2012年4月 Archives

久々、そう、約1ヶ月ぶりのナイショのバーな夜です。某プロジェクトが火を噴いて、この1ヶ月、まともに夜の街に出れなかった。何とも大変な日々でした〜

その久々のナイショのバー、最初から飛ばしてくれます!

ハーン デジャヴ Deja vu モンタレー ピノ・グリージョ
このところモンタレーのワインはどれも大当たりなんだけど、その中でもハーンは大好きなワイン。そのハーンがリリースする『デジャヴDeja vu)』、これはカジュアルなワインなれど、日本では中々見掛けない。

1年半前、大野雄二&Lupintic Fiveのライブの時にカベルネ・ソーヴィニヨンを飲んだけど、何と今夜のナイショのバー、そのデジャヴピノ・グリージョがあった!! やった〜〜

何とも上品でふくよかな桃や杏、グレープフルーツのようなアロマが漂い、香るだけで心地よい。

フワッとした空気感、口の奥の方で感じるミネラル感、古き良き時代を思わせる透明感、どれをとっても感動物です。

いや〜、1年半ぶりに再開したデジャヴ、素晴らしい!

キャンベルタウン ロングロウ LONGROW スプリングバンク
さて、久々のデジャヴとの再開で順序が逆になったけど、ナイショのバーに駆け込んで最初に飲んだのは、もちろんハイボール。これ、お約束(^_^)

「疲れた体を癒すハイボール!」と発注したところ、森浦君が選んできたのは僕の大好きな地域、キャンベルタウンの銘酒『ロングロウLONGROW) 1993年 13年』。

後でネットで見ると度数が57.1%とかなり高いようだけど、まったく度数の高さを感じさせない旨味がギュッと詰まった素敵なウイスキー。柑橘系の軽やかな香りがする。

キャンベルタウン ロングロウ LONGROW スプリングバンク
ロングロウは元々は独立した蒸留所だったけど、いつの時期だか閉鎖になってしまい、今ではスプリングバンクにて蒸留されてる。

この写真の塔の下の手前に見える建物がかつてのロングロウ蒸留所だったようなんだけど、今でもスプリングバンクのボトリング施設として使われてるらしい。

スプリングバンク蒸留所スプリングバンクヘーゼルバーン、そしてこのロングロウと3つのブランドを持ってるけど、ロングロウはあまり出回ってないように思う。

エディ・ヒギンズ イッツ・マジック スコット・ハミルトン ケン・ペプロフスキー
素敵なハイボールで一日の疲れを洗い流しました。

流れるジャズはエディ・ヒギンズの「イッツ・マジック」。スコット・ハミルトンのテナー・サックスに絡むケン・ペプロフスキーのクラリネットが素晴らしい!

イッツ・マジックで気分は高揚、絶好調(って中畑監督じゃないか〜)!

アスパラガスのグリル ラフロイグ シェリーカスク リキッドサン Liquid Sun
さて、ここでアスパラガスのグリルが出て来たので、これに合わせもう1杯ハイボールを!

選んでもらったのは、何ともパッションな感じのエチケットが素敵な『ラフロイグ シェリーカスク リキッドサン(Liquid Sun)』。

何でもドイツのリキッド・サン・ウイスキー社という2009年に設立されたばかりのボトラーからの1本らしい。

このエチケットのパッションさとは裏腹に、ウイスキー自体は非常に穏やか。

ラフロイグ シェリーカスク リキッドサン Liquid Sun
13年の時を経て美しく熟成してる。

ピートの感じ、ラフロイグらしい薬草的な香りは健在なれど、それらがどこか穏やか。

特にフィニッシュがフワッと柔らかい。

ハイボールの炭酸の泡の中に溶け込むかのような穏やかさ。

素敵なハイボールです!

ここでジャズが変わる!

