ワインのある生活: 2008年10月 Archives

メルロージュース 先日、グレープチョイスでシャトー・メルシャンのメルローのブドウ自体をもらったんだけど、これが月曜日に三幸苑でもらった高畠ワイナリーのメルローとはちょっと違って、小さい中に種が2~3個入っていて、味は美味しいんだけど中々食べるのは困難。今夜、思い切って絞ってジュースにしてみた。子供たちは喜んだ飲んだんだけど、僕はちょっと別のトライをした。

世の中には、フルーツを使った様々なマティーニがある。ウォーターメロン・マティーニと言ってスイカを使ったものとか、いろいろな種類がある。今夜はメルロー・マティーニに挑戦!

メルロー・マティーニ手元にヴェルモットが切れていたので、ここはマラスキーノ(チェリーのリキュール)を使うことにした。シェーカーに氷を入れ、マラスキーノでリンスをするように氷を洗い流す。そしてそのマラスキーノは捨てる。でも香りは十分残ってる。そこに絞ったメルローのジュースを入れ、そしてジンを注ぐ。ジンはタンカレーの No.10を使った。ボンド・マティーニのごとく、ハードシェークで創る。

とっても素敵なカクテルが出来上がった。さすがに日本でメルローを使ったマティーニを創ってる人、飲んでる人はいるまい! ちょっと嬉しい気分。これは巨峰などでやってみてもいいかもね。食後のひとときに華を添えるカクテルです。マラスキーノのせいか、周囲にかなりいい香りをまき散らしてました(^J^)

ヴィアデア シラー日曜日、超久々にヴィアデアのシラーを開けた。2001年物。ヴィアデア自体、中々日本には入って来ない。その中でもシラーはかなりレア。2001年は残り3本になってしまい大事にセラーに保管していたんだけど、縁あって追加で3本買えたので、思い切って今夜開けちゃった!

いや~、7年熟成したヴィアデアのシラー、深~いです。ちょっと普通のシラーとは思えないな~ パンチの効いたスパイシーさ、力強さはシラーなんだけど、森林浴系のカベルネ・ソービニヨンにような香りがする。カリフォルニアの極上のカベルネやメリタージュワインに近い。でもそこでチラッと裏でシラーらしい個性も出している。スパイス香や独特の酸など、これはシラーだな~ 開けるのは超久しぶり。たぶん2年ぶりくらい。旧友と再会したかのような感動を覚えた。

南仏のシラーの場合、10年とか経るとだんだんとブルゴーニュのピノのような酸味のある味わいに変化するものが多いけど、このヴィアデアのシラーはちょっとそういう熟成のパターンとは違いそうな予感がする。残り5本は当分保存。先がどうなるか、超楽しみ! いろいろな種類を40本近くもストックしているヴィアデア狂の僕としてはほんと、期待感高いです。

20081026-d1.jpg ちなみに今夜は長女がトライしたロールキャベツでこのヴィアデアを飲んだ。中々の腕前。トマトとキャベツの甘みがヴィアデアのシラーの奥行きを引っ張り出した感がある。

レ・ヴァン・ド・ヴィエンヌ ソタナム土曜の夜、久々に南仏・ローヌの銘酒、レ・ヴァン・ド・ヴィエンヌの『ソタナム』を開けた。ローヌ地方はローヌ川に沿って北はリヨンの直下から南は地中海に出る手前くらいまでの縦に長い領域。このローヌ地域、一番北はコート・ロティ。シラーが素晴らしい高級ワインの産地として有名。そのコート・ロティから見てローヌ川の対岸にローマ時代の遺跡が残るヴィエンヌという場所がある。紀元前、ローマ帝国の時代にワイン造りがされていたという伝説の地。

このローマ時代のワイン産地を現代に蘇らせようと、1990年代後半から地場の若手醸造家3人がトライしている。そのワイナリーがレ・ヴァン・ド・ヴィエンヌ。彼らは紀元1世紀の著述を発見した。ヴィエンヌの丘にはソタナムタビュルナムなどという3つの素晴らしい畑があったという。具体的な畑の場所までは特定出来なかったらしいが、シラーから造るワインはソタナムと名付けた。ヴィオニエから造る白ワインにはタビュルナムと名付けた。このタビュルナム先日、銀座の『美登里』で飲んだ

何とも深~いワイン。僕はこのワインを飲むのは2回目。シラーとしては2005年とちょっとまだ若い。やや酸が強めに感じるけど、これはそのうち落ち着くと思う。舌触りも柔らかく、素晴らしいワイン。デカンタージュしたらさらに香りが引き立った。鶏肉のクリームシチューによく合った。

このレ・ヴァン・ド・ヴィエンヌは、僕の今年の『美味しいワイン発見ランキング』の首位を行く。シラーの『ソタナム』、銀座「美登里」で飲んだ白(ヴィオニエ)の『タビュルナム』、目黒のスーパーで1,800円くらいで買ったテーブルワインの『ルメアージュ、どれもそれぞれの値段を超えて素晴らしいワイン。

歴史書を引っ張り出し、それを眺めながらローマ帝国の時代に思いを馳せて飲む夜。

金曜日は北陸・金沢に日帰り出張。おまけに夕方、東京が悪天候だったようで、羽田が横風が強く中々着陸出来ないとのことで、金沢の空港でかなり待たされた。そして羽田に着いた途端、とっても嫌な仕事の電話が携帯に....

