ワインのある生活: 2009年8月 Archives

マリマー・トーレス
スペインワインの中興の祖、ミゲル・トーレス。日本でも超メジャーなスペインのワイン。

そのトーレス家の長女、マリマー・トーレスがカリフォルニアはソノマ、ルシアン・リヴァーで立ち上げたマリマー・トーレス・エステート。今夜はそのマリマー・トーレスの2002年のピノ・ノワールを飲んだ。畑は亡父、ミゲル・トーレスを偲んでドン・ミゲル・ヴィンヤードと名付けられてる。

マリマー・トーレス サッポロ・ラガー ワイルド・ターキー
さすがスペインの名門ワインの伝統を継ぐだけのことはある。これ、ブラインドだとブルゴーニュとの識別はかなり難しい。ヴォーヌ・ロマネのごとき血の匂い、獣臭、土の香りなどがして、超特級のピノ。

あまりに素敵なピノです! 欧州からアメリカに長女が飛んできて造ったワインというと、ブルゴーニュからオレゴンに長女を送り込んだドルーアンがメジャーだけど、ほんと、このトーレス家も本気だね〜(^-^) ドルーアントーレス、まさに新大陸でのピノ・ノワール対決って感じ。

食前酒には、久々に缶限定で発売になった大好きなサッポロ・ラガービール、食後種にはワイルド・ターキー。最初から最後まで、完璧だね!

トーレス家300年の歴史を引き継ぐ美しきワインメーカー、マリマー・トーレスの魅力にまっとりと酔った夜です。
土曜日は長女の中学の父親PTAのソフトボール大会。一年ぶり。本当は6月開催の予定だったんだけど、インフルエンザ騒ぎで中止になってた。PTAイベントとは言え、かなり真面目に本気で対戦する。

このイベント、4チームのトーナメント。つまり、1つ勝つと決勝! 僕は今日は5番サードでスタート!

ソフトボールいや〜、体は動かないもんだな〜 まったくダメです。3塁にランナーがいて3度、サードにゴロが飛んできたけど、エラーこそしてないけどさ、一度もホームで刺せなかった... 体の反応が悪いって言うのか、肩が衰えたって言うのか、何とも情けない。打ってはこの第1試合、4打席4三振。フルスイングしたから後悔はないけど、それでもね... 何してるんだか...

第1試合の最終回、リードした状態でマウンドに上った。いや〜、緊張した! 勝利をフイに出来ないしね。いきなりの登板でボカスカ打たれたけど、何とかリードを保って試合終了! これって一応、セーブが付くかな(^-^)

この第1試合、レフトの守備で大飛球を飛び込んで取ったファインプレー1つだけが僕の見せ場だった。後はどちらかと言えば足を引っ張ったような...

角瓶 ワイルド・ターキー ハイボール第2試合が決勝戦。テレビで著名なK弁護士がいるチーム相手。ご本人は元・高校球児で、また長男も甲子園に出てる。昨年も第1試合で対戦し、僕はサードで強烈なゴロでグラブを吹っ飛ばされた。今度こそ!

と、意気込むけど、さすが硬式野球を本気にやってた人にはかなわない。打球の速さが違う。今日もK弁護士の打順では何の因果か僕がサード。強烈な3塁線のゴロに飛び込んでダイビングキャッチを試みるも、結果はグラブが吹っ飛ばされて打球は外野に転々と... う〜ん、こりゃ厳しいな〜

この第2試合も僕の打棒は散々。4打席で3三振。唯一当った打球は強烈に飛んだんだけど、元・高校球児のK弁護士がレフトで見事にファインプレーでキャッチ! あ〜あ...

決勝戦は大差で負けた。2試合で何度かホットコーナー(サード)を守り、バシバシ飛び込んで来る打球に何度も飛び込んでダイビングするも中々成果出ず、結果は膝と肘を擦りむいたり打撲したりで体はボロボロ。ソフトボールは塁間が短いからサードはほんと、超大変です。

そして試合後の懇親会、突然、「はい、3打席連続の豪快な三振をした方! 前に出てスピーチを!」と呼ばれ、いきなり前に...

ギガル クローズ・エルミタージュま、少年野球の時も、そしてその後の人生も、ホームランか三振しかない生き方してきてるので後悔はしてないけど、ちょっと悔しいかな。僕が打っていればK弁護士率いるチームに打ち勝った可能性もあったしね。昨年は劇的なサヨナラホームインの激走をするなど、かなり主役だったんだけどな〜 今年はチームのお荷物になっちゃいました。来年は頑張るぞ〜〜

帰宅後、ビールは既に懇親会で飲んできたので、こんな夜はヤサグレてハイボール! まずは角瓶、続いてはワイルド・ターキー。まさにヤサグレた中年の飲み物って感じ!

最後にワインを少し。大好きな南仏ローヌはギガルの造るクローズ・エルミタージュ。いつ飲んでも、どんな気分の時に飲んでも確実に美味しい、僕の大好きなワイン。ヤサグレた心を和ます素敵なワインです。

あ〜、既にもう筋肉痛が始まってる。あ、こりゃ筋肉痛じゃなく、打撲かな〜 来年は絶対にホームランを打つぞ〜〜


PS. ちなみにK弁護士、終わってから24時間テレビに向かった気配。タフだなあ〜
月曜日、1週間の始まり。普通はさ、週末で体と脳をリセットし、シャキッと出社して来るもんだよね〜

エヴァン・ウィリアムス ハイボールでもさ、景気が悪くなると会社の中も精神を病む人たちが増える。月曜日もそんなわけで、週も早々、後ろ向きなことを言い出す人が会社にいた。それも平社員じゃなくって幹部クラス。これはコタエるよ... どんな時にも皆を鼓舞して引っ張ってかないとならない上層部がこれじゃ、先が思いやられる。

なんかこのところ、妙に週明け早々の月曜日に嫌な話が多いなあ〜

そんなヤサグレた夜は、またまた先週の金曜日のヤサグレた夜に続き、いつものナイショのバーハイボールな夜。懐かしいバーボン『エヴァン・ウィリアムス』のハイボールからスタート。まさにバーボンらしさ全開! 疲れた脳と乾いた喉を癒す一杯。

オールド・オーバーホルト ハイボール続いては、ライ・ウィスキーの逸品『オールド・オーバーホルト』でハイボール。このオールド・オーバーホルトは僕は家にも置いてるくらい好きなんだけど、カクテルのベースとして素晴らしい逸品。甘苦くホロ苦い想い出を引っ張りだすようなカクテル『オールド・パル』、大人の女とニューヨークの摩天楼をイメージさせる『マンハッタン』など、オールド・オーバーホルトで創ったら最高!