ステイシー・ケント Stacey Kent パリの詩 Raconte-Moi
アメリカはニュージャージー州出身の女性ヴォーカリスト、ステイシー・ケントStacey Kent)がなぜかフランス語で切々と歌うという『パリの詩Raconte-Moi 』。

とても小粋な作品。パリの古き良き街並を散策しているような気分。

夕暮れ時のモンマルトル、小さなビストロのテラスに座りゆっくりとワインを傾ける。そんな気分を味わえる素敵な作品。昨年5月に訪れたパリの街中、写真は昼なんだけど、ここで夕方だったりピッタリな感じなんだけどね〜

大和芋のロースト ナイショのバー
帰ってからAmazonで試聴して感動したんだけど、何でこんなニッチなCDをナイショのバーは持ってるのかな〜

どの曲も小粋で、高貴で、ワインが美味しくなること間違いなしの曲ばかり。「こもれびの庭に」、「メロドラマのヴィーナス」など、素敵な作品が並ぶ。

これ、さっそく買おうっと!

ほんと、ここはジャズ喫茶か!、って感じです。凄過ぎる!

ドメーヌ・マッス ジヴリ クロ・ド・ラ・ブリュレ Clos de la Brulee
お料理はここで大好物、大和芋のローストに厚切りのパンチェッタが乗ったプレートが登場!

ほんと、これは毎回オーダーするほどの逸品。

合わせるワインはドメーヌ・マッスの『ジヴリ クロ・ド・ラ・ブリュレClos de la Brulee)』。

穏やかな酸と蜜のようなアロマのバランスがよく、とても上品なジヴリらしい素敵なワイン。

ハリー・ポッター 撮影監督 マイケル・セレシン セレシン
ワインはまだまだ進みます。

ニュージーランドの逸品、ハリー・ポッターの撮影監督であるマイケル・セレシンの造る『セレシン』。

これはいつ飲んでも高貴で優雅で素敵なワイン。

評論家もブルゴーニュと間違えるに違いない。

ここでシメのパスタが登場!

黒トリュフと自家製ソーセージのパスタ ナイショのバー
黒トリュフと自家製ソーセージを使った手打ち麺のパスタ。

こりゃもう最高!

最後はしっかりとした赤ワインだな〜

さ、この黒トリュフと自家製ソーセージのパスタに合わせるシメのワインは、これまた定番、大好きな大好きな市之瀬千代さんが造る『シエラ・ムーン

市之瀬千代 シエラ・ムーン
美味いったらありゃしない。

ブドウらしさと土の香りを持つ本当にワインらしいワイン。

ワインがブドウの恵みで成り立ってることを素直に表現しているワインです。

そしてシメのシエラ・ムーンに合わせるかのようにジャズもシメの1枚へ!


ステウィ・フォン・ワッテンウィル・トリオ Stewy Von Wattenwyl Live & Elsewhere

音圧の高いゴリゴリした聴く者をぐいぐい引き込んでいくかのようなジャズが展開される。

今夜も素敵なウイスキーとワインとジャズな夜だな〜

ロングロウに始まりデジャヴに再開し、そしてラフロイグのスペシャルなボトルに遭遇し、ブルゴーニュなジブリ、ニュージーランドなセレシン、カリフォルニアでもサクラメント近郊のシエラ・ムーンと、ウイスキーとワインで世界を駆け巡った何とも幸せな夜です。

ジャズも最高だし、ナイショのバー、素敵過ぎる!
コート・ロティ カーヴ ドゥ ラ ヴィジタシオン CAVE DE LA VISITATION
久々のレトロワ、今夜は最初から飲むワインが決まってた。前回来た時、凄いコート・ロティが入ったと聞いてたから、これが待ち遠しくって待ち遠しくって! コート・ロティは大好きな地域。

お待ちかねのコート・ロティは、カーヴ ドゥ ラ ヴィジタシオンCAVE DE LA VISITATION)という聞いた事のないドメーヌのもの。それもまだ2010年。

レトロワ l'Etroit ホタルイカ
普通に考えるとコート・ロティは強いので造って1年半じゃまだ飲めない。飲んでも相当に濃くて堅いはず。

ところがこのコート・ロティ、実にしなやか。既に5年は熟成したと思えるほど柔らかくスムーズ。微かなハーブ香、森を駆け抜ける風のごとき空気の冷涼感、奥行きのある旨味、どれをとっても最高のワイン!

