ワインのある生活: 2012年10月 Archives

ラ・フェーヴ la feve 永嶋佳代子
週明け早々、夜中まで仕事してた。23時になり、お腹がすいたし何食べようかと思ってたら、素敵な女性マダム永嶋佳代子さんの店『ラ・フェーヴla feve)』から徒歩5分の距離に住んでる人とTwitterでつながり、突然ですが飲むことになった!

僕はずっと会社で仕事しててまだ夕飯食べてない。彼は奥様が仕事で遅くなるので渋谷で一人で飲んでた。そんな寂しい男どうしの二人飲みです。

僕が先に到着した。まずはジンリッキーを1杯いただき、お料理は根菜系のサラダと鴨のコンフィをオーダーした。

サラダは実にヘルシーな逸品。美味い!!

ラ・フェーヴ la feve 永嶋佳代子


ドメーヌ・メオ・カミュゼ Domaine Méo-Camuzet  オート・コート・ド・ニュイ・ブラン クロ・サン・フィリベール CLOS SAINT PHILIBERT
ワインはサラダにも合うよう、白ワインを! グラスでいただいたワインでビックリ! 何と、名門メオ・カミュゼの白!

メオ・カミュゼと言えば赤が有名。白ワインを造ってるとは僕は知りませんでした。

でもネットで見てみると、確かにクロ・サン・フィリベールという白ワイン専用のモノポール畑を持ってる。

出て来たワインは、『ドメーヌ・メオ・カミュゼDomaine Méo-Camuzet) オート・コート・ド・ニュイ・ブラン クロ・サン・フィリベールCLOS SAINT PHILIBERT) 2008』。

こんな凄いワインをグラスで開けちゃうとは、永嶋佳代子女史、恐るべし!

完熟したフルーツのような熟れた果実味、香りがする。まっとりする美しさ。そして上品な舌触りと喉越し。

桃やラ・フランスのような世界が目の前に広がる。

美味過ぎる!!

続いての白も凄い! フランソワ・ジョバールFrancois Jobard)の造る『ムルソー アン・ラ・バールMeursault En La Barre) 2006』です!

フランソワ・ジョバール Francois Jobard ムルソー アン・ラ・バール Meursault En La Barre

フランソワ・ジョバール Francois Jobard ムルソー アン・ラ・バール Meursault En La Barre
17世紀から続くと言われるジョバール家の逸品。

現在は当主の息子、アントワーヌの名も入れ、正式なドメーヌ名は「ドメーヌ・フランソワ・エ・アントワーヌ・ジョバールFrancois et Antoine Jobard)」となってるようです。

まっとりとしたムルソーならではの優雅で心静かな時が過ぎ行く。

バターとナッツと熟した洋梨の素敵な世界が僕を魅惑する。

そして、お待ちかねの鴨のコンフィが来た!!

いい香りが充満する〜


ラ・フェーヴ la feve 永嶋佳代子 鴨のロースト

ドメーヌ・ギスレーン・バルト Domaine Ghislaine BARTHOD シャンポール・ミュジニー
合わせたワインは、ドメーヌ・ギスレーン・バルトDomaine Ghislaine BARTHOD)のシャンポール・ミュジニー

実に優雅で奥行きのある艶っぽいシャンポール・ミュジニーです。ウルトラ素敵な女性が横に寄り添ってる世界が展開する。でも現実の真横はノンベーな男性です。横を向くと幻滅するから、前を見て、そうだ、素敵なマダムの永嶋佳代子さんの方を見て飲もう!!

このドメーヌ・ギスレーン・バルトシャンポール・ミュジニー鴨のコンフィとは素晴らしい組み合せ。料理+ワインで1+1=10くらいになった感じ。

グラッパ GAJA
そしてウォッシュ系のチーズに合わせ、もう一度ムルソーに戻る。

まったりしたフランソワ・ジョバールムルソー アン・ラ・バールとチーズは最高!!

僕はさらにチーズに合わせ、グラッパを1杯飲む。GAJAの逸品。

この辺りから記憶が怪しくなる。

もう帰ろうかという午前2時近くになり、何と横のツレの男性の奥様が合流! ヒョエ〜、そろそろ帰ろうかって時間ですが...

メオ・カミュゼ
で、写真からすると、結局メオ・カミュゼのピノを開けるハメになったような...

もちろん美味いに決まってる!

おまけに1999年だ!


そして最後の最後は泡に戻る。アンドレ・クルエのシャンパンです。

詳細不明なれど、アンドレ・クルエで有名なのはブランド・ノワールで、かつドサージュ(補糖)を行わないナチュール“シルバー”というもの。

メオ・カミュゼ アンドレ・クルエ

いや〜、23時過ぎからどんだけ飲んだんだか。最後はタクシーでわけの分からないところで降りるハメに... う〜ん、このところ飲み過ぎると記憶が怪しくなるな...

でも今夜は独り飲みになるはずが素敵な素敵な3人飲みになりました。ラ・フェーヴ&素敵なワインを連発して選んでくれた永嶋佳代子さんに感謝!
イタリアンの名シェフとして超有名な片岡譲さん率いるアルポルトへ20数年ぶりに行きました!

先月、マダガスカルのワインを持ち帰った人がいて、それをマルグリット・マリーに持ち込んで飲んだ。その持ち帰った人こそ、かの片岡譲さんのお嬢さん。

そんな縁があり、某お方とワインを飲む事になった際、お嬢さんに連絡し、お父様のお店を予約していただいた。

何と言ってもアルポルトはイタリアンでは老舗中の老舗。聞けばもう30年続いてるって! これって本当に凄い事。

僕はラ・コロンバって老舗のイタリアンが大好きだったんだけど、何と2009年初頭、突然姿を消してしまった。それ以来、行き付けのイタリアンがなくって困ってた。僕はどうも最近の軽薄短小の流行系イタリアンは性に合わなくってね。

ラ・コロンバ 九段下
ラ・コロンバは、一番最初は写真の九段下の明治時代の洋館で営まれてた。大学を卒業した最初のベンチャー企業の時代、よく出掛けた。入り口の氷の上に当日のお魚が乗っていて、店に入るだけでまずはワクワクしたもんです。

その後1988年に洋館取り壊し(?)により閉店になってしまったけど、当時のソムリエが1992年、小田急線の豪徳寺で同名にて再開をした。90年代後半、何度かそこには出掛けた。

そして、それとはまた別に、当時の九段下のメンバーが再集結し、1999年、西麻布にもラ・コロンバは出来た。

僕はこの西麻布のラ・コロンバには本当によく行ったものです。それがある日突然、姿を消した。それ以来、古き良き味を伝えるトラディショナルなイタリアンを食べてない。

20数年ぶりのアルポルトは、そんなトラディショナルなイタリアンをずっと探していた僕にはピッタリの素敵なレストラン。さすがに20数年前の記憶は薄いけど、でも当時とお店の中はあまり変わってないような気がする。もちろん場所も建物もいっしょ。

コースはせっかくなので「片岡シェフお勧め特別メニュー」にしてみた。

見ての通り、素敵なお料理のオンパレード。メニューが日替わりな感じで、かつ印刷したものはもらってないので、料理の名前や内容はちょっと怪しいですが...