グレッグ・ノーマン カベルネ・メルロー気を取り直して、夜は久々にライブハウスに行った。エイベックスからCDを出した「arvin homa aya」のレコ発ライブ。パワフルな歌声に日々の疲れを忘れて楽しんだ。

飲んだワインはオーストラリアのゴルフの巨匠、グレッグ・ノーマンが造る『グレッグ・ノーマン カベルネ・メルロー 2005』。グレッグ・ノーマンのゴルフのごとき力強さを持つワイン。樽がバチンと効いていてベリー系の香りやタバコやモカなどの香りがし、でも舌触りはシルキーな素敵なワイン。もう少し大ぶりのリーデルのいいグラスで飲むともっと素晴らしいんだろうな~と想わせるワイン。

今日も仕事面ではいろいろとシンドイ一日だった。その疲れた脳味噌を熱いライブとグレッグ・ノーマンの丹精をこめたワインで癒す夜。

誰にも邪魔されず、ひたすら心を解放したひととき~

シュマン・ド・マルキエール木曜日、”ナイショのバー No.2”に逃げ込みワイン。南仏は地中海沿岸、ラングドック地方のシュマン・ド・マルキエールが造るピノ・ノワールを飲んだ。まさかこんなに暑い地域でブルゴーニュの名産であるピノ・ノワールを造ってるとは知らなかった。まあカリフォルニアの暑い地域でも造っているくらいだから造れると言われればそれまでだけどね。

ネットで見ると買えば1,500円くらいのワイン。それにしてはお洒落なワイン。ブルゴーニュというよりカリフォルニアのピノに近いかな。小悪魔的なチャーミングな香りがするワイン。前に紹介したコッポラのピノにちょっと近い。さすがにグレードが違うので、コッポラほどの艶気ではないけどね。

でも和食とつまんで飲んだんだけど、美しくチャーミングなワインで中々気に入りました。家庭の食事とは合わせ易いと思う。

疲れた心身に心地よい、地中海の風香る素敵なピノでした。

レコール No.41 アポジ・ペッパー・ブリッジ水曜日の夜、僕がとっても信頼を寄せている幹部社員のバースデーをした。場所は広尾の『グレープチョイス』。

シャンパンで乾杯した後、最初に開けたにはワシントンの『レコール No.41』の珍しいブレンデッド。これまでカベルネ・ソーヴィニヨンシラーは飲んだ事があるけど、このブレンデッドの『レコール No.41 アポジ・ペッパー・ブリッジ』は初めて。

タバコやココア、そしてユーカリやミントなどのハーブ的な香りもする濃厚で、かつ高貴な感じのワイン。レコ-ル中でも最高峰のワインのようだ。輸入元のページを見たら「アポジーとは遠地点(月がその軌道上で地球から最も遠ざかる点)のことで、究極の品質に到達したいという我々の思いを表している」と書いてあった。素晴らしいワイン。

チャールズ・スミス SKULL続いてもう1本、ケイ・ヴィントナーズで有名なチャールズ・スミスが自身の名を冠して立ち上げたワイナリー、チャールズ・スミス・ワインズからリリースされたシラー、『SKULL』を開けた。頭蓋骨(どくろ)を意味するSKULLそのものをエチケットに描いている。レコール No.41とは対象的な強烈なインパクトのワイン。シラーのスパイシーさを目一杯引っ張り出し、それをディープな感じに醸造してる。レコールとの対比としてはすごくいいチョイス。

2種の個性的なレアなワインで友のバースデーを祝った夜でした。

最後に月曜日に続き、なんとまたまたメルローをもらっちゃった! シャトー・メルシャンから贈られたものらしい。1週間で2回もメルローを手にするなんて、何とも不思議かつ素敵な気分~

1月に紹介した映画『サイドウェイ』で主役を演じたワイン『ヒッチングポスト。このワインはあれ以来、サンタバーバラのピノ・ノワールとして超メジャーになった。いろいろな畑のキュベをリリースしてるけど、僕は「HIGHLINER(映画に出てくるのはこれ!)、「CARGASACCHI(サンタバーバラの超著名な畑)」、「RIO VISTA VINEYARD」の3種類を持ってる。そのヒッチングポストにまさかシラーがあるとは!

ヒッチングポスト火曜日の夜は鮨とワインでストレスを解消したんだけど、ほんとこのワインにビックリ。ボリュームがあり、かなりしっかりとした造りのワイン。南仏のコート・ロティなどのトラディショナルな造りに近いけど、もっとずっと濃い。超少量生産で日本にもごくわずかしか入ってきていないらしく、ネットで探しても買えなかった。

濃~い感じのマグロに良く合う。大将がこのワインに合わせ、マグロのカマトロというのを切ってくれた。マグロのカマ、つまりは頭の部分、その裏側にあるトロだそうだ。その柔らかさと脂の感じとこのシラーがピッタリ。

このところの世界経済の混乱は僕ら下々の会社にも様々な影響をもたらす。そんなストレスを鮨と旨いワインで吹き飛ばした夜。あ、この鮨屋はナイショ! 鮨とアメリカのレアなワインがあるところと言えば限られてるので、さてさて解るかな!?

ドニャ・パウラ
月曜日、仕事で”玉砕”した夜にいつもの『三幸苑』。

この世界経済混乱下、僕の会社だっていろいろな影響もあって大変。生き残りをかけ毎日必死に動いてる。そんな中、月曜日はズッコケた一日。ある話を3ヶ所にして3ヶ所それぞれで玉砕しちゃった。

そんな夜は気分を変えて美味しいもの食べてワインさ! 今夜は珍しくアルゼンチンのワイン。『ドニャ・パウラ マルベック 2007』を開けた。ドライフルーツのような果実の凝縮感がたっぷりとしていて素敵なワイン。口当たりはとっても柔らかい。焼肉のお肉の脂をサラッと流すようなワイン。さすがにソムリエ、良い組合わせでワインを選んでるな~

このワインを飲んでる間にソムリエが白ワインを2種類、グラスで持ってきてくれた。僕がソムリエに『レイシス1』をプレゼントしたので、その返礼かな(^J^)