このコート・ロティは長期熟成したら間違いなくピノっぽくなるだろうな〜 過去に何回か『ラ・シャペル』などエルミタージュのシラーの超熟物を飲んだ事があるけど、ローヌ地方の上質なシラーは最後は少しピノっぽく酸化熟成する。

レトロワの柔らかな味わいのお料理にピッタリ! シェフとマダムにもお裾分けしながらみんなで楽しんだ。

お料理は季節の逸品、ホタルイカからスタート。

レトロワ l'Etroit

ドメーヌ ル ヴュー ラヴォワ DOMAINE LE VIEUX LAVOIR ブラック・パール BLACK PERLE
お肉の頃にはコート・ロティが開いちゃったので、もう少しローヌのワインを!

いただいたのは、『ドメーヌ ル ヴュー ラヴォワDOMAINE LE VIEUX LAVOIR)』というところのブラック・パールBLACK PERLE)というワイン。

ネットで見ると、何と5世紀に渡りワインを造っている由緒あるドメーヌらしい。本拠地はタヴェル。

色が確かに黒紫で、そしてベルベッティーな舌触りが素晴らしい。この色と舌触りからブラック・パールって名前になったのかな?

レトロワ l'Etroit
シラーらしいまさにローヌの伝統的なワイン。ラムとポルトなソースに良く合う。

今宵はシメの料理も新作! レトロワの逸品、渾身の力作のコンソメスープを使ったリゾット! こりゃもう最高!

焼きカマンベルチーズなんて新作もあったし、今夜は新作オンパレード。ワインもお料理も最高!

レトロワの素敵な夜です。
本家ナイショのバーの定番ワイン、ナーリーヘッドのジンファンデルがこのところ大のお気に入りです。100年超の樹齢の古樹から造られる旨味が凝縮された素敵なワイン。

ウッドヘヴン デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズ インデリカート家
そんなナーリーヘッドにいくつかファリミーワインがあることを発見! ナイショのバー No.2で何かのついでに話したら、何と入ってた!

飲んだのは、ウッドヘヴンというシャルドネ。ブルゴーニュのシャルドネを思わせるかのような上品な仕上がり。新世界臭くない。樽香もカリフォルニアにしては穏やか。ネットで1,000円以下で買えるワインらしいけど、とてもそうとは思えない。美味い!

華やかなピーチや花の香りが気分を高揚させる。しっかりとしたミネラル感もあり、素敵なシャルドネです。冷たくし過ぎないで飲むのがいい。

このウッドヘヴンデリカート・ファミリー・ヴィンヤーズというワイナリーからリリースされてる。ネットで見たら、ナーリーヘッドも同じこのヴィンヤードから。

このデリカート・ファミリー・ヴィンヤーズはシチリア出身のインデリカート家が親子3代に渡って造り続けてきたワイナリーだって。探したらこの通り、親子3世代の写真が出てた!

ウッドヘヴン デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズ インデリカート家

そして今も飽くなきワインへの追求をファリミーでやってる。以下の写真が現在のインデリカート家の面々。シエラフットヒルズ近く、カリフォルニア州の州都、サクラメント近郊のローダイLODI)が本拠地のワイナリー。

ウッドヘヴン デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズ インデリカート家

アイアンストーンローレル・グレン ザ・ジンZA ZINタラスTALUSなど、このところローダイのワイン、素晴らしいものが多いな〜

ハートノート HeartNote 細野義彦 SHOOT STRAIGHT
合わせるジャズは、僕のレーベル「ハートノートHearttNote」から『細野義彦SHOOT STRAIGHT』。2003年の作品。