その次は『コンパスボックス スパイスツリーCOMPASS BOX THE SPICE TREE)』という謎のウィスキーのハイボール。謎さ加減(!?)は上記のリンクをご参照!

コンパスボックス スパイスツリー COMPASS BOX THE SPICE TREE最後に一杯だけワインを飲んだ。ブルゴーニュの南部、コート・シャロネーズの『ジヴリGIVRY)』というもの。初めて飲むワイン。ジヴリという地域そのものも初めて聞く。果実味がありチャーミングで柔らかなワイン。

と、気付けばいい時間。さ、帰るぜ〜

PS. でもこの夜はまだまだ最悪な夜でした... 帰宅したら日中の僕のイライラを最高潮にした主から携帯に電話。すっかり酔いが醒めちゃった。

ジヴリ GIVRYも〜、せっかくのナイショのバーでのリセットが台無し。あ〜あ、、、
今夜は映画監督としても有名なフランシス・コッポラの造るマルベックを飲んだ!

僕はコッポラのワインが大好きで、ダイヤモンドシリーズのカベルネ・ソーヴィニヨンメルローディレクターズ・カットのピノ・ノワールジンファンデル、そしてトップキュヴェとなるルビコンカスクエディツオーネ・ペニーノなどなど、どれも大好きでいろいろストックしてる。

コッポラ マルベック
そんなコッポラダイヤモンドシリーズでなんと、マルベックをリリースした! マルベックはボルドーでは少しだけ混ぜる補助品種。唯一アルゼンチンではメジャーなブドウで、現在ではアルゼンチンマルベックは世界的にも評価が高い。

こう考えるとさ、僕は本当にコッポラが好きなんだね〜 コッポラがリリースしてるワインはほとんど飲んでるし、80年代、90年代のワインも結構ストックしてる。上のリンクを見てもこのブログへの登場回数の多さが凄いな〜

今夜のマルベック、2006年とまだ若いけど、果実の熟れた感じ、太陽の日差しをたっぷりと浴びた大らかさ、カシスやブラック・カラントのような果実味、わずかにスパイシーさを感じさせる複雑味など、素晴らしい出来映え。

たぶんこのワイン、あと数年寝かすともっともっと深くなるんだろうな〜 コッポラはここ数年でソノマにブドウ畑を買い増すなど、映画のほかワインにも情熱を燃やし続けてる。素敵なワインがこれからもいろいろ出て来ると思うと、思わず頬が緩む。

素敵なコッポラマルベックにすっかり酔いしれた夜です!
人によって趣味・嗜好は違うだろうけど、僕は暑い夏になると冷やしたすっきりとしたロゼが飲みたくなる。皆さんはどうですか?

ドメーヌ・オット シャトー・ロマサン バンドール
金曜日、日頃お世話になっている社長さんに久々にご挨拶に行くに当り、ワインをお持ちしようと思った。既にこれまで何度か珍しいワインはお持ちしていて、今回はそういったレア物より夏向きのロゼにしようと思った。

そこまではよかったんだけどね〜、朝、自分のセラーから持ってくのを忘れちゃった。慌ててガーデンプレイスのワインショップや恵比寿駅の成城石井、駅前の酒屋を探すも、なぜかロゼはまったくない! 南仏のものは多少あるんだけど、探してたのはブルゴーニュのマルサネ近辺のもの。マルサネのロゼはピノ・ノワールの素材そのものの味わいがありとっても美味しい。でも売ってない.... もしくはオレゴンのロゼも中々いいものがあるんだけど、こちらもない。

やむなく作戦を変更し、ワシントン州のレアなワイン『レコール No.41』の珍しい白ワイン、それも2001年が売ってたので、それを持って行った。ムルソーに勝るとも言われるスーパーなレア物。

ドメーヌ・オット シャトー・ロマサン バンドール
で、そんなことがあったもんで、土曜の夜は暑かったしどうしてもロゼが飲みたくなった。マルサネのロゼも1本ストックがあったんだけど、これだけ街中で入手難となると惜しくって、今夜は南仏・バンドールのロゼを開けた。『ドメーヌ・オット シャトー・ロマサン バンドール』。

いかにも南仏・プロヴァンスという感じの雰囲気のあるお洒落なボトル。”地中海の風”って感じ。聞くところによれば、カンヌやモナコの高級レストランのランチタイムには、 テーブルというテーブルにこのオットのボトルが立ち並ぶそうです。

抜栓直後は少し微発砲のような感じがあり、また冷たくし過ぎたことで旨味がやや感じられなかったけど、時間とともに素敵なロゼに変化した。ボンゴレ・ビアンコにこのドメーヌ・オット シャトー・ロマサンのロゼ。素敵な組み合わせでした。

洒落たロゼを飲んで暑さをしのぐ夜。
ハイボール
今週はほんと、疲れた〜 金曜日は朝早くからヘビーなミーティグがあり、既に昼の段階でエネルギー・エンプティー。その後、4件もミーティングが続く。

おまけにさ、今週は嫌な話、面倒な話が多かった。景気が悪いと嫌な話って増えるよね。人の気持ちも段々と暗くなる。暗くなると人ってロクなことを考えなくなる。常に悪い方へ思考回路が向かう。それって、最悪のパターン。

そんなヘバッた夜はいつものナイショのバーへ逃げ込むナイト。そして、暑さをしのぎ、喉の渇きを癒すハイボールな夜。

最後に肉汁たっぷりのスペシャルな東京Xハンバーグを食べて英気を養った。さ、また来週から明るく元気に頑張ろ〜うっと!

