2012年3月 Archives

8週間ぶりに両足で歩くことになった! そう、今朝の診察でもう松葉杖は不要と判断が出て、病院からレンタルしていた松葉杖を返却した。

もちろんケガの部位に合わせてカスタムオーダーで製作された患部をガードする専用の靴を履いての上でのことだけど、ともかく両足で歩けるって幸せ。普段は何とも思いもしないこんな普通の事に幸せを感じる。病気やケガをしてみて初めて気付く健康な生活の幸せ。

ということで、こんなメデタイ夜はナイショのバーで乾杯!

ストラスアイラ プロヴナンス McGibbons Provenance Strathisla
今夜のスタートアップは大好きなストラスアイラのスペシャルなものでハイボール

そのスペシャルなものとは、『ストラスアイラ プロヴナンスMcGibbons Provenance Strathisla )』。

度数が60度もある! でも刺激性はなく、香り高く華やか、かつ艶やか。

1991年の夏に樽に入れ、2002年まで寝かされてから瓶詰めされたウイスキー。最後の最後の飲み終わりの時、ふと紅茶のような香りが漂った。アールグレーな感じ。

雰囲気のある素敵なウイスキーです。

ウルフ・ワケニウス キース・ジャレット Notes From the Heart: Music of Keith Jarrett
流れるジャズは、スウェーデン出身のギタリスト、ウルフ・ワケニウスキース・ジャレットの作品を奏でる「Notes From the Heart: Music of Keith Jarrett」。

昔のECMレーベルの世界を見るかのようなアンニュイなトーンがナイショのバーの空間にピッタリとハマる。

さて、何を食べるか?

今週は健康的にはまったくダメダメな週。

毎晩深夜まで仕事をし、立ち飲みなウイスキーバーで唐揚げとソーセージで数杯飲んで、最後はその店の前のラーメン屋な生活。

ナイショのバー
まったく野菜を取ってないし、揚げ物と油物ばかり。

今夜のナイショのバーは野菜づくし。

カプレーゼから始まり、茹で上げたブロッコリーにタプナードソースを付けて食べ、毎度のお約束の大和芋のロースト、そしてシメは黒豚とアスパラのオイルのパスタ。

1週間分の野菜を取ったぞ〜

ジミー・スコット 虹の彼方に
そしてジャズは大ベテラン、ジミー・スコットの「虹の彼方に」へ。

中性的で、かつとてもこの年齢とは思えない若々しい声で綴られる作品。

どれもスタンダードな作品なれど、ジミー・スコットが歌うと彼の作品となる。素敵なアルバム。

セレシン ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 マイケル・セレシン
このジミー・スコットの声と、そして野菜中心のメニューに合わせ、今夜のワインはピノにしよう!

ちょうどニュージーランドの素敵なピノ、セレシンがグラスで開いてた。


大和芋のローストの上にかかるチーズの焼けてトロけた味わい、アスパラのパスタ、それらによく合う。

華やか、かつ奥行きのある本家ブルゴーニュタッチな素敵なワイン。

シエラ・ムーン 市之瀬千代
そして最後はこれまたお約束のように毎度楽しむ大好きなシエラ・ムーンを1杯!

こんな素敵なシラーには中々お目にかかれない。

そして、ナイショのバーは今や中々手に入らない2006年を持ってるのが凄い!

もちろんこの貴重なシエラ・ムーンをグラスで出してること自体が凄いけどね。

ナイショのバー
シメに増田さんの十八番のギムレットをいただき松葉杖を返却した夜は更けました。

素敵な夜です。
今夜は美しいもの、艶やかなものの組み合せ。

シャトー・ピュイグロー CHATEAU PUYGUERAUD ティエンポン家
その美しき艶やかなロゼワインは、ボルドーはポムロールの『シャトー・ル・パン』を立ち上げたティエンポン家の造る素敵なロゼ、『シャトー・ピュイグローCHATEAU PUYGUERAUD) 2010』。

