ワインのある生活: 2009年11月 Archives

このところの不況はほんと、想像を絶する。特に我々ソフトウェア業界はすごいことになってる。業界全体が30〜40%、市場が縮小してる感じ。

ヴィアデア  V
そんな不況に負けないよう、今夜は縁起のいいワインを開けた。開けたのは、僕の大好きなヴィアデアの”V”。

この”V、とっても珍しいワイン。ヴィアデアオーパスワンインシグニアなど、ナパのプレミアムワインの代表格だけど、その中で”V”というシリーズは、ボルドーでは補助品種として少しだけ使われるプティ・ヴェルドをメインにして造り上げたワイン。

我が家にはこの”V”が1998〜2001年まで数本ずつある。そもそもプティ・ヴェルドをメインにしたワインはかなり珍しい。スペインでアラヤンというワインがプティ・ヴェルド 100%のワインを出してるけど、これなどかなりレア物。このアラヤンはとっても美味しかった

ヴィアデア  V
昨日お会いした先輩経営者の方にもお互いのビジネスの勝利を期してこのヴィアデアの”V”を1本差し上げた。2年前、僕の会社の子会社の社長に就任した人にも勝利を祈願してこの”V”を贈ってる。

今夜のヴィアデアの”V”、10年の時を経てとってもスムーズだけど、ちょっとだけチョイ悪オヤジ系のスモーキーさ、葉巻のような香りもあり、そしてミントなどのハーブ香もあり、カリフォルニア的なバニラフレーバーはなく、本当に正統派のボルドー系ワイン。静けさをたたえながら隠れた凄みがある。最高です!

明日からまた険しいビジネスが続く。ヴィアデアの”V”を飲んで絶対に勝ち残るぞ! ファイト!!

PS. 久々に楽天でヴィアデアを調べてみたら、なんとほとんど出回らなくなってる。”V”は1件しか出てこない。輸入元だったはずの中川ワイン販売のページにも2003年までのしか出てない。もしかして輸入打ち切りか.... 僕はヴィアデアの熱狂的なファンで、いろいろなシリーズ合わせ、1995年〜2003年までで合計40本くらい持ってる。確かに最近のヴィンテージは見かけないとは思ってたけど、入ってきてないなら本当に寂しいことです。
J.ラサール  ヴーヴレイ
今夜は福岡からいらした先輩経営者ご夫婦との会食。場所はとっておきの『びのむ』。この経済環境ゆえ、お互いに厳しい状況を抱えているけど、でも今夜はゆっくりと食事をし、明日への英気を養い、おしてお互いの信頼関係をさらに深める夜。

まずは珍しいJ.ラサールのロゼのシャンパンで乾杯! 香り高く旨味たっぷりの逸品。続いてはヴーヴレイのまっとりとした白を一杯。少しシェリーのようなトースト香がする。温度が上がって来るととってもふくよかに昇華した。

ドメーヌ・ラルロ  クロ・ド・ラルロ
そして次ぎが凄い! ニュイ・サン・ジョルジュのレアな白ワイン、ドメーヌ・ラルロのモノポール畑『クロ・ド・ラルロ 1992』。ハーフボトルをデキャンタージュして3人でグラス一杯ずついただく。フランス・ジュラで作る珍しい黄色いワイン、ヴァン・ジョーヌに近いような熟成香がする。そもそもニュイ・サン・ジョルジュで白ワインがあるとは知らなかった。初体験! 素晴らしい白ワインです。

そしてメインの赤ワインが凄い! 今は無きポムロールの『シャトー・セルタン・ジロー 1975』。ネットで見て初めて知りましたが、1998年にペトリュスムエックス社に買収され、このシャトー名は消えちゃってるんだって!

シャトー・セルタン・ジロー
34年の時を経て、静かに静かに熟成されてきたワイン。土とカビ、草木の香りがする、とっても静かな静寂のワイン。今夜の客人は、なんと139年前のシャトー・ラフィットを飲んだことのある方。印象としては、そっちの世界に凄く近いそうです。

いや〜、深いワインです。びのむの料理自体、上品で静の料理。肉食系の動の料理とは世界が違うので、この静のワインとは素晴らしくよく合う。時間とともに少し若返ってふくらみを持ってきたけど、それでもほんと、静寂という言葉がピッタリくるワイン。

ドメーヌ・デ・シェゾー  グリオット・シャンベルタン
最後に一杯、ドメーヌ・デ・シェゾーの特級畑『グリオット・シャンベルタン 1994』をいただく。ギュッと旨味が凝縮された実に美味しいワイン。先程のシャトー・セルタン・ジローの静のワインに対し、こちらは躍動感がある。うまい対比で持ってきたな〜、ソムリエの山川玲子さん!

最後に洋梨のデザートに合わせ、食後酒に1999年のヴィンテージ・ポートをいただいて素敵なびのむな夜は更けました。

ハートノート  細野義彦  成重幸紀
帰路、東京にいらっしゃるのが初めてという奥様に少し東京っぽい夜をと思い、我がジャズレーベル「ハートノート」のメンバーが出演している都ホテルのラウンジにお連れして軽く一杯飲んだ。ギター・細野義彦、ベース・成重幸紀というまさにハートノートを支えてくれたメンバーが出演してた。

景気も最悪で殺伐とした悩ましい問題を抱える経営者どうし、奥様も含め、今夜だけは仕事を忘れ、ゆったりつくつろいだ夜です。

さ、また明日から戦いが始まるな〜
オールドフィッツジェラルド 1849  シュヴェルニー  ドメーヌ・ヴェイユー
金曜日、ヘロヘロになって福岡から戻ってきた。都内に戻ってもう一仕事。終わって駆け込んだのは、いつものナイショのバー。ここは疲れ果てた僕をいつも暖かく美味しい料理と素敵なワインやお酒で迎えてくれる。

まずはバーボンの名門『オールドフィッツジェラルド 1849』のハイボールからスタート。苦みと穀物甘さの微妙なバランスが最高! ヤサグレ太郎にはピッタリさ。

続いてプロシュートとクレソンのサラダ、温野菜のゴルゴンゾーラソースなどに合わせ、ロワールはシュヴェルニーの白『ドメーヌ・ヴェイユー 2006』。まっとりとしてシュヴェルニーにしては華やかな感じで素敵です。ピノ・ムニエが少し入ってるとのことで、これがフレッシュ感や華やかさを演出してるのかな。

