5種類のスコッチを満喫した幸せな夜

某日深夜、日付も変わろうかという頃、ナイショのバーに駆け込む。
今夜はスコッチ三昧な夜!
ほら、5種類も!!

まずはデュワーズのオールドボトルのハイボールからスタート。
いつ飲んでも心休まる癒し系の柔らかい味わい。
流れるジャズはユーロジャズ、LTCの『ア・ディファレント・ヴュー』。
タイトル曲の「ア・ディファレント・ヴュー」がハードボイルドな感じでいいな〜

続いては、スペイサイド最古の蒸留所、1786年創業というストラスアイラ。
これはほんと、美味い!!
シーバルリーガルの原酒で有名。
香りはとっても華やか。
炭酸に乗せて香りを周囲に運ぶ。
見ての通り、水車の回るのどかなところ。
行ってみたいものです。


さて、次はキャンベルタウンのスプリングバンク。
1828年創業の老舗。大麦の発芽から瓶詰めまで一貫して蒸留所内で行い、麦芽自給率100%を達成している唯一の蒸留所。
今夜のスプリングバンクは10年物。
ナッツのような香ばしい風味と樽香。
塩気があるとよく言われるけど、それほど感じない。どっちかと言うと旨味成分がギュッと詰まってる濃密な味わい。
場所は本当に田舎。北大西洋とアイリッシュ海を結ぶノース海峡へ向け、スコットランドから南へ細長く伸びたキンタイア半島の真ん中。

自然豊かなキンタイア半島で静かに眠るウイスキー。素敵だな〜
ちなみに、キンタイア半島と言えばポール・マッカートニー&ウィングスのヒット曲「Mull of Kintyre」(邦題:「夢の旅人」)。詳しくはこのリンクにて。


さてさて、ここまではハイボールでスコッチ・ウイスキーを楽しんだけど、ここからはトワイスアップ。
選んでもらったのは、『マッカラン 21年 ディスティラリー・コレクション(Distillery Collection)』。
オロロソのシェリー樽で熟成させた甘い誘惑香のする素敵なウイスキー。
この素敵な香りがトワイスアップで口の中に広がる。

エチケットは日本の画家、佐藤英行さんという方の作品らしい。
ちなみに、マッカランという名は、古代ゲール語で「聖コロンバの丘」を意味するそうだ。
何とも幸せな誘惑香に包まれ夜が過ぎて行く。
さらにもう1つ行くぞ!

次は、ザ・クーパーズ・チョイスのカスク・ストレングス『ラガンミル(LAGGAN MILL)1994』。
樽職人のことを「クーパー」と呼ぶけど、ラベルに樽造りの様子が描かれた「ザ・クーパーズ・チョイス」シリーズが有名で、前にナイショのバーでも飲んだ。
今回のは少し毛色の違ったボトル。
どうやらLAGGAN MILLとはラガヴーリンを示してるらしい。
これはクイズのようなんだけど、ラガヴーリン(LAGAVULIN)とは、蒸留所のある村の名前。で、その名前の由来は、ゲール語の“Laggan Mhouillin”から来たもので「小さな谷間の、水車小屋を囲む村落」とのこと。
この“Laggan Mhouillin”が"LAGGAN MILL"になったっぽい。たまに蒸留所を明確に明かしたくない、あるいは明かせないような場合に、こんなクイズめいた名称があるらしい。

このザ・クーパーズ・チョイスのラガンミル(LAGGAN MILL)もトワイスアップで飲んだけど、スモーキーでありながら甘みの舌の裏で感じる。実に素敵なウイスキー。
ジャズは女性ボーカル、エミリー・クレア・バーロウ(emilie-claire barlow)の『ハヴント・ウイ・メット?(Haven't We Met?)
』に。
これまた素敵な作品。ミシェル・ルグランのユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリングなど、メロメロになる。
オーケストラの入った素敵な作品です。
夜の帳にささやくような歌声。「こもれびの庭に」がいい! 試聴はこちらで!
さて、もういい時間。久々に閉店近くまで居たな〜
今夜は5種類の素敵なスコッチ・ウイスキーと素敵なジャズを心から満喫した夜です。おやすみなさい〜〜
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