ワインのある生活: 2010年3月 Archives
今日は1日、指がつるほどキーボードを打ち続けて仕事した。ほんと、指が痙攣しそう。

そんな夜は一仕事片付けてリラックスタイム。開けたワインは名門シャトー・ラグランジュのセカンドワイン『レ・フィエフ・ド・ラグランジュ 2001』。安く調達したけど、たぶん6年以上、我がセラーでじっくり熟成。
シャトー・ラグランジュは中世から続く名門。13世紀にはテンプル騎士団の荘園の一部だった。80年代からサントリーの傘下に入り、醸造設備も一新し、かつての素晴らしいワイナリーを復興した。
そんなシャトー・ラグランジュのセカンドワイン、レ・フィエフ・ド・ラグランジュ。実にトラディショナルな落ち着いたワイン。まさにワインの教科書のごとく、果実味と渋み、酸味のバランスが良く、上品で最高の仕上がり。刺激性のない穏やかな気持ちになれる大人のワイン。
昨夜のニュートンのザ・パズルが芯の強い肉食系のワインだとすれば、レ・フィエフ・ド・ラグランジュは古風な明治の女系。ニュートンがトレンディードラマに出てくる気の強いアラフォー系女優なら、こちらレ・フィエフ・ド・ラグランジュは大河ドラマに出て来る古風で控えめな女優。どちらも素敵。

ワインってさ、おんなじブドウの実から造ってもそれくらい違いが出るからこそ、本当に面白い。中世から続く美しきシャトーが人を魅きつけるシャトー・ラグランジュ、その伝統を味わい、丸一日仕事した頭と心を解きほぐす夜です。
我がセラーには本家シャトー・ラグランジュの1996年が1本、レ・フィエフ・ド・ラグランジュは1997年が1本、そして2001年もあと1本ある。何でも改革すれば良いってもんじゃない。この素晴らしいトラディショナルなワイン、いずれも当分は熟成だな〜
鈴木京香とかが出てた昨秋の映画『サイドウェイズ』で取り上げられて話題になったナパの名門ニュートンのトップキュヴェ『ザ・パズル』。1月にナイショのバー No.2で飲んで感動したので1本購入したんだけど、土曜の夜はそれを開けた。深い森の奥を漂う冷涼な空気と、そしてその中で香るハーブ香。そんなイメージの素敵な”作品”。目の前に紺碧の湖が広がる。ダイオッシュより”気温”が低い渋さを感じる。ニュアンス、通じるかな? ともかく深いワインです。最高!
ちなみに皆さん、中村雅俊の「パズル・ナイト」って曲を知ってますか? 日産・パルサーのCMソングでした。独特の声で

PUZZLING NIGHT
記憶を失うように
PUZZLING NIGHT
時計をはずしながら
生まれ変わる今の愛も
抱き合えばシルエット
(作詞:秋元康)
と歌い上げるこの曲のイメージにどこかマッチする。ぜひ中村雅俊のパズル・ナイト、聴いてみて!
素敵なニュートンのザ・パズルな夜です!
今週は超ヘビーな1週間だった。3連休明けの火曜日から3日連続でプレス発表があった。先週の金曜日にもあったので、4営業日連続。ふう〜 さすがにテンコ盛りだな〜
さ、金曜の夜は早くに帰るぞ〜と思いきや、会社を出たのは9時過ぎ。ありゃりゃ、
あまりに疲れていて飲んだ後の帰路が不安ゆえ、今夜も都心では飲まず地元へ帰った。腹ぺこで駆け込んだのはいつものナイショのバー No.2。

そこで待ち受けてたワインが凄い! 映画トイ・ストーリーやファインディング・ニモなどの監督で有名なピクサー社のジョン・ラセター氏が自ら造るワイン『ラセター(LASSETER)』。先日テレビ番組にて放送作家の小山薫堂さんがラセター氏を訪問してワインを飲んでた。実に旨そうだったので気になってたんだよね〜
このワイン、シラー 88%、グルナッシュ 6%、ムールヴェドル 6%という南仏ローヌスタイルなワイン。スパイシーで濃厚、でも深みと柔らかみもあり、香り高いかなり奥行きのあるワイン。落ち着いたスパイス香が大人だな〜 とっても素敵な南仏系のワインです。