続いては、蟹と菜の花のパスタに合わせ、スペインはルエダの白『ベガ・デ・ラ・レイナ』のソーヴィニヨン・ブラン。爽やかな白。パスタとよく合う。

ルエダ  ベガ・デ・ラ・レイナ  シチリア  イル・パッソ
メインの料理はいつもの東京X豚のハンバーグ。これに合わせるワインはシチリアの『イル・パッソ』。ナイフを入れた瞬間に肉汁がジュワっと出て来る最高のハンバーグに、ギュッと果実味が凝縮されたイル・パッソは最高の組み合わせ。

僕はイタリアワインだとシチリアやサルディーニャといった南の島のワインが好き。カベルネ・ソーヴィニヨンなどの国際品種じゃなく、地場の独特のブドウを使ったワインが多い。このイル・パッソも地ブドウのネーロ・ダーヴォラを使ったワイン。

これでもう十分食べたはずなんだけど、ハンバーグの後にチーズを頼んじゃいました。そしたら食後酒が欲しくなるよね。大好きなミッシェル・クーブレイの造るアモンティリャード『PLを一杯。久々に飲むクーブレイPLはどこまでも深く、ウォッシュチーズによく合う。

ミッシェル・クーブレイ  PL
ここで、今度こそ終了のはずが、フルーツを頼んだもんだからまたまたお酒に手が伸びた。洋梨とキウイに合わせ、大好きな大好きなボンド・マティーニを一杯。増田さんの最高傑作! 前日のキクちゃんのとはまた違うボンド・マティーニ。カクテルって造り手の個性が出るよね。

そして、最後の最後にもう一杯、ギムレットをオーダーしちゃった。もうすっかり酔っぱらいです。

ボンド・マティーニ  ギムレット
1週間のストレスを美味しい料理とワイン、カクテルで洗い流した素敵な夜です。が、帰路の記憶が怪しく、久々に自爆った感じの夜でもありました。ま、たまにはいいか!

木曜日の福岡、客人と鮨を食べ、2軒目にショットバーのヴェスパに行こうとして電話した。前に書いた偶然の再開、東京から遥々移ってきたキクちゃんが居れば寄ろうかと思って。そしたら、会員制の支店「ロイヤル・ヴェスパ」にいるとのこと。会員制なれど、ともかく行ってみようと思った。

ヴェスパ  キクちゃん
この店、前に会員の方に連れていってもらったことがあるんだけど、指紋認証でドアが開く。もちろん僕は会員じゃないので指紋は登録してない。取りあえず酔っぱらいの二人はドアの前に立ち、ドンドンとドアを叩く! 実にシンプルな作戦(^_^)

無事ドアは開き、キクちゃんが笑顔で迎えてくれた。何でも5月からこちらの店の店長になったんだって!

グレイ・グース  ゆずのリキュール
相変わらずキクちゃんの創るボンド・マティーニは最高! 柔らかくって肝臓と心に優しい感じの心温まるボンド・マティーニ。さすがに本家ナイショのバーのようにリレ・ブランはなかったけど、久々にキクちゃんの創るボンド・マティーニに感動!

シメの一杯はフランスのウォッカ『グレイ・グース』とゆずのリキュールでカクテルを一杯創ってもらった。フランスにウォッカがあるなんて初めて知った。

屋台 はじめちゃん
今夜はお取引先の若手エースの方と会食だったんだけど、じっくりと話ができ、そして美味しいものを食べ、旨い酒を飲み、いい夜だった。

で、これで終わりゃいいものを、毎度のホテルの前の屋台「はじめちゃん」に寄っちゃいました。シメはやっぱりここのラーメン。また豚になる....
水曜日は午後からずっと外出。途中、思わぬアクシデントもあり予定外のミーティングも入った。

レ・カーヴ・ド・ラ・コロンブ
夜は気候も気持ちも寒かったので、今週3度目のナイショのバー No.2にて煮物と鶏の水炊きにした! フキやゼンマイなど山菜がたっぷり入った煮物に合わせ、まずは今夜はシェリー。

水炊きには柔らかめのブルゴーニュを選んだ。『レ・カーヴ・ド・ラ・コロンブ 2004』、これは日本人のために造られたスペシャルなワインだそうです。

和の食材を意識し、日本人の繊細さを意識し、日本人の嗜好に会うようプロデュースされた作品。

とっても柔らかく果実味も豊かで、そして鉄分やミネラルの感じもしっかりとしてる。ナイショのバー No.2の水炊きは、鶏のスープに塩味そのままで食べるのと、ポン酢と両方が味わえるんだけど、ポン酢は市販のポン酢じゃなく、生醤油に自分ですだちを絞って楽しむ。これ、実に香り高く素晴らしい。

ブレッド・バーボン  レ・カーヴ・ド・ラ・コロンブ
そんな2種類の味わいの水炊きに日本人に向けたワイン『レ・カーヴ・ド・ラ・コロンブ』のピノ。これは寒い夜に最高の組み合わせ。

食後には前日同様、ヤサグレたバーボン『ブレット・バーボン』をロックで一杯。さ、明日は福岡出張だ。頑張ろ〜うっと!
火曜日、3連休明け早々、険しい会議の連発! ふう〜 夜はヤサグレちゃいました。都心で飲んで帰るのは億劫だったので、連日の地元のナイショのバー No.2

ブレッド・バーボン
まずはバーボンのハイボールでヤサグレる。選んだバーボンはケンタッキーのコテコテのバーボン『ブレット・バーボン』。ギュッと絞り込んだような苦み、そしてそれと裏腹の穀物甘さ。う〜ん、今夜の気分に最高! 初めて飲むバーボンだけど、素晴らしい!

気候も気持ちも寒かったので、まずは温野菜のコンソメスープ煮からスタートし、メインはとっても美味しいハンバーグ。ドミグラソースがかかったワインのためのハンバーグって感じ。聞けばこのドミグラソースにも昨夜開いてたニュートンが使われてるらしい。凄い!