パンチの効いたスピード感溢れるハイテンションなジャズが繰り広げられる。大田区区民プラザというコンサートホールでまさにライブを行ったかのように演奏し、その場でそのまま96kHz/24bitサンプリングでダイレクト2ch録音をしている。

まさに何のごまかしも編集も効かない一発勝負! ミュージシャンも、そして録音するエンジニアも、すべてが一瞬のひらめきを求めて真剣勝負をしている。

1曲目の「CLOSED STANCE」から次々とテンションの高い演奏が繰り広げられる。そして最後の最後、ギターとベースのデュオ、「RECOLLECTION」で静かに幕を下ろす。

ハートノート HeartNote 細野義彦 SHOOT STRAIGHT Apria Records
我がハートノートの作品の中でも際立った作品。

哀しいかな日本のAmazonでは扱ってもらえなかったんだけど、米国のApriaレーベルというところにライセンスして全米発売をしたので、今でも日本のAmazonでは輸入版として購入できる。

皆さん、ぜひお聞きあれ! 在庫も有りと出てます。

今夜はウッドヘヴンのシャルドネと我がハートノート発の細野義彦SHOOT STRAIGHT』に心躍る夜です。
高畠ワイナリー クラシック上和田ピノ・ブラン
久々の三幸苑、毎度ワクワクするものがある。

そのワクワクはまずは食前酒から!

今夜の食前酒は、何と国産です!

山形の高畠ワイナリーの造る『クラシック上和田ピノ・ブラン 2010』。

青リンゴ系の心地よい香り、軽いハーブ香、花の匂い、そして芯のあるミネラル感、どれを取っても素敵なワイン。

大人なワインです。

三幸苑 有機野菜のサラダ
そしてお決まりの有機野菜のサラダでディナーはスタート!

オリーブもお洒落に出て来る。

開けたワインは、大好きなプティ・シラー、その中でも大好きなジラード

プティ・シラー ジラード
プティ・シラーとは思えない落ち着き払った大人の味わい。少し枯れた感じもする。

濃過ぎずハーブ香も穏やかで、とっても上品。

まさにお肉の塩焼きにはピッタリ。

肉の脂がプティ・シラーの滑らかさで口の中でシュワシュワと溶けていくかのよう。お肉がマシュマロのように変化する。

ジ・ヴァン・ジン アラン ポムロールカスク シャトー・ラ・コンセイヤント
そして今夜は(も?)、食後酒まで凄い!

それも2種類!


このジ・ヴァン・ジンは実は僕も持ってるんだけど、コニャック地方でブドウを原料として造られ、最後にブドウの花びらを入れてるんだって。

甘い誘惑香が素敵な魅惑のジ・ヴァン・ジン

そしてもう1つ素敵な食後酒が!

アラン ポムロールカスク シャトー・ラ・コンセイヤント
スコットランドのキンタイア半島の脇にあるアラン島にあるアラン蒸留所、そこが蒸留し、ボルドーはポムロール地区の名門、シャトー・ラ・コンセイヤントにて18ヵ月熟成に使われてレンチオーク樽で使って熟成させた『アラン ポムロールカスク』。

アラン島に唯一存在するアラン蒸留所は香り高いウイスキーを創り出すことで名高い。

蒸留所自体もほら、美しいでしょ!

ウイスキーとは思えないエンジ色がかったレンガ色的なトーンが美しく、そして味わいも艶っぽい。

アラン蒸留所

華やかな香りが立ち上がる。

素敵なディナーを終えて外に出ると、毎度の素敵なショウウィンドーは五月の節句になっていた。

三幸苑
素敵な三幸苑の夜です。
フリーマン ケン・フリーマン アキコ・フリーマン
ソノマであっという間にスターにのし上がった2001年設立のワイナリー、フリーマン

飲んでみたいと思ていたが、中々機会がなかった。

今夜のナイショのバー No.2、なんと、フリーマンがある!

