2年3ヶ月ぶりのアバスクの素敵な夜!

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今夜は超久しぶりに大好きなレストラン『アバスク』な夜です。

ピエール・パイヤール Pierre Paillard
アバスクは2007年11月に若者3人でスタートし、2010年暮れにはミシュランの星を獲得した素晴らしいレストラン。

僕はいろいろな人生の節目をこのアバスクで過ごして来た。でもミシュランを取って以来、本当に予約が取れず、最後に行ったのが2011年の2月。ということは、もう2年3ヶ月ぶりって事か〜

その間に何度も電話はしてるんだけどね、僕の場合ほとんど当日か、よくって前日予約なので、ず〜〜っと取れずにいた。わずか12席の小さなお店なので、ミシュランはヤバいです。ほんと、予約が取れなくなった。

そして、久しく来てないうちに、シェフが創業メンバーの和田さんから交代した。これはこのアバスクと近しい恵比寿のワインバー「サリーヴの佐野さんから昨年暮れに聞いてたんだよね〜

今度のシェフがどんなお料理を創るのか、とっても楽しみ!

まずはシャンパンで喉を潤す。いただいたのは、ピエール・パイヤールPierre Paillard)。自身の畑のブドウだけを使い自社で醸造する小さなシャンパンメゾン。僕は飲むのはたぶん初めて。メゾンも実に洒落てる。

ピエール・パイヤール Pierre Paillard

実に香ばしく清々しい香りと舌触り。まさに最初の1杯に最適。オリーブとキントア豚の生ハムをいただきながら飲むピエール・パイヤールは実に素晴らしい!

実に小洒落たシャンパンです。

キントア豚の生ハム

ちなみにこの生ハムのキントア豚とは、ピエール・オテイザ氏が育成する純血のバスク豚。キントアKINTOA)とは、アルデュード渓谷Aldudeses)の南方、フランスのスペイン国境側に位置する地域のこと。普通のバスク産豚(白豚)と区別してキントア豚という名前でブランディングしているらしい。

有機野菜のアンショイヤード アバスク

イルレギー IROULEGUY XURI
さて、次の前菜は、大好きな『有機野菜のアンショイヤード』。アバスクの定番です。バーニャカウダに似たバスク地方のソースに漬けて食べるお野菜は自然の旨味がたっぷりで美味しい。天の恵みを感じさせる逸品。

続いて中継ぎの白ワインを1杯。選んでもらったのは、フランス南西地方、イルレギーの『IROULEGUY XURI』という見慣れぬワイン。

後からネットで見ると、ブロマンサン70%、プティマンサン20%、プティクリュヴ10%というまさに地ブドウによるワイン。

フルーティーで、爽やかで、そして旨味がたっぷりとした素敵な白ワインです。

そして次の前菜は、これまた定番の小海老のガーリックオイル焼き。ホクホクな感じです。美味しい!

小海老のガーリックオイル焼き アバスク

ドメーヌ・エマニュエル・ジブロ Domaine Emmanuel Giboulot ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ Sous le Mont 2011
ここでメインの赤ワインが登場!

今夜のお料理に合わせて選んでもらったのは、ブルゴーニュ、ドメーヌ・エマニュエル・ジブロDomaine Emmanuel Giboulot)の『ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ Sous le Mont 2011』。

この「Sous le Mont」とは、フランス語で「山の麓」という意味。ヴィレール・ラ・ファイの小さな山の麓に畑があることからこの名が付いているらしい。

軽やかでとってもスムーズなピノ。ロゼかと思うくらいの淡い色合い。控え目で一歩後ろから付いて来る淑やかな女性なイメージ。

そしてメインの前にもう一皿、素敵な前菜。出て来たのは、ロワール産ホワイトアスパラにポーチドエッグを載せたもの。これまた素敵な逸品です。

ロワール産ホワイトアスパラ ポーチドエッグ アバスク

メインのお料理は、初体験、バスク豚頬肉のシードル煮込み!

バスク豚頬肉のシードル煮込み アバスク

牛頬肉の赤ワイン煮込みとかはよくあるけど、豚の頬肉自体珍しいし、それもバスク豚の頬肉で、かつワインではなくシードル(リンゴのお酒)で煮込んだというのも珍しい。

写真の通り、実にほっこりとした素敵なお料理。お箸でも崩せそうなほどの柔らかさ。

ジュランソン ドメーヌ・ドゥ・スーシュ Domaine de Souch モワルー・マリカタラン Cuvée Marie-Kattalin
バスク豚の旨味とソースの旨味が絡み合い、そして上品な淑女のようなドメーヌ・エマニュエル・ジブロのワイン。何とも素敵な組み合せです。さすがアバスク

さて、そしてここからがまた凄い!!

デザートに合わせて食後酒を2種類用意してもらった。

1つはフランス南西地方ジュランソンの『ドメーヌ・ドゥ・スーシュDomaine de Souch)  モワルー・マリカタランCuvée Marie-Kattalin) 2006』。

この地域を代表する甘口のデザートワイン。ジュランソンは16世紀末のフランス国王アンリ4世の故郷だそうで、アンリ4世もこのジュランソンのワインを好んで飲んだとか。

ソーテルヌ シャトー・カントグリル Château Cantegril
さっぱりとした軽やかなデザートワイン。ベタつかず、どんなデザートにも合わせやすい感じ。

そしてもう1つは、ソーテルヌ。『シャトー・カントグリルChâteau Cantegril) 2009』。このシャトー・カントグリルはボルドー大学のかの有名な教授でワインコンサルタント、ドゥニ・デュブルデュー教授が所有するワイナリーらしい。

甘みが嫌らしくなく、とっても上品。色も琥珀色に輝き美しい。杏のような旨味がある。

フルーツとアイスクリームのデザートに合わせ、この2種類の最高に素敵なデザートワインを相方と取っ替え引っ替え飲み比べ楽しみました。

アバスク
今夜は連休中にも関わらず仕事。でもその仕事仲間ともワインが入ると腹を割って議論することができる。ワインって素敵な飲み物ですね〜

2年3ヶ月ぶりのアバスク、新しいシェフのお料理もこれまで同様に素晴らしいし、最高でした!

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This page contains a single entry by Keiichiro Katayama published on 2013年5月14日 22:50.

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