シャトー・ドゥ・ヴィオー
開けたワインはボルドーは右岸、ラランド・ポムロールの『シャトー・ドゥ・ヴィオー 2002』のハーフボトル。メルローがメインで少しカベルネ・フランが入ってる典型的なボルドー右岸系の逸品。ヤサグレた心と疲れた体を柔らかく包み込むような素敵なワインです。

シメに特製ハヤシライスを食べた。ハンバーグのソースと同様、たっぷりとニュートンを使ったソースは深く香り高い逸品だった。

さてさて、明日も頑張らないと!
月曜日は祝日。でもバッチリと仕事。米国とやり取りしないとならない話があり、日中は技術資料の読破と米国へのメールで英語漬けだった。ふう〜

イベリコ豚の生ハムとシュリンプカクテルの盛り合わせ
そんな夜はこんな祝日の遅い時間でも開いてるとこ、地元のナイショのバー No.2へ!

今夜はフルーツトマトとモッツァレラのカプレーゼ、イベリコ豚の生ハムとシュリンプカクテルの盛り合わせ、ビーフシチューにフランスパン、オリーブってメニュー。

ニュートン
そのビーフシチューが凄い! ワインは映画「サイドウェイズ」にも登場するナパの銘酒ニュートンが開いてたんだけど、なんと、そのニュートンで煮込んでる! よく仔牛の赤ワイン煮込みとかってあるけど、そんな感じでニュートン煮込みのビーフシチュー。こりゃ感動物。

ニュートンはいゆわるボルドーブレンドが得意なワイナリー。今夜はクラレットというスタンダードなものだけど、その上位に「ザ・パズル」って最高峰のボルドーブレンドがある。気になるね〜 でもこのクラレットで十分に美味しい。

コーヒーやタバコ、葉巻などの渋い香り、ハードボイルドな感じの少しワイルドな深み、これらが相まってニュートンを入れたビーフシチューと最高の組み合わせ。

英語だらけで飽和した脳みそと祝日にバリバリに働いて疲れた心身を、素敵なニュートンと素敵なビーフシチューで癒した夜です。
この1週間、展示会で社を3日も空けたこともあって、仕事が溜まりに溜まってる。日曜日は終日、仕事してた。ふう〜

で、夜はちょっと気晴らし。珍しいワインを開けちゃいました! ソノマの銘醸地ルシアン・リヴァーにあるカルトなブドウ園「ダットン・ランチ」。ここはキスラーをはじめ名だたるワイナリーに最高のブドウを供給してる。

ダットン・エステート
そのダットン・ランチの持ち主自身が立ち上げてるワイナリーが『ダットン・エステート』。2003年のピノ・ノワールを1本持ってたので、今夜は思い切ってストレス解消にそれを開けてみた。

う〜ん、何とも言えない妖艶な香り。恐ろしいほどの誘惑香です。コッポラジラソーレのような小悪魔的な感じじゃなく、のめり込んだら本当に地の底まで落ちていって身を滅ぼしてしまいそうな世界。TBSのドラマ『ブラッディ・マンデイ』の怪しげで艶っぽいテロリストを演じる折原マヤ役の吉瀬美智子のような感じかな〜 皆さん、このドラマ、見ましたか?

ブルゴーニュ的な酸と血の香りを立たせつつ、ほんのわずかな渋みを裏に隠し持ち、そしてベリー系の甘い誘惑香が時間とともに立ち上がって来る。何か麻薬のようなワイン。ワインと言うより極上のトロけるようなアペリティフという感じかな。

このダットン・エステート、もしかしたら日本には入ってきてないかも。ボトルを何度眺めても輸入元のシールがない! 2001年〜2007年、僕は毎年のようにシリコンバレーに行ってた。行けばかならずサンフランシスコの街中のワインショップで珍しいワインを買い付けてきてた。たぶんその時の1本。今となっては懐かしいシリコンバレーの青い空を想いながら飲みました。

カルヴァドス
最後に洋梨(ラ・フランス)があったので、それと合わせてカルヴァドスを1杯! 本物のリンゴが入った素敵なお酒。リンゴの果実味と洋梨のケーキのようなふんわりとした甘さが相まって最高のデザートとなった。

今夜はダットン・エステートの素晴らしいピノ・ノワールに酔う夜です。さ、明日は祝日なれど仕事です。ダットン・エステートのパワーで頑張ろう〜っと!
ついにボジョレー・ヌーボーな季節になりましたね! 土曜の夜はボジョレー・ヌーボーを開けた。

ドミニク・ローラン  ボジョレー・ヌーボー
開けたのは樽の魔術師と言われるブルゴーニュの名手ドミニク・ローランの造る木箱入りの素敵なボジョレー・ヌーボー。昨年からボジョレー・ヌーボー造りに参入してるようで、昨年はこの木箱入りをお客様に3本お配りした。でもそれだけしか調達出来ず、自分では飲んでない。

期待をして開けるドミニク・ローランボジョレー・ヌーボー。こりゃ、旨い! ボジョレーってことで少し冷やしたんだけど、これは失敗。もっと常温に近くでいい。

樽の魔術師と言われるだけあって、通常のボジョレー・ヌーボーと違い数日だけ樽に入れて深みを出してるらしい。

ドミニク・ローラン  ボジョレー・ヌーボー
酸味がとってもまろやかで、ちょっとボジョレーとは思えない感じ。ブルゴーニュのピノに近い造りをしてる。素晴らしいボジョレー・ヌーボーです。もうこれで来年のボジョレーもこのドミニク・ローランで決まりだね!

ドミニク・ローランの最高のボジョレー・ヌーボーに酔う夜です。
金曜日も展示会で終日幕張。1週間の早起き&3日間×9時間の立ち仕事で疲れ果ててはいただけど、こうやって全国からいろんな人が集まる場であるからこそ、普段交われない人たちと会食したりして親交を深めることが出来る。金曜日もある方と食事をしようかと話してた。お互い、展示会終了後の片付けなどを手伝い、それも終わってさあ行こうかと思ったんだけど、結局先方は会社の都合で行けなくなった。

ドメーヌ・ブリュッセ
都内に戻った僕は、金曜日とは言え、やはり疲れ果てていて都心に出る気分じゃなかったので、真っ直ぐ地元へ向かい、今週3回目のナイショのバー No.2に駆け込む。今夜は鶏の水炊き! 幕張はほんと、寒い。冷えた体に暖かい鍋は最高!

