シエラ・ムーン前夜のサクラメントな夜

トーランスで迎えた朝、何だかまだ時差ボケだよね〜
でも素敵なランチに遭遇し、一発で頭が起きた!
ランチに出掛けたには、「Veggie Grill」というベジタリアンなレストラン。何がベジタリアンかって、すべての食材が野菜で出来てるって事。
って、これだけじゃ意味解らないよね〜
例えばハンバーガーで言えば、お肉のパテに相当するものが野菜から出来てる。大豆と言ってたかな〜??

僕はポートベロ・マッシュルームのサンドイッチのようなもの(?)を食べました。美味かったけど、不思議な触感でした。
そして付け合わせはケールのサラダ。そう、ケールとはあの青汁の原料です。苦味がかなりある。
でもともかく野菜漬けなランチで時差ボケな体をリフレッシュしました。

さあ、いざサクラメントへ!
そして、ロサンゼルスからサクラメントへの移動は、初めて乗る格安航空会社、JetBlue。途中で渋滞にハマって乗れるかどうか、ヒヤヒヤでした。
空港も行き慣れたロサンゼルス国際空港じゃなく、ロングビーチ空港というローカルな空港。

で、何とかギリギリに到着し、荷物を預けた後、「体は乗れる保証はないよ!」とか訳の分からないことを言われ、もう一度冷や汗。でも何とかセキュリティゲートを優先的に通してもらって突破!
それにしても何とも小さな空港。普通に歩いて飛行機に近付き、自分でタラップを登っていって乗る。不思議な感覚です。
でも乗ってしまえば日本からの行きのデルタ航空より席の足下は広く、中々快適。安くってこれだけ広ければ文句はないね。
そしてわずか1時間のフライトで到着したサクラメントで、何ともアメリカンな体験をした。
預けた荷物を取るに際し、ターンテーブルが1〜6まであるんだけど、普通は大きな表示板があって、そこに便名とターンテーブル番号が出て来るんだけど、このサクラメントの空港、そういうのがない!
で、インフォメーションの人に聞いても、「2番か6番」と、実に曖昧な答え。で、心配だからもう1カ所のインフォメーションでも聞いたんだけど、「通常、JetBlueは2番か6番から出て来るよ〜〜」ってな答え。
このアバウトさにはビックリだね〜

ま、ともかく無事にサクラメントに着きました。
ホテルに着いたらもう19時頃。すっかりディナータイム!
さ、街に出るぞ〜〜
出掛けた先は、前夜に続きワインが超充実してるという地元で一番のレストラン「Ella Dining Room & Bar」。
写真にある通り、入り口を入ると大きなガラスケースの中に魚介類がたくさん並んでる。期待に胸膨らむ瞬間。


席は外のテラス席にした。
すぐ横を路面電車が通る。
この風情がいいね〜
まずは白ワインから。
確かファニエンテのシャルドネだったかな〜
ファニエンテの白は日本にはたぶん入ってないから珍しい。

お料理は、「BONE MARROW」という牛骨の骨髄を使った珍しい料理を食べた。とっても不思議なものです。写真で解るかな〜〜
そしてムール貝に獅子唐のグリル「ROASTED MUSSELS」。
もひとつメインは、「GRILLED SANTA MARIA TRI TIP」というお肉のグリル料理。名前自体は、サンタ・マリアのバーベキューという意味らしい。もちろんサンタ・マリアとはワインで有名なサンタバーバラの名醸地のこと。

どれもこれも珍しいお料理でビックリ! 特に牛骨の骨髄を使った料理には驚いた。

そして、ワインも凄い!!
僕が2001年にやってたカリフォルニアキュイジーヌのレストランでも置いていて、今やたぶん日本には入ってきていないと思われる『LIPARITA』、それも1990年!!
凄い!
もうこれは強烈です!
感動して言葉も出ない。

円熟した旨味と艶、深い香り、最高なワインです!
そしてまだまだ果実味が残ってる。
まだこれからもう10年、しっかりと生き残りそうなワイン。
お料理もワインも何とも素晴らしいElla Dining Room & Barです。

さて、ディナーが終わったら、バーへ行くのがお約束。
サクラメントで見付けた素敵なワインバーは、店内でワインも売ってるという、まさにトーランスの『Friends of the Vine』とそっくりなワインバー『58 Degrees & Holding Co.』。
聞いた事、見た事のないワインばかり、それらがグラスで開いてるのが凄い!
このワインバーですっかり酔っ払って素敵なサクラメントな夜は更けました。

さ、明日はいよいよシエラ・ムーン行きです! 今夜はワクワクして眠れないな〜

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