2015年2月 Archives

昨年11月、展示会への出展などがあり、長期でパリに出張した。11月1日(土)に日本を発ち、同日の夜遅くにパリに着き、8日(土)の夜の便で帰国したんだけど、いや〜、とにかく忙しくって、まともにレストランにも行き着けない日々。

La Corail

そんな中、ホテルの目の前のホームページもない小さいけど素敵なビストロ「La Corail」に5夜も夕飯のお世話になった。ビストロと言えば聞こえがいいが、日本語で言えば居酒屋。でもそんな居酒屋に癒された。

La Corail

1日(土)は長旅の末、22時過ぎにホテルに到着。同僚は疲れ果てて機内食だけで十分でもう寝るという中、僕はお腹が減ってたまらず、でもパリもこの時間になると繁華街のど真ん中まで出て行かないと中々開いてる店も難しい中で、何とホテルの斜め前に小さなビストロが!!

ダッシュで駆け込みました。中々に小洒落た店です。

でも想定内だったけど、スタッフはほとんど英語が通じない。ま、メニューも何となく解るし、ワインリストもまあ読めるので、特に問題なし!

ということで深夜の夕飯がスタートした。

開けたワインが初日から中々にレアな日本では飲めない、かつカジュアルで素敵なワインです!

DOMAINE LA FERME SAINT MARTIN Les terres jaunes ボーム=ド=ヴニーズ BEAUMES-DE-VENISE La Corail

まず、地域が珍しい。南仏ローヌ地域の南部で「ボーム=ド=ヴニーズBEAUMES-DE-VENISE)」という村。ジゴンダスの南に隣接する村らしいけど、ミュスカを使ったやや甘口の白ワインで有名。

ボーム=ド=ヴニーズ BEAUMES-DE-VENISE

この地の赤ワインというのが珍しい。たぶん日本では手に入らないのでは??

開けたのは、DOMAINE LA FERME SAINT MARTINというワイナリーの「Les terres jaunes 2013」というもの。ワイナリーのサイトを見ると、グルナッシュ 75%、シラー 25%。まさに南仏のワイン。

DOMAINE LA FERME SAINT MARTIN ボーム=ド=ヴニーズ BEAUMES-DE-VENISE

地下には素敵なセラーがあるし、建物も素敵なワイナリー。

DOMAINE LA FERME SAINT MARTIN ボーム=ド=ヴニーズ BEAUMES-DE-VENISE

味わいはとっても穏やかで、まさに南仏で太陽の陽射しを燦々と浴びたブドウから造られたであろうことが解る素敵なワイン。

オニオングラタンスープとフィレのステーキでこのワインを楽しみました。

La Corail

オニオングラタンスープも場末のビストロとは思えない本格的なものだし、ステーキも見ての通り、極上!

La Corail
La Corail

このオニオングラタンスープとフィレのステーキは連日食べ続けることになるのですが、パリ到着のこの夜はまだそれを知る由もなかった。

La Corail
La Corail

続く2日(日)は、朝食もここLa Corail! ベーコンとチーズの乗った素敵なトーストをいただいた。このLa Corail、朝の8時から夜も24時近くまで開いてるんだよね〜 完全に地元密着型。夜もフラッと入って来る独り者が多い。

La Corail
La Corail

この夜は同僚が長旅の疲れで発熱し、僕はまたもや一人で夕飯。日本を発ってから野菜を食べてないので中華に入ってみた。でもこれが世紀の大失敗!! 料理は油が強過ぎるし、飲み物に至っては外のメニューにはいろいろ書いてあるのに青島ビールしかないし。ったく〜

パリの中華
パリの中華

たまらずすぐに店を出て、ホテル斜め前のこの店「La Corail」に飛び込む。

英語が通じないスタッフとの会話の中でも、指を指して店から見えるダメダメ中華で外れたことを伝えると、何となくボディーランゲージで様子は伝わり、「あそこはダメだよ〜〜」みたいなリアクションで爆笑され、そしてやり直しなディナーがスタート!

今夜のメインは鴨のコンフィ。これまた場末のビストロとは思えないまさに”作品”。美味過ぎる!!

