの一番奥のソファー席に座り、まずはシャンパンから。

開けたのは、名門ペリエ・ジュエPerrier-Jouët)の『 ベル・エポックBelle Époque)』の限定ボトル“フローラルエディション2004”。

昨年200周年を迎えたペリエ・ジュエの渾身の力作。

この素敵なボトルは1902年にフランスのアール・ヌーボーを代表する芸術家エミール・ガレによってデザインされたんだけど、直後に第一次世界大戦が始まってしまったこともあり、ずっとお蔵入りになり、1969年、ようやく陽の目を見た。

アネモネ ボタンイチゲ 牡丹一華 ペリエ・ジュエ Perrier-Jouët ベル・エポック Belle Époque フローラルエディション2004 エミール・ガレ 東信
可憐な花、アネモネ(和名:ボタンイチゲ/牡丹一華)の白い花を描いたボトルが飲む人の心を魅く。

ちなみにベル・エポックBelle Époque)とは、フランス語で「良き時代」。フランスでは、主に19世紀末から第一次世界大戦勃発(1914年)までのパリが繁栄した華やかな時代、及びその文化を回顧して用いられるそうだけど、まさにその時代を代表する芸術家エミール・ガレに敬意を表しての命名なんだろうね。

そしてこのペリエ・ジュエPerrier-Jouët)『 ベル・エポックBelle Époque) フローラルエディション2004』は、日本の新進気鋭のフラワーアーティスト、東信(あずままこと)が参画し、エチケットをリニューアルしてる。このスペシャルキュヴェの発表記者会見では、東氏の手掛けたフラワーアートとシャンパンボトルが並べられてたそうです。

ペリエ・ジュエ Perrier-Jouët ベル・エポック Belle Époque フローラルエディション2004 エミール・ガレ 東信

とっても高貴で優雅でスケールの大きな、かつ繊細なシャンパン。素敵過ぎて言葉にならない。

さすが『RANSENはなれ』、スタートアップからフルチャージな世界が展開してる!

さて、今夜のお料理は、解禁になったばかりの鮎ずくし まずは長良川の天然の、『郡上鮎』の稚鮎の天婦羅からスタート! でも稚鮎の天婦羅とは思えないかなり大きな鮎だな〜

RANSENはなれ 長良川 郡上鮎 稚鮎の天婦羅

郡上鮎』は日本で初めてのブランド鮎。こんな地域で取れたもの。

RANSENはなれ 長良川 郡上鮎 稚鮎の天婦羅 郡上八幡

RANSENはなれ
シャンパンと稚鮎の天婦羅、もうこれは最高の組み合せ! 素敵過ぎるね〜〜

続いては、鮑と雲丹のお吸い物。

淡い薄味の出汁と柔らかい鮑が最高!

そして下に敷かれた鮎の絵柄が素晴らしいよね〜

合わせる白ワインは、『ドメーヌ・ドミニク・ラフォンDomaine Dominique Lafon) 2010』。

ブルゴーニュはムルソーのトップドメーヌ、「ドメーヌ・コント・ラフォン」の現在の当主、ドミニク・ラフォン氏(下の写真の方)が2008年より自身の名を冠してリリースしてるのがこの「ドミニク・ラフォン」。

ドメーヌ・ドミニク・ラフォン Domaine Dominique Lafon ペリエ・ジュエ Perrier-Jouët ベル・エポック Belle Époque フローラルエディション2004 エミール・ガレ 東信

ドミニク・ラフォン Dominique Lafon

RANSENはなれ
ま、言ってみれば当主のプライベートブランドってところでしょうか。

清々しさと柔らかさと果実味のバランスが素晴らしく、実に高貴なワイン。ミネラル感、トースト香など、ブルゴーニュらしさを上品に表現している。

続くお料理は、初鰹。玉葱醤油というお醤油でいただく初鰹は、臭みがまったくなく新鮮でマグロかのような食感。

さ、ここで稚鮎の塩焼きが登場!

ワインは赤へとスイッチ。開けたのは、大好きなシエラ・ムーンの2005年のシラー。作者、市ノ瀬千代さん自らが1月に立ち寄ったけど、ほんと、シエラ・ムーンがここで飲めるのは幸せだな〜

シエラ・ムーン 市ノ瀬千代 RANSENはなれ

頭から食べれる稚鮎に頬が落ちそう!