ラセターのサイトを見るとこのワインの他、サンテミリオンに敬意を表したボルドースタイルのものと、シラーを使ったロゼが出てる。どちらもとっても興味があるけど、ほとんど日本には入ってない。楽天でもラセターのワインの取り扱いはまったくないな〜
料理はタコ、トビウオ、カンパチ3種のカルパッチョからスタート。そして温野菜で体を温める。
お魚は赤舌平目のソテー。身は薄いけど、実にふっくらとしていて美味しい。メインはジャンボ椎茸を添えたチキンのグリル。黒オリーブとドライトマトのソースが絶品!
このところ、巷ではジャンポ椎茸が流行ってるのかな? 僕がTwitterでフォローしてるソフトバンクホークスの大隣選手が札幌遠征で食べたと書いてた。地元の特産で「リンカーン」という品種だって書いてたけど本当かな!? Googleじゃ出てこない。
さ、疲れた1週間をラセターのワインと美味しいディナーでリセットだ! 週明けはまたまた忙しくなるぞ〜 ファイト!
水曜日、大きな記者会見に臨んだ。ニュースキャスターの木村太郎さんとひな壇にのぼり、新しいメディアを発表した。

全国の地域FM放送局、コミュニティFMがiPhoneで聴けるようになるソフトと仕組みを発表! まずは9局が参加。いろいろな地域情報も発信出来る。時代が変わる予感!
そんな夜、この記者会見をとりまとめた我が社の担当の頼もしい美女2名と打ち上げ! 場所は大好きなオレゴン・バー&グリル。大仕事を終えた後もまだ仕事は忙しく、夕方は3人で汐留の客先に行って打合せ。それを終え、高層階から夜景を眺めながらのディナーは最高!
まずはウィラメット・ヴァレイー・ヴィンヤードのスパークリングで乾杯! とってもフルーティーで旨い!

白ワインを1杯飲み、続いて野菜のグリルに合わせて大好きなA to Zのロゼ。実に艶と旨味があるロゼ。大好きで自宅にも置いてる。2005年ってのが凄いな〜 と、見ると我が家で年末に開けたのも2005年だ〜 サンジョベーゼで造るという不思議で珍しいロゼ。最高です!
そしてメインのワインはこれまた大好きなベルグストローム。それも2004年! 僕も以前、自宅にいくつかの畑のを置いてたけど、最近ではほとんど入手出来ない。

グッとくる深い果実の凝縮感、口の中で香りが爆発するかのようなボリューム感、そして喉を通過する際の柔らかい感じ、どれをとっても最高に素晴らしいワインです。
今夜は店長の石塚さんのはからいで、メニューにないものなどいろいろ出してもらった。オレゴン・バー&グリルは料理も最高!
時代はほんと、変わろうとしてる。これからは間違いなく地方の時代です。
様々な地域に生きる人の生き様、様々な地域に散らばる情報、それらを日本中、いや世界中に届けるこの仕事、本当にやりがいがある。我が社も不況で業績は超苦しいけど、頑張る気力を支える原動力だ。
お蔭様でこのソフト、発表翌日、APP Storeで有料ソフトのダウンロード数でベスト10入りしたし、カテゴリー別ではミュージック部門で1位になった。まだ9局だけど夏までには36局が参加する予定。
時代は変わるよ、きっと!
火曜日は寒々しい夕方でした。18時過ぎまで客先で会議があり、それが終わってそのお客様への対応を協議するため、地方に出張に出ている方と電話会議。こちらは社に戻る時間もなく、新橋駅近辺の屋外です。雨が降り始めており、そして何より超寒い! 寒さをしのげる場所を探し、長々と電話で協議。
何度かの電話とメールでの対応を終わって気付けばもう21時過ぎ。あれ〜〜

それからまだまだいろいろな事に捕まり、結局解放されたのは23時。週明け早々トホホな夜です。もう遅いし寒いしお腹減ったしで、へろへろになって地元のナイショのバー No.2へ駆け込む。
ここで出会った今夜のワインが実に旨かった! 今夜の出会いは南仏ラングドック・ルーション地方、コルビエール地区のワイン『シャトー・ヴォージュラス(Chateau Vaugelas)』。2008年のパリ農業コンクール金賞受賞ワイン。ネックの部分に受賞記念のシールがある。

実に南仏らしいワイン。カリニャン、グルナッシュ、シラー、ムールヴェルドから造られてる。スパイシーで、でも舌触りはシルキーな柔らかさ、しなやかさ。カカオやモカのような香りもしつつ、ベリー系の華やいだ香りも裏に潜んでる。とっても素敵なワインです。艶のあるグラマラスなアラサーの女優のようなワイン。バスト 95cm以上! 真木よう子とか。
ちなみに先日カリニェーナってブドウの話を書いたけど、これ、南仏で言うところのカリニャンでした。南の地のブドウ。