ドニャ・パウラ リアス・バイシャス1つは同じドニャ・パウラのシャルドネ。無理に樽を効かせ過ぎた感じがなく、程良いボリュームと酸がきれいなワイン。ミネラル感もたっぷりあり、軽くブルゴーニュ的なバターっぽさもあって素晴らしい。

そしてもう1本、スペインの北端、リアス・バイシャスアルバリーニョ種を使った白ワインを飲んだ。リアス・バイシャスアルバリーニョはとってもスッキリしていて僕も真夏によく飲む。爽やかな白ワイン。食前酒として最適。

 

高畠ワイナリー メルロー
そして一番最後にサプライズが待っていた! 前回三幸苑に来た際、山形の高畠ワイナリーのメルローを一杯ご馳走になったけど、その高畠ワイナリーから、なんと醸造に使うメルローが送られてきて、それを試食した。写真の通り、ブルーベリーかと思うくらい小粒なブドウ。メルローを食べるのは生まれて初めて。超ビックリです。皮をしゃぶるように食べると旨味が口に広がる。そしてソムリエがそれに合わせ素敵なカクテルを創ってくれた。

と、気付くとすっかり時間も遅くなり心身ともに美味しい料理とワインでクルクルと酔っぱらった夜。仕事に玉砕した夜の最高のリフレッシュ! 三幸苑に感謝です!!

ローレル・グレン今日、日曜日も仕事した。疲れた心身を洗い流すには、美味しいワインだよね~ このところ、安くて旨いワインを紹介してきたけど、この土日はストレス解消で超カルトな素晴らしいワインを開けた。昨夜はカリフォルニアのスーパーなシラー、『ラジオ・コトー』。今夜はソノマのスーパーなワイン、『ローレル・グレン』。

今夜開けたのは『ローレル・グレン カベルネ・ソーヴィニヨン ソノマ・マウンテン 2003』。昨夜に続き、またまた超凄いワインです!

これ、1995年9月生まれの長女の誕生日に開けた超絶な『パルメイヤーに匹敵するワイン。深い森の奥に迷い込んだかのような深み、静けさ、木々やハーブの香り。どれをとっても超一流のボルドー系のワイン。ワインだけで森林浴を十分に味わいました。一番大きなリーデルのボルドー・グランクリュのグラスで飲んだんだけど、グラスを鼻に近付けるだけで幸せオーラ満開!

いや~、凄いワインってまだまだあるもんだね~ このローレル・グレンは初めて飲んだんだけど、ほんとに凄い! 川崎のショッピングセンター「ラゾーナ」の1階で購入したと思うんだけど、ここにはたまに驚くほどのレアなカリフォルニアワインが転がってることがある。そろそろまた覗きに行かないと!

20081019-a.jpgちなみにこのローレル・グレン、ワインを造ってる醸造責任者はレイ・カフマンという方。どうやらその奥様はカフマン恵美子さんという、我が家にも書籍がある著名なワイン評論家であり教育者。「カリフォルニア・ワイン・パスポート」という単行本をはじめ、写真の通り「CALIFORNIA WINE PERSPECTIVE」というニュースレターも発行している著名な方。僕も数年間、このニュースレターを購読していた事がある。それも写真の通り、本人の自筆サイン入り。今見る限り、印刷とは思えず、送付するごとに本当にペンでサインしてるのかな... そして、ご夫婦で写ってる写真も発見!

凄いワインと出会った。セラーに余裕があればパルメイヤー同様、またまた蒐集してしまいそうな、そんな凄いワイン。まだまだ年数を寝かせて熟成させるともっともっと愉しみな、本当に最高に旨いワインでした。

ラジオ コトー今夜のワインはソノマ、ルシアンリバーのシラー、『ラジオ・コトー "ティンバーヴァイン" 2004』。このワインは凄い!

南仏、コート・ロティーと言ったら間違えるほどのシラーの完成度。というか、南仏風とか呼ぶのが間違いなのか~ シラーを最高に旨く造るとみな、こういう風に昇華するのかもしれない。

裏面の記述を見ると年間わずか350ケースの少量生産。ものすごく深い味わい。ラジオ・コトーとは、フランス語の口語的表現で「口コミで広がる」という意味を持つらしい。地元ではかなり話題のワインらしい。もはや南仏的とかニューワールド風とか言うこ表現が意味がなくなった事を示す素晴らしいワイン。

最初のテイスティングの香りから、もう酔いしれるほどの艶っぽさ。世の中、凄いワインを造る人がいるんだな~ 僕らIT業界も個性、特色が勝負! このワインに負けないよう、我々らしさを活かした提案活動を続けていきたいと思う夜。

しっかし高貴なワインだな~~ 素敵なワインに酔って疲れた頭をリセットした夜l。

木曜日の夜、福岡の尊敬する大先輩経営者が東京にいらしていてディナーをごいっしょした。行った先は久々の銀座『美登里』。野菜を中心とした京都懐石料理とワインのマリアージュが素晴らしい割烹。

ドメーヌ・デュージェニーメニューはない。ワインリストもない。すべて大将の一存。今夜はビールを軽く一杯飲んだあと、野菜に合い易いよう、ピノ系のワインを所望した。出てきたのは超レアなワイン。ボルドーの名門シャトー・ラトゥールがブルゴーニュの銘醸地ヴォーヌ・ロマネのドメーヌを買収して立ち上げた『ドメーヌ・デュージェニー』というワイナリーの作品。2006年とまだ若いのでちょっと心配だったし、大将もまだ自分で飲んでないと言う。実験台だな~

恐る恐るテイスティングをした。ふわっと立ち上がる香が清々しく品がいい。とても素敵なチャーミングなワイン。獣臭とかは強くなく、ピノの可愛らしい部分と繊細で上品なお嬢様のようなところを押し出しているワイン。