La Corail

ワインはボルドーのサンテミリオンの北部、これまた日本ではあまり手に入らなそうなモンターニュ・サン・テミリオンMONTAGNE SAINT-ÉMILION)地区のシャトー・オーグジョンChateau Haut-Goujon)の「LA FLEUR DU BARRIL 2011」というワイン。ワイナリーのサイトからすると、たぶんわりとカジュアルなワイン。

モンターニュ・サン・テミリオン MONTAGNE SAINT-ÉMILION シャトー・オーグジョン Chateau Haut-Goujon LA FLEUR DU BARRIL La Corail

裏面を見ると、メルロー 100%。まさにボルドー・右岸のワイン。

モンターニュ・サン・テミリオン MONTAGNE SAINT-ÉMILION シャトー・オーグジョン Chateau Haut-Goujon LA FLEUR DU BARRIL La Corail

でも本場サン・テミリオンのワイン、実に奥行きのある深い味わい。極上の鴨のコンフィに極上のワインに感動です!

モンターニュ・サン・テミリオン MONTAGNE SAINT-ÉMILION シャトー・オーグジョン Chateau Haut-Goujon LA FLEUR DU BARRIL La Corail

2日目のパリもこのLa Corailのお陰で素敵な夜を過ごせました。感謝!!

La Corail

そして迎えた11月3日(月)、パリ滞在3日目が、これまた大変だったな〜

この日は展示会の準備を終え、夜は客人に「福知山」という和食の店に連れて行かれた。まさに”拉致”!

パリ 福知山

これが店名は福知山だけど日本人シェフが居るわけじゃない怪しげな鮨屋。う〜ん、食べれない。シャリはオニギリかってほどの量だし、ネタも醤油もイマイチ。

パリ 福知山

食べたふりして食べず、宴会が開いたらすぐにまたホテル斜め前のLa Corailに駆け込む。まさに困った時の駆け込み寺。もうこれで3日連続して来てる。

La Corail
La Corail

この日は外はしとしとと雨が降っていた。そして遅い時間にも関わらず店は混んでおり、僕は3日目にして初めてテーブルじゃなくカウンターに座った。これまた素敵で小洒落た空間。さ、まずはジャンパン!

La Corail

壁面ではサッカーの中継が流れてる。まさにフレンチレストランじゃなくビストロな世界。

La Corail

今日もワインを開けるぞ〜〜と勢い込んで開けたワインは、南仏の大好きなドメーヌ、シャプティエの「Petite Ruche Crozes-Hermitage 2012」。シラー 100%のまさに南仏のシラーらしい太い骨格がありながらも繊細なワイン。

シャプティエ Petite Ruche Crozes-Hermitage La Corail

今夜もガッツリとフィレのステーキでこのワイン! これでこの3日、フィレ、鴨のコンフィ、フィレと肉続きですが、本当にどれも柔らかくって旨味たっぷりで素敵な逸品。

La Corail

4日(火)は展示会初日。展示会が終了後、会場近くのホテルで客先のパーティーがあり、素敵なフレンチをご馳走になった。なのでこの日はパリに来て初めてLa Corailの出番は無かった。

5日(水)は展示会で丸一日立ち続け英語で対応し続け、ヘロヘロになってホテルに戻り、そして夕飯はもうどこかに出掛ける気力もなくLa Corailへ。これで滞在5日で4回目の来訪。

まずは疲れ果てた心と身体をシャンパンで癒す!

La Corail

そしてメインのワインとして選んだのは、シャプティエの中でも最高の地域、コート・ロティの「レ・ベカスLe Bécasses COTE-ROTIE) 2011」。4回目の来訪のして、初めてプレミアムクラスのワインを選んだ。

シャプティエ コート・ロティ レ・ベカス Le Bécasses COTE-ROTIE La Corail

さすがにこのクラスのワインになると、店側もデキャンタージュすると言い出した。出来てたデキャンタにビックリ! まさに巨大なワイングラスのよう!

シャプティエ コート・ロティ レ・ベカス Le Bécasses COTE-ROTIE La Corail

そしてこのワイン、もちろん美味い! 最高です! シラー特有のスパイシーな香りは穏やかで、そしてとても2011年とは思えない落ち着いた味わいに感動します。

この日は同僚も一緒だったので、お料理はいろいろ取り分けて食べられる。

La Corail

まずはエスカルゴ。スープが美味いな〜 日本で食べるエスカルゴとは格が違う感じ。

La Corail

そしてスープもポタージュ系とオニオングラタンスープの2種類を楽しむ。これまた最高!

