2011年7月 Archives

ハイランドパーク Friends of Oak
久々のナイショのバーです。

そして、ナイショのバーが初めて公(!?)になった夜です。

ソムリエ協会の機関誌「Sommelier 7月号」にワインとジャズのマリアージュをテーマに寄稿させていただいたのですが、その中でついに僕のナイショのバーの実名を公開!

池尻大橋のCabinetです。このブログでも実名は今回限りですよ〜〜

さて、今夜のナイショのバー、まずはハイランドパークの「Friends of Oak」という珍しいボトルでハイボール

ハイランドパーク Friends of Oak
ハイランドパークはイギリスの北端、70もの島から構成されるオークニー諸島で造られる世界最北端の蒸留所によるウイスキー。

その中でもこの「Friends of Oak」は、限定111本の中の100本目。エチケットの一番下にボトルNo.が書かれてる。

華やいだ感じの明るいトーンと柔らかい穀物らしさ、ベルベットのような舌触りを演出した素敵なウイスキーです。


ジェシ・ヴァン・ルーラー モーニング・フルーツ
流れてるジャズは若手ギタリスト、ジェシ・ヴァン・ルーラーの「モーニング・フルーツ」。トランペット、サックスなどのほか、バンドネオンなども入ったお洒落なサウンドはハイランドパークFriends of Oakにピッタリ!

確かこのジェシ・ヴァン・ルーラーはオランダのミュージシャン。相変わらずナイショのバーユーロジャズが深いな〜

続いてジャズが変わる。ホセ・ジェイムズJOSE JAMES)とジェフ・ニーヴJEF NEVE)のデュオアルバム「For All We Know」。

ホセ・ジェイムズ JOSE JAMES ジェフ・ニーヴ JEF NEVE For All We Know
ホセ・ジェイムズはイギリスのクラブ出のジャズボーカリスト。これまではヒップ・ホップっぽいものをやってたらしいが、このアルバムはベルギーのピアニスト、ジェフ・ニーヴと組んだデュオの真剣勝負。アマゾンでは試聴は無かったので、試聴はこちらで!

何とも静かに、深く、そして心の奥に入り込むようなトーンのボーカルとピアノ。これまたナイショのバーにピッタリな作品。しかしよくもこんなニッチなユーロジャズを持ってるもんだな〜 ナイショのバー、恐るべし!

カレドニア・オーストラリス
このホセ・ジェイムズジェフ・ニーヴデュオに合わせワインへと進む。

まずはカレドニア・オーストラリスのシャルドネ。まっとりとしていて旨味がたっぷり。本家ムルソーのような味わい。

お料理は大好きなチコリ、トレビス、パンチェッタのサラダから始まり、これまた大好物のグルゴンゾーラのたっぷりかかった大和芋のローストに厚切りのパンチェッタを乗せたもの。美味い!

ティエリー・ピュズラ シュベルニー ル・クロ・デュ・テュエ=ブッフ le Clos du Tue-Boeuf
合わせるワインはまずは自然派の代表格、ティエリー・ピュズラシュベルニーで造るロゼ『ル・クロ・デュ・テュエ=ブッフle Clos du Tue-Boeuf)』。

ロゼと言っても軽くってチャラいロゼじゃなく、旨味の詰まった素敵なロゼです。

アタ・ランギ クリムゾン
そして赤へと進む。

ニュージーランドのピノの銘酒、アタ・ランギのセカンドワイン、「クリムゾン」。とっても艶がありブルゴーニュチック。”作品”とも言うべき素晴らしい仕上がりのワイン。

お料理はラグーソースの手打ちパスタへ進み、ワインはオレゴンへ! 名門A to Zのリリースすする「シュマン・ド・テールChemin de Terre)」。

A to Z シュマン・ド・テール Chemin de Terre
このワイン、使われてるブドウが凄い! 何と、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、カベルネ・フラン、サンジョヴェーゼ、グルナッシュ、ピノ・ノワールと7種類。ボルドー系から南仏系まで、ありとあらゆるブドウを突っ込んでる。

なんじゃこりゃ、という感じですが、ワイン自体はゲテ物系ではなく、実にトラディショナル。力強さとスパイシーさは南仏のコート・ロティなどのテイストを感じる。

名前の”シュマン・ド・テール”とは、仏語で「畑の小道」という意味だそうで、同じひとつの畑に多様な品種が混植されていることに由来してるらしい。実に不思議なワイン。毎年造られるわけではなく、暑い都市限定ってネットに書いてあった。

シエラ・ムーン 市之瀬千代
ここで超怒級なワインが登場! 何と、あの市之瀬千代さんのワイン、シエラ・ムーンです!

何で、いつの間に! ついにナイショのバーシエラ・ムーン登場!! 厳かなる2006年のシラー。

実に深い森の香り、木々の香り、土の香り、そしてシラーらしい革やスパイス系の香りが上品に混じって素敵な空間に僕を誘う。

これで都内にはRANSEN はなれ武千代ナイショのバーと、シエラ・ムーンが飲めるお店が3軒になった! 嬉しいね!

パット・メセニー ホワッツ・イット・オール・アバウト What's It All About
さてと、フルーツでそろそろ閉めるかな。

ジャズはパット・メセニーのギターソロ、「ホワッツ・イット・オール・アバウトWhat's It All About」へ。サウンド・オブ・サイレンスをはじめみんなの知ってる曲をギター1本で奏でてる。シメの1杯にこのジャズ。最高!