香りは強いわけじゃなく穏やかなんだけど、でもテーブルの周囲に香りをまき散らすほど立ち上がっている。きっと僕らの回りはものすごくいい香りがしていたと思う。

シャトー・フォンサレットノンベーな我々はもう1本ワインを開けた。南仏・ローヌの銘酒『シャトー・フォンサレット 2003』。シラー 100%のコート・デュ・ローヌの銘酒。シラーらしい荒々しさはなく、とてもスムーズなワイン。ブルゴーニュのピノ・ノワールのような鉄分や血、獣臭などがする。エルミタージュとかのシラーの古酒は、20年とか経つとブルゴーニュのピノのような酸味と獣臭がするような感じに昇華するけど、まだ5年物なんだけど、その片鱗が見えるワイン。素晴らしいです。先日自宅ではこのシャトー・フォンサレットの1996年を飲んだけど、ほんと、ブルゴーニュと区別は難しいくらいの素敵な熟成をしていた。

美登里を後にした我々ノンベー組はさらにもう1軒、美登里のすぐ向いにある『草間バー』に立ち寄った。帝国ホテル出身の有名なバーテンダー、草間さんがやっているわずか9席のバー。美登里の大将に教えてもらって以来、美登里を後にすると必ずここに立ち寄って軽く一杯飲む。プリマスジンを使ったギムレットが名物。世の中狭くって、僕が福岡に出張する際の行き付けのバー・ヒグチのソムリエがこの草間さんと大の仲良し。この春、そのソムリエが東京に来た時にワインを飲んだ後にいっしょに草間バーにも立ち寄った。

経験豊富な先輩経営者と話すといろいろ見えてくる事がある。今夜もいろいろな事を学び、いろいろな事を考えた夜。会話も、料理も、ワインも、草間さんのカクテルも、すべてが最高の夜。

都ホテル火曜日の夜、会社の経営陣と遅い時間に軽く食事。時間も遅いし超疲れてたし、どこに行こうかいろいろ考えたんだけど、白金の都ホテルにした。ここのロビーラウンジはジャズギター&ベースのデュオライブが毎晩あり、軽く食事もでき、そしてとっても静かでまっとりとした場所。ギターとベースだけのジャズって、とってもお洒落だし耳に心地よい。聴きたい人にとっては素敵なジャズだし、聴きたくない人、話をしたい人には素敵なBGMになる。ドラムやピアノ、トランペットなどがない分、空気のように場内を音が漂う。

僕のジャズレーベル『ハートノートからアルバムを出しているギタリスト・細野義彦、3枚のアルバムでベースを弾いてくれた成重幸紀などが連日出ている。最初の頃はホームページでもジャズの流れるラウンジとしか書いてなかったけど、この頃はすっかり定着し、ライブスケジュールも掲載されるよういになった。

スノークォルミー・ヴィンヤーズ今夜は僕の経営する会社の幹部と飲んだんだけど、このところ忙しく、1ヶ月以上もゆっくりと飲んだり話したりする時間がなかった。久々にゆっくりと話をした夜。ワインはホテル内のカリフォルニア・キュイジーヌからワインリストを持ってきてもらい、ワシントン州の『スノークォルミー・ヴィンヤーズ』のシラーにした。

ワシントンのシラーはこのところものすごく素晴らしい。『ケイ・ヴィントナーズ』や『レコール No.41』、『ロング・シャドウ』などなど、どれも銘酒。今夜のスノークォルミー・ヴィンヤーズも素敵なワイン。ソーセージのグリルを頼んだんだけど、シラーのスパイシーさ、力強さがとてもよく合った。

僕を支える仲間と飲むワイントンのシラーとジャズ。久々に心を解放した夜。

今日は長女が通う洗足学園の音大部門のジャズ専攻の定期演奏会に行った。メンバーは3年生と4年生が中心。つまりは21~22歳。僕も大学3年生までプロのミュージシャンとして活動し、そして大学の音楽サークルでも活動していた。昔の自分の姿と重ねながら感慨深く聴いた。

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第一部はジャズコンボ。『阿久津勇人カルテット』と梅田和利率いる『新党ムササビ.com』の2つが登場。それぞれ30分ずつ、コンテンポラリーな感じのライブをやった。

阿久津勇人カルテットは元気よくパット・メセニーっぽい爽やかなイメージで30分という時間を駆け抜けていった。曲のタイトルも「ハート」とか「エアー」とか、とっても爽やか。木村紘(きむら・ひろ)という2年生のドラマーが超絶技巧で凄かった! 今すぐでもプロになれるかも、という感じを受けた。僕のレーベル「HeartNote」で『湊孝夫/I'm Glad There Is You』というアルバムがあるけど、これに洗足音大の短大出身の高橋信之介というドラマーが参加してくれてるんだけど、まさに彼のようなイメージ。ものすごくスケール感のあるドラマー。

続いて梅田和利率いる『新党ムササビ.com』。オープニングナンバーはオリジナルでバンドのテーマ曲をやった。チック・コリア率いる「リターン・トゥ・フォーエヴァー」的な演奏。アル・ディ・メオラのようなギタープレーでライブは始まった。

第二部はクラリネットの名手・谷口英治が講師として率いる洗足音大生の選抜によるビッグバンド。写真撮影禁止と言われてたんだけど、まあビッグバンドの最中は携帯の写メの音は気にならないだろうと思い撮ってみた。ものすごい迫力! ドラムは先の木村紘。これが超凄い! 繊細かつ迫力満点。

モナステリオ・デ・テントゥディア
そんな夜に開けたワインは、スペインはコルクの産地として有名なエストレマドゥーラ州のワイン、『モナステリオ・デ・テントゥディア 2002』。