今夜は遅い時間にもかかわらず料理もハイボルテージ! 前菜はトマト、赤いパプリカ、ミニキャロットをふんだんに使ったサラダ。色鮮やかです。お魚料理は真鯛のソテー。ソースは真鯛をバターで焼いた時に出る汁を使ってクリームソースにしたもの。白ワインが入ってるせいか香りがふわっと立ち上がり、お洒落。メインは和牛のステーキ。トマトとタマネギをふんだんに使ったシャンピニオンソースで。
この真鯛のソース、それからステーキのシャンピニオンソースが実にワインとよく合う。太陽の恵みいっぱいの南の地を想いながら絶品の料理と味わうシャトー・ヴォージュラス、最高です!
なおウルトラ腹ぺこな僕は、こんだけ食べたのにもかかわらず、最後のシメに一口、リゾットを食べちゃっいました! 自家製のビーフブイヨンから造るリゾットはこれまた最高!
PS. コルビエールという村は、何と村民 26人の村だって!(by WiKi) コルビエールと名乗れる村自体はコルビエール村の周囲100村以上らしいけどね。
久々にイタリアワイン。名門アンティノリの新しい世界へのトライアルとしてのボルドーブレンドなワイン『グアド・アル・タッソ』。

グアド・アル・タッソとは“アナグマが小川を渡る浅瀬”という意味だそうだ。トスカーナのボルゲリ地区にあるこの醸造所ではよく見掛ける光景らしい。カベルネ・ソーヴィニヨンが 60%、メルロー 30%、その他シラーなどが入ってる。
実に味わい深いワインです。ブラインド・テイスティングじゃイタリアとは解るまい。静寂と神秘に包まれた深い地底の底から生まれるであろうワインという感じ。
このグアド・アル・タッソ、僕が社会人になって以来通ってた今は無きイタリアン『ラ・コロンバ』で教えてもらったワインです。本当に深いものがある。
皆さん、日本のトラディショナルなイタリアン、ラ・コロンバを覚えてますか? 1980年代、九段下にて明治からの洋館で営んでました。入口の氷の上に当日の魚が乗ってたのが記憶に残ってる。その洋館が取り壊しになり、しばらくは世間から消え去った。
その後、当時のソムリエが食器やのれんを引き継ぎ、小田急線・豪徳寺にて同名のラ・コロンバを開設した。僕も何度か行った。マンションの1階。上層には俳優の平幹二朗さんが住んでいて、普段の夕飯がてら下りてきてるのに何度か遭遇した。
それからずいぶんと時間が経った後、かつての九段下のメンバーが再集結し、西麻布に本家『ラ・コロンバ』を再開した。僕はこのラ・コロンバが大好きだった。途中で店主が引退し、九段下の当時裏方にいた今やパティシエとして名を時めかす田勢克也さんが二代目店主となった。それが昨年1月、突然の閉店。ショックです!
そんなラ・コロンバが僕に残したワイン、それが今夜のグアド・アル・タッソ。いろいろな想い出が詰まったラ・コロンバの味がするワイン。ラ・コロンバの空気、ラ・コロンバの匂いがする。
そんなことを想いながらグアド・アル・タッソで酔う夜です。まずは豪徳寺へ久々に行ってみるか!
今夜はいろいろとディープにボルドーやスコットランドに想いを馳せた夜です。先日、『スコッチウィスキー、その偉大なる風景』という写真満載の素敵な本を入手しました。本なんだけど、写真集に近いくらいスコットランドの自然、アイラ島の自然などを写真で描画してる。深過ぎる〜

実は先日、ヒッチコック初期の傑作『三十九夜』を見た。2月にこれを基にした演劇「THE 39 STEPS -秘密の暗号を追え!-」を見て感動し、それでDVDを観てみた次第。この映画には主人公がスコットランドの荒野、原野を逃走するシーンが満載。まさにこの『スコッチウィスキー、その偉大なる風景』に出て来るスコットランドの自然そのもの。行ってみたいな〜
で、この本の中で、アイラ島の名産3品、アードベッグ(Ardbeg)、ラガヴーリン(Lagavulin)、ラフロイグ(Laphroaig)の語源が解った!

