ナイショのバーでシエラ・ムーンに出逢った夜

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ハイランドパーク Friends of Oak
久々のナイショのバーです。

そして、ナイショのバーが初めて公(!?)になった夜です。

ソムリエ協会の機関誌「Sommelier 7月号」にワインとジャズのマリアージュをテーマに寄稿させていただいたのですが、その中でついに僕のナイショのバーの実名を公開!

池尻大橋のCabinetです。このブログでも実名は今回限りですよ〜〜

さて、今夜のナイショのバー、まずはハイランドパークの「Friends of Oak」という珍しいボトルでハイボール

ハイランドパーク Friends of Oak
ハイランドパークはイギリスの北端、70もの島から構成されるオークニー諸島で造られる世界最北端の蒸留所によるウイスキー。

その中でもこの「Friends of Oak」は、限定111本の中の100本目。エチケットの一番下にボトルNo.が書かれてる。

華やいだ感じの明るいトーンと柔らかい穀物らしさ、ベルベットのような舌触りを演出した素敵なウイスキーです。


ジェシ・ヴァン・ルーラー モーニング・フルーツ
流れてるジャズは若手ギタリスト、ジェシ・ヴァン・ルーラーの「モーニング・フルーツ」。トランペット、サックスなどのほか、バンドネオンなども入ったお洒落なサウンドはハイランドパークFriends of Oakにピッタリ!

確かこのジェシ・ヴァン・ルーラーはオランダのミュージシャン。相変わらずナイショのバーユーロジャズが深いな〜

続いてジャズが変わる。ホセ・ジェイムズJOSE JAMES)とジェフ・ニーヴJEF NEVE)のデュオアルバム「For All We Know」。

ホセ・ジェイムズ JOSE JAMES ジェフ・ニーヴ JEF NEVE For All We Know
ホセ・ジェイムズはイギリスのクラブ出のジャズボーカリスト。これまではヒップ・ホップっぽいものをやってたらしいが、このアルバムはベルギーのピアニスト、ジェフ・ニーヴと組んだデュオの真剣勝負。アマゾンでは試聴は無かったので、試聴はこちらで!

何とも静かに、深く、そして心の奥に入り込むようなトーンのボーカルとピアノ。これまたナイショのバーにピッタリな作品。しかしよくもこんなニッチなユーロジャズを持ってるもんだな〜 ナイショのバー、恐るべし!

カレドニア・オーストラリス
このホセ・ジェイムズジェフ・ニーヴデュオに合わせワインへと進む。

まずはカレドニア・オーストラリスのシャルドネ。まっとりとしていて旨味がたっぷり。本家ムルソーのような味わい。

お料理は大好きなチコリ、トレビス、パンチェッタのサラダから始まり、これまた大好物のグルゴンゾーラのたっぷりかかった大和芋のローストに厚切りのパンチェッタを乗せたもの。美味い!

ティエリー・ピュズラ シュベルニー ル・クロ・デュ・テュエ=ブッフ le Clos du Tue-Boeuf
合わせるワインはまずは自然派の代表格、ティエリー・ピュズラシュベルニーで造るロゼ『ル・クロ・デュ・テュエ=ブッフle Clos du Tue-Boeuf)』。

ロゼと言っても軽くってチャラいロゼじゃなく、旨味の詰まった素敵なロゼです。

アタ・ランギ クリムゾン
そして赤へと進む。

ニュージーランドのピノの銘酒、アタ・ランギのセカンドワイン、「クリムゾン」。とっても艶がありブルゴーニュチック。”作品”とも言うべき素晴らしい仕上がりのワイン。

お料理はラグーソースの手打ちパスタへ進み、ワインはオレゴンへ! 名門A to Zのリリースすする「シュマン・ド・テールChemin de Terre)」。

A to Z シュマン・ド・テール Chemin de Terre
このワイン、使われてるブドウが凄い! 何と、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、カベルネ・フラン、サンジョヴェーゼ、グルナッシュ、ピノ・ノワールと7種類。ボルドー系から南仏系まで、ありとあらゆるブドウを突っ込んでる。

なんじゃこりゃ、という感じですが、ワイン自体はゲテ物系ではなく、実にトラディショナル。力強さとスパイシーさは南仏のコート・ロティなどのテイストを感じる。

名前の”シュマン・ド・テール”とは、仏語で「畑の小道」という意味だそうで、同じひとつの畑に多様な品種が混植されていることに由来してるらしい。実に不思議なワイン。毎年造られるわけではなく、暑い都市限定ってネットに書いてあった。

シエラ・ムーン 市之瀬千代
ここで超怒級なワインが登場! 何と、あの市之瀬千代さんのワイン、シエラ・ムーンです!

何で、いつの間に! ついにナイショのバーシエラ・ムーン登場!! 厳かなる2006年のシラー。

実に深い森の香り、木々の香り、土の香り、そしてシラーらしい革やスパイス系の香りが上品に混じって素敵な空間に僕を誘う。

これで都内にはRANSEN はなれ武千代ナイショのバーと、シエラ・ムーンが飲めるお店が3軒になった! 嬉しいね!

パット・メセニー ホワッツ・イット・オール・アバウト What's It All About
さてと、フルーツでそろそろ閉めるかな。

ジャズはパット・メセニーのギターソロ、「ホワッツ・イット・オール・アバウトWhat's It All About」へ。サウンド・オブ・サイレンスをはじめみんなの知ってる曲をギター1本で奏でてる。シメの1杯にこのジャズ。最高!

ボンド・マティーニ
そしてシメのドリンクは、もちろんボンド・マティーニ

いつ飲んでも増田さんのボンド・マティーニは艶やかだな〜

今夜はシエラ・ムーンに出逢えたし、いい夜です。

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This page contains a single entry by Keiichiro Katayama published on 2011年7月31日 17:27.

ハードバップなジャズ in 上海 was the previous entry in this blog.

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