淡いピンクなれど、セパージュはバリバリの赤ワイン。カベルネ・ソーヴィニョン80%、カベルネ・フラン15%、メルロー5%という組み合せ。

かなり辛口。それでいて可愛らしいチェリー系の香りもする。そして、切れのある白ワインのような酸。とてもシャープな美女のイメージ。

シャトー・ピュイグロー CHATEAU PUYGUERAUD ティエンポン家
少し背が高く、スリットの入ったミニスカートを履き、高いヒールに長い髪。

そんなイメージなワインです。

シャトー自体も実に美しい。ボルドー右岸系の力作なロゼです。

そして美しきジャズは、トランペットの名手、トム・ハレルの『ラビリンス』。1996年のRCAへの移籍第1作。

トム・ハレル ラビリンス ドン・ブラッデン
トム・ハレルと言えば愛するビル・エヴァンスの最後のアルバムに参加して多いに話題になったトランぺッター。

このアルバムでは、テナー・サックス、トロンボーン、バス・クラリネット、オーボエなどを入れた大編成の曲があり、ここは彼のこの当時の大きな新境地だったんだろうと思う。

1曲目の「Samba Mate」から一気にテンションが上がる! テナー・サックスのドン・ブラッデンとのハーモニーの緊張感と美しさにシビれる。実に素敵なハーモニー。

かと思えば、「Darn That Dream」という曲では自身でピアノとトランペットを奏でてデュオ風に創ってる。こちらは静寂と安らぎの世界を演じてる。

今夜は美しく、かつ艶やかなワインとジャズに酔う素敵な夜です。
面白いワインに出逢った。

ラス・エルマーナス ボデガ・ルソン フミーリャ モナストレル
その名は『ラス・エルマーナスLas Hermanas)』というスペインはフミーリャのワイン。ブドウはモナストレル 100%、南仏で言うムールヴェードル。

日本ではモナストレル 100%のワインは中々珍しい。

そして、エチケットも実に珍しい。女性にイラストが描いてあるけど、実は横にはさらに数人の顔が!

このいろいろな顔のエチケットのバージョンがあるらしいよ!

ラス・エルマーナス ボデガ・ルソン フミーリャ モナストレル
このラス・エルマーナス、スペインというより南仏の上品なワインを思わせる。

ベリー系の香りにドライフルーツ、カカオなど、複雑味のある香りが加わり、実に高貴で深みのあるワイン。スケールもかなり大きい感じ。

この「ラス・エルマーナス」という名前は、スペイン語で姉妹を意味するらしい。

100年以上前の話、フィリピン独立戦争の際にスペインのとある海軍士官がルソン島に赴任した。その人こそがこのラス・エルマーナスを造るワイナリー「ボデガ・ルソン」を創設した人なんだけど、彼がスペインの地を離れて国のために戦っている間、彼の姉妹が年老いた両親の面倒をみていて、それでその姉妹に敬意を表してラス・エルマーナスという名前のワインを造ったらしい。

深い話だね〜〜

ミシェル・ルグラン ルグラン・ピアノ ガイ・ペデルセン ガス・ウォーレス
そして流れるジャズも深い。ミシェル・ルグランの若かりし1959年の作品『ルグラン・ピアノ』。ベースにガイ・ペデルセン、ドラムスにガス・ウォーレスを配したピアノトリオ作品。

後年のミシェル・ルグランは映画音楽で有名になり過ぎ、オーケストラ物のアルバムが多かったけど、いま晩年に来てまたトリオで活躍してるね。昨年もブルーノート東京へ来たように思う。

まろやかなコロコロと掌の上で回すかのような軽快なピアノで演じられるのは、「パリの空の下で」とか「枯葉」といったスタンダードな逸品ずくし。

深みのあるワインに巨匠ミシェル・ルグランの若かりし頃の作品。こんな組み合せもいいものです。ただ、残念ながらこのアルバム、今は手に入らないっぽい。再発して欲しいな〜

バリー・ハリス ファースト・タイム・エバー アルファレコード ナシメント ジョージ・ムラーツ リロイ・ウィリアムス ルディ・ヴァン・ゲルダー
さらにもう1枚、ジャズは進む。バリー・ハリスの『ファースト・タイム・エバー』。日本のアルファレコードが頑張っていた時代の懐かしい1枚。

ベテランのバリー・ハリスが渋いピアノを弾いている。自作のナシメントは究極の作品。試聴はこちらで!

