国境を越えた友情を交わすLa Cigale Montmartreの夜
昨年は、何と韓国に23回も行った!! ほぼ月に2回ってこと。こりゃ凄いよね〜
おまけに前半戦は松葉杖&空港では車椅子だったからね〜〜

そんな韓国側のパートナーに昨年4月、海外留学経験があり英語ができる海外担当の若者が2名入社した。二人とも素敵な奴ら。
そのうちの一人が哀しいことに会社を去る事になった。ま、それぞれの人生、これは仕方の無い事。
でも10ヶ月もいっしょに毎月のように同じ釜の飯を食っていれば愛情も湧くよね。

某日某夜、大好きなイテウォンのレストラン『La Cigale Montmartre』で彼の壮行会を行った。
まずは毎度のお約束、フォアグラのテリーヌ。これに合わせるには、やっぱりアルザスのゲヴュルツトラミネール。
前回ここLa Cigale Montmartreで飲んだゲヴュルツトラミネールはTRIMBACH社のものだったけど、今回はDOMAINE MARC KREYDENWEISS(ドメーヌ・マルク・クライデンヴァイス)というところのもの。
詳細不明なれど、4世紀にわたってアルザスの地に居を構える葡萄栽培家の息子、MARC KREYDENWEISS(マルク・クライデンヴァイス)氏がやってるところらしい。自然派のワイン。ワイナリーの建物も実にお洒落!

金木犀のような甘い香りがフォアグラの旨味と甘みを引き立てる。
続いてはビーツを使ったサラダ仕立て。見た目にも美しい。


メインは仔羊。赤ワインをたっぷり使ったソース。そしてお魚の乗ったリゾット。
ワインはここで赤へと進む。
選んだワインは、ワシントンの名門、『レコール No.41(L'ECOLE No.41)』のカベルネ・ソーヴィニヨン。
ワラワラ・ヴァレーの町の西にあるフランス人街に1915年に建てられた古い校舎がワイナリーとなってる。レコール No. 41とはフランス語でそのものずばり、「41番学区の学校」という意味。
以前はクレヨンで書いた校舎のエチケットだったけど、今回はセピア色に枯れた素敵な大人びたエチケットに変わった。

実に久しぶりに飲むレコール No.41。美味い! ほんと、小洒落たボルドーな世界が目の前に広がる感じ。
ミント、ユーカリなどのハーブ香、カカオ、モカ、葉巻のような渋めの香り、それらが相まって素敵な桃源郷となる。
仔羊とは最高の組み合せ。
シメに、もう厨房はクローズと言うのを交渉し、チョコレートムースを出してもらった。
この1年いっしょに頑張った仲間を送る会に相応しい素敵なLa Cigale Montmartreな夜です(送られるのは右から2番目の若者)。

外に出ると氷点下の中、素敵なイルミネーションが輝いていた。まるで彼の次のステップを祝うかのようだね〜

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