アードベッグ(Ardbeg)は「小さな岬」、ラガヴーリン(Lagavulin)は「水車小屋のある窪地」、ラフロイグ(Laphroaig)は「広い港のそばの美しい窪地」だそうです。また、スカイ島の銘酒タリスカーは「傾斜する岩」という意味だそうだ。たぶんみな現地の言葉「ゲール語」。

アイラ島では海岸沿いに蒸留所が立ち並ぶ。アードベッグの「小さな岬」はまさに言い得て妙。
そんな『スコッチウィスキー、その偉大なる風景』を読みながら飲むワインは、ボルドーの『シャトー・ボーモン 1989』。サントリーが出資してる逸品です。フランス革命以前からの名門ワイナリー。
美しいシャトーから送り出される美しいワインです。1989年と言えば、僕は会社の創業2年目。イケイケだったあの頃。まだワインの素晴らしさは解ってなかったな〜

『スコッチウィスキー、その偉大なる風景』を片手に創業2年目の頃を想い出しながら、そしてまだ見ぬスコットランドの風景を想いながらシャトー・ボーモンに酔う夜です。1989年の残り1本はまだ当分保存だな〜
今週は超激務で激動な1週間だった。
水曜の夜の最終便で小倉(北九州)に飛び、ホテルに入ればもう24時。木曜日は午前中に小倉で仕事をし、午後は東京。夜はこれまた最終便の新幹線で神戸へ移動。ホテルに着いたのはやはり24時近く。金曜日は午前中は神戸で仕事して、午後は東京に戻り夜中の1時過ぎまで会社にいた。ふう〜
おまけに激震が走るような出来事もあった。それは木曜日の夜、僕が神戸へ移動しようとしていた時に起きた。あまりの事に気絶しそうになりながら、でも神戸にはどうしても移動しないとならず、強烈なストレスの中での神戸行きとなった。世の中、何が起きるか解らないもんですね〜 ま、会社を経営してるといろいろある。肝を据えて慌てず対処だね!

その激震におおよその決着が付いたのが金曜日の真夜中。土曜日も朝からずっと仕事をした後、真夜中に気晴らしに出向いたのは、いつものナイショのバー。もう24時過ぎてるよ〜!
先日とっても旨かったベルのハイボールを再度リクエストするところから今夜はスタート。穀物甘さが深く心地よい。続いてライ・ウイスキー、オールド・オーバーホルトでハイボールを創ってもらった。こちらは先程のベルと対局なワイルドな味わいそのもの。

オールド・オーバーホルトと言えばマンハッタンの材料ってイメージがあるけど、僕は自宅にも置いてるけど、そのまま飲んでも実にワイルドな感じで美味しい。ハイボールも最高!
そしてズワイガニとホワイトアスパラを使った素敵な季節感溢れるパスタを食べ、それに合わせ、白ではなく赤ワインを選んだ。飲んだのはスペインのアタラヤス。これはテンプラニーリョ 100%の実に深みがありスパイシーだけど優しさも感じられる素敵なワイン。蟹の身の甘さとの組み合わせた最高!
そしてメニューにはない牛のタタキ風のものが出てきた! これも超美味! 合わせたワインはなんと、イタリアワインの女王とも言われるバルバレスコ。こんな凄いものがグラスで開いてるバーはないよ!

すみれっぽい香り、紫っぽい香り。そんなネッビオーロ特有のとってもトラディショナルなイタリアワインの世界が目の前に広がる。このところ、バローロ・ボーイズと言う革新的イタリアワイン造りに挑戦する方々のワインが流行ってる。それはそれで美味しいんだけど、僕はこのトラディショナルなイタリアワインがイタリアっぽくて好きです。
美味しい料理と旨いウイスキーと旨いワイン。ナイショのバーで1週間の激務・激動をリセットする素敵な夜です。
PS. 今夜はドコモの携帯を忘れてきて照明のないiPhoneで暗いバーの写真を撮ったので画質悪いです。今や写真撮影用に成り下がった(!?)かのようなドコモですが、なきゃないで困るな〜 あ、iPhoneに照明が付けばいいのか!

スペインにカリニェーナという地域がある。かなり無名。ピレネー山脈の下側、フランスと国境を接する州。今週はそのカリニェーナの素敵なワインに出会った。
このカリニェーナは、紀元前3世紀のローマ軍の占領時代からワインを造ってきたスペインワイン最古の地。当時、蜂蜜を入れてワインを飲んでたという記録が残ってるそうだ。
カリニェーナというのは街の名前だけど、実は地元のブドウ品種の名前でもある。古くからカリニェーナというブドウを使ってワインを造ってきた。今はかなり減っちゃったみたいだけどね。

さて、今回感動したワインは、カリニェーナの『プレヤデス(PLEYADES)』というワイン。街で買ったんだけど、楽天とかでも扱ってないな〜 シラーを使ってるんだけど、オーストラリアでもないにも”シラーズ”と表記してるのが不思議。イギリスの著名なワイン雑誌『デカンタ』で2008年、金賞をもらったワイン。鳩を描いたエチケットがとってもお洒落。
さてこのプレヤデス、オーストラリアで言うシラーズとは違い、もっと穏やかなでシルキーな感じのワイン。舌の上でスルリと滑り流れ落ちて行く。捕まえられそうで捕まえられないシャボン玉や紙風船、ミスチルの歌うHANABI。あるいは女性で言うと、思わせぶりな態度をしつつ抱きしめようとするとフフっと笑いながら腕の隙間からスルリと逃げ絶対に捕まえる事の出来ない女性。そんな印象です。素敵でしょ!