ベースにジョージ・ムラーツ、ドラムスにはリロイ・ウィリアムスというメンバーでの自作の曲を中心にしたアルバム。録音が名手ルディ・ヴァン・ゲルダーというのが凄い!

ベースの1音1音が弾けるような躍動感をもって音をとらえている。録音状態もほんと、素晴らしい。

今夜は素敵な南の地のワインとミシェル・ルグランバリー・ハリスの素敵なジャズに酔う夜です。
今日は僕のバースデー。ついに大台に突入しちゃった...

駅弁
そしてそんなバースデーな日、僕は哀しいかな、山梨へ出張。遠いし寒かった〜

駅弁を食べながら特急列車の旅。

「行きは良い良い帰りは怖い」、とおりゃんせの歌の如く、帰りが辛かった〜

大月駅
特急が1時間に1本しかない。

でも駅には暖をとる待合室もなく、ただホームに吹きっさらしで待つしかない。

そして、改札を通り帰路は反対のホームに行かないとならないんだけど、階段以外に方法がないんだって! まだ松葉杖な生活です。こりゃ辛過ぎる!

5分くらいかけてゆっくりゆっくりと階段を上り、そして反対側のホームに降りる。ふ〜、これだけで超疲れる。

GIN BROOKLYN ブルックリン
で、何とかかんとか帰って来て、そして、またまたナイショのバーに来ちゃった! 24時間前に居たじゃん、ここに〜〜

まずは昨夜のクラウン・ジェエルの御礼に物々交換。

って言うか、元々1月のニューヨークの帰路に買ってあったんだけど、足のケガで持ってこれなかったんだよね。

ブルックリンという素敵な名前のアメリカ産のジン。

自分でも1本買ったけど、ボタニカルの香りが爽快で軽やかなジン。

さて、今夜はクラウン・ジェエルジンリッキーのからスタートし、バースデーワインを選ぶ。

アイアンストーン オールド・ヴァイン・ジンファンデル ロダイ
マスターの増田さんに選んでもらったのは、カリフォルニア東部、ローダイLODI)のワイン『アイアンストーン 2007』。これを増田さんたちにも注いでみんなで乾杯した。幸せです!

ローダイは、カリフォルニア州の州都サクラメント市の南方48km、サンフランシスコ市の東方130kmに位置し、すぐ東にはシェラネバダ山脈がある。何らかの縁で1961年、甲府市と友好都市として提携しているんだって。ワインの縁かな??

樹齢100年を超えるオールド・ヴァインジンファンデルから造られるアイアンストーン、これは本当に素晴らしいワイン。

レーズンとカカオとかの香りはジンファンデルの特徴だけど、それに加え、何ともアイアンストーンの凄いことには、バラの香りがすること!

口の中でゆっくり味わっているとそのバラの香りがふっと自分を包み込んでくれる。何ともお洒落で、上品で、そして高貴で、妖艶なワイン。

デビッド・キコスキー DETAILS
今日で50歳を迎えたんだけど、アイアンストーンで自分を祝う夜。いいね〜

そしてナイショのバー、流れるジャズがまた渋い! 大好きなピアニスト、デビッド・キコスキーの『DETAILS』。オランダのジャズ専門レーベル「Criss Cross」からリリースされた作品なんだけど、よくもまあこんなニッチなものを持ってるよね〜

生ピアノでは力強くアタックも激しく、そしてエレピでは優しげな表情を見せる素敵なアルバムです。

デビッド・キコスキー、最高!

マッシュルームのカルパッチョ、ヤングコーンのグリルなどをつまみ、メインディッシュは大好物な大和芋のローストにゴルゴンゾーラと厚切りのパンチェッタを乗せたグリル。

ナイショのバー

この美味さはぜひ皆さんにも体感して欲しいものです。この世の物とは思えない美味さ!