ジャンキー・ハイボールでスタートし、メインのワインはドメーヌ・ブリュッセのコート・デュ・ローヌ。このワインは初めてだけど、どうやら父親ダニエル、息子ローランの親子二人でやってるドメーヌらしい。まだ息子は10代との説もあるようだ。その息子が担当したものにはエチケットに今夜のワインのように「Laurent」と入るらしい。

ドメーヌ・ブリュッセ  ダニエル  ローラン
実にローヌらしいギュッとした果実の旨味が詰まったワイン。すべての疲れを洗い流すかのような南の地の太陽の日差しと風を感じるワイン。

さ、1週間の早起き生活、3日間の立ち仕事生活が終わった。でもその間にも会社は生き物なのでいろいろ動いてる。こんな時期だからいい話は少なく、ツラい話、景気の悪い話が多い。週明け早々、それらを片付けないと。ふう〜

でも久々のナイショのバー No.2の3連発、これは中々いいもんだ!
木曜日、展示会の会場で18年来の仕事仲間と話をした。彼も今は1つの事業を任されてる事業部長。閉会後、久しぶりに飲みに出た。

彼とはほんと、深い縁。1991年、100m走など短距離走の着順を画像処理で判定する装置をいっしょに開発し、盛岡で行われたインターハイだか国体だかの会場に持ち込んだ日のことが懐かしい。買い替えたばかりの車をディーラーで引き取り、その足で東京から盛岡へ機材を満載して車を飛ばした。

買ったばかりの車って、最初は少しならし運転が必要。でもそんな事は言ってられず、そのまま東北自動車道を目指した。

午後出発したこともあり、渋滞もあり、夜8時過ぎてもまだ仙台手前。やむなくその日は仙台に宿泊した。翌朝早くに出発し、盛岡の県立競技場を目指した。翌日、帰路は一気に盛岡から東京に車を飛ばして帰った。そんな激しいならし運転をしたもんだから、車はいきなり不調に陥り、ドック入りした(^_^)

そんな古くからのこの業界の同士と飲む酒は旨い! 彼の奥さんもよく知っていて、今年の正月明けに3人で飲んだかな。

ベントン・レーン
幕張からの帰りなので東京駅近辺でということで、汐留の大好きな店『オレゴン・バー&グリルへ行った。開けたワインは『ベントン・レーン』。このワインには、出来の良い年にだけ造るファースト・クラスというのがある。これは自宅でも飲んだんだけど、通常のベントン・レーンを飲むのは初めて。

2006年と若いこともあるんだろうけど、若々しく可愛らしいチャーミングなピノ。でもそのチャーミングさはコッポラジラソーレのような小悪魔的な石原さとみ系とはちょっと違う。もっとピュアなチャーミングさ。

素敵なピノと素敵な夜景をバックにお互いのビジネスを語る夜。うちの会社も超苦しいけど、彼のところも同様。お互いを励まし合い、そして何かいっしょにビジネスをしようと固めの杯を交わす夜。
水曜日、展示会の初日。これはほんと、疲れた。9時に集合し、終わって6時。ほとんど休憩もなく9時間近く立ち続けた体には街に飲みに出る気力はなく、疲れ果てて月曜に続き地元のナイショのバー No.2に駆け込んだ。

シャトー・ベイシュヴェル
幕張は冷え、体の芯まで凍ってたので、まずは湯豆腐と月曜同様のジャンキー・ハイボール。そして超お腹がすいてたので焼き肉丼! 幕張メッセにはろくな食事はないからね。合わせたワインは大好きなボルドーの銘酒『シャトー・ベイシュヴェル 2006』のハーフボトル。

シャトー・ベイシュヴェルはサンジュリアンで造られる伝統あるワイン。16世紀、フランス海軍提督エペルノン公の邸宅がボルドーのジロンド河沿いにあった。そこが今のシャトー。ここを通過する船はみな、帆を低く降ろして提督に経緯を表した。

当時の方言で「帆を降ろす」という意味の「ベス・ヴォワル」が訛ってそのまま今のシャトーの名となった。本当に由緒ある素敵なワイナリー。エチケットにもネック部分にも帆船が描かれてる。

月曜日のペサック・レオニャンのシャトー・オーバイイの柔らかさ、優しさとは微妙に違うけど、このシャトー・ベイシュヴェルも柔らかみと深みを併せ持った僕の大好きなワイン。自宅には1967年を1本持ってる。

大好きなシャトー・ベイシュヴェルで英気を養った夜です。

火曜の夜遅く、とある件で多いに乾杯 at ナイショのバー! 景気は最悪だけど、嬉しい事、素敵な事には元気よく乾杯さ!

オレゴン A to Z
乾杯気分ってことで、なんか心温まる可愛らしいワインが飲みたい。選んだのはオレゴンの著名なワインメーカ、2夫婦/4名が集ったジョイントベンチャー『A to Z』のピノ・ノワール。とってもお洒落でチャーミングなピノです。

この『A to Z』は中々の優れもの。ピノの他にもリースリングロゼなど、特徴のある素敵なワインをいろいろリリースしてる。

翌日の朝がなんと9時に千葉県の幕張なもんで、今夜は超軽〜くと思ってたんだけど、でもやっぱりナイショのバーに行けば心解放してゆっくりと飲みたくなる。

今夜もナイショのバーは僕の素敵なサンクチュアリでした!
僕は早起きが超苦手です。世界で一番の朝が苦手な男! まあソフトウェア業界にはそういう人が多いし、だからこの業界は始業時間が10時とかの会社も多い。僕の会社もご多分に漏れず10時始業。

でも今週は月〜金まで5日間、連続で超早起き。6時起きが1回、6時半起きが4回です。ふう〜 月、火は会議とかで、そして水〜金まで3日間は幕張で展示会。その展示会があんな僻地なのに、なんと9時集合なのでキツかった〜 1日くらいの早起きなら頑張れるけど、5日間も連続するとほんと、体調悪いし頭が回らない。

そんな一週間、ストレスは溜まってて街に飲みに出たいとは思うものの、都心で飲むと帰り&翌朝がシンドイ。今週は久々に地元に帰って飲んだ。そう、地元のナイショのバー No.2へ5月以来、超久々に行った。

ここはカジュアルだけで食べたいものが食べれる。月曜日は疲れ過ぎてたし眠いしで、食欲もちょっとなかったので、生ハムにオリーブ、ローストビーフ、チーズにパンというワインのおつまみ系にした。

まずはハイボールで喉を潤す。本家ナイショのバーと違ってここNo.2にはジャンキーなウイスキーがある。今夜は日本製で行ってみた。1杯目はブラックニッカ、2杯目は角瓶。青春の味!