このプレヤデス、ナイショのバー No.2で飲んだんだけど、実に素敵なワインです。艶がある。そして上品。体に優しい感じの味わい。どれをとっても最高! グラスで開けたんだけど、気付けば美味しくってボトルの大半を飲んじゃった!
合わせた料理はパンチェッタをふんだんに使った赤と黄色のプチトマトが入った彩りのいいサラダ、タコとトマトのアラビアータソースを添えた和牛のステーキ、牛とタコ、エビの入ったリゾット。どれも最高!
素敵なワインに出会うと幸せな気持ちになる。一日の嫌な事もその時だけは忘れられる。プレヤデス、最高!
今日は日曜日なれど、超仕事漬けでした。トホホ... 数時間にメールした数、30通以上。最後は指がツリそうになった。痙攣しそうな感じ。

そんな夜は仕事に一区切りを付け、穏やかな感じのワインをセラーから探す。決めたのはボルドー最北端、サン・テステフのワイン『シャトー・グラン・シャンベラン(Chateau Grand Chambellan) 1994』。油絵をあしらったエチケットが素敵なワインです。
このワイン、ネットをどう探しても素性が不明。同名でボルドー右岸、ラランド・ポムロールで見つかるも、これはたぶん先日飲んだのシャトー・ドゥ・ヴィオーのセカンドワインで同姓同名。
そもそも”シャンベラン”とは王や貴族に使える侍従の意味らしく、あちこちに”シャンベラン”と名のつくワインがあるっぽい。シャンパーニュ騎士団の称号の中にもシャンベランというのがある。
サン・テステフの町のリストを見てもよく解らない。マルキ・ド・サン・テステフ協同組合(Marquis de Saint-Estèphe)という組合の醸造っぽいが、詳細は不明。
この地区には小さなワイナリーが多く、情報が取れないワイナリーが多数ある。先日飲んだ『シャトー・サンロック(Chateau SAINT-ROCH) 2002』も詳細は不明。ま、美味しければ素性などどうでもいいんだけどね。
で、このワイン、たぶん10以上も前に買い込んでセラーにストックしてたもの。心配をしながら開けてみる。う〜ん、状態はとってもいい!
まだまだ香りがしっかり立ってる。刺激性はなく、深い樽香がする。嫌なアルコール臭はまったくせず、芳醇な香りが立ち上がる。

まさにエチケットの絵画のごとく、幻を見てるかのようなモザイク状のタイルのように旨味が舌の上でクルクル回る感じがする。
とっても素敵なワインです。昨今の北米のオーパスワンなどに刺激された濃いボルドーワインとは一線を画した素直で伝統的な北部ボルドーの味わいがする。
あと1本ストックがある。これはさらに5年は熟成だな〜 次に飲むのが実に楽しみです。
ちなみに1994年と言えば、僕が仕事の超ドン底にあった時。90年バブルがはじけ、会社もかなりの痛手を被り、社員はリリースして自分一人になって裸一貫でやり直してた頃。
そんな時代のシャトー・グラン・シャンベランに酔う夜です。丸一日、ずっと仕事漬けだった脳と心に柔らかく染み込むな〜
さ、明日は月曜日。頑張ろう〜っと!
土曜の夜、久々に自宅で落ち着いてワインを開けた。なので思いっきり大好きなワインを開けることにした。

開けたのは、超大好きでたくさんストックしてるヴィアデア。その中でもレアなシラー。2001年のこのシラー、1年半前に飲んだ時はまだ濃さが前に出てたけど、この時間の中で繊細なワインに昇華した。
裏面を見ると苗木のクローンは南仏ローヌのエルミタージュと、そしてオーストラリアのバロッサヴァレーの2種類を使っている。それらをブレンドしてるらしい。
対局的な2種類のクローンを使うとは、さすがチャレンジャーなヴィアデア。