RANSENはなれ 長良川 郡上鮎 稚鮎の天婦羅 郡上八幡

お料理はバイ貝の酒蒸しと穴子のちまき、そしてローストビーフへ進む。

RANSENはなれ 長良川 郡上鮎 稚鮎の天婦羅 郡上八幡

和の職人が創るローストビーフ、旨味たっぷりで最高傑作!

そして地鶏とお野菜たっぷりのスープが出て、シメは新生姜の炊き込みご飯。生姜の香りが食欲をそそる。

RANSENはなれ

デザートは黒蜜を添えた葛切です。甘いものが苦手な僕が美味しく食べるほどの逸品。これならお替わり!、という感じです。黒蜜が実にビターな大人な世界だからなんだろうな〜 きっと八田料理長、この黒蜜もお手製に違いない。

RANSENはなれ
そして食後のカクテルを飲んで素敵な『RANSENはなれ』な夜は更けました。

何を飲んだかって? え〜と、確か1つはキウイのマティーニ、もう1つは僕の大好きなブルックリンです。

いや〜、仕事とは言え、何とも素敵なディナーでした!
台湾 台北 China White & Wine
某日某夜、突然の仕事のアクシデントにて急遽ロサンゼルスの企業の台湾工場へ押し掛けて協議をしないとならない事が発生! タマゲるな〜

朝6時起きして羽田空港へ向かい、一路台湾へ! でも相手先の工場が台北市内じゃないんだよね〜

おまけになぜか着いた松山空港、避難訓練だかなんだかやっていて、丸1時間、外に出られない! こんな日中に勘弁して欲しいな〜〜

台湾 台北 China White & Wine
夕飯はノンアルコールで相手先と食べながら諸々議論し、そして台北市内のホテルに戻る。まだ夜は早い。そしてノンアルコールだし、ちょっと台湾で初めてのワインバー行きにトライだぜ!

出掛けた先は、『China White & Wine』ってワインバー。そう、台湾にもワインバー、あるんです!

でもどうやら名前の通り、白ワインが中心のお店らしく、グラスワインは白しか無かった。赤ワインはボトルではそこそこあったけどね。

GRAVELLY FORD O'Neill Vintners Parlier パーリアー 台湾 台北 China White & Wine
さすがに食後だったので、まっとりとした赤がいい。

選んだのは、O'Neill Vintnersというところが造る『GRAVELLY FORD』というブランドのプティ・シラー

このO'Neill Vintners、どうやらOEM専門のワイナリーらしく、2004年の創業から9年で全米第8位の生産高にまで上り詰めたらしい。

ワイナリー自体は、カリフォルニアの内陸部、Parlierパーリアー)というところにあるようだ。

地図を見ても解る通りのかなりの内陸部。

こんなところでもワインを造ってるんだね〜〜


GRAVELLY FORD O'Neill Vintners Parlier パーリアー

おつまみには鴨肉とチーズをオーダーした。

プティ・シラーらしい果実味と果皮の渋みなど、チーズや付け合わせのアプリコットとよく合う。

GRAVELLY FORD O'Neill Vintners Parlier パーリアー 台湾 台北 China White & Wine

このGRAVELLY FORDプティ・シラーには珍しく、アルコール度数が12.5%と軽め。確かに重々しさはなく、飲み易い。でも芯のある軽さなので、旨味はたっぷりとしている。

台湾 台北 China White & Wine

食後のワインとしては中々いい感じ。

GRAVELLY FORD O'Neill Vintners Parlier パーリアー 台湾 台北 China White & Wine

蒸し暑い台湾・台北の一夜を素敵なGRAVELLY FORDプティ・シラーで過ごした『China White & Wine』な夜です。

台湾 台北 China White & Wine
VITA NOVA ヴィタ・ノヴァ  ACRONICUS ジム・クレンデネン Jim Clendenen オー・ボン・クリマ Au Bon Climat
今夜のワインはディープです!