最初はお野菜がたくさん詰まったゼリー寄せのようなアミューズからスタート。実に健康的で、かつ旨味がぎゅっと詰まった素敵な逸品。

アルポルト

続いては、毛ガニを使った素敵な逸品。今日のホームページのメニューから推測すると、毛ガニとアボガドのセルクル仕立てかな。海の幸(毛ガニ)と陸のマグロ(アボガド)の素敵なマリアージュ。上にキャビアが乗ってるのがアクセントでいいな〜

アルポルト

それから、雲丹のコンソメゼリー仕立て。雲丹の甘みとコンソメの旨味が相まって、実に美味しくって美しいお料理です。写真右側の方で中に雲丹が沈んでるの、見えるかな?

アルポルト

続いてお魚料理は、蒸し鮑と焼き茄子のマリネ。茄子の自然の甘みに加え、鮑も天然の旨味と甘みを持つ。素敵な組み合せ。

アルポルト

そしてフォアグラ料理。たぶん今日のWEBに出てる「フォアグラソテーとサフランの焼きリゾット」だと思う。フォアグラが禁止となったカリフォルニア人が見たら羨みそうだね〜

アルポルト

パスタは黒トリフをふんだんに使った香り豊かな逸品。

アルポルト

シメはお肉のプレート。確か1つは秋らしくジビエで鹿! もう1つは牛。真ん中はなんだっけかな〜 鹿のハム?? 忘れちゃった〜

アルポルト

Venica Jesera ヴィナリウス
ワインは、最後のお肉の前までがお魚や野菜が中心のメニューだったので、白で通してみました。

ソムリエに選んでもらったのは、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のVenica社のJesera(ジェセラ)というピノ・グリージョ。

黄色がかっていて果実味たっぷり。ほのかな甘みを感じる。

舌で感じる甘みではなく、香りから感じる甘みで、なのでお料理を壊さず、とっても素敵な上品なピノ・グリージョ。

後でネットで見てみたら、何とこのVenica Jesera、知人が社長をしているヴィナリウスというインポーターさんが輸入してるものだった! ビックリ!

アルポルト
このヴィナリウスというイタリアワイン専門のインポーターさんは、レストランへの卸専門で小売店に一切流さないのがポリシー。

どうりで楽天とか見てもこのワインは出て来ないわけだ。


さて、お料理は素敵に進み、最後にグラニテでお口直しをし、デザートへ。

デザートと来れば、もちろんグラッパ!


アルポルト

グラッパ NARDINI ナルディーニ
選んでもらったのは、NARDINIナルディーニ)という初めて飲むもの。

ネット見ると、ヴェネト州で1779年から続く老舗らしい。白い花の香りがした。

そしてエスプレッソでシメて素敵なアルポルトの夜は更けました。

20数年ぶりのアルポルト、実にお洒落で美味しくって大人なトラディショナルなイタリアンでした。

ご挨拶に現れたシェルの片岡譲さんと奥様も実に素敵な方でした。この親にしてあの素敵なお嬢さんなんだね〜

アルポルト
素晴らしい夜です。

PS. 
後からアルポルトのホームページのシェフの経歴のページを見て気付きましたが、何と片岡譲シェフ、僕の高校の先輩でした! 都立田園調布高校出身だって!

こりゃビックリ!! また近々行かなくっちゃ!
オレゴン・バー&グリル ドメーヌ・セリーヌ コート・スッド COTE SUD ヤムヒル・キュヴェ Yamhill Cuvee ダックホーン
某大企業の若き経営者の方と久々の会食をした。1年ぶりくらいか。

そして久々のオレゴン・バー&グリル5月以来だな。残念な事に今夜は雨模様で夜景は今ひとつ。

でもお料理は絶好調!

もう世の中はすっかり秋。ここオレゴン・バー&グリルでは、秋の味覚としてトリュフ三昧な素敵なコースがあった。もちろん今夜はこれです!

こんな素敵なコースです!

◇トリュフリゾットの小さなボール グジェールと

オレゴン・バー&グリル トリュフ

◇北海道産ホタテ貝のムースとポルチーニ茸の温かいテリーヌ

オレゴン・バー&グリル トリュフ

◇ホワイトアスパラガスのシアード トリュフとマッシュルームのソース
 トリュフスライスとポーチドエッグを添えて

オレゴン・バー&グリル トリュフ

◇バターナッツパンプキンのポタージュ 天使海老のポワレ添え
 白トリュフのアロマ カプチーノスタイル

オレゴン・バー&グリル トリュフ

◇口直しのグラニテ

オレゴン・バー&グリル トリュフ

◇USビーフテンダーロインの炭火焼
 フランスペリゴール産フォアグラのポワレ 黒トリュフのソース

オレゴン・バー&グリル トリュフ

◇食後の特製デザートをチョイス

◇小菓子

◇コーヒー 紅茶 ハーブティ


ドメーヌ・セリーヌ コート・スッド COTE SUD
お料理が前半にホタテ貝のムースやホワイトアスパラガスなどが並んでいたので、ワインは最初は白にした。オレゴンのドメーヌ・セリーヌの単一畑『コート・スッドCOTE SUD) 2007年』。

とてもクリーミーで艶やかなシャルドネ。本家ブルゴーニュを凌駕する繊細さと複雑味。

このドメーヌ・セリーヌ、フランスの雄、ロマネ・コンティと渡り合って3年分のヴィンテージで勝負してそれぞれ勝ったワインとして有名。勝負は2004年6月29日。1998年、1999年、2000年の3年分のヴィンテージを持ち込んでの戦いとなった。