前回はややオーストラリア色が強かったような記憶があるけど、1年半の時を経て今夜の2001年のシラーは素晴らしく南仏ローヌ系です。かなり長熟な予感がする。
ローヌのワインは10年くらいすると段々えんじ色になりきれいな酸が出てきたりするけど、ヴィアデアのシラーの場合、まだまだあと10年くらいは力強さが持続しそうな感じ。
ちなみにヴィアデアはデリア・ヴィアデア女史が立ち上げたワイナリーだけど、現在は息子のアランもいっしょにやってるらしい。久々にヴィアデアのWEBを見たら親子で写ってた。
大好きなヴィアデアで英気を養う夜です。ヴィアデア最高!
あ、2001年のシラーはあと残り4本だ... 大事に飲もうっと!
金曜の夜も遅くまで仕事した。でもこのところの不景気のせいか、客人と宴会はなかった。最近ほんと、お客様も飲みに行かなくなったな〜
このところ世の中はコンプライアンスとか煩くなったけど、どうも日本は神経質になり過ぎる。今日の午後出掛けたお客様なんて、取引先と食事をするだけで事前届出制だってさ! おまけに行く店も事前に届け出て、管理部門がその店が反社会性がないかどうかの確認までするんだって。もちろん割り勘じゃなきゃダメ。年賀の挨拶でもらった浅田飴2個とみかんが”もらい過ぎ!”と怒られたって。なんじゃ、こりゃ〜

さて、1日中打合せ続きで夜も遅く、もう今更都心に戻るのも面倒なので、そのまま地元のナイショのバー No.2へ移動。今夜もトラディショナルなブレンデッド・スコッチのハイボールからスタート。バランタイン、J&Bと渋めな路線が続く。
料理は真鯛と北海ダコのカルパッチョからスタート。卵形のロケット・トマトとトレビスのサラダ、茹でたホワイトアスパラ、北海ダコ入りトマトソースを添えたサーモンのソテー、オニオン・グラタンスープ、最後にローストビーフ。う〜ん、旨いもん食べ過ぎ! ま、今日もいっぱい働いたからいいか! 自分へのご褒美です。
ワインは今夜はもう遅いのでグラスにした。まずはオレゴンのモンティノレのリースリング。ちょっとサーモンには華やか過ぎるかな。フルーツとかと合わせた方がいいくらい、華やか。

続いて前夜も飲んだプルミエール・コート・ド・ボルドーの『クロ・サン・ベルナール キュヴェ・プリスティージュ 2000』。開けてから時間が経つにもかかわらず、腰が砕けない素敵なワインです。今夜の方が落ち着いてるかも。
世知辛い話を聞いた夜、美味しいものを食べて嫌な気分をリセットした夜です。
あ、ついでに3日目のバースデーです(^_^)
木曜の夜は遅くまで仕事した後、地元のナイショのバー No.2で軽くお祝い。ちなみにTwitterでの情報によると僕の誕生日、3月10日の翌日は楽天の三木谷さんのバースデーらしい。また、我が社でiPhoneのアプリを開発してるエースも同じく11日だって。3月生まれはディープな面々が集まってるね〜
あ、ちなみに僕と同じ3月10日生まれとしては、松田聖子、藤谷美和子などなど、プッツン系が多いです(^_^)

今夜はまずは卵形のロケット・トマトとホワイトアスパラをふんだんに使った彩りもいいお洒落なサラダからスタート。合わせる飲み物は、バランタインのハイボール。実にレガシーな味わいの素敵なハイボールです。穀物甘さが心地よい。
続いてジャンボ椎茸のグリル。年末の渡米で巨大なマッシュルーム「ポートベロ・マッシュルーム」のグリルしたものを食べて以来、妙にキノコ好きになった僕はこのジャンボ椎茸のメニューは実に気になってた。ブイヨンで煮出してからグリルした肉厚の掌大のジャンボ椎茸は旨味たっぷりの逸品。合わせたのはトラディショナルなブレンデッド・スコッチ、J&Bのハイボール。
そして真鯛のソテー。バターと白ワインで焦がし焼きにした真鯛にまっとりとしたソースが最高!
メインは温野菜やキノコたっぷりのビーフ・ポトフ。自然の旨味とブイヨンの深さが最高。