シャトー・オーバイイ
開けたワインはボルドーはペサック・レオニャンの銘酒『シャトー・オーバイイ(CH. HAUT-BAILLY 1996』のハーフボトル。メルローの比率が高めのせいか、とっても優しいワイン。疲れた心と体を柔らかく包み込む。

元々僕はボルドーの中でもペサック・レオニャンは大好きな地域。今夜のシャトー・オーバイイをはじめ、ドメーヌ・ド・シュヴァリエド・フューザルなど、好きなワインがいろいろとある。

最後に絞り立てのライムでボンベイ・サファイアのジンライムを飲み、幸せに酔った夜です。
明日はまたまた超ヘビーな一日になる予定。なので今夜は飛びっきりのワインでストレス解消!

ベルジュラック  シャトー・スービル
まずは今夜はビールじゃなく、空きかけの白ワインからスタート。フランスはボルドーから南下したスペイン沿いの地域、南西地方ベルジュラックシャトー・スービルの白。この辺りの地域の白ワインが日本に入ってるってかなり珍しい。近所の酒屋の500円均一ワインで買ったエチケット不良品。色はかなり黄色くって、味わいは独特のトゲのない酸味が果実味と相まって心地よい。ブドウの品種は不明。輸入元のWEBにも出ていない。でも中々美味しいよ〜 温度が少し上がった方が旨味を感じた。

さ、そしてメインは、数年前にサンフランシスコで直接買い付けて持ち帰ってきたナパのレイモンドのスペシャルキュヴェ『GENERATIONS』。素敵なエッチング・ボトルが印象的。

レイモンド  GENERATIONS
レイモンド名門ベリンジャーの創業家の孫娘と結婚したロイ・レイモンド氏が立ち上げたワイナリー。日本では、レギュラークラスのワインはメルシャンが輸入してるけど、このGENERATIONSは入ってきてない。何やら本家のWEBサイトによれば、5世代に渡り携わってきたワイン造りに敬意を表してGENERATIONSという命名らしい。

今夜のGENERATIONSは1999年。もう11年目。まろやかに熟成してる。懐かしいトラディショナルなカベルネ・ソーヴィニヨン。ナパというより、もうちょっと素朴なソノマっぽい感じかな。

深いハーブ香がする。ユーカリ、ミントなどなど、まさに森林浴。目の前に深く静かな森が広がる。素敵なワインです。

5世代に渡るワインと言えば、ベリンジャー3世紀に渡るワイン『サード・センチュリーを想い出すな〜

伝統の力って凄いよね。僕も自分で会社を経営してるけど、僕ら新興勢力に足らないのって、伝統的な力。これだけは後から補えないからね。そんな事を想いながら飲みました。

素敵なワインで明日への英気を養う夜です。
今週も疲れ果てた1週間。土曜日の夜はどうしても力尽きてくる。そんな夜はギュッとしたカベルネ系よりも柔らかいピノが一番!

ジェイ・ケイ・キャリアー
開けたのはオレゴンの新星『ジェイ・ケイ・キャリアー 2001』。このワイナリー、とっても新しいチャレンジャーで、裏面を見る限り1999年がファースト・ヴィンテージ。つまりこの2001年はワイナリー創設以来3回目の”作品”!

ブルゴーニュはシャンボール・ミュジニーのジョルジュ・ルーミエの下で修行したと言うだけのことはあり、新世界的な香りはまったくなく、まさにブルゴーニュ的ワイン。

ちなみに、ラベルにあるスズメバチは、オーナーがオーストラリアに修行に行って収穫をしていた際、スズメバチに3回刺され、医師からもう一度刺されたときはもう薬が効かないと言われ、「俺をシャットダウンすることはできない」とのメッセージが込められてるそうだ。

実に素敵なピノ・ノワールです。アルコール度数が13%なんだけど、これが実はとっても心地よい。北米では日照が十分過ぎてブドウの糖度が上がるがためにアルコール度数が14%を超えるワインが多数あるけど、それって、ピノの本質からしたら違う気がする。何とも心地よいピノです。

ベルタ  アクアヴィーテ  プリマジョイア
シメの食後酒はイタリアはピエモンテのグラッパの名門ベルタの造るアクアヴィーテプリマジョイア』。これはブドウの絞り粕を蒸留した通常のグラッパ、ヴィンテージ物のグラッパ、 そしてワインをそのまま蒸留したいわゆるブランデー、それからさらにブドウの果実を潰してそのまま蒸留したもの、これらを混ぜ合わせたものだそうです。

樽熟によりきれいな琥珀色に染まった液体は幸せな香り。ほのかに香る甘い匂いが艶っぽい。専用のグラスが付いてるのでそれで飲んだ。こんな大きなグラスに少〜し注いで香りを立てろってでも言うかのような大きなグラス。

ジェイ・ケイ・キャリアーの素敵なトラディショナルかつ柔らかなピノと、そして北イタリアの素敵な食後酒プリマジョイアに幸せに酔った夜です。
金曜の夜、尊敬する先輩経営者の方とボルドーの銘酒『シャトー・ラフォン・ロシェ』を飲みながらこの景況下の生き残りを議論した。場所はついに今週発見した縁ある素敵な創作和食の店『くずし割烹 かのふ

シャトー・ラフォン・ロシェ
このシャトー・ラフォン・ロシェはボルドーでも北のサンテステフの産。シルキーなタッチが心地よい柔らかなワイン。

握り、生ガキなどはグラスで開いてたシャブリで合わせ、途中からシャトー・ラフォン・ロシェに。お醤油とボルドー系のワイン、実はよく合います。

何十年にも渡って生き抜いてきた会社の経営陣の方のお話を聞くのは実に意義がある。そんな場をシャトー・ラフォン・ロシェが演出する素敵な夜です。

で、ここまではよかったんだけどね.... 宴席が開き、帰路についた僕をいつものナイショのバーへ呼び出すオバカな連中がいまして.... 仕方ないから出て行ったんではありますが、帰ろうと思ったらさらに電話がなり、先日のダリオッシュニコルスの件でお世話になってるインポータの社長さんが近くにいるから合流したいと....