2006年のルシアン・リヴァーです。

ケン・フリーマンと日本人女性で奥様のアキコ・フリーマンのおしどり夫婦が創る魅惑のピノ。

フリーマン ケン・フリーマン アキコ・フリーマン
そう、フリーマンはピノ専門。

味わいはとってもトラディショナル。

ブルゴーニュと区別は付かないかな。究極のピノを目指して立ち上げた至極のワイナリー。

日本への入荷はとっても少ない。

フリーマン ケン・フリーマン アキコ・フリーマン
穏やかな酸とミネラル分がたっぷりとした奥行きのある味わい。威風堂々とした貫禄を感じる。

フリーマンの魅惑のピノに合わせるジャズは、敬愛するデイブ・グルーシンの1976年の作品、『Discovered Again!』。

まだアナログレコード全盛の頃、ダイレクトカッティングと言って、生の演奏をそのままレコードをプレスするマスター原盤に焼き付けるという方式。

デイブ・グルーシン Discovered Again! シェフィールドラボ ダイレクトカッティング
つまり、録音機を通さない。マイクで拾った音をそのままレコードをカッティングする原盤に記録する。究極の音を狙った作品。

当時、シェフィールドラボという会社がシリーズ化していろいろな音源をリリースしていた。

そして、まだフュージョンという言葉がなく、現代で言うフュージョンがクロスオーバーと呼ばれていた時代の作品。

もちろんデイブ・グルーシン好きの僕はこのシェフィールドラボ版のLPレコードを持ってる。

メンバーはリー・リトナーロン・カーターハーヴィー・メイソンラリー・バンカー

デイブ・グルーシン Discovered Again! シェフィールドラボ ダイレクトカッティング
亡き父に捧げたピアノソロの「Adeus a Papai」は泣ける。

Sun Song」でのラリー・バンカーのヴィブラフォンも素敵。

Keep Your Eye On the Sparrow」はこの時代のクロスオーバーミュージックを代表するようなポップな作品。

iTunesで試聴できるのでぜひお聞きあれ!

フリーマン ケン・フリーマン アキコ・フリーマン
ちなみにラリー・バンカーはこのアルバムではパーカッショニストとして登場してるけど、本業はドラマー。ビル・エヴァンスとの名演が記憶に残る。

今宵のナイショのバー No.2フリーマンの魅惑のピノとデイブ・グルーシンの心ふるわすジャズに満ちている。

ワインとジャズに酔いしれた夜です。
素敵なワインバーに出逢った。

ALTEC
横浜は元町、その元町でも小洒落たエリア、汐汲坂(しおくみざか)にひっそりと佇むワインバー「ALTEC」。

某日某夜、ニコルスダリオッシュなどの輸入元でカリフォルニアに強いインポーターのデプトプランニングの長尾さんから突然携帯に電話があり、素敵なワインとジャズの店があるからすぐ来るように!、とのこと。

いやいや、横浜は急に言われても遠いよね〜

ALTEC
と、躊躇する間に店の様子が写真で送られてくる。

本当に名前の通り、スピーカーの名門ALTECが置いてあるっぽい。

夜も遅くに出掛けたALTEC、いや〜本当に凄い!

ホンマ物のALTECのスピーカー、そしてアンプまでALTEC

そう、かつてはALTECJBLもスピーカーだけじゃなくアンプまで出してたんだよね〜

ALTEC
カウンターの上には多数のLPレコードが飾られてる。

僕もいまだにLPを1,000枚くらい持ってるけど、このALTECさんも相当なこだわりだね〜

ALTECのスピーカーの裏側にはレトロな映画が流れてる。

ほんと、ここに居ること自体が映画のよう。

ワインも凄い!

まずは素晴らしい初物、メンドシーノの大好きな造り手、グラジアーノのロゼがあった!

