ワインのある生活: 2012年2月 Archives

”社会復帰”2日目、初日とは大きく違うことがある!

実は、右足の裏の傷口はだいぶよくなってきて、室内なら軽く足を付くことで出来るようになった。医者からは、「靴が履ければ少し歩いてみてもいい!」との許可が出た。

でもここからが大変。

大ケガと巨大な靴
まだまだ腫れてる足は元の26.5cmのサイズからは変わり果てていて、30cm以上じゃないと入らない。かつ、甲がかなり腫れて高くなっているので、ゴムベルトとかじゃないと入らない。

そんな靴ってあるのか?

病院にはそういう患者用の専門の靴があり、それをオーダーした。患部をケアするパッドも専用に計測して造る。

でもこの専用の靴が出来上がるまで1週間かかる。それまで松葉杖は嫌だ!

いろいろ探し回ってダイエーで見付けたスポーツシューズ、これが中々イケる!

ジョニー・ウォーカー
30cmのスニーカーの紐を取り去り、ベロのところを開いて、それで何とか足が入る。で、この靴を履いた途端、本当にヨロヨロだけど、歩けた! やった〜〜〜

という事で、喜び勇んでナイショのバーへ突撃!

久々のナイショのバー、そう、2ヶ月ぶりのナイショのバーは幸せの極み。

まずはジョニー・ウォーカーにオールドボトルのハイボールからスタート! 古き良き時代の風を感じる一杯。

小沼ようすけ nu jazz
流れるジャズは、日本の若きジャズギタリスト、小沼ようすけのデビュー作『nu jazz』。

オルガンが入ったR&B的な曲があったり、ウェス・モンゴメリー張りのオクターブ奏法ガンガンの曲があったり、2001年の作品なんだけど、若さが弾けるテンションの高いジャズ。

ストラスアイラ
枯れたジョニー・ウォーカーのオールドボトルに若きギタリストのハイテンション。

こんな組み合せもいいもんだ。

続いての一杯は、これまた大好きなシングルモルト、ストラスアイラハイボール。深い麦の味わいが心地よい。

ソフィー・ミルマン メイク・サムワン・ハッピー
ここでジャズはロシア出身の女性ヴォーカル、ソフィー・ミルマンの『メイク・サムワン・ハッピー』に変わる。

初めて聴く人なれど、何度もブルーノート東京へ来日しているらしい。

ストラスアイラ 1967
若手とは思えないトラディショナルなジャズを演じてる。ベースの1音1音に乗せて心の奥底に語りかけるかのような歌いっぷりに心打たれる。

素晴らしいジャズ! 試聴はこちらで

この素敵なジャズヴォーカルに合わせ、ストラスアイラの1967年をトワイスアップで!

身も心もトロけてしまいそうな恥美を感じる。

久々のナイショのバー、もう既にヤラレてヘロヘロな感じ。素晴らし過ぎる!

マッケンジー・ミューラー McKenzie-Mueller NAPA JAZZ ナパ ジャズ
さて、今日は社会復帰祝いだ! みんなでワインを開けよう!

選んだワインは、マッケンジー・ミューラーMcKenzie-Mueller)の『NAPA JAZZナパ ジャズ)』という不思議なワイン。

年末に飲んで感動したワイン。

カベルネ・フラン主体の静なるワイン。静であり聖である。

ともかく深い。ユーカリ香が素敵。魅惑のワイン。

ナイショのバー ブロッコリーのグリル
この聖なるワインに合わせ、ブロッコリーのグリルやアスパラガスのグリルが出て来た。

いずれも香ばしい逸品。

そして大好きな大和芋のローストとパンチェッタ。

久々にオーダーしたら、少し盛り付けが変わった。

ナイショのバー アスパラガスのグリル 大和芋のローストとパンチェッタ
でも相変わらず最高な旨さ!