ふう〜、それにしても今週は疲れたぜ! ナイショのバーよ、ありがとう!
ラジド Lajido
木曜日、遅くまで打ち合わせをした後、超久しぶりにポルトガル料理の店『マヌエル』に顔を出した。ホワイトポートをトニックウォーターで割ったポルトニックから夜はスタート!

続いてポルトガルとアメリカ大陸の中間くらいの遠洋の地、ヨーロッパ最西端の地アソーレス諸島のワインを飲んだ。アソーレス諸島は日本からはとっても遠い島。中々行ったことのある人はいない。でも、なぜか昔から日本との接点は多いらしく、アジサイ、杉など、日本から伝わったものも多いらしい。不思議だね〜

このアソーレス諸島のワイン、9つの島からなるアソーレス諸島の中で2番目に大きな島、ピコ島のワインラジドLajido) 1998』。シェリーのような酒精強化ワイン。1998年というオールド・ヴィンテージってところが凄い。

カサ・デ・モウラス CASAS DE MOURAZ
まさにシェリーのようなナッツやシナモンの香りがする素敵な食前酒。エチケットもこの島を表していて素敵。島で一番高い山、そして風の強い島の中でブドウを守るために造られた石垣などが描かれている。何とも芸術的なエチケット。この素敵なワイン、上記のリンクに詳しい。

続いては白ワイン。北部、ダンの『カサ・デ・モウラスCASAS DE MOURAZ)』。無農薬で造るオーガニックワイン。土着のブドウを使ったまっとりとしたワイン。少しスモーキーな感じがする。そして最後にドウロの赤ワインを一杯飲んでこの夜を終えた。

我が祖先の血が騒ぐポルトガルな夜。ほんのひと時、仕事を忘れて遥か彼方の地を想う素敵な夜です。
水曜日、この不景気の苦境を乗り切るべく、幹部社員と遅くまで議論して、そしてそれからキックオフの宴をした。場所は洋風おでんと極上ワインの店『びのむ

ピエール・ジモネ ジョルジュ・リニエ モレ・サン・ドニ プルミエ・クリュ クロ・デ・ゾルム
僕の会社はIT系のコンサルティング会社であり、そしてソフトウェアの開発会社。コンサルティングと言うと聞こえはカッコいいけど、でも所詮、請負型のビジネスであることに何ら変わりはなく、この先のIT業界の中では主役にはなりにくい業種。

まあ僕らはさ、皆さんの生活で言うところの病院のような存在。得意な診療科目があり、その領域で困った人たちがやってくる。僕の会社もそれなりに専門分野はあるので、その限られた世界ではそこそこ知られ、そしてここまで仕事もしてきた。

でもこれからは請負型だけでは生き残れない。自分たちで直接サービスを提供していくようなサービス事業モデルへの転換が急がれる。

そんな中、iPhoneを使ったラジオの仕組みを最近発表した。僕らのサービス事業のファースト・トライアル。先週、大手の放送局がその仕組みを採用してくれることを発表してくれた。今夜はサービス事業のキックオフとその発表のご苦労さん会を兼ねた宴。

ピエール・ジモネのシャンパンで乾杯し、まずはオーストリアのリースリングを一杯。ミネラル感がたっぷりとした旨味のあるリースリング。そしてジョルジュ・リニエの『モレ・サン・ドニ プルミエ・クリュ クロ・デ・ゾルム 2005』をフォアグラに合わせて一杯。ふくよかで果実味もたっぷりとしていて、土の香りもするとっても素敵なワイン。

ランシュ・バージュ
メイン・イベントは、ボルドーの銘酒、大好きなランシュ・バージュのなんと1983年! こんな凄いワインがある! それも中々リーズナブルなプライシング。ネットで買ったってこんなもん。

深い眠りから目覚めたランシュ・バージュ。これはこれは深い深い森の奥の世界。ひんやりとした洞窟の中で物音一つたてずにゆっくりと時の流れを味わう、っていう感じのワイン。素晴らしい!

ちなみに今夜は僕を含め、3人みな同じ大学(電気通信大学)。このランシュ・バージュが造られた1983年、僕は大学4年、もう1人が1年、もう1人は高校2年生だった。何とも遠く彼方の時代のワイン。それだけでも感動物!

ピュイ・フュッセ  シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリ
そしてノンベー&いろいろな意味で議論が盛り上がった我々は、最後のおでんに合わせ、またまたグラスでワインを飲んじゃった! まずはブルゴーニュの素敵な白ワイン、ピュイ・フュッセ。柔らかく舌を包む。そして「夜間飛行」や「星の王子さま」を書いたフランスの作家、サン・テグジュペリのお爺さんが所有していたというマルゴー村の名門『シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリ 1983』。マルゴーらしい柔らかさ、優しさが素敵なワイン。そしてこれまた1983年という何とも凄いヴィンテージ! なんでこんな凄いワインがグラスで開いてるんだかね〜

最高のワインと料理で最高の議論をした夜。ソフトウェア業界の夜明けはまだまだ遠いけど、僕たちは自分たちの力と信念で夜を明けさせていく。それが生き残る唯一の道だと思ってる。