La Corail

そしてメインは、夜のLa Corailに来るのが初めての同僚のために美味しかったフィレのステーキと鴨のコンフィの両方をオーダーし食べ分けた。どちらも最高!

La Corail
La Corail

そして4回目にして初めて、シメのカクテルをオーダーしてみた。もちろんボンド・マティーニ、通称ヴェスパー・マティーニ。中々言葉が通じないが、取りあえずウォッカベースのマティーニって事は伝わったっぽい。

ボンド・マティーニ ヴェスパー・マティーニ La Corail

レモンの皮から出るオイル分が上手く使われたしっとりとした大人なマティーニ

ボンド・マティーニ ヴェスパー・マティーニ La Corail

そういやフランスでマティーニ飲むの、初めてかもね〜 美味かったです。

こうしてパリ滞在5日目で4回目のLa Corailな夜は更けました。

La Corail
La Corail


そして迎えたパリ最後の日、8日(土)は夜21時過ぎのフライトゆえ、昼間、少しは街を散策。初めてまともに時間が取れた。

パリ

空は晴れ渡り、気持ちの良い日です。

パリ
パリ

ランチはサン・ミッシェル橋のたもとの「Le départ Saint Michel」で食べました。ここも中々。

Le départ Saint Michel
Le départ Saint Michel

オニオングラタンスープとハンバーガーなランチ。でもハンバーガーは中々美味かったけど、オニオングラタンスープは我がLa Corailの勝ちだな〜

Le départ Saint Michel
Le départ Saint Michel

食後には、ノートルダム大聖堂で献花ならぬ献蝋燭をし、ここからの未来に祈りを捧げる。

ノートルダム大聖堂
ノートルダム大聖堂
ノートルダム大聖堂

それからホテル近くまで戻り、まだ17時だけど飛行機の搭乗時間から逆算し、連日お世話になったLa Corailで最後の夕飯。

La Corail

まだ日も明るくディナーな感じでもないけど、ともかくどうしてもここで食べたかった。

La Corail

まずはシャンパン!

La Corail

そして開けたワインは、「シャトー・グラン・ピュイ・ラコストChâteau Grand Puy Lacoste) 2008」。

シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト Château Grand Puy Lacoste La Corail

デュクリュ・ボーカイユのボリーファミリーがポイヤックに所有している素敵なシャトー。

シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト Château Grand Puy Lacoste
シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト Château Grand Puy Lacoste

もちろんあのデッカいグラス型のデキャンタが出て来た。

シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト Château Grand Puy Lacoste La Corail
シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト Château Grand Puy Lacoste La Corail

前菜はスモークサーモン。

La Corail

メインは毎度のフィレのステーキに鴨のコンフィ。

La Corail

食べ納めだ〜〜

La Corail

いやはやこの8日間、本当にLa Corailにはお世話になりました。泊まったホテルはレストランも無いひなびたホテルだけど、斜め前にLa Corailがある限り、次もこのホテルに泊まるぞ〜〜

La Corailのお陰で素敵な素敵なパリ物語な旅でした。

La Corail
La Corail
La Corail
ナポレオンの生まれた島として有名なコルシカ島。地中海に浮かぶこの島は、紀元前は地中海貿易の中継点として栄え、そして歴史的には中世はイタリア領、その後フランス領に変わって数奇な運命を持つ島。サルディーニャ島のすぐ上に位置してる。

コルシカ島 Corsica ナポレオン
コルシカ島 Corsica ナポレオン

公用語はフランス語だけど、コルシカ語という地元の言葉もあるし、18世紀の独立戦争の際に制定されたコルシカの国旗(以下)もある。ちなみに日本コルシカ協会って団体があるんだよね〜

コルシカ 国旗

そんなコルシカ島の料理の専門店『La Villa Corse』に3年半ぶりに出掛けた。ワインはもちろんのこと、ミネラルウォーター、野菜や生ハム、そしてオリーブにオリーブオイルまで、食材はすべてコルシカ島のもの。