豚の肉の旨味をここまで引き出す料理はそうなない。



ジャズは大好きなトランぺッター、フレディ・ハバードのデビュー第2作『ゴーイン・アップGOIN' UP』へと変わる。

フレディ・ハバード ゴーイン・アップ GOIN' UP ハンク・モブレー マッコイ・タイナー ポール・チェンバース フィリー・ジョー・ジョーンズ
ハンク・モブレーの太いテナーとフレディ・ハバードの熱きトランペットが絡み合う凄みは、この世の物とは思えない。

マッコイ・タイナーのピアノ、これまた大好きなポール・チェンバースの太く弾けるようなベース、最愛のピアニスト、ビル・エヴァンスの盟友だったフィリー・ジョー・ジョーンズのドラムスと、メンバーも最高。

ナイショのバー
まさに60年代のハードバップなジャズが目の前に繰り広げられる。

ここはジャズクラブか!? この素敵なジャズに合わせ、グラスで1杯、シエラ・ムーンを出してもらった。最高!

シメのパスタはアスパラと豚肉を使ったオイル系。体に良い味してる〜

ポール・フライシャー ザット・ブリッジ ケニー・バロン アル・フォスター ボブ・クランショウ
そして最後の最後は、イチゴにブルーベリーにキウイ、そして森浦君の創るブルックリン

今年初めてのカクテルに心溶ける...

ジャズは大阪在住のテナー・サックス奏者、ポール・フライシャーの『ザット・ブリッジへ。

ナイショのバー ブルックリン
最後の最後まで、ジャズクラブに居るかのような世界が目の前に展開される。

2ヶ月ぶりのナイショのバーで”社会復帰”を祝う夜です。

ナイショのバー、最高!
車椅子
いや〜、長かった...

足を大ケガして以来、この5週間、どこにも出掛けられずでした。

最後にはインフルエンザにもかかってしまい、本当に踏んだり蹴ったりな5週間。

でもその間に2回も韓国出張もこなした。

レトロワ l'Etroit 昆布を敷き詰めたほうぼうのカルパッチョ
空港内が広過ぎて松葉杖では歩けず、人生初となる車椅子に乗ったり、ほんと、ショッキングな日々でした。

 (ちなみに、車椅子は恥ずかしかったけど、出国審査、入国審査もみな特別扱いで並ばなくてよかったのがだけが幸い!)

その暗黒な5週間がいよいよ終わります! 待ちに待った日です

レトロワ l'Etroit
2日連続で街に出てみました。

でも、残念ながら”社会復帰”初日は、まだ松葉杖です。

出掛けた先は、レトロワ

久々に電話をしたら、すごくビックリされたし心配されてた。

2ヶ月近くも音沙汰無しを心配したマスターは、わざわざナイショのバーに顔を出して僕の安否を聞いてくれてたらしい。

レトロワ l'Etroit ドメーヌ・アンリ・ナテール サンセール ランシャントゥモン l'Enchantement
そう、ナイショのバーのマスターは僕のこのブログをチェックしたようで、年明けて2ヶ月近くも僕が来ない理由を知っていたらしい。

他にもナイショのバーで大ケガの話を聞いたという人からメールをもらったりしてた。

久々のレトロワは素敵なお料理のオンパレード。

昆布を敷き詰めたほうぼうのカルパッチョ、いつもの味見串、生ハム、野菜のエテュベ、牛タンの赤ワイン煮込み、そして野菜たっぷりのパスタと、もう至れり尽くせりな豪華ディナー。

レトロワ l'Etroit 野菜のエテュベ

角がなく柔らかい。自然なブドウの味わいが心地よい。

ふんわりとしていて、そして温かみのある素敵なワイン。

雰囲気と風格がある。

とっても上品なワイン。

レトロワ l'Etroit 牛タンの赤ワイン煮込み
レトロワのお料理とよく合う。

ブルゴーニュのピノに比べ、もっとずっと清楚なイメージ。

素敵なお料理と素敵なワインで”社会復帰”を果たした夜です。

レトロワ、最高!
これは足を大ケガする前夜の物語。この素敵なプティ・ヴェルドを飲んだ翌日、帰国したその夜にヤッチャいました〜〜

まだアルコールは禁止中ですが、ケガする前の素敵なワインをご紹介!