パット・メセニー ブラッド・メルドー メセニー・メルドー
ジャズはまたまた素敵な作品へ進む。パット・メセニーブラッド・メルドーがデュオで創った作品、その名もそのまま『メセニー・メルドー』。

幻想的なパット・メセニーのギターにリリカルなブラッド・メルドーのピアノ。本当に素敵でお洒落で、まさにナイショのバーの夜の静寂にピッタリ!

パット・メセニー チャーリー・ヘイデン ミズーリの空高く Our Spanish Love Song
同じパット・メセニーの作品としては、ベースのチャーリー・ヘイデンとのデュオ作品『ミズーリの空高く』が似たような世界を展開している。

Our Spanish Love Songなど幻想の静寂へ突入する感じ。僕の大好きなアルバムです。

ここでトマトと5種類の野菜のスープ仕立てなグラタンが出て来た! 食べる健康!

ギガル シャトーヌフ・デュ・パプ
このグラタンに合わせ、ギガルの『シャトーヌフ・デュ・パプ 2003』のハーフボトルを開けた。

2003年ということは、もう9年熟成。

枯れた感じがいいな〜

野菜のグラタンに良く合う。

ジャズはデンマークの女性ヴォーカル、シーネ・エイSinne Eeg)の『ブルーな予感Don't be so blue)』へと進む。

シーネ・エイ Sinne Eeg ブルーな予感 Don't be so blue
艶やかな声に魅かれワインもさらに美味しくなる。

最後のシメは、クライヌリッシュのトワイスアップ。甘い誘惑系の香りが立ち上がり、バースデーの最後をシメる。

2日続きのハッピーバースデーナイショのバーです。ナイショのバー&増田さん、森浦君、ありがとう!!

ナイショのバー、最高!
ロングモーン
40代最後の一日、遅い夕飯はナイショのバー

いつ来ても落ち着くな〜

スタートアップは、「フルーティーなハイボールで!」と森浦君に頼んだら、出て来たのは本当に香しいウイスキー、ロングモーンのシェリー樽熟成。

何とも柔らかく素敵な甘みがあり、そして誘惑香がする。

これ、毎日飲みたいくらい素晴らしいウイスキー。


クライヌリッシュ
続いて茸のバターソテーに合わせ森浦君が選んでくれたのは、クライヌリッシュ


こちらは先ほどのロングモーンと対照的にバターな感じ、オイリーな感じがしてお料理との相性抜群!


このチョイスが凄いよね〜 森浦君、素敵!!


ソフィア・ペターソン SOFIA PETTERSSON スティル・ヒア Still Here
流れるジャズは、スウェーデンのジャズシンガー、ソフィア・ペターソンSOFIA PETTERSSON)という人の『スティル・ヒアStill Here』という作品。

初めて聞く名前と声。

甘い癒し系の声が心地よい。

ピアノ、ギター、ヴァイオリン、チェロといったアコースティックな楽器をメインに静かに、そして軽やかに、そして深く夜の闇に音を紡いで行く。

素敵な作品です。

野菜のオーブン焼きが出て来たので、それに合わせてもう一杯ウイスキーを!

ア・ドロップ・オブ・ザ・アイリッシュ A Drop Of The Irish

今度はこの優しい味わいの野菜のグリルに合わせ、珍しいアイルランドのウイスキー、ア・ドロップ・オブ・ザ・アイリッシュA Drop Of The Irish)』でトワイスアップ。

穀物の旨味と甘さ、自然の大地が育んだ風と水、そんな世界が加水することで一気に広がる。素晴らしきかな、ア・ドロップ・オブ・ザ・アイリッシュ

ギルティー・メン GUILTY MEN
そしてワインへ進む。

何と、カナダのワイン!!

ギルティー・メンGUILTY MEN)というこのワイン、リースリングが主体。ソーヴィニヨン・ブランとシャルドネが少し混ざってる。

温度が低い時はシャープな感じだけど、温度が上がってくるとトロピカルな感じもするし、何よりリースリングらしさが出てきてふくよかな広がりも出てくる。

ギルティー・メン GUILTY MEN
産地は、4億5千万年前に地球地殻に低地を作った熱帯海水の浸食からできたナイアガラ断層地区、ビームスビルというところらしい。

ワイナリーの建物は何かジャングルの中の小屋のよう。

何とも不思議だけど美味いワインです。カナダ、恐るべし

自家製ソーセージと黒トリュフのパスタにピッタリ!