結果は以下の通り。

【1998年】
1位:Domaine Serene, Grace Vineyard
2位:Domaine Serene, Mark Bradford Vineyard
3位:Domaine Serene, Evenstad Reserve
4位:D.R.C. Grand Echezeaux
5位:D.R.C. La Tache
6位:D.R.C. Richebourg
【1999年】
1位:Domaine Serene, Grace Vineyard
2位:Domaine Serene, Mark Bradford
2位:Domaine Serene, Evenstad Reserve
4位:D.R.C. Romanee St. Vivant
5位:D.R.C. Echezeaux
5位:D.R.C. Grand Echezeaux
【2000年】
1位:Domaine Serene, Grace Vineyard
2位:Domaine Serene, Evenstad Reserve
3位:D.R.C. Romanee St. Vivant
3位:D.R.C. Grands Echezeaux
4位:D.R.C. Echezeaux
5位:Domaine Serene, Mark Bradford

いやはや、何とも凄いワインです。

ドメーヌ・セリーヌ
右の図の通り、建物の上層階からブドウを重力で落として圧搾していく完全なる自然の任せたワイン造り。果実が搬入されてからワインへと完成するまで、全ての移動が自然の重力で行われるとか。

凄過ぎる!

そして2本目は同じドメーヌ・セリーヌのピノ・ノワール『ヤムヒル・キュヴェYamhill Cuvee)』。

実に穏やかで、かつスケールの大きなピノ。雄大な大地に根を下ろしたかのようなどっしり感。でも味わいは実に繊細。獣臭、血や鉄分、ミネラル、土の香りや味わいなど、何とも素晴らしいワイン。

さすがロマネ・コンティに勝ったワイナリーだけの事はあるな。

最後に少しだけ飲み足らなかったので、シメはナパに行き、ダックホーンのカベルネ・ソーヴィニヨンのハーフボトルを開けた。

こちらはいつ飲んでも素直に美味しい柔らかくもスケールの大きな奥行きのあるカベルネ。オバマ大統領が就任の祝いの式典で高級ワインじゃなく庶民のワイン、ダックホーンの白と赤を出したことがつとに有名。

フィリップ・メルカ CJ
今夜は尊敬する若き経営者の方と実に有意義な話ができた。人間、何歳になっても勉強だね。今夜もいろいろと勉強になった。

お客様と別れた後、同席してた我が片腕の素敵な女性と軽く1杯、ニューオータニのワインバー『RANSENはなれ』に。

今夜は素敵なワインがグラスで開いてた! フィリップ・メルカが自分の子供に捧げたワイン、『CJ』です。2000年のワイン。子供さんの手形がエチケットに描かれてる。

実に柔らかい愛情たっぷりなワイン。僕が前に飲んだ事があるのは2003年ヴィンテージだけど、その時と同様、カベルネ 100%なんだけど、メルロー主体のボルドー右岸系のような世界が展開する。

今夜は素敵な経営者の方と素敵な会話で会食し、そしてシメは素敵な相棒と素敵な会話でここからの生き残りを議論した素敵な夜です。
ワンターナ・エステート Wantirna Estate
ナイショのバーがついに9周年。

僕は開店の半年後くらいから通ってるから、もう早8年半になる。

一つの店にこれだけ通うって中々ない事。

今日はジャスト創立日の10月10日、お祝いを持って駆け付けた。毎年、創立日はワインを手みやげに祝ってる。

祝いの品は、先日のメルボルンで買い付けて来たマーガレットリバーのワイン『ワンターナ・エステートWantirna Estate)』のカベルネ・フラン&メルローというボルドー右岸系な感じのワイン。凄い高級感のある布張りの箱を付けてくれた。

ワンターナ・エステート Wantirna Estate

このワインショップ、繁華街からはほど遠い高級住宅街のど真ん中にある。その高級な住民の皆さんが買いに来る店なんだろうね。

こんな感じのお店です。

メルボルン

TIR NAN OG ティル・ナ・ノーグ リトルミル蒸留所
さてと、まずはハイボールから。

廃止されたリトルミル蒸留所のものと思われる『TIR NAN OG(ティル・ナ・ノーグ) 22年』というウイスキーです。

TIR NAN OGティル・ナ・ノーグ)とは、ケルト神話で「戦士が甦る黄泉の国」の意味。

このネーミングに込めた思いは、ケルト神話になぞらえて「閉鎖された蒸留所」を再びボトルとして甦らせること。

トロんとした甘い誘惑香のする素敵なウイスキー。

22年の年月を経て艶のある素敵なウイスキーに昇華してる。


TIR NAN OG ティル・ナ・ノーグ リトルミル蒸留所

ミシェル・ルグラン ライヴ・アット・ジミーズ Jimmy's
流れるジャズは、フランスの巨匠ミシェル・ルグランの珍しいライブ盤『ライヴ・アット・ジミーズ』。

1973年12月に約2週間、ニューヨークにあるジャズクラブ「Jimmy's」に出演した時のライブを収録。フィル・ウッズ(cl & as)、ロン・カーター(b)らが参加してる。

ミシェル・ルグラン自身はピアノのほかにエレクトリック・ピアノやオリガン、さらに珍しくヴォーカルを担当しており、演奏曲は全て自身で作曲した曲。

ナイショのバー
「シェルブールの雨傘」、「ロシュフォールの恋人たち」の劇中歌などが演奏されてる。実に粋でお洒落なアルバム。

ナイショのバーが突然パリのクラブになったかのようなお洒落なジャズが店内を流れる。いいね〜

そしてTIR NAN OGティル・ナ・ノーグ)とミシェル・ルグランのジャズに浸りながらモルタデルソーセージを食べる。実に粋な感じ。

アタ・ランギ サマー・ロゼ
続いては、ニュージーランドはアタ・ランギサマー・ロゼという素敵なロゼを1杯。

アタ・ランギ』とは、マオリの言葉で“新しい始まり、夜明けの空”という意味だとか。

革新的なまでのピノ・ノワールで世界を湧かせたアタ・ランギですが、今夜はそのロゼ。

このサマー・ロゼ、実にまっとりと艶のある素敵なロゼです。甘い誘惑とはこの事を指すんだという感じのロゼ。

旨味もたっぷりで、中々グラマラスなワイン。ルパン三世峰不二子か!