そんなことを議論し合った素敵な夜です。我が片腕の幹部たち、素敵なワイン、素敵な料理、そしてこの素敵な場を演出してくれたびのむに感謝です!
エストレージャ・ガリシア カンポバッロ CAMPOBARRO トーレス
火曜日、久々に地元のスパニッシュレストラン『スペイン食堂石井』に行った。まずは生まれて初めてのスペインのビール、エストレージャ・ガリシアに驚きと感動! バドワイザーのような爽やかなビール。でももう少し旨味がしっかりとしてるかな。スペイン北西部、ガリシア地方の地ビールらしい。ちなみにエストレージャ・ガリシアとは、「ガリシアの星」という意味らしい。

そしてマンサンージャを飲んだあと、素敵なスペインのロゼワインに出会った。夏はロゼ! 暑い時期に爽やかなロゼに出会うと幸せな気持ちになる。ここに来るといつも新しいワインとの出会いがある。素敵だな〜

このロゼ、スペインの南西部、ポルトガルとの国境沿い、リベラ・デル・グアディアーナというかなり辺境の地のワインで、名を『カンポバッロCAMPOBARRO)』と言う。ネットでもかろうじて白ワインだけは出てきたけどロゼはまったくない。テンプラニーリョから造られるとっても珍しいロゼ。テンプラニーリョらしい果実の凝縮感、旨味があり、とっても素敵なロゼです。

最後にスペインのワイン大手、トーレスの造るブランデーを飲んで素敵な夜を終えた。疲れた体にスペインのワインが心地よい夜です。

昨夜に続いて次女の生まれ年、1997年のワイン。

シャトー・ド・カンダル今夜はボルドーはマルゴーの銘酒シャトー・ディッサンのセカンドワイン『シャトー・ド・カンダル 1997』。マルゴー地区らしく、メルローが40%も入っており、柔らかく、優しいワイン。

12年の年月を経て、荒々しさ、刺激的なところは一切なく、静か~に、深くひっそりと佇む感じのワインに熟成してきてる。

このワイン、グランヴァンのセカンドということでかなり割安なんだけど、寝かしておいたらそれなりにかなりいい感じに熟成してきた。まだ数本ある。この先が楽しみ。20年くらいはイケるのかもね!

アンカースチームビールちなみに今夜はスタートアップは、大好きな西海岸のビール、アンカースチームビールのサマーバージョン。こんな夏専用のビールがあるなんて知らなかった。すっきりとしていて若々しく、清々しい。まさに夏向きのビール。でも単に軽いわけじゃなく、スーパードライバドワイザーなどの軽いビールとは一線を画し、アンカースチームらしいハードボイルドな翳は見てとれる。素敵なビールです。

シャトー・ド・カンダルアンカースチームビールも最高!

真夏の夜の神の恵みか~

土曜の夜、次女の12回目の誕生日だった。

ルイ・ロデレール クロ・デュ・ヴァルまずはルイ・ロデレールで乾杯! あ、、もちろん子供はジュースですが(^J^) このルイ・ロデレールロシア皇帝アレクサンドル2世に寵愛されたシャンパンとして有名。ハーフボトルがあったのでそれを開けた。とっても旨味があるシャンパン。

祝うワインはナパの名門、クロ・デュ・ヴァルのカベルネ・ソーヴィニヨン 1997年。元々このクロ・デュ・ヴァルは長熟で、昨年の暮れに1999年のジンファンデルを飲んでるけど、これまた素敵なワインだった。

花火1997年生まれの次女同様、今夜のワインも12歳。人間の12歳はまだまだ子供だけど、ワインの12歳はもう立派な大人。角が取れ丸みを帯び、艶が増す。舌に触れているのがわからないような空気のような、そしてシルクのような舌触り。

今夜はちょうど大田区の花火大会。我が家の窓から大きな花火が見える。花火を見ながら素敵な名門クロ・デュ・ヴァルを味わう夜です。

金曜日は福岡の大先輩経営者の方とディナー。西麻布の僕の最近のお気に入り、洋風おでんとワインの店『びのむ』へ出かけた。

ドラピエ 門出のリキュールスタートアップのシャンパンからフルチャージ! 名門ドラピエのピノ・ノワール 100%のシャンパンからスタート。おまけに、シャンパンを出荷する時に甘みの調整として最後に加えるリキュール、通称「門出のリキュール」そのものを味見せせていただいた。なんでも先日、ドラピエ社の方が来日され、シャンパンとともに、この門出のリキュール自体をペットボトルに入れて持ってきれくれたそうです。25年物とか言ってた。これは凄い体験です!

アルザス ポール・ブランク マコン続いて、岩ガキに合わせてアルザスはポール・ブランクのリースリングをグラスでいただいた。シャープな中にたっぷりといたミネラル感、青リンゴのような清々しさを持ち、実に素敵なワイン。

そしてもう一杯、マコンの白をいただく。温度が上がるにつれ違う顔を見せてきた。これまた素敵な白ワイン。

いよいよ”本日のメインイベント~!”、なんと、1983年のシャトー・パヴィを開けちゃいました! いぇい!!

シャトー・パヴィシャトー・パヴィと言えばサンテミリオンの銘酒。その1983年が何ともリーズナブルなプライスでリストされてた。びのむ、恐るべし! 僕はこのシャトー・パヴィが好きで、長女の生まれた年(1995年)のものを1本、ストックしてる。


今夜の1983年のシャトー・パヴィ、26年の時を経て円熟した素晴らしいワイン。角がなく丸く艶やか。美しいという表現が一番似合ってるかな。

今夜の客人は、なんと139年前のシャトー・ラフィットを飲んだことのある方。ご満足いただいけるか心配しながら開けたけど、ほんと、素直に美味しいと言えるワイン。柔らかみと深み、深遠なる魂を見ることが出来る。

ちなみにこのシャトー・パヴィ、ネットで見てみたら、1919年というとんでもにヴィンテージのワインが25万円くらいで売ってた! 凄い??