このワイン、テンプラニーリョ 100%なんだけど、不思議にピノっぽい。ブドウの成り立ちからしてピノ・ノワールには似ても似つかないとは思うんだけどね~、なぜか何ともピノっぽいんだよね~

渋味は少なく、そして日差しが強い地域にありがちなドライフルーツのような濃さや凝縮感はなく、サラッとしていて色もやや淡く、ブルゴーニュの名門のピノのような鉄分や血の香りが少しする。ブルゴーニュっぽい獣臭とまでは行かないんだけど、ほんと、かなりピノっぽい。酸は本家・ブルゴーニュに比べると軽い。

そういやスペインでロマネ・コンティを超えるワインにトライしたという『レイシス1』もピノじゃなく、モナストレルムールヴェードル)をメインにしたワインだった。ブドウ品種が違えども、ブルゴーニュっぽい造りって有り得るのかな~~

若手の素晴らしい演奏を聴いた夜に飲むスペインの辺境の地のワイン。このワイン、僕は蒲田で2,000円くらいで買ったけど、今ネットで見ると1,300円くらいで買えるようです。かなりお買い得!

しっかし今日の若手の皆さん、のびのびしていてよかったな~ 僕も大学3年くらいまでは各地の大学の学園祭回りをしたりして、あちこちでライブをしていた。懐かしい古き良き時代の想い出。

梅田和利さんのブログ

Jumilla.gif日曜日、今日も会社に出た。そんな夜、スペインのムリシア地方のワイン『ホアン・ジル 2005』を飲んだ。そもそも、ムリシア地方ってどう? ムリシア地方の中でも今夜飲んだのはフミリヤという場所。この地図の通り、スペインの南東部。こんなところでワインを造っているとは生まれて初めて知った。でも前にも紹介した「スペイン・ワインの愉しみ」という本を開くと、やはり出ていた。ここはモナストレル(南仏で言うムールヴェードル)の産地としては有名らしい。

ホアン・ジルこのワイン、何はともあれエチケットがすごく素敵。写真じゃ解らないかもしれないけど、表も裏もシルバー。そして描かれているのは桜の樹。スペインで桜ってあるのかなあ??

このワイン、モナストレルムールヴェードル) 100%なんどけど、ムールヴェードルを使ったワインとしては南仏・ラングドック地方などが有名。前に紹介したデュペレ・バレラのワインムールヴェードル 100%のものがある。

まさに南の地のワイン。ドライフルーツのような果実の凝縮感があり、グッと押し出すような力強さと、でもちょっと可愛い小悪魔的なフランボワーズ的な香りもある。南仏でギガルが造るシラーグルナッシュを混ぜて造るコート・デュ・ローヌの畑指定のないスタンダードワインに近い感じ。

ホアン・ジル樹齢40年以上のブドウの樹から採れたブドウを使って造られたと裏面に書いてある。この凝縮感、旨味が詰まったような濃厚な味わいはこの樹齢から来るのかな。素晴らしいワインです。このワインも3,000円台で買える素敵なワインの1つ。僕はJR蒲田駅隣接の駅ビルの1階で買いました。皆さんもぜひお試しあれ!

ウィリアムズ&ハンバート アモンティリャード今週は金曜日~日曜日まで3日間、根を詰めた仕事・会議が続いた。土曜日も夜まで仕事。それを終えて自分を解放しに出掛けたのはいつものナイショのバー。あ、今週は火曜日もここに居たような...

前日、10月10日がこのバーの創立5周年。1日遅れでお祝いに駆け付けた。バーにお酒を贈るのもなんだけど、ここのマスターは大のワイン好き。昨年はオーストラリアのワインを贈ったような気がする。今年はスペインのワイン『レイシス1』。スペインの地でブルゴーニュのロマネ・コンティの偉大なワイン『ラ・ターシュ』を超えることを目指して挑戦したワイン。1998年に一度だけ造られたスペシャルなワイン。詳しくは上のリンクから前回の記事をご参照下さいませ。4,000円以下で買えてロマネ・コンティ気分を味わえる凄いワインです。僕はまだ家に数本ストックしてる。

THE SHADOW ザ・シャドー前日がアバスクで佐々木さんのカクテルにハマりまくってぼろぼろに酔ったので、今夜はちょっと軽めにシェリーナイトにした(はず...?)。いつもの通り、ゴードンのジンリッキーでスタートし、ウィリアムズ&ハンバートアモンティリャードをワイングラスにトロっと注いで飲む。これが当夜の体調と気分にすこぶるマッチした。二杯もこのアモンティリャードを飲んで気分は最高!

そして締めは大好きなワイン、「面影」という別名もあるカリフォルニアのシラー、「THE SHADOWザ・シャドー)」。若くして亡くなった社員を送った夜にこのバーで初めて出されて感動したワイン。それ以来、このバーに来ると疲れた日とかによく飲む。素晴らしいワインです。

ギムレットそして、もう締めたはずなんだけど、最後の最後にもう一杯、5周年なので何かマスターに十八番をネダる。出てきたのはギムレット。マスターも僕も大好きなカクテル。シャープだけど艶っぽい。土曜日にもかかわらず朝早くから仕事した体に心地よく染み込む。

僕の大好きなバーが5周年を迎えた夜。飲食業でゼロから立ち上げて5年続くってすごく大変な事。僕が携わったワインレストランも3年で破綻した。すごいな~

ちなみに僕の経営する会社はついに21年目に入った。よくもこんなに長くやってきたな~ また明日から頑張ろ~~っと! 今週は明日(日曜日)も仕事です。

クロ・フロリデーヌ
金曜日は久々にお気に入りの『アバスク』に行った。旧知の仲間と飲むので肩も張らず料理とワインを楽しんだ。

最初にシャンパンで乾杯した後、白ワインを一杯。ボルドー・グラーブのソーヴィニヨン・ブラン『クロ・フロリデーヌ(CLOS FLORIDENE)』。グッと冷やして夏に屋外で飲んだら気持ち良さそ~なワイン。でも温度が上がってくると、これはまた別のマットリ感があり、これもよかったな~