メンドシーノ グラジアーノ ロゼ SAINT GREGORY グレゴリー・グラジアーノ
SAINT GREGORY」というこのワイン、まさにグレゴリー・グラジアーノ氏自身が造る素敵なワイン。

これはまさにデプトさんが今日通関したばかりという新作。

色も可愛らしく、味わいも可愛らしい。

春の季節、桜の季節にピッタリな素敵なワイン。


サンタルチア・ハイランド マリポーザ・ワイン・カンパニー MARIPOSA WINE COMPANY クリュ Cru
そしてもう1本、このALTECというお店を経営するインポーター、オーシャンワインさんが入れてるワインで、サンタルチア・ハイランドの『マリポーザ・ワイン・カンパニーMARIPOSA WINE COMPANY) クリュCru)』というピノを開ける。

サンタルチア・ハイランド、大好きなエリアです。このところ、モンタレー地区はほんと、素晴らしいワインを生み出してる。ジオリスタルボットTALBOT)、キャロウェイハーンアルカディアンなどなど、いずれも素晴らしいワイン。

ALTEC
ジャズは僕のリクエストでいろいろなLPをかけていただいた。もちろん大好きなビル・エヴァンスも。

突然の横浜な夜は実に素敵でした。最高の音響に囲まれ、素敵なジャズに包まれ、珍しいワインに心やられ、本当にメロメロになった夜です。

ALTEC、素敵な地上の楽園が元町に存在します...
アイル・オブ・ジュラ
今年に入って既に4回目の渡韓。いや〜、こりゃちょっと多過ぎだよね〜

その韓国から帰った翌日、この週末の海外出張でヘロヘロになった体を癒すべく、今夜はナイショのバーシングルモルトで島巡りな夜です。

スタートアップは有名なアイラ島のすぐ横、ジュラ島で造られる大好きなアイル・オブ・ジュラ

それもイタリアでボトリングされたスペシャルなものでハイボール

アイル・オブ・ジュラ
森浦君に「疲れ果てた心と体を癒すような穀物らしさがあるハイボールを!」とリクエストしたら出て来たのがこのアイル・オブ・ジュラ

実にまっとりとして穀物の甘みもあり素晴らしい。

疲れを癒すお酒とは、まさにこのようなものを指すんだと思う。

エチケットも素敵。

そして島も素敵なところ。

ジュラ島

カサンドラ・ウィルソン シルヴァー・ポニー
流れるジャズはカサンドラ・ウィルソンがライブ音源にスタジオで音を重ねて創った『シルヴァー・ポニー』という2010年の作品。

ワルシャワ、セビリア、グラナダでのライブ音源をスタジオで発展させて完成させ、新曲/新録音も収録されてる。

エネルギッシュだけど温かみのあるトーンがナイショのバーの空間を巡る。

ナイショのバー 菜の花のガーリックソテー インゲンのアンチョビ風味のソテー
お料理は、この時期の風物詩、菜の花のガーリックソテー。

そしてインゲンのアンチョビ風味のソテー。

いずれも香り高くアイル・オブ・ジュラと素敵な組み合せ。



続いてのウイスキーは、スコットランドの最北端の蒸留所、スキャパの16年物。

スキャパ
島を見上げるかのような最北端のスキャパ湾に立つ静かなる蒸留所。

リングロ・バーン川からの水で仕込まれるこのウイスキー、ピートは使ってなくともピートがたっぷり含まれた水から造られるので、軽やかなピート香がある。ほの甘い穀物の香りもする。

僕の大好きなブレンデッドスコッチ、バランタインのキーモルトであるスキャパはシングルモルトで出回る量はうんと少ない。

貴重なウイスキー。実に素敵なハイボールが出来上がりました。

スキャパ

ナイショのバー 茸のバターソテー
ここで大好物、いろいろ茸のバターソテーが出て来た!



さあ、この茸のバターソテーに合わせ、もう1つウイスキー!