何がディープって、カリフォルニアはサンタバーバラの最高のワイナリー、ジム・クレンデネンJim Clendenen)率いるオー・ボン・クリマAu Bon Climat)が創る別ブランド、VITA NOVA(ヴィタ・ノヴァ)の『ACRONICUS 1999』。

これは日本では手に入らない稀少品。


実はお正月に渡米してサンタバーバラに仕事に行った際、街中にあったオー・ボン・クリマのテイスティングルームにちょっとだけ立ち寄ったんだよね。

そして仕事の後には夕飯にヒッチングポストへ立ち寄った。忙しかったけど、でもほんのささやかな楽しみがあり幸せな旅だったな〜

オー・ボン・クリマのテイスティングルームは中々小洒落てる。息子のKNOX君の名前を付けたプレミアムなピノ・ノワールがあるけど、まさにそのKNOXと書かれた派手な色の樽が入り口に置いてある。

VITA NOVA ヴィタ・ノヴァ ACRONICUS ジム・クレンデネン Jim Clendenen オー・ボン・クリマ Au Bon Climat

で、そこで見掛けて買い付けてきたのがこの『VITA NOVAヴィタ・ノヴァACRONICUS 1999』。

VITA NOVA ヴィタ・ノヴァ ACRONICUS ジム・クレンデネン Jim Clendenen オー・ボン・クリマ Au Bon Climat

メルローが80%、残りはプティ・ヴェルドというセパージュ。ボルドーブレンドだね。

VITA NOVA ヴィタ・ノヴァ ACRONICUS ジム・クレンデネン Jim Clendenen オー・ボン・クリマ Au Bon Climat

VITA NOVA ACRONICUS ビル・エヴァンス・トリオ・アット・シェリーズ・マン・ホール Bill Evans Trio at Shelly's Manne-Hole Waltz for Debby The Complete 1969 Pescara Festival
14年の時を経た「VITA NOVA ACRONICUS」、抜栓直後は少し酸化熟成が進みつつあるように感じたけど、すぐに落ち着いて来た。

実に深いワイン。奥行きがあると言うか、14年の時を感じさせると言うか、少しえんじ色のような枯れた色合いで、そして味わいも枯れた大人の円熟した姿を見せる。

何ともスケールが大きくお洒落なワイン。いつものオー・ボン・クリマのピノとはまったく違う別世界。このVITA NOVA、今夜飲んだボルドーブレンドの他にサンジョヴェーゼを使ったイタリアンタイプなどもあるようだけど、誰か日本に輸入してくれないかな〜

ビル・エヴァンス・トリオ・アット・シェリーズ・マン・ホール Bill Evans Trio at Shelly's Manne-Hole
この素敵な「VITA NOVA ACRONICUS」のお供をするジャズは、敬愛するビル・エヴァンスのアルバムを2枚。


僕が生まれた翌年、1963年の録音。

タイトルのShelly's Manne-Holeとは、名ドラマー、シェリー・マンハリウッドで開いてたナイトクラブ。もう今はないのかな〜?

Shelly's Manne-Hole ハリウッド

その素敵な素敵なトリオでの演奏、メンバーがこれまた素敵で、ベースがチャック・イスラエルズ、ドラムスがラリー・バンカーという面々。「All The Things You Are」など、最高!

ビル・エヴァンス Bill Evans Waltz for Debby The Complete 1969 Pescara Festival
このトリオはごく短期間だったけど、1964年の素敵なライブDVDも出ている。この映像は素晴らしかったです。

もう1枚、ビル・エヴァンスを。『Waltz for Debby The Complete 1969 Pescara Festival』です。

ベースにエディ・ゴメス、ドラムスにマーティ・モレルというその後永きに渡って続くトリオの面々。イタリアのペスカーラという場所で行われたPescara Festivalに出演した時の演奏。

ジャズフェスらしい開放感と力強さのあるライブです。

ビル・エヴァンス Bill Evans Waltz for Debby The Complete 1969 Pescara Festival ペスカーラ

190cmを超す長身で怪人とあだ名されるジム・クレンデネンの創る「VITA NOVA ACRONICUS」とビル・エヴァンスの素敵なライブ盤。何ともお洒落なワインタイムです。

DRC ロマネ・コンティ フィーヌ 1979
そして今夜はシメの食後酒がまたいいんだよね〜〜

開けたのは、DRC、つまりはロマネ・コンティの創るフィーヌです。1979年物。この奥深さはもう言葉では表現できない世界。

僕は100万円もするロマネ・コンティをワインとしてはもちろん飲んだ事はないけど、このフィーヌは、当時確か数万円で手に入れたもの。このフィーヌロマネ・コンティの香りを楽しみます!