ナイショのバー ラフロイグ
そして大好物の万願寺唐辛子とプロシュートのグリルが出て来た。

それに合わせるのは、塩っぽさを考え、アイラのウイスキー、ラフロイグの1999年。

さすが、森浦君、いいチョイス!

アイラらしい塩っぽさとプロシュートの塩加減が相まって素敵な世界が目の前に広がる。美味い!

さて、ここで9周年をお祝いしてワインを開けた!

開けたのは、先日のメルボルンのワインショップでも高級品だった西オーストラリア、マーガレットリバーの銘酒カレンの2002年。

マーガレットリバー カレン

カレンはボルドースタイルのトラディショナルなワインを創ることで有名。現地でもオーストラリアドルで$100以上した。

2002年と言えば、僕が仲間とトライしてたカリフォルニアキュイジーヌの店を閉め、そして仕事上では仙台の会社と合併をして急にデカくなった年。何とも深い想いがある2002年のカレンです。

渋みも穏やかになり、でもまだ果実味はしっかり残っていて、まさに”美しい”という表現がピッタリな素敵なボルドーブレンドなワイン。ゲストハウスも見ての通り、美しい!

マーガレットリバー カレン

ロイ・エアーズ ヴァーゴ・ヴァイブズ
ここでジャズが変わる。

ベテランヴィブラフォン奏者、ロイ・エアーズの『ヴァーゴ・ヴァイブズ』という作品

ハービー・ハンコック(p)やバスター・ウィリアムス(b)、ハロルド・ランド(ts)、ジョー・ヘンダーソン(ts)などをバックに1967年、ロサンゼルスとニューヨークで録音された作品。

全体にハードバップ風なアレンジの中、トランペット、サックスなどと絡みながらクリスタルな感じに弾くヴィブラフォンの音色が美しい。

ナイショのバー
そして次なるお料理は、大好きな大和芋のロースト パンチェッタ添え。

この大和芋と厚切りのパンチェッタとチーズの組み合せは癖になる美味さ。

カレンのお洒落な味わいとパリのカフェで食べてるかのようなこのお料理が最高な組み合せ。

アルヘ ARJE キューバン・ジャズ・プロジェクト
ジャズはアルヘARJE)の『キューバン・ジャズ・プロジェクト 』へと進む。

ディープなサウンドです。

チック・コリア的な曲調のものがいくつかある。

少し翳りのあるキューバンなジャズです。

そしてシメのパスタは、新作のアスパラとパンチェッタのパスタ。体に良い味してるな〜

そして、デザートのフルーツに合わせ、ボンド・マティーニを森浦君に"Shakin' Not Stirred!"な感じでバリバリに振ってもらった。

ボンド・マティーニ 森浦君 "Shakin' Not Stirred!"

美味い! 艶がある。男の醸し出す艶気を存分に出し切った力作。

ブルックリン
そしてこれで帰るはずが、最後の最後にもう1杯、写真に写ってるな〜

既にこれ、記憶が怪しい。でも写真からして、僕の大好物のブルックリンに違いない。

今夜は店主の増田さん、バーテンダーの森浦君とカレンをいっしょに開けて9周年を祝った素敵な夜です。

朝早くに大事なアポがあったので、寝坊しちゃいけないと明け方から何度も目が覚める。で、ある瞬間、ふと目が覚めたら、その前に目が覚めた時から時間が変わってない。そんなバカな??

メルボルン
さっき目が覚めた時には、iPhoneを見て朝の6時だったのを覚えてる。あと少しだけ寝れる、そう思ったんだよね。

で、しばらくしてもう一度ふと目が覚めてベッドサイドに組み込まれてる時計を見たら、何と、まだ6時のまま。そんなわけないだろう〜〜〜

いや〜、ビックリした。

メルボルン トラム
答えは簡単で、ベッドサイドの組み込み時計は普通の目覚まし時計なので、勝手にサマータイムには追従しないので、1時間遅れたまま。いやはや、驚いた。最後までDayLight Savingにはヤラれっ放しです。

さて、仕事を終えて夕方、街に出ました。

初めてトラム(市電)に乗りました。基本的には有料なんだけど、観光用に無料のも走ってる。僕が乗ったのは、たまたま偶然だけど無料のトラム

夕飯はとっても素敵なところに行きました。

出掛けた先は、『THE PRESS CLUB』。そう、その名の通り、記者クラブのレストランです。

THE PRESS CLUB メルボルン

金色に輝くプレートが威厳あるね。

パイパーズブルック クレリンガー ブリュット Pipers Brook Kreglinger Brut バノックバーン・ヴィンヤード Bannockburn Vineyards THE PRESS CLUB メルボルン
レストランの中もすっごくお洒落です。威厳があり過ぎて店内をバシバシ写真撮影する感じじゃなかったので記録が残せず残念!

さて、まずはスパークリングで喉を潤す。フランスはブルターニュ出身のナイスな若手ソムリエに選んでもらったのは、タスマニア島の『パイパーズブルック クレリンガー ブリュットPipers Brook Kreglinger Brut) 2005』。

シャンパンと同じ瓶内二次発酵で丹念に作りあげられたスパークリングだそうで、クリーミーな舌触り。果実味がたっぷりとしていて少しトースティーな感じもシャンパンっぽい。

このパイパーズブルック、ワイナリーのビジターセンターも畑も写真の通り、実に素敵。

パイパーズブルック クレリンガー Pipers Brook Kreglinger

パイパーズブルック クレリンガー ブリュット Pipers Brook Kreglinger Brut THE PRESS CLUB メルボルン
それにしても、この3日間飲んだオーストラリアのワインはどれもかなりユーロ圏な世界。

もはやニューワールドなどとは呼ばせない威風堂々とした伝統的な世界がこの地にはあるね。


さて、まずはパンが出てきた

全粒粉ともう1つ。

THE PRESS CLUB メルボルン
バターに相当するものが何かお魚を使った特殊なパテと言ってたけど、詳細を忘れちゃった〜

お料理は5種類のミニプレートが出るコースにしてみた。

そのコースの内容から、ソムリエは白ワインを勧めた。白をボトルで飲み、最後のお肉の時にグラスで1杯赤ワインを飲むのがベストというのが彼のレコメンド。

バノックバーン・ヴィンヤード Bannockburn Vineyards 2001
選んでもらったワインは、地元ヴィクトリア州の『バノックバーン・ヴィンヤードBannockburn Vineyards) 2001』というシャルドネ。

オーストラリアの11年物のシャルドネを飲むのは生まれて初めて。期待に胸が膨らむ。

グラスに注いだ瞬間にフワッと香りが舞う。11年の時を経たバノックバーンのシャルドネは、実に素敵な黄色い色に昇華し、味わいはまったりとしたムルソーのような世界。

このバノックバーン、ブラインドテイスティングでオーストラリアと当てられる人はいないと断言する。確実にブルゴーニュと答えるでしょう。

それほどまでにトラディショナルで骨格のしっかりしたミネラル感もたっぷりとした素敵なシャルドネです。美味過ぎる!!