そしてワインは地鶏のグリルに合わせ、大好きなシエラ・ムーンへと進む。シエラ・ムーンはいつ飲んでも美味しい! 何ともお洒落なワインです。

ナイショのバー シエラ・ムーン 自家製ソーセージと黒トリュフのパスタ 地鶏のグリル

ナイショのバー
そして焼き上がった地鶏のグリルも香ばしく最高!

そしてシエラ・ムーンを飲んでいたら時刻は24時を超え、僕の誕生日たる3月10日に突入。

その時を待っていたかのように店主の増田さんから素敵なシャンパンのプレゼント!

ありがとう!!

いや〜、昨年も、そして一昨年ナイショのバーでは祝ってもらってるんだよね〜


ビーフィーター クラウン・ジェエル
最後には何と、今や入手できないとも言われるビーフィータークラウン・ジェエルをいただいちゃいました!

何とも素敵なプレ・バースデーな夜の一コマです。

ナイショのバー、最高!
2アウト満塁カウント2-3、そんな状態の中で何とか沈没せずにこの不況を乗り越えるべく頑張ってきているけど、明日は今後の運命を決めかねないディープな打合せがある。

そんな夜、僕を支えてくれている素敵な参謀と『RANSEN はなれ』な夜です。

ペリエ・ジュエ PERRIER JOUET
足の大ケガを気遣ってマスターの藤本さんから達筆なお見舞い状をいただいていたので、復活を報告がてら顔を出した。この大ケガをブログで発見したらしい。

そう言えばナイショのバーのマスターもブログで僕の大ケガを発見と言ってたな。ネット&ソーシャルな時代、便利になりました。ブログとTwitterFacebookがあれば情報は伝わるね。

久々のRANSEN はなれ、相変わらず素敵な空間。奥のソファーに陣取る。

スタートアップのシャンパンは、ペリエ・ジュエPERRIER JOUET)。150年以上の歴史を誇り、何とシャンパーニュ地区の中で最も古い1825年というヴィンテージを保管するドメーヌらしい。

香り高くナッツとトースティーな風味が軽やかで、一気に気分を高揚させる。

フィリップ・ブルノ シャサーニュ・モンラッシェ ロルモー EN L'ORMEAU
続いては、フィリップ・ブルノの『シャサーニュ・モンラッシェ “ロルモーEN L'ORMEAU)” 2008』をグラスで一杯。

バターな感じ、かすかなオイリーな風味、少し温度が上がるとナッツのような香りが立ち上がる。

実に素敵な、そしてブルゴーニュの伝統的な味わい。

和食ととってもよく合う。

メインのワインは大好きなシルバー・オークの、何と1993年!! 畑はナパじゃなく、アレクサンダー・ヴァレー

何とも言えない素敵な枯れ方をしたワイン。ボルドーの古酒を飲んでいるかのような古き良き伝統を感じる。

シルバー・オーク アレクサンダー・ヴァレー
このシルバー・オーク、カリフォルニアワインとは当らないでしょう。サンジュリアンの由緒正しいワインな感じがする。素敵過ぎる!!

深みがとってもあり、口の中でふくよかな広がりを魅せるけど、でもボリュームは適度に抑えられており、強過ぎない。

円熟の極みとは、まさにこういうワインのことを言うんだろうね〜

僕もシルバー・オークアレクサンダー・ヴァレーは1998年物を持ってるけど、1993年を持ってるとは、RANSEN、恐るべし。

深いワインと素敵な和の極みをいただきながら、深く深く今後の会社の行く末を議論する夜。素敵なワインは議論をポジティブな方向に向かわせる。

茶碗蒸しや山菜の天婦羅、筍が乗った木の芽焼きなど、料亭藍泉の究極の和食が連発する。

RANSEN はなれ 藍泉

シャトー・ディケム
シメにシャトー・ディケムをいただき議論を重ねた夜は更けました。


素晴らしい空間を演出してくれた『RANSEN はなれ』に感謝!