シャトー・グリュオー・ラローズ ョルジュ・リニエ モレ・サン・ドニ プルミエ・クリュ クロ・デ・ゾルム ドメーヌ・ド・シュヴァリエそしてウルトラ・ノンベーな我々は、このシャトー・パヴィを開けたあと、さらにグラスでワインを飲んじゃいました。ボルドーの名門、『シャトー・グリュオー・ラローズ』、ブルゴーニュはモレ・サン・ドニジョルジュ・リニエの『モレ・サン・ドニ プルミエ・クリュ クロ・デ・ゾルム 2005』。

そして最後の最後の締めに、なんと僕の大好きなボルドーはペサック・レオニャンの銘酒『ドメーヌ・ド・シュヴァリエ 2004』。最高に旨い!

最後のお食事は、なんと岩魚のご飯でした。最初そのまま食し、続いて鴨のコンソメのダシをかけて食し、ほんと幸せです。

今夜もびのむは最高でした! フランスの銘酒をこれでもかと言うほど飲み尽くした夜。そして先輩経営者と久々にゆっくりとお話が出来た夜。

最高な夜です!

ソムリエール・山川玲子さんPS. こう書くと僕が超贅沢してるように思うでしょ? ぜひ一度「びのむ」、お試しあれ! ビックリするようなワインを飲んでも実にリーズナブルなプライシングです。どうやって経営してるのか....

ちなみに今夜は大先輩にびのむの名ソムリエール、山川玲子さんとの写真を撮ってもらいました。お美しい方なので、皆さんに公開!

木曜は鮨とワインな夜。まっとりと鮨とワインで語る夜はディープで素敵な夜。

ベンジャミン・シルバー カベルネ・フラン開けたワインはかなりカルトです。2000年に創設されたベンジャミン・シルバーのその2000年のファースト・ヴィンテージのカベルネ・フラン

抜栓直後から、恐ろしいほど深く深淵で、地の底に引きづり込まれるような香りが立ち上がる。いや?、深いです。アルコール度数が15度もある。日照時間の長いサンタバーバラらしい強さ。でもその強さを表に見せつけず、芯の強さを裏に秘めた洒落た造り。そしてカベルネ・フラン特有のどこか醒めたクールな側面も持ち合わす。ぞくぞくするような素敵なワインです。

皆さん、この夏の映画『アマルフィ』は見ましたか? あの映画の中の天海祐希そのものの印象。今夜は僕は織田裕二になった気分でこのベンジャミン・シルバーと鮨を堪能しました。

今夜は珍しく新子シンコ)があった。シンココハダの稚魚。光り物好きの僕の大好物! シンコをオカワリしながらワインを味わった。

極上の鮨と天海祐希のようなワインに囲まれ、素敵な夜です!

月曜日、いろいろな意味で盛り上がった一日。

日中は大きな商談で大きな動きがあった。世の中の偉い方々が背中を押して応援してくれた。ありがたいことです。

夕方、監査法人と打ち合わせがあったんだけど、管理部門が頑張って、監査法人といい関係を創った。和やかな打ち合わせだった。

そんな夜、管理部門のメンバーと飲んだ。1軒目、長野の地酒と地物料理と手打ち蕎麦の店。山菜や岩魚、ワサビ菜、馬刺など、郷土料理と郷土のひ日本酒をたっぷりと堪能し、そして最後に蕎麦を食べて終わった。

ロス・モンテロス コノスル
盛り上がった僕たちは、まだ月曜日だって〜のにさ、なぜか(!?)恵比寿の駅前の立ち飲みワインバーに入っちゃった。”♪たった一杯のつもりで飲んで〜♪”ってな感じで、一杯のつもりがね、スペインの2008年の新酒でコルクで出来たエチケットがお洒落な『ロス・モンテロス
』、チリのピノ『コノスル』と、2本も開けちゃった。
 
あ、人数は6人だから、それほどの量を飲んだってわけじゃないけどね。ワン・ボトルが2,000円くらいのカジュアルな店だから、予算も気にせず肩も張らず、気楽にいろいろ話せる。
 
ブルゴーニュ・ブラン マルサネ・ロゼ
で、そこからがマズかった... 毎度お馴染み、僕と管理部門の幹部2名は下車駅がいっしょ。その駅前にはなぜは素敵なワインバー『エシェゾー』があるんです。なんと迷惑な....(!?)

一杯だけといいつつ3人で入って小一時間、この不況の乗り切りに議論の花を咲かせた。最近このエシェゾーはとってもグラスワインが充実してて、今夜はブルゴーニュの白、そして同じくブルゴーニュはマルサネのロゼを飲んだ。

みんなで腹を割って議論をした夜。そんな夜を演出するワインって飲み物は凄いな〜〜

シャトー・カルボーニュ今夜はほぼベジタリアンな夜。サラダにちょっとサーモンが入ってたけど、後は野菜の自然な恵みを食べた夜。まあこの1週間、接待で肉&洋食を食べ続けたので、体のリセットにはちょうどいい。

そんな夜には白ワイン。マットリした白がいいんだけど、セラーにそれっぽいものは少ない。探し出したのは、ボルドーはペサック・レオニャンの銘酒『シャトー・カルボーニュ 1997』。

この地域の白でも長熟なものは限られる。その中で、シャトー・カルボーニュは10年、20年と熟成するとも言われる銘酒。12年経ったこのワイン、色はもうビックリするくらいの黄色。写真で解るかな~

シャトー・カルボーニュソーヴィニヨン・ブランを中心にセミヨンを混ぜてる。抜栓直後、まさにマットリとした空気が漂う。少し気怠いような、それでいて艶のある味わい。ブルゴーニュ的なバターっぽさも裏に持ちながら、柑橘系の香りもどこかに潜ませてる。複雑味があり、謎を解き明かしたいような誘惑に駆られるワイン。

少し温度を下げるとまた違う表情を見せる。強さと引き締まった骨格が浮き出てくる。気の強い女性的と言うか... どちらも旨い!