THE PRESS CLUB メルボルン

THE PRESS CLUB メルボルン
このバノックバーンのシャルドネに合わせるお料理の1品目は、グリーンとホワイトの2種類のアスパラを使った素敵でヘルシーな一皿。見た目にも美しい。

続いてはマグロを使った一皿。

可愛い盛り付け同様、シャルドネにピッタリの淡い味付け。わさびの葉が乗ってる! それもタスマニア島のわさびらしい。タスマニア島ではわさびの栽培が盛んで、日本へも輸出してるって! こりゃ驚き!

3皿目が、実はソムリエと仲良くなって素敵なバノックバーンのシャルドネを1杯ご馳走した返礼で、コースにはない一品が登場!

THE PRESS CLUB メルボルン

タスマニア・サーモンのステーキ!! 泡状のクリームが乗ってる。下にはアスパラガスなどのお野菜がたっぷり。

THE PRESS CLUB メルボルン Barramundi バラマンディ
肉厚でジューシーな最高に素敵なサーモンのステーキです。もちろんバノックバーンのシャルドネには最高のマッチング!

そして4皿目、これが本来のお魚料理ですが、「Barramundiバラマンディと発音するらしい)」というオーストラリア特有のお魚のソテー。

このBarramundi、基本的には淡水魚で、でも産卵は海という鮭のようなもの??

Barramundi バラマンディ
Barramundiとは、オーストラリア原住民アボリジニーの言葉で、大きな鱗(ウロコ)の魚を意味するらしい。

こんな魚ですが、大きくなると最大で1.5mにもなるとか。

日本じゃこんなデカい淡水魚はいないよね。オーストラリア、恐るべし。

Barramundi バラマンディ

生まれてきた時はすべてオスで、生後3~4年ほどで生殖機能を有し、生後5~6年ほどでメスに性転換するとか。ネットでそう書いてあったが、本当かいな??

そして最後の一品、5皿目は、鴨のローストだったかな?? 写真からするとそのはず。

THE PRESS CLUB メルボルン
ビーフと両方出すとか言われたのを丁重にお断りしてお肉は1皿にしてもらった。

いい色合いに焼けてます。

ここで1杯赤ワインをもらったはずだけど、写真を取り損ねた。

何かシラーズをもらったように思う。


THE PRESS CLUB メルボルン
そして素敵なデザートに合わせて食後酒を!

ソムリエが選んでくれたのは、何と、キプロスのデザートワイン『コマンダリア セント・ニコラスCommandaria St. Nicholas)』。

もちろんそんなもの、飲むのは初めて。

キプロス固有のブドウ品種、ジニステリーマブロから造られてるらしい。

コマンダリア セント・ニコラス Commandaria St. Nicholas
地中海に浮かぶキプロス島は古代からワイン貿易で栄えていて、ローマの勇将アントニウスは『まるでキプロスの葡萄酒のように甘く優雅なそなたよ』とエジプトのクレオパトラに愛を告白し、最高の贈り物としてキプロス島を捧げたとか。

このコマンダリアの歴史はこのWEBサイトに詳しいです。十字軍として遠征中のテンプル騎士団が12世紀に立ち上げたものらしい。

この『コマンダリア セント・ニコラスCommandaria St. Nicholas)』、ちょっと切なく甘い感じのロマンチックなデザートワイン。単に甘いだけじゃなく、大人の心に潜むロマンを呼び起こすかのようなデザートワイン。素敵過ぎるな〜

THE PRESS CLUB メルボルン
最後は、デザート含めた5皿コースが結局6皿コースになったもんだから、食べに食べた胃を楽にするのにいいよと薦められ、何かの葉っぱのお茶が出て来た。写真のように中国っぽい感じの急須のようなものが出て来てビックリ! オーストラリアにそんなグッズがあるとは。

確かに胃がすっきりした気がする。

今日は明け方からアポに遅れないよう何度も目が覚め、おまけにベッドサイドの時計のサマータイムマジックにやられるところから始まり、ヘビーな会議、その結果を経て英文でのレポート作成と続き、実に長〜い一日でしたが、最後の最後、日本でも見た事がないほどのホスピタリティーの素敵なレストラン「THE PRESS CLUB」にて幸せに酔う夜でした。

メルボルン、最高!
メルボルン Fuji Sushi
メルボルン2日目、ランチはディープです! 繁華街の裏路地、中国人がやってる怪しげな鮨屋『Fuji Sushi』。

ここ、鮨屋と言いながら、いろいろな丼物とかがある。僕が選んだのは、何と「カレー牛丼」。

何か怪しげでいいでしょ〜〜

吉野家の牛丼にカレーが掛かったものを想像してたけど、中華鍋で肉をガシガシと炒める音がする。どうやら牛肉をカレーのルーで炒めてるっぽい。

メルボルン Fuji Sushi カレー牛丼
出て来たのはこの写真の通り、ジャンキーな食べ物。でも中々美味い!

ところでこの日はちょっとトラブルです。何がトラブルって、パソコンの時計と、腕時計と、iPhoneの時計、それぞれが1時間ずつ違う時間を指してる。??

パソコンは解る。こちらは日本時間のまま。腕時計は、メルボルンと日本の時差が1時間なので、昨日到着した際に1時間、時間を進めた。

そしてiPhoneは地元キャリアに接続すれば勝手にその国のローカルタイムになるはず。

iPhoneが狂ってるって思ったんだよね〜〜

メルボルン サマータイム DayLight Saving
でも街を歩いているうちに、どうも変だと思い始めた。何とな〜〜くiPhoneの指してる時間が正しそう。

何が起きてるのか???

