サーフライダー(Surfrider)とビル・エヴァンティックな夜
1月2日からの渡米でペッパーダイン大学の教授と遭遇したんだけど、そのペッパーダイン大学があるマリブ(Malibu)という場所、ロサンゼルスの郊外、サンタモニカから海沿いに西へ40Kmのところくらいなんだけど、現在ワイナリーがいくつも出来ている。

仕事の帰路、以前友人に贈ってもらって飲んだ事のあるローゼンタールというワイナリーに立ち寄った。以前飲んだのは超珍しいプティ・ヴェルド 100%のワイン。とても素敵なワインだった。
今回立ち寄ったのは畑ではなくテイスティングルーム。夕暮れ時の海沿いの道に佇んでる姿自体がお洒落な幻想的な世界。

いろいろテイスティングさせてもらったけど、その中で、オーナーがやってるローゼンタールとは別ブランドの『サーフライダー(Surfrider)』というワインに妙に心魅かれた。
このワイン、海のライフセーバーたちに売上を寄付するという目的を持ったワイン。だからサーフライダー(Surfrider)なんだろうね〜〜


もちろん日本には入って来ていないワイン。
壁にエチケットの一覧がきれいに飾られてたけど、実にバラエティー豊かなエチケットがある。全部飲んでみたいものです!
今夜はそこで買って来たのを開けてみた。
グッと芯があり深みのあるワイン。
冷涼な地の静かなる湖の湖畔で森林浴をしながら飲んでる気分にさせるワイン。
こういうワインを幻想的なワインと言うんだろうな〜

お供のジャズは、ビル・エヴァンスの発掘物『Momentum
』。
1972年2月4日のオランダでの北部、フローニンゲンという地域のフローニンゲン・シアター(Stadsschouwburg Groningen)でのライブ盤です。1968年に結成されたエディー・ゴメス(b)、マーティー・モレル(ds)とのトリオ。
結成直後の1968年10月23日のニューヨークのTop of the Gateというジャズクラブでのライブ盤が先頃出たばかりだけど、続いてはこのトリオが熟してきた頃のライブ盤です。

会場となったフローニンゲン・シアター(Stadsschouwburg Groningen)、内部を含め写真が入手できたんだけど、素晴らしく素敵なところ。
こんな素敵なところで今から39年前にビル・エヴァンスが演奏してたと思うと感慨深いな〜
ちなみにこのオランダでのライブの2日後、パリで行ったライブが『Complete February 1972 Paris Ortf Performance
』として出ている。
この時期、ヨーロッパツアー中だっただろうね。
お父さんを偲んだ「Turn Out The Stars」、ミシェル・ルグランの「What Are You Doing The Rest of Your Life」などなど、僕の好きな曲ばかり。
詩情豊かなビル・エヴァンストリオの演奏に深みのあるサーフライダー。素敵な組み合せだな〜


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