セロリとクリームチーズとサーモンの逸品野菜の旨味を引き立たせる素晴らしいワイン。セロリにクリームチーズとサーモンを乗せた冷たい夏向きの一品を用意したんだけど、まさにこれにピッタリ。

ちなみにこのシャトー・カルボーニュ、写真でも解る通り、とっても素敵なシャトーです。いつか訪問してみたいものです。素敵なシャトーから生まれた素敵なワインに酔う夜....

シャトー・カルボーニュ蒸し暑い夏の夜、クーラーを効かせてこんなペサック・レオニャンのワインで野菜とチーズなんてのもいいもんです。

この不況を乗り切るべく、毎週土曜日の昼前後に非常にシビアな経営関係の会議がある。この土曜日ももちろんその会議があった。ふう~

三幸苑午後もいろいろ仕事したあと、ストレス解消は長らく通ってる素敵なソムリエのいる焼肉店『三幸苑』で!

いつもながらの美味しい料理に舌鼓を打ち、そしてワインを堪能した。今夜はソムリエがお休みだったこともあるけど、グラスワインで魅力的なものが多数あったので、グラスで頼んでみた。

マスターご夫婦が自分たちで収穫した有機野菜のサラダに合わせてレモンチェッロ・トニックで喉の渇きを癒したあと、まずはカリフォルニアの『ペッパーウッド・グローヴ』の長寿のブドウの樹から造ったジンファンデル。ギュッと抱きしめたくなるような果実の凝縮感が素晴らしいワイン。

続いて南仏ローヌの『アンパシアンス』。こちらはグルナッシュ主体で、南の地のワイン、太陽の恵みをたっぷりと受けた感じのするワイン。チャーミングで、そして華やかです。

さらにもう一杯、ラングドックのシラー主体のワイン『アリアンス』。カシスやベリー系の香りがする素敵な魅惑的ワイン。いずれもボトルの写真は撮り損なった。

そして、最後に食べた究極のコムタンが絶品だったな~ 

三幸苑 指揮者すっかりいい気分に酔っぱらって店を出てみると、入った時にはお腹がすき過ぎてて気付かなかったのか、店頭のディスプレイが変わってる! 前回は指揮者がワインの空き瓶を前にして指揮してたんだけど、今回はなんと、空きボトルのエチケットすべてにマイケル・ジャクソンが貼られてる! マスターご夫婦の息子さんのソムリエは大のマイケル・ジャクソンのファンで、2回の日本公演にも行ったんだって。そのくらいのマイケル好きゆえの素晴らしいディスプレイ。

ここの親子、料理といい、ワイン選びといい、このディスプレイといい、ほんと、アーティストだよね~ またまた改めて感動した夜です。三幸苑、最高!!

三幸苑 マイケル・ジャクソン

ラ・カンティーナ・センプレ木曜日、遅くまで外資系企業とのミーティング。当然、打合わせの後には”飲み”を覚悟してた。そしたら思わず宴会なし! ということで、帰り道、五反田で前から入ってみかたって炭火焼とワインのイタリアンな店『ラ・カンティーナ・センプレ』に入ってみた。

生ハムのサラダ、レンズ豆のスープ、スズキとヤリイカのグリル、香草バターオーブン焼きと、粋な小品が続き、最後のシメはオーストラリア産葡萄牛のフィレ肉とフォワグラのポワレ。葡萄牛(ブドウ牛)って初めて聞いたけど、ワインを作る時のブドウの絞り粕を肥料にしてるんだって。本当かな~~?

でもこんな5品もついてその後デザートもあって、これがなんと、3,900円のコース。こりゃ驚き!

チェレット モンソルド開けたワインは北イタリア、ピエモンテ州の名門チェレットチェレットと言えばバローロバルバレスコといったイタリア伝統ワインで有名だけど、今夜のチェレットモンソルドと命名されたワインは、ピエモンテ特産のブドウ、ネッビオーロのほか、国際品種のカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、シラーを加えた珍しい構成。点字のようなボトルに彫り込まれた名前が印象的。

ギュッと締った果実の凝縮感、ドライフルーツを想わせるふくよなかな果実味、料理に馴染む柔らかく艶やかな舌触り、どれをとっても超一流のワイン。

遅くまで働いた自分を癒す素敵な料理とワインでした!

水曜日、放送局の上層部の方々とディナーがあった。先方が2名、こちらが私ともう1名の創業メンバー。この4人で2000年から「スローフードの会」ってのをやってる。

お互いに食通。それぞれが自分の自慢の店に持ち回りでみんなを招待し、ゆっくりと食事をし、ワインを飲んで語らう場。お取引先ではあるけど、この場では商売ッ気抜き。前日の真平のこのスローフードの会で教えていただいた。みんな忙しいので開催は年に1~2回。前回は昨年7月の『かんだ。ミシュラン掲載で大騒ぎとなった店。

今回は客人の名プロデューサ氏が主宰で、場所は麹町・一番町の『アプローディ・ユウスケ』。ホテルニューオータニの銘店『トゥールダルジャン』の料理長を務めた岩崎裕介さんの店。こじんまりとしていて大人の店。料理も素晴らしいし、そしてワインも夏向きにロワール(サンセール)から始め、赤ワインはボルドーでもブルゴーニュでもなく、南仏のシャトーヌフ・デュ・パプを選んだのが凄い! 深みと柔らかさと果実味のバランスが素晴らしく、お料理の味を壊せずサポート役に徹する控えめだけと奥深い感じが素敵。

ハートノート 成重幸紀 岩見淳三
次回は僕の番。秋口~年末に開催しようと思うんだけど、たぶん場所は洋風おでんとワインの店『びのむ。既に皆さんには予告済み!