そう、サマータイムです! ジャスト今日の午前2時にサマータイムに突入したんです! サマータイム突入の日に現地にいる経験なんて、滅多な事じゃないよね。驚きです。

確かにホテルに写真のような小さな張り紙があったんだけど、こちらではサマータイムとは呼ばず「DayLight Saving」と呼ぶらしく、僕はそれを知らなかったので、この張り紙は僕には関係ないものと思って無視しちゃってました。

ということで、Apple社のタイムサーバに接続され自動補正の効くiPhoneだけが正しい時間を指してました。iPhone君、疑ってゴメンね〜〜

さて、夜はまた遊歩道を歩いてSouthGateへ! 向かう先は、前日に続きもちろんWalter's Wine Bar

メルボルン SouthGate

途中、着ぐるみを来たギタリストに遭遇した! ね、何かカッコいいでしょ!

その100mくらい先に3人組のロックバンドもいた。

そして夜景はうっとりするほど美しい。

メルボルン SouthGate

YERING Station YarraBank ヴーヴ・エー・ドゥヴォー Veuve A.Devaux
今夜もやってきましたWalter's Wine Bar、今日は窓際の席に座れた。

まずは、地元ヤラヴァレーのスパークリングで喉の渇きを癒す。

8月に訪問した老舗中の老舗『YERING Station』がリリースするスパークリング「YarraBank」。

どうやらこのYarraBankというスパークリングのブランドは、シャンパーニュのヴーヴ・エー・ドゥヴォーVeuve A.Devaux)とYERING Stationが1996年から立ち上げているジョイント・ベンチャーらしい。

清々しい泡とナッツ、トースト香、華やかな香り、飲むものをワクワクさせるものがある。

カウンターじゃないのでグラスワインのボトル写真が取れないので、ワイナリーの写真で紹介します。


Walter's Wine Bar
グリッシーニにプロシュートを巻いたタパスで飲むこのYarraBank、実に美味い!

続いては、地元ヴィクトリア州のソーヴィニヨン・ブランで『シャドウファックスShadowfax)』。

日本では見たことないな。

シャドウファックス Shadowfax ヒントン・エステート Hinton Estate
柑橘系の上品な香りのする素敵なソーヴィニヨン・ブラン。華やかで貴婦人のような輝き。

いいね〜

続くは赤ワイン、ニュージーランドのヒントン・エステートHinton Estate)のピノ。

柔らかく可愛らしい素敵なピノ。

詳細不明ですが、1910年から5世代に渡って果樹栽培を行って来た農園がワインを造ってるらしい。


Walter's Wine Bar
お料理は、鶏のコンフィをむしってリゾットにしたもの。

旨味がたっぷり詰まった素敵なリゾットです。



そして、このリゾットに合わせてワインは白に戻ります。

ウエスタンオーストラリア州のリリアンLILLIAN)というワイナリーのヴィオニエです。

名醸地マーガレットリバーから南東に300kmほどの内陸部、ペンバートンの森の中にワイナリーはある。

リリアン LILLIAN ヴィオニエ
マーガレットリバーと異なる大陸性気候のためローヌ品種が植えられてるそうだ。

だからヴィオニエなんだね。

華やかで香しい。ローヌのコンドリューなどと比べ糖度、甘みは抑えめで、もう一回りシャープな印象。細身で長身の素敵な女性なイメージかな。水川あさみとかね!

Walter's Wine Bar ファー・ライジング Farr Rising
華やいだリリアンのヴィオニエにすっかり気分が良くなった僕は、チーズと赤ワインへ!

前日はシャルドネを飲んだファー・ライジングFarr Rising)のシラーズを行ってみました。とてもディープで凝縮感の高い素敵なシラーズ。スパイシーさはわりと穏やかで、深みと艶が素敵なシラーズ。

Walter's Wine Bar TOKAY
そして最後の最後に、何と、オーストラリアのTOKAY

TOKAYと言えばハンガリーだよね〜

何でも2008年のEU圏との協議にて、この紛らわしい名前は10年間の猶予を経て使えなくなるらしい。

しかし何でTOKAYなのかな〜

まっとりとした甘みとエロスの境界線のようなワイン。こりゃヤラれちゃうよ〜

と、今夜もWalter's Wine Barでたんまりと飲んで、そして帰路の遊歩道でまたまた素敵な夜景に酔い、何とも素敵な夜を過ごしました。

メルボルン SouthGateメルボルン SouthGate
8月に続きメルボルンへ出張となった。

シドニー空港
今回も韓国の仁川経由。でも前回と違い、仁川からメルボルンへの直行便が満席で取れなかった。仕方なくシドニー経由です。

早朝6時に着いたシドニー空港はハブ空港としての機能は弱く、トランジットは中々大変だった。トランジットするために隣りのターミナルまで歩かされ、そこからバスに乗るんだけど案内板も何もなく、係員が肉声で便名を叫び、それを聞いた人がバスに乗る。

シドニー空港 HANGRY JACK'S
バスはドメスティック専用の別のターミナルに僕らを連れていく。

このドメスティックなターミナルでトホホな事が...

朝食にハンバーガーを買ったらさ、何と持った瞬間に掌に冷たいところが当る。え??

食べてみると冷凍のパテがきちんと解凍できてなくって、部分的に冷たいまま。酷い!

メルボルン
このHANGRY JACK'Sというハンバーガー屋、どうやらバーガーキングの系列らしんだけど、もう最低! プンプン(>_<)

さて、何とか辿り着いたメルボルンは小雨模様です。

まずはランチ。

ホテルには1カ所ランチをやってる中華レストランがあると書いてあったんだけど、探しても探しても見当たらない。コンシェルジュに聞いたら、何と、潰れてた〜〜 朝のハンバーガー事件に続いて最低!

コンシェルジュに聞いたところ、ヤラ川沿いの大きなショッピングモール「SouthGate」へ行けとのこと。前回来た時に二晩続けて通った最高なワインバー「Walter's Wine Bar」が入っているモールです。

メルボルン

ホテルからこのSouthGateまで歩いて10分くらい。雨もやんだし、ヤラ川沿いの景色のいい遊歩道を歩く。が、好事魔多し。途中で突然の大雨! え〜〜!