合わせたワインはプルミエール・コート・ド・ボルドーの『クロ・サン・ベルナール キュヴェ・プリスティージュ 2000』。カカオ、モカなどの香りが素敵なワイン。10年の時を経て優雅な姿に昇華してる。
プルミエール・コート・ド・ボルドーのワインはあまり日本では見掛けない気がするけど、神の雫で有名になったシャトー・モンペラが確かこの地区。
さて、すっかり満腹&満悦! こんな遅い時間(12時過ぎです)にフルコースで誕生日を祝ってくれるこの場所は貴重です。
水曜日は僕の48回目の誕生日。でも朝から険しかった...
前日の夜から北九州(小倉)に入った。朝、目覚めれば外は吹雪! え〜、まさか九州が.... タクシーは捕まらないし傘は役に立たず、体中ずぶ濡れ。おまけに仕事も雨・雪混じりって感じで...
吹雪の小倉で仕事を終え、昼に博多に移動すると博多は晴れてた。が、、午後になると急速に雲行きは怪しくなり、そして結局大雪に。ランチを食べる時間もなく夕方まで仕事。16時半にようやく昼食にありつけたんだけど、コッテリした豚骨ラーメンだったこともあり、胃は超もたれた。そして帰路の飛行機は雪でかなり出立が遅れた。

そんな夜、遅くに東京に戻り駆け込んだのは、本家ナイショのバー。ここはいつ来ても僕を温かく迎えてくれる。
まずはもたれた胃に食欲増進剤として、ボンベイ・サファイアで創るギムレット・オン・ザ・ロック。シャープで香り高いボンベイ&ライムが胃を刺激し活性化する。

そしてそこへ、何ともサプライズなマスター・増田さんからのバースデープレゼント! 超稀少なアペリティフワイン『リレ・ブラン』をもらっちゃいました! リレ・ブランはそのまま飲んでも超美味しいし、そして何よりボンド・マティーニのレシピで有名。カジノ・ロワイヤルでレシピが公開されてしまって以降、社員8名で造るリレ・ブランは世界中で入手難になった。日本にもまったく入ってこない。
こんなものをもらっちゃっていいのかな〜 当分は保存だな!

さて、このところブレンデッドなスコッチのハイボールに凝ってる僕は、次はレガシーなブレンデッド、ベルのハイボールを1杯。
ワインは先日グラスで飲んで感動したスペインの地ブドウ「ボバル」を使った『P.F』をボトルで開けた。前回同様、実に妖艶な世界。コーヒーやカカオなど、黒系の香りがする。

そしてお洒落なカクテル、ブルックリンでシメてハードなバースデーな夜は更けました。
雪にたたられた長旅から戻った夜、ロンリー・バースデーなつもりがナイショのバーのお陰でハッピー・バースデーになりました。いい夜です。ルンルン♩
今日は母の没後の10年祭を執り行った。仏教の10回忌と違い、キリスト教だと10年祭と言うらしい。あ、僕は無宗教ですが母がクリスチャンだったので(先祖はポルトガルの宣教師ですが!?)
5歳で父を亡くし、女手一つで僕ら兄弟を育ててくれた。恩返しをする前に逝ってしまったのがとっても残念。

今夜は素敵なワインを飲んで追悼と気晴らしをするぞ〜 開けたのは僕の第3の青春のワイン『サン・シュペリ』。先日メルローは開けたけど、今夜はカベルネ・ソーヴィニヨン。
高価ではないけど、今では日本にはほとんど入ってこないサン・シュペリ。僕たちのレストランでも人気だった。とってもナパらしいカベルネ。
このカベルネはとってもナパらしさを主張する。メルローの方がより複雑味がありボルドー的。どちらも素敵だけど、カリフォルニアらしさならこのカベルネ、よりエレガントなボルドー的な味わいならメルロ−かな。
ある日突然癌が見つかり、末期癌、それもLast 6 monthと宣言され、そしてジャスト5ヶ月と27日で天に召された母。亡くなる直前まで自転車も乗り、前日は孫とも遊んだ気丈な母。67歳は早過ぎた。親孝行出来なかったのが一生悔やまれます。
素敵なサン・シュペリを飲みながら、亡き母を想う夜です。

水曜日も深夜までバタバタ。ふう〜 そもそも月曜日の福岡日帰りの疲れが抜けてないな〜
今夜もナイショのバー No.2で英気を養う夜。J&Bのハイボールと前菜は塩鱈と温野菜、キノコのポルトガル風。鱈の旨味にヒタヒタと浸された野菜が美味しい。
続いて、温野菜のカポナータ。彩とりどりの野菜に絡む素敵なトマトソース。そしてその中に豪快に放り込まれたブロック状に切られたベーコン。ベーコンの旨味がトマトソースに混じり、素敵な世界を演出する。
開けたワインは、ボルドーはラランド・ポムロールの『シャトー・ドゥ・ヴィオー 2002年』のハーフボトル。メルロー主体の柔らかいワイン。疲れたハートにベルベッドのスカーフのごときタッチ。

このシャトー・ドゥ・ヴィオー、あまりメジャーじゃないけど、実にプライス・リーズナブルで美味しいワイン。名醸地ポムロール近郊、ラランド・ポムロールで造られるシャトー・ドゥ・ヴィオー、とてもトラディショナルな大人のワイン。80年代からワインの通販で身を興したフィリップ・ラウー(Philippe Raoux)が率いるワイナリー。
ちなみにこのワイン、造ってるのはかなり高齢のおばちゃん(失礼!)のようです。ほら、この写真の通り。2001年の写真ですが、この女性、マダム・エゴブリュはこの時すでに70歳を超えてるとか!