悩ましいことだらけだけど、でも今夜はいい議論も出来たし、ワインも食事もおいしかったし、いい夜です。

さ、明日も頑張ろう!
ドメーヌ・アンリ・ナテール Domaine Henry Natter ロゼ
今夜は素敵なレトロワな夜です。

いつもながらのお料理の素晴らしさもさることながら、魅惑のワインに魅せられた夜です。

サンセールというと白ワインしか思い浮かばないけど、そこでピノ・ノワールを育てているドメーヌがある。

ドメーヌ・アンリ・ナテールDomaine Henry Natter)がそれ!

何度かレトロワドメーヌ・アンリ・ナテールのピノは飲んでいるけど、まさかロゼがあるとは! 驚きです。

ドメーヌ・アンリ・ナテール Domaine Henry Natter
今夜はロゼな夜です〜


家族経営の小さなドメーヌらしいけど、本当に自然の旨味を封じ込めた感じの深いワインを造ってる。


このロゼも実に素敵なワイン。


桜の花やさくらんぼの香りがする。


春の息吹を感じるワイン。色も艶やか。




レトロワ l'Etroit
もちろんお料理も逸品続き。



野菜の洋風漬物、毎度の絶品なコンソメスープ、味見串が牛ほほ肉のワイン煮込み串、腕の部分、鴨と3品。美味い!


そして毎回お約束で食べる野菜のエテュベ


自然の旨味を活かしたシンプルなエテュベはもう最高!


そしてトビウオ、ハンバーグときて、最後は相棒はリゾット、僕はカレーをいただいた。


シメに素敵なポートワインをいただき、魅惑のレトロワな夜は更けましたとさ!

とっても素敵なレトロワな夜です。
新年早々の韓国出張でー8度の寒波にやられてヘロヘロになって成田から辿り着いた三幸苑。あれからもう50数日。

三幸苑 雛祭り
久々に三幸苑に出掛けた。

相変わらずウインドウが素晴らしい。

もう雛祭り昨年も、そして一昨年も、この時期の三幸苑で素敵な雛祭りの飾りを楽しんだ記憶が蘇る。

だいぶケガでご心配をかけたけど、元気な姿で登場! とは言っても、まあ松葉杖はあるんだけどね。

50数日ぶりの三幸苑、食前酒から素敵な世界へ突入!

シャトー・リスル・フォール Château L'ISLE FORT ロゼ・ウルティム ROSE ULTIME
そう、魅惑のロゼなスパークリング、シャトー・リスル・フォールChâteau L'ISLE FORT) の『ロゼ・ウルティムROSE ULTIME)』がグラスで開いてた!

可愛らしい香りと味わい。少女のようでいて大人の女性を感じさせる部分もある。

最初から気分はフルチャージ!


そして次に出て来たグラスが凄い!!

ドメーヌ・デュ・ピカティエ Domaine du Picatier キュヴェ100% Cuvée 100%
ロワールで造られたガメイ 100%のワイン、ドメーヌ・デュ・ピカティエDomaine du Picatier)の『キュヴェ100%(Cuvée 100%)』という謎なワイン。

ボジョレーじゃなく、ロワールガメイ 100%!

このところ、ロワールの素敵なワインに遭遇する機会が多いな〜

このワイン、ソムリエが雛祭りの季節、桜の季節に軽やかで春らしいワインとして選んだと言ってたけど、まさにその通り!

桜の季節の逸品。ボジョレーのガメイと比べると奥行き、深みがあり、少しピノのようでもある。先ほどのロゼ・ウルティム同様、こちらも少女的な部分もありつつ大人の女性を感じさせる艶もある。春爛漫、幸せを運ぶ香り。

三幸苑
たぶんノンフィルターのビオ、自然派と思うけど、ビオ臭くないし、もっと広がりのあるワイン。

凄いよ、これ!

