ブリュンデルマイヤーのツヴァイゲルト (ZWEIGELT)とビル・エヴァンスの幻に酔う夜
またまたオーストリアの謎のワインです。
写真のヴィリー・ブリュンデルマイヤー(Willi Bründlmayer)という人が造るツヴァイゲルト (ZWEIGELT)というブドウからの赤ワインです。


色はかなり濃い目。目の詰まった凝縮感がある。
味わいは、コート・ロティのような感じ。ブラインドで問われたら、シラーと答えるであろうワイン。
このツヴァイゲルト (ZWEIGELT)というブドウは、先日飲んだラウフレンキッシュにSt.ラウレントというブドウを交配されて造られたものらしい。
交配した人がフリッツ・ツヴァイゲルト博士だそうで、彼の名前から名を取ったとか。
ウィーンから北西に70km程に位置するランゲンロイス(LANGENLOISER)というところで造られてる。自然の豊かなのどかなところにあるワイナリー。下の写真がワイナリーの中のどこからしい。タグ付けされてた。

オーストリアのワインがこんなにもレベルが高いとは、ほんと、驚きです。

お供のジャズがまたメチャ素敵!
最愛のビル・エヴァンスの発掘物、1968年10月23日、ニューヨークのTop of the Gateというジャズクラブでのライブ盤。それも2ステージを曲順の並べ替えもなく、そのままパックしている。
ジョージ・クラビンという当時22歳だった若手エンジニアが2chダイレクト録音をしたもの。
メンバーがまた貴重。新生ビル・エヴァンストリオ発足ということで、ベースにはエディ・ゴメス、ドラムスがマーティ・モレル。
ファースト・セットのEmilyからもうビル・エヴァンスの世界が目の前に広がる。演奏も音質も、すべてにおいて素晴らしい作品。目の前にTop of the Gateな世界が広がる。

今夜はオーストリアの珍しいワインとビル・エヴァンスの幻のジャズに心地よく酔う素敵な夜です。
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