今夜は軽めに過ごすはずが、結局はバリバリに飲んじゃいました〜 でも諸々、やっぱり素敵な夜って感じかな〜!?
地元に僕が子供の頃から続く老舗の『あけぼの鮨』ってのがあった。来客やワインのつまみとして、たまに持ち帰り用に握ってもらってた。そんなあけぼの鮨の大将がある時、自分の息子が恵比寿で独立するって言った。箸の袋に店名とか書いてもらったんだけど、それをなくしちゃって、それ以来行けないまま、ふと気がつけばあけぼの鮨は閉店してた....

カレラ  ライアン
僕の会社は恵比寿にある。地場でなんとか探し当てたその店は、完全予約制の創作和食の店『くずし割烹 かのふ』。あけぼの鮨の大将の息子、香山中宣さんがやってる。火曜の夜、初めて行ってみた。

とっても繊細なお料理に繊細なワインを合わせた。ロマネ・コンティに勝ったと大騒ぎになったカリフォルニアの雄『カレラ。その中でも個性の強い畑、ライアンを合わせた。こりゃ最高!

松茸と白玉のお吸い物  生ガキ『カキえもん』  白子の茶碗蒸し  「十四代」で漬け込んだ鰆  重箱に入ったデザート
松茸と白玉のお吸い物、ミルキーな極上の生ガキの逸品『カキえもん』、白子の茶碗蒸し、日本酒の銘酒「十四代」で漬け込んだ鰆などなど、そして最後のシメは手打ち蕎麦。デザートは重箱入りの逸品。

何とも凄い夜です。蛙の子は蛙って言うけど、あけぼの鮨の子はしっかりとその血を引いてる! 香山さんの造る素敵な和食と世界のピノ、カレラに酔う素敵な夜です。
クローズ・エルミタージュ  ドメーヌ・デ・リゼ  エキノックス
月曜日、会社の幹部連中と鮨屋でディープな議論をした。鮨と竹鶴で語る夜。

昨年苦境を乗り切ったもの、その話を参考に今年乗り切ろうとするもの、旨い鮨と竹鶴で語る夜は深い。

帰り道、ついつい方向がいっしょの某参謀君と、”たまたま”道沿いにいつものワインバー『エシェゾー』があるもんで、つい立ち寄っちゃった。ほんと、毎度のたまたまです(^_^)

ラス・コリナス・デル・エブロ
僕は南仏クローズ・エルミタージュのギュッと果実の凝集感の高いワイン、ドメーヌ・デ・リゼの『エキノックス』、相棒はスペインは南カタルーニャのシラーズとガルナッチャから造られたワイン『ラス・コリナス・デル・エブロ』。このラス・コリナス・デル・エブロ、かなり香ります! 隣に居てもフルーティーさとスパイシーさ、タバコなどの煙のニュアンスが届く複雑な佇まい。ちょっとテイスティングさせてもらうと、ほんとこりゃ、奥深いグッとくるワイン。

この2種類のワインは、いずれもあまり街には出回ってない素敵な逸品。こんなワインをグラスで興じてるとは、さすがエシェゾー

で、もう十分に鮨屋で竹鶴も飲んできてるってのに、ノンベーな我々は、あ、違った、議論が尽きない我々は、さらにグラスを進める。

ミッシェル・マニャン  ブルゴーニュ・グラン・オルディネール  シャトー・ド・フォンベル
相棒はミッシェル・マニャンの『ブルゴーニュ・グラン・オルディネール』、そして僕はボルドーはサン・テミリオンの隠れた銘酒『シャトー・ド・フォンベル』。

このシャトー・ド・フォンベルは、サン・テミリオンを代表するワイン『シャトー・オーゾンヌ』のオーナーが所有するワイナリー。いわば“プティ・オーゾンヌ”。静けさと奥深さを持ったまさに”静のワイン”。

気がついたら2時間経過! 民主党政権になり経済はさらに混迷の色を深くする中、我が参謀と生き残りを議論する夜です。こんな素敵な議場を演出するエシェゾーに感謝!!
明日はとってもツラい一日です。前日からそういうことが解ってるって、ほんと、ツラい。でも自分で経営してる会社なので、逃げても隠れても仕方ないので頑張ります。

そんなツラい日の前夜、想いの深いワインを飲んで自分に気合いを入れる夜です。

ジョセフ・フェルプス  インシグニア
今夜は1980年のインシグニアを開けた。今を時めくジョセフ・フェルプスの最高傑作『インシグニア』の本当に初期の頃の作品。

3本まとめて購入したんだけど、数年前、1本目は開けたとたん、嫌なコルク臭がして痛んでた。まさにブショネな感じ。それからしばらく開けることがなかったんだけど、明日へのストレス解消に、久々にこのインシグニアの1980年を開けてみた。

このボトルも若干、僅かだけどコルク臭がする。保存状態かな〜 エルミタージュかのような酸化熟成の入り口にあるであろう感じもある。

でもデキャンタージュしてゆっくりと大ぶりのグラスでまっとり飲むと、時間とともに実に広がりのある深いワインに昇華した。

1980年と言えば、僕が大学に入学した年。高校2年で一旦はプロのミュージシャンになり、でも演歌主体の騙された活動に嫌気がさして飛び出し、大学に入学したまさに1980年、自分たちで音楽事務所を立ち上げた。

そんな1980年のワインを飲みながら、自分のこの29年間という時間をトレースしてみた。まあこの29年間の通信簿としてはさ、かなり落第点だろうね〜 後半の21年の会社経営の中でも苦労をかけた社員の方が多く、またプライベートでもお付き合いをした女性とかにあまり幸せを与えてないからね〜

エヴァン・ウィリアムス  ブラック・ニッカ
そんなことを想いながら飲むインシグニアの1980年。実に深い! さ、明日は頑張るぞ〜〜

PS. 食後酒はケンタッキー州の老舗エヴァン・ウィリアムスのバーボンと日本を代表するブレンデッドウィスキー、ブラック・ニッカでシメました!
土曜の夜は超お疲れモード。野菜とオリーブをつまんで軽く飲む。小豆島の取れ立てのフレッシュなオリーブの塩漬けが買えたので、今夜は赤ワインじゃなく白、それもシャルドネを開けることにした。

コッポラ  ディレクターズ・カット  シャルドネ
開けたのは、著名な映画監督のコッポラが造るディレクターズ・カットというシリーズのシャルドネ。ゾエトロープという19世紀の投影機に敬意を表したワイン。

これまでにピノジンファンデルを飲んだけど、いずれもとっても素晴らしかった。そして今夜のシャルドネも、もう最高!