妖艶なる女性が横に座るかのような世界が展開する。女性というより天女という感じかな。

そしてこの妖艶なるDRCフィーヌに合わせ、素敵な女性二人による音楽を!!

国府弘子 香西かおり Flowers 〜愛が呼びあうとき〜
選んだのは、ジャズピアニストの国府弘子と、何と何と、演歌歌手の香西かおりがコラボしたアルバム『Flowers 〜愛が呼びあうとき〜』!! これ、凄くないですか〜〜!

内容的にはジャズというよりJ-POP。香西かおりが出てくるのは1曲目のタイトル曲「Flowers 〜愛が呼びあうとき〜」だけなんだけど、これが本当に素晴らしい。

演歌の人って、最近では八代亜紀さんがジャズのアルバムをリリースし、そしてニューヨークのブルーノートで公演を成功させて話題になったけど、

八代亜紀 夜のアルバム

歌唱力があってジャズを歌っても美味い人が多い。僕がプロデュースしてたハートノートHeartNoteでも香西かおりさんに出てもらおうと交渉しようとした事があるほど、彼女の歌唱力は演歌という領域を超えて素晴らしい。

以下の写真、この二人が1枚のブックレットに写ってるとってもレアな写真です。

国府弘子 香西かおり Flowers 〜愛が呼びあうとき〜

妖艶なるDRCフィーヌ香西かおりの歌う香西かおりとは思えない歌に酔いしれます。 何とも素敵な夜です!
ドゥラモット DELAMOTTE くずし割烹かのふ 香山中宣
彼の人生において大変なご迷惑をかけてしまった古き盟友と久々に食事をした。

場所は大好きな和食のお店、『くずし割烹かのふ。大将の香山中宣さんは今や和の料理人の中では一流中の一流な時の人。

まずはシャンパンで乾いたのどを潤す。今夜のシャンパンは250年以上の歴史を誇る『ドゥラモットDELAMOTTE)』。

泡がとってもきめ細かく、そして旨味成分がすごく濃く、ブドウのエキスがたんまりと詰まってる感じがする。このちょっとした凝縮感がお料理と素晴らしい組み合せ!

ドゥラモット DELAMOTTE

お料理は、穴子の鮨から。塩とタレの2種類。美味過ぎて頬が落ちてしまいそう。

ドゥラモット DELAMOTTE くずし割烹かのふ 香山中宣

そしてアスパラ、筍など、旬のお野菜が並ぶ。

くずし割烹かのふ 香山中宣

スタッグスリープ アルテミス くずし割烹かのふ 香山中宣
器も美しい上品なお出汁のお椀、佐賀県唐津市から直送のお刺身などなど、シャンパンと和食って本当に素晴らしい組み合せ。このマリアージュに心から魅かれる。

メインのワインはスタッグスリープアルテミス

スタッグスリープと言えば、1976年、まだカリフォルニアワインがまったく無名な時代にパリでのボルドー物とのブラインドテイスティング『パリスの審判』で1位になって世界中大騒ぎとなったワイナリー。

このアルテミスとは、「野山を支配する野生動物の守護神」、つまりは山神を意味するらしい。

カベルネ・ソーヴィニヨンが過半なワインですが、たぶん少しメルローをブレンドしてるんじゃないかな。味わい的にはボルドーの右岸系のワインです。とっても穏やかでジェントルで、和の薄味の出汁にもよく合うワイン。

そしてワイナリーもとっても素敵です!

スタッグスリープ

さて、ここで素晴らしい逸品が登場! 佐賀・唐津であがる特大の車エビの海老フライです!

くずし割烹かのふ 香山中宣 ジャンボ海老フライ

このジャンボ海老フライのジューシーで旨味たっぷりなこと、これには感動します!

元の海老はこんなにビッグ!!

くずし割烹かのふ 香山中宣 ジャンボ海老フライ

カプッとかじる海老フライにトロッとトロけるような味わいのスタッグスリープアルテミス。何とも素敵な組み合せ。

そして毎度の名牛、美熊野牛もワインと最高のマッチング!