コルシカ島 La Villa Corse

幻想的な光を灯した店内は美しいという言葉以外に表現のしようがないほどのレストラン。

コルシカ島 La Villa Corse

最初のスパークリングを1杯いただいた。これもコルシカ島のものだと思うんだけど、銘柄がチェックできなかったな〜

コルシカ島 La Villa Corse

続いてはCorse Clos d'AlzetoのL'ALZETOというロゼ。

Corse Clos d'AlzetoのL'ALZETO Sciaccarello シャッカレッロ コルシカ島 La Villa Corse

ブドウが地場品種で、「Sciaccarello」というもの。どうやら「シャッカレッロ」と発音するっぽい。

Corse Clos d'AlzetoのL'ALZETO Sciaccarello シャッカレッロ コルシカ島 La Villa Corse

このブドウが使えるアペラシヨンはコルシカ島に限るとか。こんなブドウです。

コルシカ島 Sciaccarello シャッカレッロ

ガス入りのお水もコルシカ島OREZZAというもの。爽やかな泡が喉越しに心地よいミネラルウォーターです。

OREZZA コルシカ島 La Villa Corse

そしてピクルスももちろんコルシカ島産。

コルシカ島 La Villa Corse

お料理は、まずは何と言ってもコルシカ島の生ハムにチョリソの盛り合わせをいただく。旨味たっぷりで美味いのなんの。

コルシカ島 La Villa Corse

そして続いては、たぶんアンティチョークをベースにひき肉などを使ったプレート。メニューもフランス語だし、店員さんも片言の英語なので何ともよくわからないけど、ともかく美味しいからいいね!

コルシカ島 La Villa Corse
コルシカ島 La Villa Corse
コルシカ島 La Villa Corse

さて、ここでお肉に合わせるメインの赤ワインを選んでもらう。出て来たのは、ドメーヌ・フィウミチコリDomaine FIUMICICOLI)というワイン。

ドメーヌ・フィウミチコリ Domaine FIUMICICOLI ニエルキオ Niellucio Sciaccarello シャッカレッロ コルシカ島 La Villa Corse

ブドウがニエルキオシャカレッロ/シラーとなってた。シャッカレッロはさっきのロゼで使われてた地場のブドウ。ニエルキオは「Niellucio」と綴るらしく、イタリアのサンジョヴェーゼのコルシカ島での名称らしい。

重々しい香りがするが、味わいは優しくフルーティー。まさに地中海の風を感じるワイン。

このドメーヌ・フィウミチコリに合わせるお肉は、ガッツリとポーションも大きなステーキ! 見るからに肉厚でデカい!

コルシカ島 La Villa Corse

ステーキとワインの幸せな関係に思わず頬が緩む。

シメはデザートじゃなくチーズをいただき、そして銘柄は確認できなかったけど、片言の英語でも僕のワイン好きを知ったスタッフが気を利かせ、コルシカ島で造るブランデーのようなものを出してくれた。

コルシカ島 La Villa Corse
コルシカ島 La Villa Corse

そしてなぜか僕の背面には図書館のような壁がある。

コルシカ島 La Villa Corse

このレストラン、入って右側の客席の壁が図書館のようになっていて、本がたくさん入ってる。実に不思議な光景。

コルシカ島 La Villa Corse
コルシカ島 La Villa Corse
コルシカ島 La Villa Corse

まさにコルシカ島に迷い込んだかのような異次元空間の世界をお料理とワインで旅した気分です。

コルシカ島 La Villa Corse

何とも素敵なレストラン。一生記憶に残るレストランだな〜 また来るよ〜〜

コルシカ島 La Villa Corse
ハリー・ポッターと賢者の石」に出て来る錬金術師ニコラ・フラメルは実在の人物で、その自宅はパリでもっとも古い住宅として今も残されている。建立は1407年。詳細は3年前のブログにて。

ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

このパリ最古の住宅の中に素敵なレストラン「オーベルジュ・ニコラ・フラメルAuberge Nicolas Flamel)」がある。石造りの古い住居の中で味わうフレンチは最高!

ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

まずはシャンパンで喉を潤し、最初のアミューズをいただく。

ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

アミューズはとっても可愛らしい一皿。

ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

さ、ここでメニューを見ながらまずはワインを決めることにした。それもペサック・レオニャンに絞って選定!

と言うのも、前回2011年に来た際、ボルドーの中でも僕の大好きな地、ペサック・レオニャンのシャトー・ド・フューザルを開けたんだけど、それまでまったくアルコールが飲めなかった同僚がこのシャトー・ド・フューザルオーベルジュ・ニコラ・フラメルの館で一口飲んだ瞬間、ワインが飲めるようになった!