ちょうどセブンイレブンがあったので飛び込むも、この突然の雨で傘はすべて売り切れ。う〜

ホテルに戻るのとSouthGateまで進むのと、ちょうど中間地点。仕方ないのでラグビーじゃないが、前へ前への精神で、ともかく前進。びしょ濡れになってSouthGateに到着し、3階の洋品店で折りたたみ傘を買う。

メルボルン SouthGate 都 カツカレー

メルボルン SouthGate 都
ランチはWalter's Wine Barの隣りの和食屋「都」。

頼んだのは、ジャンキーにカツカレー!

大ぶりの野菜がゴロゴロ入った中々ヘルシーなカツカレー。

上手い!

食べてる間、ヤラ川沿いには船が通ってる。

いい風景だね〜 素敵な街です。

メルボルン SouthGate
さて、夜はまたこのSouthGateに戻って来ました! 途中の雨上がりの夜景もきれいだね〜

でも土曜の夜です。Walter's Wine Barは大盛況。僕は一人だったので、カウンターに陣取った。日本人スタッフで前回もお世話になったチアキさんが相手をしてくれた。

今日は一人なのでワインはボトルじゃなくグラスで! Walter's Wine Barはグラスワインも超豊富なので、グラスでもとっての楽しい。

Walter's Wine Bar ファー・ライジング Farr Rising
まず最初のワインは、若き醸造家、ニック・ファーが造るファー・ライジングFarr Rising)のシャルドネ。カリフォルニアの怪人、オー・ボン・クリマジム・クレンデネンの下で修行したという人らしい。

まさにメルボルンが位置するヴィクトリア州のワイン。トロっとしてブルゴーニュのシャルドネのようなワイン。ムルソー的なまっとり感、バターやナッツの感じなどがきれいに表現されている。とても上品なシャルドネです。

合わせるお料理は、パエリアのご飯をコロッケにしたような揚げ物。ファー・ライジングのナッティーな感じにとってもよく合う素敵な逸品。

Walter's Wine Bar ファー・ライジング Farr Rising

Walter's Wine Bar ダーウェント Derwent タスマニア島 リースリング
このWalter's Wine Bar、ワイングラスもお洒落で、「W」の文字が描かれてる。粋だね〜

続いては、タスマニア島のリースリング『ダーウェントDerwent )』。タスマニア島南部にダーウェント・ヴァレーDerwent Valley)という地域があり、そこのワインらしい。

実に酸がきれいで素敵なリースリング。これまたユーロ圏的な味わい。果実味と酸、ミネラルのバランスがすごくいい。冷涼な地のワインというのが味わいからも解る。

パリンガ・エステート Paringa Estate モーニントン・ペニンシュラ Mornington Peninsula Walter's Wine Bar
続いては、パリンガ・エステートParinga Estate)というところのピノ・ノワール。

地元、ヴィクトリア州のワイン。

モーニントン・ペニンシュラMornington Peninsula)という場所らしいが、詳細不明。

モーニントン・ペニンシュラ Mornington Peninsula
地図で見るとメルボルンからかなり南(北半球と逆なので寒い方)へ行ったところっぽい。

これまた今日はどうしたことかと言うくらい、本場フランスチックなワインが続く。

このパリンガ、とてもオーストラリアワインとは当らないでしょう。本家ブルゴーニュのようなワイン。

シルキーなタッチで香り高く、微かな獣臭、土の香りなど、上質なブルゴーニュそのもの。

素晴らしい!

Walter's Wine Bar タスマニア・サーモンのグリル
ここで素敵なお料理が登場!

タスマニア・サーモンのグリルです。

温野菜がたっぷりと付け合わされた素敵な逸品。

肉厚で、ジューシーで、素敵な素敵なタスマニア・サーモンです。美味過ぎて頬っぺたが落っこちそうとはこの事。

マーガレットリバー ウッドランズ WOODLANDS カベルネ・フラン&メルロー Walter's Wine Bar
合わせるワインは、西オーストラリアの名醸地、マーガレットリバーウッドランズWOODLANDS)のカベルネ・フラン&メルロー。

マーガレットリバーはボルドースタイルの上質なワインを造ることで有名だけど、このウッドランズ、まさにボルドー右岸系。

柔らかいタンニンとふくよかで広がりと奥行きのある果実味と花の香りにうっとり。

かすかなスミレ香が素晴らしい。


ラザグレン Ratherglen マスカット Walter's Wine Bar
さ、これで帰ろうと思ったら、チアキさんがシメの食後酒を選んでくれた。

地元ヴィクトリア州のラザグレンRatherglen)というマスカットを使ったレイトハーヴェスト。

甘さの中に爽やかなマスカットの香り、そして白い花の香りがする素敵な逸品。

こんな食後酒、日本では飲んだ事ないな。



メルボルン SouthGate
と、素敵なオーストラリアのワイン5連発にすっかり心ヤラレた夜です。


帰路、夜景はきれいだし、そして遊歩道にはサックス奏者がいたりして、実にいい夜です。


メルボルン初日は雨でびしょ濡れにはなったけど、Walter's Wine Barで幸せな夜です。




メルボルン SouthGateメルボルン SouthGate
ラ・フェーヴ la feve 永嶋佳代子
何度も行ってるラ・フェーヴla feve)、これまでは食事の後の食後酒でしか行ってなかった。お料理も美味しいと聞いてる。

Twitterでたまたま素敵なお誘いのページへ誘導(誘惑?)されちゃいました。築地から素晴らしいキンキが入ったのでブイヤベースにするって!

遅くまで仕事した夜、この誘惑に乗って出掛けました〜〜

まず最初はシャンパンをグラスでもらい、そしてお料理は真鯛のカルパッチョを。これが写真の通り、中々お洒落に出て来た。

シャンパンにピッタリな味わい。

そしてブイヤベースに合わせてワイン選び。店主の永嶋佳代子さんに選んでもらったのは、アルザスの地で1780年から続くという由緒あるドメーヌ・フィスター(Domaine Pfister) の『キュヴェ 8Cuvee 8)』というワイン。リースリング、ピノ・グリ、ゲヴェルツトラミネール、ミュスカが入ってるそうだ。

ドメーヌ・フィスター Domaine Pfister キュヴェ 8 Cuvee 8 メラニ

ドメーヌ・フィスター Domaine Pfister キュヴェ 8 Cuvee 8 メラニ
少しヴィオニエに似た白い花の香りがする。でもヴィオニエほどパフュームな感じじゃなくもっと香りは穏やか。とても上品な香りと味わい。