帰り道、フラッと都ホテルのロビーに立ち寄った。ここは毎晩、ギターとベースのデュオによる静かなジャズライブがある。僕のジャズレーベル「ハートノートHeartNote」のメンバーがよく出演している。

今夜はハートノートの5つの作品の中で、自社録音3枚すべてに出演してくれた大好きなベーシスト、成重幸紀さんが出てた。久々の成重さんのベースを聴きながら、シメのワインを一杯。あ、それが一杯では終らず、三杯になっちゃったんだけどね... 遅い時間に行ったにもかかわらず2ステージ聴けた。ギターはベテランの岩見淳三さん。

そう言えば先月自宅でシャトーヌフ・デュ・パプを開けた時もハートノートを想う夜だったな~

何だか予定とはまったく違っちゃったけど、なぜかハートノートな夜です。ルンルン

火曜日はお世話になった方々とマットリと焼酎ナイト! 場所はソムリエ世界一に輝く田崎真也さんが経営する六本木の『真平』。160種類の焼酎があるカルトな店!

田崎真也 真平東京都の焼酎だけでも多数。え、って思うでしょ! みな、伊豆七島。サトウキビから造る黒糖焼酎の変形(!?)で日本産のラム酒もある。

料理は豚。目の前で豚を上から下まで焼いてくれる。頬肉辺りから始まり、タン、気管、食道、オッパイ!、ハツ、脾臓、肝臓など。そしてロースに関しては地域名産豚が揃ってる。長野の千代幻豚、静岡の太湖豚、沖縄のあぐー豚、石垣島のもろみ豚などなど、それぞれに味わいが違う。その違いを島焼酎を飲みながら味わうのは、この真平のとっても粋な楽しみ方。

ちなみに田崎さんは「田崎真也の今こそ島焼酎」という書籍を出すほど、島焼酎には想い入れがあるようです。

そしてハイライトはこの店の名物、土鍋で炊いてもらったご飯にみそ汁。そして浅漬け。素晴らしい夜です。

PS.
ノンベーな僕たちは、”たまたま”この真平の斜め前が現役の歌手で元アイドルの仁科ともみさんがやってる行き付けの店だったので、吸い込まれるように入っちゃいました~ う~ん、火曜日からフルチャージで大失敗...

ハイボール ジョニー・ウォーカー月曜日、週も早々から超疲れた一日。景気も悪くなると嫌な話が増える。まさに世の中の経済、個人の消費もそうだけど、みな疑心暗鬼になって人を信じなくなる。嫌な世の中だ... 僕が経営をし始めて、早21年。ここまで環境の悪い時期ってなかったような気がする。

嫌な夜を振り払うように、月曜の夜はいつものナイショのバーに潜り込む。喉の渇きをハイボールで癒すところから夜はスタート。このところ、ビールに代り、ハイボールがマイブーム。今夜はジョニー・ウォーカーの古い時代の黒ラベルで創ってもらった。

カレラそして、なぜかカリフォルニアのレア物、カレラが赤白ともにハーフボトルであった。白はグラスで出てたのでそれを一杯、そしてピノはハーフボトルを開けた。

生ハム、チコリ・トレビス・パンチェッタのサラダ、野菜のゴルゴンゾーラ、カラスミのパスタ、そしてシメはこのところのお気に入り、モッツァレラと生ハムのトースト。

週の開始早々の嫌な気分をいつものナイショのバーでフラッシュした夜。いい夜です。

ヤバい! 何かこのところ、自分が変だ... 昨夜に引き続き、1本しかないワイン、それも輸入が止っていて入手も難しいワインを開けちゃった....

タイタス ジンファンデル開けたワインはその昔に大好きだったナパの銘酒タイタスジンファンデル金曜日に『びのむで飲んでた時、隣のグループの女性がジンファンデルが大好きと言ってたのを聞いて、久しく飲んでないジンファンデルを妙に飲みたくなった。

開けたのは『タイタス ジンファンデル 2003』。ナパで2番目に古いという歴史を誇る名門『シャペレー』のワインメーカー、フィリップ・タイタス氏が個人のブランドで出してるこのタイタス、実にディープで、かつ繊細なワイン。

久しぶりに開けたこのタイタス、まだまだ若く、そして強い。相当に強い。まだ飲むには早いかもね。

グッとくる果実の凝縮感、口の中で爆発するような芳醇な果実香、そして時間とともにベルベットのようになってくる怪しげな舌触り。どれ1つとってもかなりヤバい系。妖艶な女性に言い寄られてるような危険な香り。

でも、まだまだイケる。たぶんあと5年は昇華し続けるんじゃないかな。前に開けた際に醸造から10年後、2013年までは封印と自分で決めてたんだけど、金曜日の隣席の方のジンファンデルって単語連発に心揺られ、我慢出来ませんでした。

ジンファンデルは実に七変化です。いろいろな顔を持ちます。ドライフルーツをさらに煮詰めたかのような凝縮感の高いワインもあれば、10年以上の時を経て南仏ローヌのシラーの熟成の成れの果て「ラ・シャペル」のようなピノっぽい変化をするものもある。ほんと、一言でジンファンデルと括れない、不思議な魅力のあるブドウです。

あ、そういう怪しげな女性っているよね~ 危ない危ない....

またまた勢いでレア物を開けちゃった大失敗な夜です... 反省...