くずし割烹かのふ 香山中宣 美熊野牛

くずし割烹かのふ 香山中宣 スダチ蕎麦
シメの手打ち蕎麦は今回はスペシャルでスダチ蕎麦

スダチのフレッシュで穏やかな酸味と白醤油系のお蕎麦の出汁が相まって、何とも素敵なシメ物になりました。


そして、最後の食後酒がこれまた凄かった〜〜

何と、人生初体験のスロベニアの食後酒です!

スロベニア Traminec トラミネッツ クラポテツ くずし割烹かのふ 香山中宣
Traminecトラミネッツ)というドイツやアルザスで言うところのゲヴュルツトラミネールを使ったデザートワイン。


このワイン、さすに日本ではあまりに情報が乏しく詳細不明だけど、ネットで見る限り、ラベルの色から「黒トラミネッツ」と呼ばれて、スロヴェニアトラミネッツを代表するワインらしい。


古典的なデザインのラベルの中央の上部の絵は、この地域を象徴する鳥除けの木製の風車、「クラポテツ」だそうだ。


ちなみにクラポテツってこんな奴だそうです。確かにエチケットの真ん中に書かれた絵がそれだね。



スロベニア クラポテツ

すっかりとした甘さと心地よい酸味が素晴らしいワインです。こんな食後酒まで持ってるとは『くずし割烹かのふ』、恐るべし!

スロベニア Traminec トラミネッツ クラポテツ くずし割烹かのふ 香山中宣

お手製の和なデザートとこのスロベニアのワインで久しぶりの盟友との夜をシメました。

数々の困難な局面をいっしょに帆走した彼と語り食べて飲む食事は最高です!
某日某夜、ソウルの異国人街・イテウォン梨泰院)でフランス人シェフが腕をふるう本格的なフレンチ『Le Saint-EXにて、この国でのビジネスの大切なパートナーと会食をした。

黒板に手書きでメニューが書かれてるという何ともパリのビストロそのもののような素敵な佇まい。

Le Saint-EX イテウォン 梨泰院

オニオングラタンスープから始まり、ホイップクリームが添えられた素敵な温野菜、牛のグリルなど、とってもお洒落なお料理を楽しみながら彼と語り合う。

Le Saint-EX イテウォン 梨泰院

グラン・マレノン GRAND MARRENON Le セリエ・ド・マレリン Cellier du Marrenon Saint-EX イテウォン 梨泰院
素敵な時間が流れます。

ワインは、南仏・ルーションの『グラン・マレノンGRAND MARRENON) 2010』。シラー70%、グルナッシュ30%という、まさに南仏の中でも南部のワインらしいセパージュ。

深みと旨味、果実味のバランスがとってもよく、舌触りは軽やかだけれど重々しい香りがして威風堂々とした佇まいの素敵なワイン。とってもエレガント。

実に旨味のあるワインだな〜

生産者は、この地方最大規模の葡萄生産者組合「セリエ・ド・マレリンCellier du Marrenon)」というところらしい。

即売所があって、以下の写真の通り、とってもお洒落。観光客も立ち寄る名所なようです。

グラン・マレノン GRAND MARRENON Le セリエ・ド・マレリン Cellier du Marrenon

そしてルーションの街並は素敵です。こんな素敵なところで創られるワイン。いいな〜

ルーション グラン・マレノン GRAND MARRENON Le セリエ・ド・マレリン Cellier du Marrenon

さて、この『Le Saint-EX』はデザートが有名。入り口近くの小さなディスプレイ台に自然体でデザートの数々が並んでる。

Le Saint-EX イテウォン 梨泰院

僕はチョコレートのムースにしてみたけど、甘さ控え目で上品な味わい。

Le Saint-EX イテウォン 梨泰院

今宵は信頼する彼とワインを片手に熱く語る素敵な時間を過ごしました。そして、そんな国境を越えた友情を培う空間を僕らに提供してくれた素敵なレストラン『Le Saint-EX』に感謝です!

Le Saint-EX イテウォン 梨泰院
今夜は超久しぶりに大好きなレストラン『アバスク』な夜です。

ピエール・パイヤール Pierre Paillard
アバスクは2007年11月に若者3人でスタートし、2010年暮れにはミシュランの星を獲得した素晴らしいレストラン。

僕はいろいろな人生の節目をこのアバスクで過ごして来た。でもミシュランを取って以来、本当に予約が取れず、最後に行ったのが2011年の2月。ということは、もう2年3ヶ月ぶりって事か〜

その間に何度も電話はしてるんだけどね、僕の場合ほとんど当日か、よくって前日予約なので、ず〜〜っと取れずにいた。わずか12席の小さなお店なので、ミシュランはヤバいです。ほんと、予約が取れなくなった。

そして、久しく来てないうちに、シェフが創業メンバーの和田さんから交代した。これはこのアバスクと近しい恵比寿のワインバー「サリーヴの佐野さんから昨年暮れに聞いてたんだよね〜

今度のシェフがどんなお料理を創るのか、とっても楽しみ!