このクロ・フロリデーヌを飲んでいる間にいろいろと料理が出てきた。新作「自家製ソーセージ」、これはもう絶品! これほど旨いソーセージは食べたことがない。シェリー、それもアモンティリャードとかと合わせてもいい感じ。

デエーサ・ラ・グランハ
メインのワインは前にもアバスクで飲んでスペインの赤、『デエーサ・ラ・グランハ 2002』。太陽の日差しをさんさんと浴びて育ったであろうブドウの凝縮感があり、でも繊細さもあるパワフルなワイン。シルキーな舌触りで品も良い。まさにスペインらしいワインだな~ シェフ特製のパエリアを食べながらこのワインを飲むと、ほんと、スペイン紀行をしている気分になる。

と、ここまでは上出来なんだけど、最後の食後酒をちょっと飲み過ぎた~(^J^) 二人で6杯も頼み、飲み分けた。最初は醸造酒系でマールとポールジローのコニャック、そしてシャープな切れ味が素敵なバーテンダー、Mr.佐々木のカクテルを4つ。ギムレットともう1つも何か柑橘系。たぶんホワイトレディーかな!? そしてマンハッタンともう一杯。

この辺りから記憶が怪しく最後の一杯の記憶が曖昧なんだけど、たぶん僕が佐々木さんにリクエストするいつものパターンとしては、ボンド・マティーニ(別名:ヴェスパー)。きっとこれを頼んだに違いない。007の最新作「カジノ・ロワイヤル」でレシピが公開になったこのボンド・マティーニ、作り手でまったく味は違う。佐々木さんのシャープで艶っぽいボンド・マティーニは最高です。

アバスクは遅い時間にはバータイムになってるので、カクテルだけ飲みに立ち寄るのも楽しいと思う。皆様、ぜひ!

気付けばベロベロに酔っぱらった夜でした。でも久々にアバスクの和田シェフの料理もたんのうしたし、美味しいワインも飲んだし、佐々木さんのカクテルも飲んだし、アバスク最高!!

高畠ワイナリー メルロー木曜日は朝から会議漬け。終って夜は久々に焼肉とワインの店『三幸苑』に顔を出した。

ソムリエから日本は山形のワイン、『高畠ワイナリー』の特別なメルローを1杯、ご馳走になった。とても日本のワインとは思えないスケール感もある暖かみと柔らかさ。ボルドー右岸系ともちょっと違うけど、でもカリフォルニアほど樽香が強くもない。落ち着いた感じで、渋味や酸味も穏やかで品のいいワイン。角の取れた丸みを覚える。2004年物なんだけど、もう少し熟成させるともっともっと深い味わいになるような予感がする。それにしても日本のワインも最近はすごくレベルは高いな~

パスカル・トソ続いてはアルゼンチンのワイン『パスカル・トソ』。今から100数十年前にバローロで有名なイタリア・ピエモンテ州からアルゼンチンに移住したパスカル・トソ氏が立ち上げたワイナリーらしい。フランスでは混醸用の補助品種でしかないマルベックを100%使ったワイン。

南仏、ラングドック地方などのグルナッシュ系のワインに近い感じの太陽をさんさんと浴びた果実味を感じる。そしてそれと共に、ピーマンなどの青い香り、そう、カベルネ・フランのような青さも少し感じる。ロワールのワインのような空気感というか清涼感というか... でも時間の経過につれチョコやココアなどの香りも立ち始めてきて、実にリッチな感じに昇華した。

甘い誘惑香がして香りからするとボディーも豊満な感じがするんだけど、でも飲んでみるとこれが中々キュッと締るところは締っていて素敵なワイン。

疲れた脳味噌が美味しいワインとお肉で溶け出しちゃった夜。疲れもピークのせいか、クルクルと頭が回ってしまうくらい酔った夜でした(^J^)

ブルイックラディ ハイボール火曜日は、ちょっと嬉しかった。米国発の経済混乱の真っ只中、僕の会社だっていろいろ大変。そんな中でどう生き残るか、これは経営者の腕の見せ所。経営者がヘボだと会社もヘロってしまう。いろいろ手を打っている中で、火曜日は午前中に大きく玉砕した後、午後に大きく前に進んだことがあった。

夜はそこまで頑張って漕ぎ着けた自分を労って、いつものナイショのバーで心を解放する。

いつものナイショのバーでのお決まりの如く、まずはゴードンで作ったジンリッキーからスタートし、続いてアイラの名モルト『ブルイックラディBRUICHLADDICH)』でハイボールを作ってもらい喉の渇きを癒した。電車の中の広告でサントリー角瓶ハイボールを見て以来、このところハイボールがお気に入り。

リッジ サンタクルーズ・マウンテン続いて、疲れた自分を鼓舞するように大好きなワイン『リッジ サンタクルーズ・マウンテン 2000』をボトルで開けてしまった~! このナイショのバーはグラスワインも充実していて赤白ともにかなりグラスでの用意があるんだけど、今夜だけは頑張った自分へのご褒美で、大好きなワインをボトルで開けることにした。バーのスタッフにも振る舞った。

このリッジ1976年にパリで行われたボルドー vs. カリフォルニアのワインのブラインドテイスティングでも活躍した銘酒。どこまでも深い森の奥底に迷い込んだかのごとくの静寂さと森林の香りに包まれた素敵なワイン。激闘してきたこの数週間の疲れを洗い流すかのごとき心の清涼剤のようなワイン。

ギムレット最後はマスターの十八番カクテル、『ギムレット』で締め括った。美味しいワインと料理とカクテルで自分で自分の疲れを労った夜。素敵な夜、その夜はギムレットとともに静かに更けていく....