<僕のこの1年のジンファンデル七変化>
コッポラディレクターズ・カット(チャーミング!)
リッジ(上品なワイン)
コッポラエディツオーネ・ペニーノ 2003』(幸せを運ぶ果実の凝縮感)
クロ・デュ・ヴァル 1999』(極上のブルゴーニュタッチ)
ニコルス 1997』ラ・シャペルのような・・・)

前にも書いたけどさ、僕には3回の青春時代があった。ま、3回も青春が巡って来るって、人よりも恵まれてるかな。

その第3の青春時代は2000年代前半。会社は経営してたけど、社員は少なく気楽。少し頑張れば皆にお給料を支払えた。アフターファイブに好きなジャズのレーベル活動をしたり、大好きなカリフォルニアワインのレストラン経営に参画したりと、まさに40歳近くはなってたけど青春真っ只中だった。

そんな自分のレストランで扱ってたワインやその頃の想い出のワインを自分のセラーに少しだけどストックしてる。大量に買い集めたパルメイヤーヴィアデアを除けばほんと、それぞれ1本程度。でも、この不況下、ストレスが溜まるのか、なんかそんな貴重なワインを突然開けちゃうことの多い最近です。

フォーリー先日もミューラーホワイトホール・レーンを開けちゃいました。今夜はフォーリーの2000年を開けちゃった! もちろんこれ1本しかない。

フォーリーはサンタバーバラの小さなブティックワイナリー。サンタバーバラらしいチャーミングなピノ。どこかパッションフルーツのような柑橘系の香りが軽く裏に隠れてる感じがある。9年の時を経ていい感じの熟女系に昇華したフォーリー

艶っぽく、ちょっと悪い奴的なところがあり、可愛いけど手を出すと噛まれそうな、そんな怪しげな、そして誘惑されるようなピノ。溶けちゃう....

素敵な素敵なフォーリーを飲んじゃった夜です。でもそろそろ熟成もピークな感じもしたので、まあ開けるにはいい頃合いだったのかもね。

フォーリー第3の青春時代のワインが僕のセラーから消えていく... そしてそれらは飲んじゃってから後悔して慌ててネットとかで探しても決して出てこない。ミューラーホワイトホール・レーンフォーリーも、もはや輸入されてないのかな~

写真と違ってワインは想い出の品としては期限がある。永遠には生き長らえない。どこかでは飲んでエチケットだけになる運命。そんな運命をいとも簡単にフラッと開けちゃって飲んでる僕はこの頃、どっかおかしいのかなあ~

ま、ともかく素敵なワインだったし美味しかったからいいか!

素敵なフォーリーな夜でした。

アンリ・ブルジョワ サンセール・ダンタン金曜日はまたまた先週に続き、洋風おでんとワインの店『びのむ』な夜。

いや~、毎度感動するけど、今夜も極上!! 気絶する!

前菜は鱧と松茸の串揚げでスタート。香り高く、かつサクッとしていて香ばしい。合わせたワインは夏向きのロワールのソーヴィニヨン・ブラン『アンリ・ブルジョワ サンセール・ダンタン』。続いてナスとウニを使った夏の逸品。

ドメーヌ・ラモネ シャサーニュ・モンラッシェ ドメーヌ・アルロー ジュヴレ・シャンベルタンフォアグラには赤白、2つの素敵なワインを合わせた。白はドメーヌ・ラモネシャサーニュ・モンラッシェ。赤はドメーヌ・アルロージュヴレ・シャンベルタン。いずれも素晴らしい逸品。そしてもちろんフォアグラも絶品!

そして軍鶏のグリル、鱧と松茸とジュンサイ、大根と牛頬肉のワイン煮込みと、まだまだ前菜は続く。そこへ明らかに古き良き時代のボルドー臭がするグラスが運ばれてきた。かなりのオールドヴィンテージのボルドーと推測。答えはマルゴー村の名門『シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリ 1983』。1983年と言えば僕はまだ大学3年。そんな時代の重厚かつ穏やかで高貴な香りの素敵なワインをいただいた。

シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリ サヴィニ・レ・ボーヌ オー・ゲット このシャトー・マレスコ・サン・テグジュペリは「夜間飛行」や「星の王子さま」を書いたフランスの作家、サン・テグジュペリのお爺さんが所有してたらしい。素敵なワインです。感動!!

そしてもう一杯、『サヴィニ・レ・ボーヌ オー・ゲット 1993』。これまた素敵な枯れた感じのブルゴーニュの逸品。この頃になるとだいぶ酔っぱらってきて写真がややボケててドメーヌがはっきりしないけど、このエチケットのからすると名門シモン・ビーズかな? 先程のしっかりとした強い感じのアルローシャンベルタンと対極にある熟成された素晴らしいワイン。香り高く、そして何より”美しい”という表現が一番いいかな。

ピエール・ジモネさ、そしてようやくおでんに到達! もちろん絶品! 湯がいたトマト、お豆腐におぼろ昆布、ロールキャベツに煮玉子。我ながらよく食べたな~~ そしておでんの途中でちょっと洒落てシャルドネだけで造るシャンパン『ピエール・ジモネ』を一杯。

最後にすっきりと素敵なお素麺でシメました。またまた今夜のびのみ、最高の夜、究極の夜を演出してくれました。

びのむ、最高!!

グラムノン火曜日は金融関係者との会食。終ってから参謀どもと”たまたま”帰り道が五反田で同じということで、五反田のいつものワインバー『エシェゾー』に立ち寄り作戦会議。どうもこのメンバーで帰るとエシェゾーな夜になっちゃうんだよね~(^J^)

いや、ほんと、作戦会議です。この不況を乗り切るべく、参謀どもとあーでもない、こーでもないと議論すること、なんと3時間! おかしいな~ 10時にエシェゾーに入ってさ、当日は僕は朝が劇早だったので超眠いので1時間だけって言って入ったのに、気付けば午前1時を過ぎてる....

そんな夜の作戦会議を盛り上げたのは、大好きな南仏ローヌの名門グラムノンのワイン。干しブドウのような果実の強い凝縮感のある素敵なワイン。

マルサネ ロゼで、3人で1本飲み干して、一旦会計をしたんだけど、それでも議論は止らない。最後にマルサネのロゼをグラスで一杯ずつ飲んでエシェゾーの夜は更けました。

ピンチでも逃げずに戦う素敵な仲間、素敵なワインバー『エシェゾー』、グラムノンのワイン、そして最後の一杯の艶っぽいマルサネのロゼに乾杯!

こんな夜もいいものです!

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