まずはシャンパンで喉を潤す。いただいたのは、ピエール・パイヤールPierre Paillard)。自身の畑のブドウだけを使い自社で醸造する小さなシャンパンメゾン。僕は飲むのはたぶん初めて。メゾンも実に洒落てる。

ピエール・パイヤール Pierre Paillard

実に香ばしく清々しい香りと舌触り。まさに最初の1杯に最適。オリーブとキントア豚の生ハムをいただきながら飲むピエール・パイヤールは実に素晴らしい!

実に小洒落たシャンパンです。

キントア豚の生ハム

ちなみにこの生ハムのキントア豚とは、ピエール・オテイザ氏が育成する純血のバスク豚。キントアKINTOA)とは、アルデュード渓谷Aldudeses)の南方、フランスのスペイン国境側に位置する地域のこと。普通のバスク産豚(白豚)と区別してキントア豚という名前でブランディングしているらしい。

有機野菜のアンショイヤード アバスク

イルレギー IROULEGUY XURI
さて、次の前菜は、大好きな『有機野菜のアンショイヤード』。アバスクの定番です。バーニャカウダに似たバスク地方のソースに漬けて食べるお野菜は自然の旨味がたっぷりで美味しい。天の恵みを感じさせる逸品。

続いて中継ぎの白ワインを1杯。選んでもらったのは、フランス南西地方、イルレギーの『IROULEGUY XURI』という見慣れぬワイン。

後からネットで見ると、ブロマンサン70%、プティマンサン20%、プティクリュヴ10%というまさに地ブドウによるワイン。

フルーティーで、爽やかで、そして旨味がたっぷりとした素敵な白ワインです。

そして次の前菜は、これまた定番の小海老のガーリックオイル焼き。ホクホクな感じです。美味しい!

小海老のガーリックオイル焼き アバスク

ドメーヌ・エマニュエル・ジブロ Domaine Emmanuel Giboulot ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ Sous le Mont 2011
ここでメインの赤ワインが登場!

今夜のお料理に合わせて選んでもらったのは、ブルゴーニュ、ドメーヌ・エマニュエル・ジブロDomaine Emmanuel Giboulot)の『ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ Sous le Mont 2011』。

この「Sous le Mont」とは、フランス語で「山の麓」という意味。ヴィレール・ラ・ファイの小さな山の麓に畑があることからこの名が付いているらしい。

軽やかでとってもスムーズなピノ。ロゼかと思うくらいの淡い色合い。控え目で一歩後ろから付いて来る淑やかな女性なイメージ。

そしてメインの前にもう一皿、素敵な前菜。出て来たのは、ロワール産ホワイトアスパラにポーチドエッグを載せたもの。これまた素敵な逸品です。

ロワール産ホワイトアスパラ ポーチドエッグ アバスク

メインのお料理は、初体験、バスク豚頬肉のシードル煮込み!

バスク豚頬肉のシードル煮込み アバスク

牛頬肉の赤ワイン煮込みとかはよくあるけど、豚の頬肉自体珍しいし、それもバスク豚の頬肉で、かつワインではなくシードル(リンゴのお酒)で煮込んだというのも珍しい。

写真の通り、実にほっこりとした素敵なお料理。お箸でも崩せそうなほどの柔らかさ。

ジュランソン ドメーヌ・ドゥ・スーシュ Domaine de Souch モワルー・マリカタラン Cuvée Marie-Kattalin
バスク豚の旨味とソースの旨味が絡み合い、そして上品な淑女のようなドメーヌ・エマニュエル・ジブロのワイン。何とも素敵な組み合せです。さすがアバスク

さて、そしてここからがまた凄い!!