今日は次女の小学校の運動会。徒競走、リレー、騎馬戦、組体操などなど、みんな力の限りを尽くして頑張った。特にうちの小学校では組体操は伝統行事。今日も200人近い生徒が100人×2段になって立ち上がる壮大な姿や人間が3段になって二階建くらいの高さに立ち上がる姿などなど、感動を呼んだ。

ギャリー・ファレル エンカウンター

そんな夜に飲むワイン。カリフォルニアはソノマの名門ギャリー・ファレルギャリー・ファレル "エンカウンター" ソノマカウンティ 1998』。カベルネ。ソーヴィニヨン 40%、メルロー 24%、カベルネ・フラン 36%の典型的なクラシカルなボルドー・ブレンド。

ちなみに”エンカウンター”とは、思いがけない出会いという意味らしい。

僕たちが2001~2002年にやっていたワインレストラン『CURE(キュア)』。ここではギャリー・ファレルのピノ・ノワールがイチオシだった。懐かしいワイン。その後しばらく飲むことが出来なかったけど、昨年、六本木ヒルズのカジュアルフレンチ『ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション』でピノを飲むことが出来た。

今夜の10年物のボルドーブレンド。もの凄い期待をして抜栓する。開けた瞬間から森林浴系の香りが立ち上がる。ユーカリやミントなどの清々しい香り。熟成したボルドーの風を感じる。唯一惜しいのが、森の木々の香りの裏に若干出てくる酸味かな。もしかするとちょっとピークを過ぎてるか、今が散り行く前の最後の輝きなのかもしれない。

とっても美味しいんだけど、10年物のカリフォルニアとしては、ベリンジャーパルメイヤーヴィアデアドミナスなどに比べると若干インパクトが弱いような気もするけど、まあこのクラスになればどれをとってみても美味しい事には違いない。空気が止ったかのような物音一つしない静かな空間を感じるワイン。花系の香りというより森系の香り。深い森の木立の中に一人佇んで飲むワイン。そんなイメージがピッタリ。

超久々のギャリー・ファレルをゆっくり、じっくり味わった夜。秋の夜長のシンフォニーのような空間創造力。素敵なワインだ。

サッポロラガービール僕の愛する超どマイナーなビール『サッポロラガービール』の缶が発売になった。限定発売というから大急ぎ買った。1992年以来、入手出来得る限り、サッポロラガービールの瓶を飲み続けてきた僕としては、超嬉しい出来事。

でも、結果はちょっとグスン...かな~ 今日の体調や気温にもよるだろうけど、瓶のサッポロラガービールに比べ、明らかに苦みや渋味が弱い。瓶だともっとハードボイルドな味わいなのに....

まさかとは思うけど、缶の発売に向け味をいじってたりして... 明日、サッポロの消費者相談センターにマジで問合わせてみよ~っと!

サッポロクラシックちなみに、昨日は北海道限定のビール『サッポロクラシック』を飲んだ。とある都内のイベントで売っていた。その昔、1990年代の半ばころ、仕事で毎週札幌に出張していた時期がある。2年間くらい続いたかな~ その頃にこのビールが札幌の地ビール的に発売になった。よく札幌のコンビニから都内の自宅に送ってた。そして新千歳空港内ではこの『サッポロクラシック』の生ビールを飲ませてくれる店があり、飛行機の出発時間までこのビールを飲むのが習慣になっていた。厳しくもあり、でも古き良き時代でもあった1990年代半ば。いろいろな想いがこの『サッポロクラシック』には詰まってる。

 

ビールもこう考えると深いよね~ サッポロラガービールハートランドアンカースチームサッポロクラシック、などなどいろいろと好きなビールがあり、そしてワインと同様、ビールにもその時代やそのビールの中にいろいろな想い出や想い入れがあるんだよね~

ケイ・ヴィントナーズ ハウスワイン元ロックンローラーがワシントンの地で造る『K Vintnersケイ・ヴィントナーズ』。シラー、及び白のヴィオニエが有名なんだけど、何やら「ハウスワイン」なるものが存在した。ビックリ! 恵比寿ガーデンプレイスにあるワインショップ「ワインパーティー」にて見つけた。早々に買ってみた。

カベルネソーヴィニョン 54%、メルロ 30%、シラー 11%、マルベック 3%、カベルネフラン 1%という配合。「MY HOUSE IS YOUR HOUSE」という解るような解らないようなメッセージが裏面に書かれたワイン。

香りはかなりシラーっぽい感じがする。シラーはわずか 11%しか入ってないんだけど、なぜかシラーっぽいんだよね~ ローヌ地方・エルミタージュとかのシラーに近い香り。スミレのような香りもしてとっても華やいでいる。

ケイ・ヴィントナーズ ハウスワイン味わいもややシラー色が出てるような感じがする。とってもしっかりとしていてパワフル、そして果実味は豊かで芳醇なワイン。口に中でものすごく大きく広がる。スケールの大きなワイン。

今夜は長女がハンバーグ造りに挑戦した。少し甘みのあるキノコのソースを造り、そのソースで煮込んだ煮込みハンバーグ。果実の持つ自然の甘みとキノコ類が持つ香り、そしてドミグラソースの甘み、これらが相まって素晴らしく美味しい。

このワイン、なんと2,400円でした。とてもこの値段とは思えない芳醇なボリュームのある素敵なワイン。そしてボリュームがあると言っても強過ぎるわけじゃなく、舌触りはシルキー。とっても艶っぽいです。最高!