・ ・ (^_^) ・ ・ ・ ・ (^_^) ・ ・

ニューヨーク
ー8度の極寒の韓国に続き、翌週は極寒のニューヨークへ。

こちらも最低! 気温はー8度、雪も降って来た。何でこんな寒い時期にイベントやるのかな〜

そして、着いた夜からずっと会食続き。

日曜の昼について、もう夜は関係者と会食。う〜ん、時差ボケを修正する間もない。

エスプレッソなノンアルコールカクテル
翌日も夜はパーティーが2件。

1件目は、なんと、ノンアルコールなパーティー!

コーヒー関係のイベントゆえ、エスプレッソを用いたシャンパングラスに創られたソフトカクテルで乾杯!

カプチーノから甘みを抜いたようなクリーミーなカクテル。もちろんエスプレッソも入れたてなので、香り高く美味い!

サンペリグリノなカクテルとウルトラミニハンバーガー
そしてマティーニ風に出て来るのはサンペリグリノにライムを入れたもの。

まあ爽快だし美味かったけど、でもやっぱりジンを入れて欲しいな〜〜

写真の食べ物は、ウルトラミニハンバーガー。美味かった!

最終日も昼は関係者と会食。日本の鮨が食べたいというのでホテルのコンシェルジュに聞いて予約して出掛けた。

そして最終日の夜だけは、ハードワーク&極寒にやられ風邪っぽいし体もヘロヘロだったので、ちょっとだけ体を休めた。

クレンデネン・ファミリー・ヴィンヤーズ Clendenen Family Vineyards プティ・ヴェルド サンペリグリノ ブルガリ
ホテルでルームサービスを取ったんだけど、このルームサービスのワインリストが凄い!

選んだのは、オーボンクリマで有名なサンタバーバラの怪人、ジム・クレンデネン氏のプライベートワイナリー、クレンデネン・ファミリー・ヴィンヤーズClendenen Family Vineyards)の、それも何と、ボルドーではちょっと混ぜるだけの補助品種、プティ・ヴェルド 100%なワイン。

大好きなヴィアデアの”V”ですら、プティ・ヴェルド主体のワインだけど100%じゃない。

クレンデネン・ファミリー・ヴィンヤーズ Clendenen Family Vineyards プティ・ヴェルド
スペインのアラヤンプティ・ヴェルド 100%は一度飲んだ事があるけど、深い静寂さをたたえた静のワインだったな〜

このクレンデネン・ファミリー・ヴィンヤーズプティ・ヴェルドは、恐るべきほどにボルドースタイル。カベルネ・ソーヴィニヨンが入ってるのかと思うほど。

でもよくよく味わってみると、カベルネ・ソーヴィニヨンに比べ角が柔らかく、そしてアルコール的な強さがなく、渋みも穏やか。

実にダンディーで素敵なワイン。ロマンスグレーの50代な感じか。2004年だから8年の時を経ているんだけど、もっともっと熟成している感じがする。

サンペリグリノ ブルガリ
ちなみに、サンペリグリノを頼んだら、なぜかブルガリのロゴ付き! なんだこりゃ?

帰国後、ネットで見てみたら、期間限定でイタリアの名門どうし、サンペリグリノブルガリがコラボした特別なエチケットなんだって!

1965年の「ブルガリ アーカイブコレクション」から、光り輝くブリリアント・カットのダイヤモンドや、ターコイズ、アメシスト、丸みを帯びたカボション・カットのエメラルドを配したイエローゴールド台のネックレスをモチーフにしてるそうだ。凄い!

素敵なワインで慌ただしかった3泊のニューヨークの旅を締めくくる夜です。

そして、翌朝ニューヨークを発ち、帰国した夜、足を大ケガしちゃいました(>_<)

なので、どこにも飲みにも行けない。まだナイショのバーレトロワにも年が明けてから一度も行ってない。ナイショのバーに行き始めてからの8年で、こんなに長く顔を出してないのは初めて。もう1ヶ月半、行ってない。心配されてるかな〜?

早くアルコールが解禁になって欲しいものです。

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