あまりに気になってネットでいろいろ調べてみた。詳細不明なれど、もしかしたらロワールと言っても、あのロワールじゃないかもしれない!

ローヌ地方にも実はオーベルニュ地方にオート=ロワール県Haute-Loire)というところがあり(州都:ル・ピュイ=アン=ヴレLe Puy-en-Velay)、そこのワインじゃないかと思えて来ました。

オーベルニュ地方 オート=ロワール県 Haute-Loire ル・ピュイ=アン=ヴレ Le Puy-en-Velay

どうやらブルゴーニュ地方との境界にドメーヌは位置して、南はサン・ジョゼフコンドリューの畑、東にはボージョレの畑に囲まれているっぽい。

それ以上の情報は解らなかったけど、ともかく素敵なガメイです。これを春爛漫な季節のワインとして選んだソムリエは凄過ぎる! 恐るべし、三幸苑

メンドシーノ ダンカン・ピーク DUNCAN PEAK
メインのワインは、カリフォルニアの北端、メンドシーノの『ダンカン・ピークDUNCAN PEAK) 2003』という初めて聞くワイン。ブドウはカベルネ・ソーヴィニヨン。

とってもトラディショナルでヨーロッピアンテイスト。9年の時を経てきれいに熟成し、大人なワインに仕上がってる。

ブラインドテイスティングでカリフォルニアと当てるには中々難しいかもね〜

このワイナリー、1980年に開設され、カベルネ・ソーヴィニヨンとプティ・シラーに特化しているところらしい。かなり超熟系のワインなのか、いまワイナリーで販売しているのも2005年。ニコルスのようなこだわりか...

枯れた感じ、土の匂い、ボルドーの古き良き味わいを感じる。凄いワインがカリフォルニアの北端、メンドシーノで造られてるな〜

由紀さおり 1969 ブルー・ライト・ヨコハマ トーマス・ローダーデール ピンク・マルティーニ
流れる音楽は、由紀さおりの話題の作品『1969』。ブルー・ライト・ヨコハマをはじめ1969年に流行った歌をトーマス・ローダーデール率いる12人編成のジャズ・オーケストラ、ピンク・マルティーニと共演した素敵なアルバム。

正月明け早々に来た時にも流れてたけど、確かに心地よい。

50数日ぶりの三幸苑シャトー・リスル・フォールChâteau L'ISLE FORT)のロゼ・ウルティムから始まり、ドメーヌ・デュ・ピカティエDomaine du Picatier)の『キュヴェ100%(Cuvée 100%)』に心躍らせ、そしてカリフォルニアとは思えないトラディショナルなカベルネを造る『ダンカン・ピークDUNCAN PEAK) 2003』に感動し、そして由紀さおりの懐かしい香りのする音楽に身を任せる。

素敵な夜です。三幸苑、最高!
レトロワナイショのバーに続き、ついに、今年初めてのナイショのバー No.2へ!

ジュラ島 アイル・オブ・ジュラ
最後に行ったのがたぶん昨年のクリスマスの直前。なのでほぼ2ヶ月と1週間=70日ぶりくらい。

そもそも社会人になってから1ヶ月以上もお酒を飲まなかったのなんて初めて! 何とも重傷だな〜

さて、久々のナイショのバー No.2、まずはシングルモルト。

選んだのは”島”物です。アイラ島のすぐそばの小さな小さなジュラ島の銘酒、アイル・オブ・ジュラ 10年でハイボール。

ジュラ島とは、バイキングの言葉で『鹿の島』を意味する。人口わずか200人(180人という説も)に対し、野生の鹿が5,000頭もいるらしい。島には道路が1本しかなく、港からその1本道を突き進むとジュラ蒸留所に辿り着く。

ジュラ島 アイル・オブ・ジュラ デイブ・ブルーベック ザ・デイヴ・ブルーベック・カルテット  デイヴ・ディグズ・ディズニー
ジュラ島でのウイスキー造りは、何と1502年から始まってるんだって!