色がビックリするほどの黄金色。黄色を通り越してる。そして味わいは超まっとり。軽いバター香とナッツの感じなど、ブルゴーニュの銘酒的な香りがする。でもブルゴーニュのグランヴァンに比べるとさっぱりとしていて重さはなく、疲れた体に染み渡るような味わい。

素敵なワインだな〜 コッポラディレクターズ・カットのシャルドネに心地よく酔う夜です。

PS. このディレクターズ・カット、ブドウの品種ごとにエチケットの登場人物が違う! とくとご覧あれ!

コッポラ  ディレクターズ・カット  シャルドネ
金曜日、朝から打合せ連発! 昼を食べる時間もない。何とか1時過ぎに脱出して立ち食い蕎麦に駆け込もうとしたら、もう次の来客が来たから社に戻れとの電話。ふう〜〜

ジンリッキー  タンカレー No.10
午後もアポイントが続き、ヘロヘロになった夜、向かう先はいつものナイショのバー。まずは久しぶりにハイボールじゃなくジンリッキーからスタート。もちろんジンは大好きなタンカレーNo.10。ライムの旨味とNo.10の旨味が相まって、素晴らしい食前酒となった。

メインのワインはこの前から気になってたカリフォルニアの北部、メンドシーノで造られるピノ『ジラソーレ』。ダリオッシュニコルスでお世話になったインポーター、デプトプランニングさんが輸入するこのワイン、前から飲んでみたかった。

ジラソーレ
期待ワクワクのジラソーレ、これは実に旨かった! とってもチャーミングなワイン。前に書いたコッポラディレクターズ・カットのピノととっても似ていて、その時にも書いたけど、小悪魔的な感じで、まさに石原さとみのイメージ!

って、皆さん石原さとみにどんなイメージを持ってるかわからないけど、パズルってドラマで主演した石原さとみが本当にこの手のピノのイメージなだよね。詳しくは上のリンクにて!

ジラソーレって単語をナイショのバーにてiPhoneで調べてみると、エチケットの通り、ヒマワリの意味なんだって! このワインの作者はイタリア系なのかな!? 久しぶりの鶏のグリルをいただきながら、このとっても素敵でチャーミングなピノを飲む。何とも素敵な夜です。

カレラ  ヴィオニエ
最後、洋梨と巨峰をデザートにもらった際、またまたマスターの増田さんから悪魔のお誘い! 「今夜の洋梨にはヴィオニエが一番!」と増田さんが出してきたのは、なんとカレラヴィオニエのハーフボトル。う〜ん、この誘いは断れない。僕はそもそもヴィオニエ好きだし、そしてこのカレラのヴィオニエ自体も何本か自宅にストックしてる。

ジラソーレに続き、今夜の熟した洋梨自体が小悪魔的な中、パフュームのごとく香るカレラのヴィオニエはたまらない! 1杯だけのつもりが、あれ、結局ハーフボトルを全部飲み切っちゃった....

大失敗です。こりゃちょっと飲み過ぎだよね〜〜 でもジラソーレのピノとカレラのヴィオニエと素敵なお料理でバッチリとストレスを解消した最高の夜です!

ナイショのバー、最高!!
木曜日、会社の創業時からお世話になっている社長さんと久しぶりに飲んだ。この6月までは僕の会社の社外取締役も兼務していただいてた方。

ドメーヌ・ドルーアン ロレーヌ
場所は汐留の大好きなレストラン『オレゴン・バー&グリル。僕はこのレストランでオレゴンワインの素晴らしさを知った。

今夜はフランスはブルゴーニュの名門、ドルーアンがオレゴンで立ち上げてるワイナリーの最高の作品『ドメーヌ・ドルーアン ロレーヌ 2005』を開けた。

ロレーヌは2000年を木箱で買い付けたほど大好きなワイン。現在の当主の長女がブルゴーニュからオレゴンに渡って立ち上げたワイナリーで、そのヴェロニク・ドルーアンが自分の愛娘の名前を付けた最高のキュヴェ。

今夜の大先輩はIT系の会社を経営する傍ら、イタリアワインのインポーターの会社も経営されてる。ワインにはうるさい分、ご満足いただけると心配だったんだけど、とっても上品で、そしてふくよかで、華やいだ香りなんだけど嫌らしくなく、艶と美のバランスを最高のレベルで取り持ったかのようなこのワインに感激していただけた。

こんな大変な景況下だけど、先輩は軸がぶれてない。締めるところは締め、でも攻めるべきところは攻めろと叱咤激励された夜。

ラーメン 屋台
終わってから、僕のストレス解消にカラオケに連れて行っていただいた。優しい先輩です!

PS. 帰りに有楽町の駅前に出ると、なんと昔懐かしいラーメンの屋台が出てた。あまりに懐かしく、お腹はいっぱいだったんだけど、ついつい入っちゃった! とってもレトロで懐かしい味のする東京ラーメンでした。感動!!
この景況下、生きて行くのって、ほんと大変です。会社を経営してる身からすると、ほんと代々木ゼミナールの昔の標語じゃないけど、まさに『日々是決戦』ってな感じ。

ノール
僕の会社は今年が超厳しいんだけど、子会社は一足早く、昨年が超大変だった。それを乗り切った子会社の社長である我が参謀と久しぶりに飲んでディープに議論をした。彼も今年もいろいろと大変ではあるんだけど、ちょうど10月末で1つ、大きな仕事の区切りが付けられたこともあり、まあ軽く祝杯です。

シャンパンで乾杯した後、まずはソノマの銘酒、ルシアンリヴァーノールを開けた。とっても可愛らしく繊細なワイン。ラズベリーなどの果実香が心を浮き浮き、晴れ晴れとさせる。