その時は翌日も昼にオニオングラタンスープにゲヴュルツトラミネールを合わせ飲んでいて、本当に飲めるようになったんだよね〜

ということで、3年ぶりのワインリストにシャトー・ド・フューザルは無かったけど、同じペサック・レオニャンシャトー・プメイChateau Poumey)の1995年物を開けた。

ペサック・レオニャン シャトー・プメイ Chateau Poumey ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

威風堂々という感じの立ち姿。

ペサック・レオニャン シャトー・プメイ Chateau Poumey

シャトー自体も貫禄がある。

ペサック・レオニャン シャトー・プメイ Chateau Poumey ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

それを静か〜にロウソクの炎の下でデキャンタージュする。

ペサック・レオニャン シャトー・プメイ Chateau Poumey ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

その瞬間、素敵な香りが立ち上がり、僕らを異次元空間へと連れ去ってくれた。

ペサック・レオニャン シャトー・プメイ Chateau Poumey ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

さて、ディナーの一品目はフォアグラにイチジクが乗った逸品。イチジクの甘みと酸味がフォアグラの味わいを引き立てる。

ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

これはちょっとシャトー・プメイでは厳しく、どちらかと言うとソーテルヌがいい感じ。

ということで、1杯、少し甘みのある白ワインをグラスで用意してもらった。ソムリエに開けてもらったのは、フランス南西部、ガスコーニュ地方のDomaine du Tariquetドメーヌ・デュ・タリケ)の「Premières Grives」という軽い甘みのあるワイン。

Domaine du Tariquet ドメーヌ・デュ・タリケ Premières Grives ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

写真が不鮮明なのでドメーヌの元の写真を掲載します。

Domaine du Tariquet ドメーヌ・デュ・タリケ Premières Grives

フォアグラ&イチジクと組み合せてソーテルヌ代わりにしたんだけど、このPremières Grives、さっぱりとした甘さでとってもお料理とよく合う。

Domaine du Tariquet ドメーヌ・デュ・タリケ Premières Grives ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

この地区は元々はワインというよりアルマニャックの産地として有名。その中でDomaine du Tariquetもご多分に漏れず元々はアルマニャックを造っていたらしい。今もアルマニャックは造ってるけど、ワインは白ワインとロゼのみを造ってる。

続く一皿は、ホタテのグリルにイクラを乗せ、回りにホワイトソースを配した逸品。

ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel
ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

次は白身魚のグリル。ホイップクリームかのようなピューレが素敵。たぶん根セロリとか根菜系のピューレ。

ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

メインは、まさにシャトー・プメイとガッツリ四つに組むかのごとき仔牛のフィレが出て来た。

ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

こちらもお野菜を使ったピューレにブイヨン系の濃厚なソースが絡めてあり、素敵な逸品。

ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

メインディッシュを終えてもまだシャトー・プメイが残っているので、デザートに行く前にチーズをいただく。何とも素敵な時間が過ぎて行きます。

ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

そしてデザートにはソムリエの判断で、ソーテルヌではなくシャンパンを合わせた。

ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

スイーツとシャンパンの素敵な関係とはまさにこの事。

ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel
ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

そしてノンベーな僕はシャンパンだけではまだ飽き足らず、ロワール地方サンセールの南西、日本ではあまり馴染みのない「メヌトゥー・サロン」という地区のドメーヌ・シャヴェDomaine Chavet)というドメーヌのピノを1杯いただいた。

メヌトゥー・サロン ドメーヌ・シャヴェ Domaine Chavet ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

僕はサンセール近郊のピノ・ノワールが大好きで、レトロワで出してくれるアンリ・ナテールなど、最高!

このドメーヌ・シャヴェのピノもアンリ・ナテール同様、ブドウ本来の自然の旨味と甘みと酸味を活かした肩の力を抜いた実に生き生きとしたワイン。後でネットでみたら、やはりアンリ・ナテール同様、自然派のワインだった。やっぱりね〜という感じの素敵なワインです。

最後に1杯(って、いったい何杯最後が続くのか...)、フィーヌをいただき素敵なディナーを終えました。

ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

帰り際に地下の石造りのセラーを見せてもらった。もうこれは感動物。写真ツアーをご覧あれ!

ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel
ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel
ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel
ハリー・ポッターと賢者の石 錬金術師ニコラ・フラメル オーベルジュ・ニコラ・フラメル Auberge Nicolas Flamel

ハリー・ポッターと賢者の石」な素敵なレストラン「オーベルジュ・ニコラ・フラメルAuberge Nicolas Flamel)」に感動し心から楽しんだ夜です。

また来るぞ〜!

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