凄くないですか、これ! ジュラ蒸留所自体も1810年にできてるからもう200年を超えたんだね〜

その伝統の”島”のウイスキー、ピートは軽く、全体にふわっとした優しさいっぱいのウイスキー。素敵なスタートアップです。

このアイル・オブ・ジュラの優しい味わいを包み込むジャズは、デイブ・ブルーベックがディズニーの作品を演奏する『ザ・デイヴ・ブルーベック・カルテット  デイヴ・ディグズ・ディズニー』。

不思議の国のアリス」、「星に願いを」、「いつか王子様が」などのお馴染みのディズニーソングが素敵なジャズとなって奏でられてる。

ナイショのバー No.2 スモークサーモン
ポール・デスモンドのアルトサックスも心地よい。

アイル・オブ・ジュラデイブ・ブルーベックのディズニー、それに合わせスモークサーモンをつまむ。至福の時。

さて、ワイン!

開けたのは、ロワールのピノ・ノワール『キウイ・キュヴェKIWI CUVÉE) 2009』。

キウイ・キュヴェ KIWI CUVÉE ハートノート HeartNote 湊孝夫 I'll Be Seeing You
ロワールのピノはかなり珍しいけど、このところレトロワでは定番。

軽やかでブルゴーニュほどの鉄分や血の匂い、獣臭などがなく、ほんわかとした優しさに包まれたピノ。

このキウイ・キュヴェはニュージーランドの醸造家が造ってるらしい。

ネットではニュージーランドの香りがするとか書かれてたけど、そんな感じでもないな。

レトロワで飲んだロワールのピノ、ドメーヌ・アンリ・ナテールの『サンセール ランシャントゥモンl'Enchantement) 2006』同様、自然の味わい、天然の土と樹と水の味わいがする。

ナイショのバー No.2 パンチェッタと蕪と茄子とゴルゴンゾーラのドリア
流れるジャズは、我がレーベル、ハートノートHeartNoteの『湊孝夫I'll Be Seeing You』。

ピアノソロを中心としたしっとり、まったりとした優しさに溢れた作品。ちなみに、今も売ってます!(^_^)

湊孝夫さんの優しさと美しさに包まれたピアノにキウイ・キュヴェの優しいワイン。素敵な組み合せに心も軽やかになる。

ジュラ島 アイル・オブ・ジュラ デイブ・グルーシン ワン・オブ・ア・カインド モダージ 愛すれど心さびしく A Heart Is a Lonely Hunter
そしてシメに食べたパンチェッタと蕪と茄子とゴルゴンゾーラのドリアが美味かった〜 チーズの焦げ目が香ばしく、チーズの香りをまき散らす。そしてほくほくとした蕪の甘みも素晴らしい。

何とも落ち着くナイショのバー No.2な夜です。

最後はまたまたウイスキーに戻っちゃった。

なぜか今夜はアイル・オブ・ジュラが気になる。流れるジャズのせい?

ジャズは大好きなデイブ・グルーシンのデビュー作『ワン・オブ・ア・カインド』。

デイブ・グルーシンの代表作たるモダージや映画「愛すれど心さびしく」の主題曲「A Heart Is a Lonely Hunter」など、どれも素敵な曲ばかり。

モダージ デイブ・グルーシン&GRPオールスターズ・ライブ・イン・ジャパン 渡辺貞夫
ちなみに、モダージと言えば僕だ大学に入った1980年にデイブ・グルーシン&GRPオールスターズ・ライブ・イン・ジャパンと題して渡辺貞夫をゲストに迎えた素晴らしい作品がある。LP盤での僕のお気に入り。CDはなぜか日本では発売にならず米国でのみリリースされた。素敵な作品です。

このデイブ・グルーシンの素敵なジャズにはハイボールやロックじゃなく、トワイスアップアイル・オブ・ジュラの優しさと甘さ、穀物らしさが引き立つ。

ジャズとお酒の組み合せもいろいろあるよね〜 ほんと、今夜はキウイ・キュヴェ湊孝夫デイブ・グルーシンアイル・オブ・ジュラトワイスアップ、何とも素敵な組み合せ。

70日ぶりのナイショのバー No.2でジャズとワインとアイル・オブ・ジュラにまっとりする夜です。

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