スカイ島で唯一の蒸留所、1830年から続く伝統あるタリスカー

スカイ島 タリスカー ハートブラザーズ
その中でもシェリー樽を利かせた『タリスカー 17年 シェリーカスク ハートブラザーズ』へと進む。

シェリーの甘みがふわっと立ち上がり、上品で艶のある素敵なウイスキー。

ちなみにタリスカーとは、古代ゲール語で「傾いた大岩」または、「斜面上の大岩」の意味だそうだ。

この意味深げな単語に謎掛けをするかのような複雑味のある素敵なウイスキー。

島の中心地、ポートリーの港は色鮮やかな建物が並び美しいね!

スカイ島 ポートリー

スポンサ ヴェロネーゼ 2009 テヌータ・サンアントニオ Sponsa' Veronese 2009 Azienda Agricola Tenuta S.Antonio
野菜たっぷりのリゾットが出て来たので、ここでウイスキーからワインへスイッチ!

増田さんが選んでくれたワインは、イタリア・ヴェネト州の『スポンサ ヴェロネーゼ 2009 テヌータ・サンアントニオSponsa Veronese 2009 Azienda Agricola Tenuta S.Antonio)』という初めて聞くワイン。

何と、カベルネ・ソーヴィニョンをアマローネのように陰干しして乾燥(パッシート)させ、ヴァルポリチェッラとブレンドしたという何とも珍しく、かつ革新的なワイン。

ギュッとした果実の凝縮感と旨味を感じる。これがパッシートの成せる技か。美味い! 野菜の旨味とチーズの味わいにピッタリ。

ちなみに、ワインの名前「スポンサ」とは、「休憩する、一服する」と言う意味。

Piano Jazz 2 水口恵美子 熊谷ヤスマサ
畑で太陽の光をいっぱい浴びてしっかりと成熟した後に収穫されたブドウは、醸造所の中のパッシートを行うカゴの中に寝かされる。その風景が、まさに日陰に入って休憩しているかのように見えることで、この名前が付けられたらしい。

カベルネ・ソーヴィニヨンのパッシートという人生初のワインに感動!

流れるジャズはピアニスト数名によるコンピュレーションアルバム『Piano Jazz 2』に変わる。

水口恵美子 こころ
フランスで活躍中の水口恵美子、若手でバークリー音大出の熊谷ヤスマサなどが参加してる。後でAmazonで調べてビックリ! 

こんな凄いCDを持ってるとは、本当にナイショのバー、恐るべし。

水口恵美子は美空ひばりの名曲「りんご追分」を切々とベースの太いトーンを軸に展開する。

ピアノトリオの演奏なんだけど、ピアノの1音1音とベースの太い音が組み合わさり、夜の静寂を漂う音が紡ぎ出す世界は深い。水口恵美子のファーストアルバム『こころ』から。

熊谷ヤスマサ 熊谷泰昌
デンマークの若手ピアノトリオRefleksによる「Lovesong」はリリカルで哀愁漂う逸品。最後を飾る熊谷ヤスマサの「AMAZING GRACE」まで、どれも素敵な作品のオンパレード。

テヌータ・サンアントニオスポンサとこのアルバム、実に素敵な組み合せ。

ギムレット ナイショのバー
シメは増田さんの十八番、ギムレット

そしてそのギムレットの登場に合わせるかのように流れていたジャズはスコットランド出身の歌手、ニッキー・キングが切々と歌い上げる『Azure』へと変わる。

生ギターだけを伴奏に肩の力を抜いて全曲バラードを歌い上げる。

スローなテンポが珍しい「Fly mt to the moon」、深く沈み込むかのような「The very thought of you」、ビル・エヴァンスの名演でも有名な「For All We Know」、ラテンチックな「Estate」、お洒落な「Spartacus/Look of Love」などなど、もうどれも逸品。上記リンクで試聴できるのでぜひ!

ニッキー・キング Azure
艶のある深く沈み込みようなトーンがナイショのバーの空間を取り巻いていく。そこにギムレット...

何かでき過ぎだよね〜 ヌーベルバーグな映画のよう。

映画の一シーンのような気分を味わって今宵のナイショのバーな夜は更けました。

今夜は島物のウイスキーと素敵なジャズに心やられた夜です。素敵な夜だな〜

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