ボルドー右岸のワインらしく、メルローを主体とした柔らかく奥行きのあるワインです。
シメは和牛のハンバーグ。ブイヨンで軽く煮込んで味を染み込ませたパテをバターの香りを付けて焼き上げてチーズを振り掛けた逸品。シャトー・ドゥ・ヴィオーともピッタリ!
さ、今夜はこのくらいでサクッと飲んで帰るぞ〜〜

火曜の夜も遅くまで仕事したけど、ともかく腹が減った〜 今夜も遅いので都心には出ず地元へ帰り、ナイショのバー No.2へ駆け込みディナーをネダる。
前夜に続きブレンデッド・スコッチの定番のハイボールからスタート。選んだのは懐かしのJ&B。旨味とちょっと気怠い感じの仕上がりが素晴らしい。このところシングルモルトばかり日の目を見てる気がするけど、伝統的なブレンデッドなスコッチも実に素晴らしい。

そして料理は今日は大奮発! まずはチコリやトレビス、パンチェッタを使ったハーブ香たっぷりのサラダ。そしてスモークサーモン。
ここで飲み物はワインへ。昨日1杯だけ飲んだ奇才Sergio Arola率いるスペインのエコ・ワイン『エバーグリーン・ドラゴン テンプラニーリョ・シラーズ 2007』があまりに旨かったのでこれ!
料理はまさにこのワインのためにあるようなタコのアラビアータソース。ぷりぷりのタコと甘みと酸味、辛みのバランスが素晴らしいアラビアータソース。そしてこのソースにぴったりなエバーグリーン・ドラゴン。幸せだな〜
メインはサーロインステーキに玉葱をたっぷり使ったシャンピニオンソース。ここでワインは最高に昇華した。玉葱を狐色になるまで炒めたことによる自然の甘さと、そしてこのワインの醸し出す何とも言えないプラムやカカオのような香りが絶妙の組み合せ。

フランスパンにオリーブもかじり、素敵な夜は更けました。気付けば何杯エバーグリーン・ドラゴンを飲んだのか〜
このワイン、本当に旨い!
月曜日は週明けからまたまたヘビーな1日だった。朝早くに家を出て福岡へ向かう。午後いっぱい現地で仕事して、夜の便でとんぼ返り。深夜、羽田から地元へ戻り疲れて駆け込んだのは、、いつものナイショのバー No.2。でも遅い時間だから軽くにしよ〜っと!
まずは食前酒! 気分はダークなトラディショナル。ブレンデッド・スコッチのスタンダード、バランタインでハイボール。穀物の甘さが上品に表現され、素敵なハイボールです。

前菜にはベビーリーフ、ラディッシュ、トマトのサラダ。
続いては生ハム、ハモンセラーノ。合わせたワインは先週もグラスで出ていたボルドーの素敵なロゼ『Chateau D'ARVEYRES』。メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランから造られるとっても上品なワイン。
メインにはチキンのグリル。オリーブオイルでカリッと焼き上げた逸品。合わせたワインは粋なスペインのエコ・ワイン『エバーグリーン・ドラゴン テンプラニーリョ・シラーズ 2007』。Sergio Arola率いるアグレッシブなワイナリー。

何がエコ・ワインなのかと言うと、ワインを熟成させるオーク樽を1つ使うごとに木を1本植えるという活動をしてること。樽を造るには木を切るからね。これを『エバーグリーン・オーク・プロジェクト』と呼んでるらしい。『CO2削減のために推進する環境保全のためのプロジェクト』とのこと。2012年までに60,000本の植樹を目標にしてる。

黒系の果実の甘く渋い香りと舌触り。熟れた果実のアロマ。グラマラスでありながら、どこか引き締まった感じのあるワイン。素晴らしいです。と、今夜はサクっと食べて飲んで帰る夜です。日帰りの福岡の旅疲れを癒す素敵な夜です。やっぱり疲れた時はユンケルより旨いもんと旨いワインだな〜