新宿の超高級&高層ホテル、パーク・ハイアット。ここの最上階に『ニューヨークグリル』という素敵なレストランがある。カリフォルニアワインの品揃えが日本一と言われ、開業した頃から何度か行こうとしてトライしたことがあるんだけど、中々予約が取れず、結局一度も行ったことがなかった。

初めて訪れた『ニューヨークグリル』、とても素晴らしい空間だ。地上52階からの眺望、夜景も素晴らしいし、スタッフも洗練されている。そしてワインリストは気絶するほど素晴らしかった。ピノならニコルス 1997年、メルローならパルメイヤー、カベルネ系だとベリンジャードミナスオーパスワンなど、我が家にもストックしている逸品がずらっとリストされている。その中から、今回は大好きなパルメイヤーのメルローを飲んでみた。

ロング・アイランド ウルファーまずは食前酒。「レッド・カーテン」というカクテルを飲んでみた。ジンはタンカレーの No.10と書かれていた。それにグレープフルーツを混ぜたものらしいが詳細不明。このホテルのオリジナルカクテルかな!? 実に爽やかで美味しい。でもカクテルグラスもニューヨークサイズでかなり大きめ。最初からガツンとジンで胃を刺激した。

続いて前菜に合わせ1杯グラスで白ワインを飲んだ。珍しいニューヨークはロング・アイランドのワイン『ウルファー』。エチケットがニューヨークっぽくって超アヴァンギャルド。シャルドネなんだけど、かなりトロピカルな香りがしてソーヴィニヨン・ブランみたいな感じがする。温度が上がってきた方が旨味や果実味が華やいできてより美味しくなった。素敵なワインだ。

パルメイヤー メルローそしてお待ちかね、メインのワインは『パルメイヤー メルロー 2005』。パルメイヤーと言えばこの僕のブログにも何度も登場する大好きなワイン。僕はパルメイヤーマニアとでもいうほどこのワインが好きで、1990年代のものを中心に合計で40本を超えるパルメイヤーをストックしている。でもメルローは珍しく、1996年と2000年のものが1本ずつあるだけ。そして近年は輸入が滞っているのか、新しいヴィンテージのものはあまり出回ってない。このレストラン、よく2005年のメルローなんて持ってるな~

抜栓直後、ソムリエがデキャンタージュするかどうかテイスティングを求めてきた。香りを嗅いだ瞬間からもうパルメイヤーの世界にトップギアで突入! 素晴らしいとかそういう次元じゃなく、超絶な世界。昇華するまでに時間がかかるかもと思って一応デキャンタージュはしてもらう事にした。

味、香り、これはもう日本語では言い表せません。同じメルローを主体に造るボルドー右岸系、サンテミリオンやポムロールの名門と勝負出来る最高のワインです。

素敵な夜景と素晴らしいパルメイヤーにすっかり酔いしれてしまい、最後に調子に乗って食後酒にクラシック・マンハッタンを頼んじゃった。ニューヨークを再現するレストランだからね、やっぱり最後の締めはマンハッタンでしょ! でも食前酒でもヤラれた通り、カクテルグラスがニューヨークサイズ。日本のバーで出てくるグラスより明らかに二回りくらいは大きい。

たっぷりと注がれた深紅のマンハッタンを飲みながら見る東京の夜景。素敵な夜を満喫した夜。そしてとっても酔っぱらった夜でした(^J^)

シャプティエ クローズ・エルミタージュ・レ・メゾニエ水曜日、前日は深夜までヘビーな宴席だったこともあり、軽めにワイン。それもハーフボトルにした。南仏・ローヌの名門シャプティエが造る『クローズ・エルミタージュ・レ・メゾニエ 2004』。

シラー 100%のクローズ・エルミタージュらしいワイン。濃いガーネット色で木いちごやカシスといったフルーティーな香りに包まれた優しいワイン。疲れた心身に心地よい。

このワインはフルボトルでも2,000円台で買えるリーズナブルなワイン。探せば安くて美味しいワインはたくさんあるね。優しいワインにt疲れた体と心をヘロヘロに溶かされた夜です。

ハロコ・グラン・レゼルバ月曜日、スペインの珍しいワインを飲んだ。マドリードの南西、アンダルシアの真北のポルトガルと国境を接するエストレマドゥーラ州ボデガス・メディナというところが造る『ハロコ・グラン・レゼルバ 2001』。

この州、ワインとしてはまったくの無名。僕も初めて聞いたところ。でもワインの中身じゃなく、そのワインに栓をするコルクとなれば、この州は一躍有名だ。

スペインはコルクの生産で世界の1/4を占めるらしいが、そのスペインのコルクの半分はこのエストレマドゥーラ州で造られてるらしい。前にも紹介した『スペイン・ワインの愉しみ』という本に書いてあった。

初めて飲む地域のワインにはいつもワクワクさせられる。抜栓した瞬間から独特な華やいだ香り、ドライフルーツのような香りが立ち上る。

イタリアにはブドウを陰干して糖度を上げてコクのあるワインに仕立て上げるアマローネという種類のワインがあるけど、まさにアマローネのような味わい。

ハロコ・グラン・レゼルバブランドテイスティングしたらイタリアのヴァルポリチェッラアマローネと答えてしまいそう。そんな干しブドウの
感じ満々の果実味が凝縮された素晴らしいワイン。カベルネ・ソーヴィニヨンを主体にテンプラニーリョとガルナッチャ(フランスで言うグルナッシュ)を混ぜてるようだけど、テンプラニーリョやガルナッチャから醸し出されたであろう干しブドウのような甘い気だるさと、そしてカベルネから来るであろうタンニンの渋味がうまくブレンドされ、恐ろしく深みのあるワインになってる。

ちなみに、さすがコルクの名産地だけあって、なんとエチケットがコルクで出来ていた! 写真で解るかな~? いや~何とも小粋な洒落たワインです。

そしてこのワイン、何と、実は2,000円台で買えるようです。素晴らしいな~

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