ダリオッシュ
今夜の彼は肝臓が特大です。我が社のグループでもたぶん1番の強さ! 二人で飲むとワインは丸々2本は空く。

今夜の2本目、メインはダリオッシュ! 頑張る我が参謀へのプレゼント。

オーパスワインを超えたと僕は思ってるこの最高のワインで、これからの我々の未来に気合いを入れた夜です。

さ、頑張るぞ〜〜
この10日間、狂ったような出張続き。先々週の日曜日の夜に日本を発ち香港へ。着いたのは深夜。月曜日は香港で9時間半仕事をし、そして火曜の朝の便で日本へ。これが往復6,000キロ。

木曜〜金曜が福岡。これが往復で2,400キロ。日曜日が仙台。往復で700キロ。火曜日の祝日が日帰りで福岡でまたまた2,400キロ。合計で11,500キロ。ほぼ1.2万キロ。

いや〜、さすがに腰や背中が張って痛い。

そんな祝日の日帰りの福岡出張の夜、東京に戻った僕は、自宅に帰るつもりが気付けばいつものナイショのバー! ありゃ!?

ジャックダニエル  ジェントルマンジャック
疲れ果てたヤサグレたには、まずはハイボール。今夜はテネシーウィスキー、ジャックダニエルのスペシャルボトル、ジェントルマンジャック

深く、重く、そして柔らかいんだけどどこかグッと心に突き刺さるかのような味わいのジェントルマンジャックハイボール、これは何とも今夜の僕の気持ちを代弁してるし、そして心を和らげる。誰しもさ、理解してくれる人が傍らにいるとホッとするよね。今夜のジェントルマンジャックハイボールは、まさにそんな感じ。

フルーツトマトとモッツァレラのサラダ ローストビーフと生ハムとズッキーニのオードブルプレート 野菜のココット煮 新作の和牛と満願寺唐辛子のラグー
フルーツトマトとモッツァレラのサラダ、ローストビーフと生ハムとズッキーニのオードブルプレート、野菜のココット煮、新作の和牛と満願寺唐辛子のラグーと、ま〜よく食べた。

合わせたワインはこれまたスペシャル! ナパの名門エチュードのピノ・ノワール。う〜ん、素敵なワイン。素敵過ぎてお店のスタッフにもお裾分けした。

エチュード  トニー・ソーター
ブルゴーニュのような華やかでかつチャーミングなところもあるワイン。エチュードは、カリフォルニアワインのスーパーワインメーカ、トニー・ソーターが立ち上げたワイナリー。今は彼はアドバイザーだけど、しっかりとトニー・ソーターの息吹が吹き込まれてる気がする。

現在トニー・ソーターエチュードを売却して故郷のオレゴンに帰ってまたピノを造ってる。最近はナパでもまた活動をしてるようだけど、彼のナパのピノとしてはエチュードが唯一の”作品”。

リレ・ブラン
いや〜、艶っぽいです、これ! 鈴木京香が横に座ってるって感じかな〜

最後にリレ・ブランを飲んでこの夜は更けました。11,500キロの移動の疲れを癒す素敵な夜です。
ドラピエ  ヴーヴレイ月曜日、久々に『びのむに行った。びのむはなんと、9月丸々1ヶ月、夏休みしてた。超久しぶり。

今夜は経営の先人と出掛けた。秋の味覚と美味しいワインで脳を滑らかにし、本音で経営を語る夜。

シャンパンはすっきりとしたドラピエでスタートし、続いて白ワイン、ロワールのヴーヴレイを1杯。

シャトー・ブラーヌ・カントナック
フォアグラが入った特製茶碗蒸しを初め、秋の味覚を存分に使った優しい味わいの素敵な料理をいただき、まっとりする。メインのワインはシャトー・ブラーヌ・カントナックのなんと、1974年!

深い眠りから覚めたシャトー・ブラーヌ・カントナック、実に深く静かで奥行きのあるワイン。そして、まだまだ腰があり、しっかりしてる! このワイン、きっとあと10年、20年、まだまだ熟成するんだと思う。

シメの食後酒は2種類。イタリアは干しブドウから造った香り豊かな食後酒、パッシート。そしてもう1つが凄い!

パッシート  アンリ・ジロー  ラタフィア・ド・シャンパーニュ
シャンパーニュ地方の中でも、17世紀から続く名門『アンリ・ジロー』。そのアンリ・ジローの造る素敵な食後酒「ラタフィア・ド・シャンパーニュ」。濃厚で深い甘みが心地よい、何とも芸術的、幻想的な”作品”。こんな食後酒、初めて飲む。素晴らしい!

今夜は、リーマンショック後のこの景況下をどうやって生き残るか、経営の先人と議論した素敵な夜。旨い料理とワインは会話を活性化する。

この場を演出したびのむに感謝! 有意義で、かつ素敵な夜です。そして、ふと1974年の自分を思い出した夜です。
僕の会社の創業1988年。それから幾多の荒波を超えてきたけど、ほんと、今ほどの不況、苦境は初めて。いや〜、厳しい! 特に僕らソフトウェア産業は、超ドシャブリ。ま、車もハンバーガーも牛丼もさ、ソフトウェアやシステムを新しく更新しなくったって造り続けることは出来るからね。

IT業界がモテハヤされたのは、もはや今は昔。僕らはさ、産業界の脇役。産業界全体が元気になってくれないとね!

シャトー・パタッシュ・ドー  Chateau Patache d'Aux
そんな苦境を生きる今、ちょっと初心に返る意味でも創業当時のワインでも飲むかとセラーを探す。選んだのは、ボルドーの『シャトー・パタッシュ・ドーChateau Patache d'Aux) 1989』。

馬車のマークが有名な17世紀からの伝統を持つワイン。典型的、伝統的なボルドーワイン。昨今、ロバート・パーカーなどの評論家の影響を受け、ボルドーでも濃さ、重さが突出するようなワインが増えてきた中、実にエレガントで穏やかなワイン。穏やかな分、旨味がよく伝わってくる。

静けさをたたえた湖のごときワイン。

創業2年目のワインを飲み、幾多の苦難を乗り越えてきたこの21年を想う夜です。そして気持ちを新たに、心を引き締め、腹を据えてこの荒波を越えて行こうと自分に覚悟と檄を入れる夜です。

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