サバンナ・ホットライン→ハイランズ→ニッカ・宮城峡→宮野弘紀と巡る夜

今夜は70年代後半〜80年代前半、マクセルのカセットテープのCMでジャズ好きじゃなくとも知られる事になったフュージョンバンド、ネイティブ・サンの『サバンナ・ホットライン
』に熱く燃えてスタートした夜です。
僕が高校生の時にネイティブ・サンが結成され、これが僕がジャズにハマるきっかけの一つとなった。
ちなみに僕の通う高校のすぐそばに今は無きテニス競技場、田園コロシアムというのがあり、そこで毎年、ジャズライブ「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」があった。

ハービー・ハンコック率いるV.S.O.P.ザ・クインテットの伝説の演奏『ライヴ・アンダー・ザ・スカイ伝説』があった1979年、僕が高校3年生だったあの時のライブです! アンコール曲の一瞬だけ、それも田園調布だけ瞬間豪雨が降り、その中で行われたV.S.O.P.ザ・クインテットのライブは今もCDで鮮やかに蘇る。現場には行けなかったけど、近くで音は聴こえた。もちろん僕はLP盤とCD、両方持ってる。
なので、我が高校(都立田園調布高校)に通ってる生徒の中でジャズにハマる人が多かったのも環境からすれば当然。
さて、今夜のサバンナ・ホットライン、熱い演奏です。マクセルのCMにもなったタイトル曲「サバンナ・ホットライン」で大出元信の熱いギターソロがいいね〜

そんなネイティブ・サンで熱くなった体をワインでクールダウン!
開けたのは、ハイランズのジンファンデル。昨年11月にオーナーのPaul夫妻にお会いしてサイン入りでワインをゲット!
その後、グレープチョイスで一度このジンファンデルを飲んだんだけど、今夜は少し甘めに感じるかな〜 もしかしてサバンナ・ホットラインのせいか?
でも後半にはそれも落ち着き、森の奥深くの森林浴的味わいが出て来た。美味い!
シメは大好きな日本のウイスキーメーカ、ニッカの宮城峡蒸留所限定の20年物のシングルモルトと12年物のカフェグレーンのミニボトル。

それぞれをストレートで味わった後、最後は自分なりの比率でブレンデッドウイスキーを創る。これはたまらない楽しみ!

ニッカ・宮城峡を楽しむためのジャズは天才ギタリスト、宮野弘紀のソロアルバム『LAISSE REVER』。ライブの時にサインをもらったお宝物。Amazonとかで扱ってないのが残念だな〜
まっとりしたアコースティックギターのソロとまっとりとしたニッカの宮城峡。
今夜はネイティブ・サンのサバンナ・ホットラインでハイテンションにスタートし、それをハイランズのジンファンデルでクールダウンし、最後はニッカの宮城峡と宮野弘紀のギターソロでまっとりとした夜です。
ネイティブ・サンも既に本田竹曠(本田竹広)、大出元信と二人が鬼籍に入ってしまい、もはやオリジナルメンバーでの再結成は不可能だけど、でもオリジナルメンバーでの演奏が聴きたい! そんなことをまっとりと想う夜です。
0 TrackBacks
Listed below are links to blogs that reference this entry: サバンナ・ホットライン→ハイランズ→ニッカ・宮城峡→宮野弘紀と巡る夜.
TrackBack URL for this entry: http://www.heartnotemusic.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/906
コメントを残す