ドメーヌ・ドルーアン・オレゴンのローレーヌとマイルス・デイビスに酔う夜
〜ダブル・トラディショナル〜

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ドメーヌ・ドルーアン・オレゴン ローレーヌ ヴェロニク・ドルーアン
Facebookでつながっている「西海岸ワイン族」という面々と、オレゴンのピノが長熟するか、いつが飲み頃か、2000年は今じゃないの、とかのやり取りしてたので、すっかりオレゴンの2000年物を飲みたくなっちゃった!

Facebookで盛り上がったのはシドゥーリのオレゴンだったんだけど、僕のストックも2000年があと1本だけ。

さすがに普通の夜、素敵なお料理の段取りも無しに1本しかないのを開ける勇気はないので、数本あるオレゴンで、かつ2000年ということで選んだのは、ブルゴーニュの名門、ジョセフ・ドルーアンがオレゴンで立ち上げたドメーヌ・ドルーアン・オレゴンの『ローレーヌ 2000年』。

このドメーヌ・ドルーアン・オレゴンメゾン・ジョセフ・ドルーアンの現当主、フレデリック・ドルーアンの姉に当るヴェロニク・ドルーアンがオレゴンの地で立ち上げたもの。

以下、ドルーアン・ファミリーの写真だけど、左からヴェロニク/ローラン/フレデリック社長/ロベール/フィリップ・ドルーアンの各氏。

メゾン・ジョセフ・ドルーアン ヴェロニク ローラン フレデリック ロベール フィリップ・ドルーアン

ロベール・ドルーアンがメゾン・ジョセフ・ドルーアンを第3代目当主として大きく広げた。そして2003年、4兄弟の末っ子、フレデリック・ドルーアンを社長(当主)に据えた。

姉はオレゴンで頑張り、弟はブルゴーニュの地で頑張る。才能溢れる兄弟たちです。姉、ヴェロニク・ドルーアン、素敵な女性ですね〜〜

ドメーヌ・ドルーアン・オレゴン ローレーヌ ヴェロニク・ドルーアン

そのオレゴンで頑張る姉、ヴォロニク・ドルーアンの娘の名を付けたドメーヌ・ドルーアン・オレゴンのトップキュヴェがこの「ローレーヌ」です。この2000年がとってもお気に入りで、当時、木箱で12本買い付け、それ以来大事に保存してました。あと残り1〜2本です。

ドメーヌ・ドルーアン・オレゴン ローレーヌ ヴェロニク・ドルーアン マイルス・デイビス カインド・オブ・ブルー マイルストーンズ
いや〜、こりゃ芸術的美味さ! 当時いくらで買い付けたか記憶にないけど、万の単位とかは絶対してない。まさにブルゴーニュの万の単位の金額のワインとバリバリに勝負できるワイン。

まだふくよかに残る果実味、しっかりとした土の香り、鉄分、わずかに香る獣臭や血の匂いなど、完璧なまでのブルゴーニュ。いや、普通のブルゴーニュの13年物より骨格がしっかりしてるな。本国を超える勢い。

現在普通に流通してるドルーアン・オレゴンのネットショップなどの評価を見ると「ブルゴーニュの本家とは一味違った」、といった記述をよく見掛けるけど、13年経って熟成したドルーアン・オレゴンは、本家と区別が付き辛いほどの素敵なブルゴーニュスタイルのワイン。

残りの1〜2本はまだまだ当分保存です!

マイルス・デイビス カインド・オブ・ブルー
さて、このドメーヌ・ドルーアン・オレゴンの『ローレーヌ 2000年』に合わせるジャズは、今夜は久々にCDじゃかくアナログなレコード。

渋めにマイルス・デイビスの『カインド・オブ・ブルー』、そしてもう1枚『マイルストーンズ』です。

マイルスの渋くミュートされたトランペットにキャノンボール・アダレイのアルト・サックス、ジョン・コルトレーンのテナー・サックスが艶っぽく絡む姿がある種のエロティズムな世界。

写真はカインド・オブ・ブルーの録音風景。ピアノには敬愛するビル・エヴァンスです!

マイルス・デイビス カインド・オブ・ブルー ビル・エヴァンス キャノンボール・アダレイ ジョン・コルトレーン

マイルス・デイビス マイルストーンズ
ベースは大好きなポール・チェンバースが2枚とも弾いている。

完璧なまでにトラディショナルなピノ「ローレーヌ」と、完璧なまでのモダン・ジャズを演じるマイルス・デイビス。これらの世界にもう言葉はいらない。まさにダブル・トラディショナルな世界!

どこまでも美しく、どこまでも艶っぽく、そしてわずかな切なさと哀愁を秘めたワインとジャズの組み合せに心ヤラレた夜です。

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This page contains a single entry by Keiichiro Katayama published on 2013年7月 7日 18:03.

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