デザートに合わせて食後酒を2種類用意してもらった。

1つはフランス南西地方ジュランソンの『ドメーヌ・ドゥ・スーシュDomaine de Souch)  モワルー・マリカタランCuvée Marie-Kattalin) 2006』。

この地域を代表する甘口のデザートワイン。ジュランソンは16世紀末のフランス国王アンリ4世の故郷だそうで、アンリ4世もこのジュランソンのワインを好んで飲んだとか。

ソーテルヌ シャトー・カントグリル Château Cantegril
さっぱりとした軽やかなデザートワイン。ベタつかず、どんなデザートにも合わせやすい感じ。

そしてもう1つは、ソーテルヌ。『シャトー・カントグリルChâteau Cantegril) 2009』。このシャトー・カントグリルはボルドー大学のかの有名な教授でワインコンサルタント、ドゥニ・デュブルデュー教授が所有するワイナリーらしい。

甘みが嫌らしくなく、とっても上品。色も琥珀色に輝き美しい。杏のような旨味がある。

フルーツとアイスクリームのデザートに合わせ、この2種類の最高に素敵なデザートワインを相方と取っ替え引っ替え飲み比べ楽しみました。

アバスク
今夜は連休中にも関わらず仕事。でもその仕事仲間ともワインが入ると腹を割って議論することができる。ワインって素敵な飲み物ですね〜

2年3ヶ月ぶりのアバスク、新しいシェフのお料理もこれまで同様に素晴らしいし、最高でした!
スクエア ラッキー・サマー・レディー 安藤正容 伊東毅 宮城純子 鷺巣詩郎
今夜は懐かしいアルバムに心を射抜かれた夜です。

70年代後半〜80年代にかけて日本のフュージョン界で大ブームに巻き起こし今も生き残るスーパーフュージョンバンド、スクエアのデビュー作、『ラッキー・サマー・レディー』な夜です!

そう、この刺激的なジャケット、覚えてますか? 写真家・高崎勝二さん撮影の何とも健康的な美しさが印象的。

スクエア ラッキー・サマー・レディー 安藤正容 伊東毅 宮城純子 鷺巣詩郎
背面のこのチラリズムは凄過ぎる! 1978年の作品です。

明治大学在学中にこのバンドを立ち上げたリーダーのギタリスト・安藤正容(録音当時24歳)、サックスの伊東毅、キーボードに宮城純子鷺巣詩郎、ベースに中村裕二、ドラムスに河合誠一という20代前半のメンバーによる録音。学生バンドだったはず。

1曲目の「A Feel Deep Inside」から心ワクワク!

ペルナン・ベルジュレス ドメーヌ・ドニ・ペール・エ・フィス Domaine Denis Pere et Fils
そしてこれから10年超の時間を経て、有名なF1中継のテーマ曲「TRUTH」で一般の人たちにもメジャーとなったスクエア。大好きです!

この素敵なラッキー・サマー・レディーのお相手をするワインは、ブルゴーニュは隠れた名醸地、ペルナン・ベルジュレスドメーヌ・ドニ・ペール・エ・フィスDomaine Denis Pere et Fils)の造る素敵な1999年の”作品”。

アルス・コールトンの裏側、地味だけど素敵なワインが出来る素敵な地域。

今夜の14年熟成のワイン、実にきれいに、素敵に熟成してる。ほんと、”作品”と呼ぶのぶ相応しい。ワイナリーも小洒落た素敵な建物。

ペルナン・ベルジュレス ドメーヌ・ドニ・ペール・エ・フィス Domaine Denis Pere et Fils

朗々とした深み、円熟した艶のある赤煉瓦のような色合い、わずかに残る鉄分と獣臭、どれを取っても特上のブルゴーニュ。7〜8年前にまとめて6本買ったんだけど、たぶんこれが最後の1本。

ペルナン・ベルジュレス

スクエア ラッキー・サマー・レディー 安藤正容 伊東毅 宮城純子 鷺巣詩郎 ミッシェル・クーブレイ PL
そして食後酒はブルゴーニュの地でシェリーを造るミッシェル・クーブレイのアモンティリャード『PL』

旨味の詰まった凝縮感のあるシェリーです。

今夜は1978年のスクエアのデビュー作『ラッキー・サマー・レディー』とペルナン・ベルジュレスの『ドメーヌ・ドニ・ペール・エ・フィスDomaine Denis Pere et Fils) 1999年』で幸せに酔う夜です。

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