小ぶりのブドウを口の中で皮を剥きながら食べた時のあの果実味を思わす。でもそれは香りだけで、味わいは甘くなくドライ。

ドメーヌ・フィスターの現在の当主は8代目で女性のメラニさん。写真の通り、まだとっても若い。でも名門シュヴァル・ブランなどで修行をしてきた方らしい。

ドメーヌ・フィスター Domaine Pfister キュヴェ 8 Cuvee 8 メラニ
写真のメラニさんのお隣はご両親。

お父様は7代目の当主としてドメーヌ・フィスターの発展に大きく貢献したらしい。

ワイナリーもワインと同様、とってもお洒落で素敵なところ。

写真を見ているだけで行きたくなるよね。

ドメーヌ・フィスター Domaine Pfister キュヴェ 8 Cuvee 8 メラニ

ドメーヌ・フィスター Domaine Pfister キュヴェ 8 Cuvee 8 メラニ
写真下段のスタッフ勢揃いな写真は、詳しくはフランス語でよく解らなかったけど、どうやら収穫を手伝ったメンバーのオールスターズっぽいです。


ちなみにこのドメーヌ・フィスターはいろいろと先進的で、既にコルクをやめてガラス栓(ヴィノロックシステム)を採用してるとネットに出ていた。

こんな感じです。



ラ・フェーヴ la feve 永嶋佳代子 ブイヤベース
そしてドメーヌ・フィスターキュヴェ 8を味わっていると、いよいよ本日のメインイベント、キンキを使ったブイヤベースが出て来た!!

見ての通り、魚介が山盛り、香りも素晴らしく、食べる前からワクワク!

魚介の旨味が詰まりに詰まった素敵な逸品。

ラ・フェーヴ、お料理も素晴らしいな。


シメは鴨のロースト。

ラ・フェーヴ la feve 永嶋佳代子 鴨のロースト
こちらも旨味がギュッと詰まった素敵な鴨。

焼き上がりの色合いも素晴らしい。

今宵は遅い時間ながらラ・フェーヴで素敵なお料理とドメーヌ・フィスターの素敵なワインで幸せな夕飯となりました。

ラ・フェーヴ&素敵なマダム、永嶋佳代子さんに感謝です!
パルメイヤー ディスクロージャー
深い深い夜です。

大好きなワイン、自分たちで2001年にトライしたレストラン『cure』でもイチオシだったワイン、パルメイヤー

映画『ディスクロージャー』でキーとなったワイン。マイケル・ダグラスデミ・ムーア主演の逆セクハラな映画。ただしあの時の証拠となったのは今夜のメリタージュな赤ではなくシャルドネだったけどね。

1998年〜2001年のパルメイヤーのメリタージュ、ボルドーブレンドを多数ストックしてる。いずれも素晴らしい逸品。

ディスクロージャー マイケル・ダグラス デミ・ムーア パルメイヤー
造り手は1999年までは数々の伝説を打ち立てて来た神業なワインメーカー、ヘレン・ターリーHelen Turle)、2000年からはヘレン・ターリーの助手だったエリン・グリーン。造り手が変わった事を明示するのか心機一転なのか、この2000年からエチケットはブドウの品種にかかわらず白となった。

このパルメイヤーの美味さ、味わいは言葉で評論はできない。ただただ深く深淵なるワイン。神に捧げる神聖なるもの。

冷涼な湖の畔の空気感、深い森の奥の木々の香り、そしてギリシャ神話の女神、そんな世界を想い描く素敵なワイン。そして何とも言えないこの艶。それこそ映画「ディスクロージャー」のデミ・ムーアの艶気を思わせる。

アート・ファーマー CRAWL SPACE クロール・スペース デイブ・グルーシン
合わせるレコードがこれまたディープ。

選んだのは、大好きなトランぺッター、アート・ファーマーが1977年にフュージョン系のレーベルCTIから出したアルバム『CRAWL SPACE(クロール・スペース)』。

僕の敬愛するデイブ・グルーシンがアレンジ。メンバーは1977年当時のフュージョン界のトップたるエリック・ゲイル(g)、ジェレミー・スタイグ(fl)、ウィル・リー(eb)、ジョージ・ムラーツ(b)、スティーヴ・ガッド(ds)という豪華メンバー。

デイブ・グルーシンのエレピ(フェンダー・ローズ)に乗ったまさにあの頃のフュージョンな感じの曲が多いけど、さすがこのメンバー、ポップなだけじゃ終わらず、深いジャージーな演奏が繰り広げられてる。アート・ファーマーの吹くフリューゲル・ホルンの艶も素晴らしい。

アート・ファーマー CRAWL SPACE クロール・スペース デイブ・グルーシン エリック・ゲイル

ジェケット内側のメンバーの写真もいいね〜 デイブ・グルーシンがドンのごとく貫禄な感じだし、車から降りて来るエリック・ゲイルのかっこ良さときたらたまらない。彼らが本当に輝いていた時代を物語ってる。

古き良き登り坂な経済をアメリカも日本も謳歌してた頃の作品です。アメリカン・ドリームって言葉がなぜかこのアルバムには似合ってる気がする。なぜだか解らないけどね。

ジ・ヴァン・ジン
深い深いパルメイヤーとこれまた深いアート・ファーマーのレコードを聞いていたら、食後酒が欲しくなった。


コニャック地方で本当のブドウから造られる珍しいジン。ほのかにブドウから来るのか、微かな甘み、果実味を感じる。

その微かな甘みというか甘い香りが誘惑香となり妖艶な世界を創り出す。

ボトルの内側にボタニカルの種類が描かれてる。写真で解るかな? どこまでもお洒落で妖艶なジ・ヴァン・ジンです。

ジ・ヴァン・ジン
今夜はそのまま何も果実も入れず、オン・ザ・ロックでまっとりといただきました。マティーニにしたかったんだけど、こんな素敵な夜に限って家にベルモットが切れてて造れなかった...

そう言えばこのジ・ヴァン・ジン、この春、三幸苑で出て来てビックリした。こんなものまで持ってる和合さん、さすが!

今夜はヘレン・ターリーの時代のパルメイヤーアート・ファーマーの珍しいフュージョン作品『CRAWL SPACEクロール・スペース)』で古き良き時代を想い、そしてジ・ヴァン・ジンで最後の最後にまっとりする素敵な夜です。

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