ボンド・マティーニ
そしてシメのドリンクは、もちろんボンド・マティーニ

いつ飲んでも増田さんのボンド・マティーニは艶やかだな〜

今夜はシエラ・ムーンに出逢えたし、いい夜です。
上海の老舗ホテル、フェアモント・ピース・ホテル和平飯店)には伝統あるジャズバーというのがある。上層階のザ・キャセイ・ルームで食べた後、ちょっと顔を出してみたら、こりゃ凄い!

フェアモント・ピース・ホテル 和平飯店 ジャズバー

みな有名人ではないと思うんだけど、実に魂のこもった骨太太い演奏をしてる。写真からも会場のグルーブが伝わるんじゃないかと思うけど、バー全体が熱きライブハウスと化した。

フェアモント・ピース・ホテル 和平飯店 ジャズバー

素敵なジャズに出逢いました。そう言えばジャズのメッカ、ニューオリンズに行った時にも、そこらじゅうで素敵な無名のミュージシャンに出逢ったな〜

フェアモント・ピース・ホテル 和平飯店 ジャズバー

フェアモント・ピース・ホテル 和平飯店 ジャズバー
音楽に国境なし! 音楽に学歴や成績や生まれは関係なし! ただ1つ、魂を揺さぶる音楽を奏でられるかどうか、それだけ!

今夜の名も知らぬミュージシャンたち、実に素晴らしいライブでした!

ボンド・マティーニを片手に素敵なジャズに熱くなる夜です!
上海での交渉事、上々でした! 昼から6時間近い折衝を経て契約成立。これを祝して乾杯!

ボランジェ Bollinger 007 ジェームス・ボンド
出掛けた先は、100年を超える歴史を持つフェアモント・ピース・ホテル和平飯店)。元アメリカ合衆国大統領のジミー・カーターロナルド・レーガンなど多くの著名人も使ったという伝統あるホテル。

ここのメインダイニング、「ザ・キャセイ・ルーム」で打ち上げ!

ここは前回もホワイトホール・レーンに遭遇した素敵な上海流フレンチな店。今回も実に素敵なシーン連発でした!

まず、川を流れる船を眺めながら食すというこの光景自体が超お洒落! ほらね!

ボランジェ Bollinger 007 ジェームス・ボンド Live And Let Die 死ぬのは奴らだ
まずはシャンパンで乾杯!

出て来たのは007ジェームス・ボンドが愛したというボランジェBollinger)のロゼ!

ボンド役がショーン・コネリーからロジャー・ムーアに変わった第1作、1973年公開の「Live And Let Die死ぬのは奴らだ)」でボンドの愛飲のシャンパン「ボランジェ」もデビューした。

世の中には何とも凄いデータを集めてる人がいるようで、この通り、007シリーズボランジェが登場したのをすべてリスト化してた。

ボランジェ Bollinger 007 ジェームス・ボンド

何でもこんなにもボンドボランジェが好きだったのか? 最近のダニエル・クレイグになってもボランジェなのは驚き。

タイタス フィリップ・タイタス シャペレ
さて、ボンドボランジェで喉を潤わした後は、ワイン!

今回もレア物を行きました! ナパの名門「シャペレ」のワインメーカーであるフィリップ・タイタス氏のプライベートワイナリー「タイタス」の2006年。

日本にも入ってた時期がある。僕も90年代のがあと数本、セラーに残ってる。でもそれからはまったく入ってこない。

前回のホワイトホール・レーン同様、かつて日本に入っていたワインがなぜ日本には入って来ず中国には入ってくるのか?

ソムリエに聞いたら、哀しくなるような現実的な答えが返って来た。「今やアメリカから見たビックな市場は日本ではなく中国なんです。だから優先的にいいワインは中国に入って来るんです!」だってさ!

タイタス フィリップ・タイタス シャペレ
う〜ん、何とも悔しいが、ともかく大好きなタイタスをオーダーした。

いや〜、美味いです! ほんと、木々の香り、森林浴の世界、紺碧の空の下の湖の畔の静けさなど、すべてにおいて上質な素晴らしいワイン。

もはやボルドーとかどうとか、そういうたぐいの問題じゃない。これはどこどこ産のワインとかじゃなく、これは「タイタス」です。

日本では狂牛病騒ぎ以来食べれない牛のカルパッチョ、特製のコンソメ、野菜のスープ、オマール海老、仔牛のグリルなど、2人でシェアしていろいろ食べ、そして素敵なタイタスをゆっくり堪能した。


フェアモント・ピース・ホテル 和平飯店 ザ・キャセイ・ルーム

その後、デザートになる前にスタッフがテラスを案内してくれた。見ての通り、上海の繁華街が一望に見渡せ、何とも素敵な空間が目の前に広がる。

フェアモント・ピース・ホテル 和平飯店 ザ・キャセイ・ルーム

今日は超ヘビーな一日だたけど、終わり良ければ全て良し! 実りあった夜に何とも幸せなタイタスな夜です!
何と、ニューヨークに行ったと思ったら、今度は上海です!

う〜ん、さすがにこの旅芸人のような生活、シンドイね〜

コースト・リッジ Coast Ridge
先週、日本を木曜の夕方に飛び立ち、上海のホテルに入るともう深夜の11時半くらい。夕飯食べたのが6時くらいなのでお腹もすくし喉も乾く。

ということで、ルームサービスを頼んでみた。ワインは何があるかよくわからんと言うルームサービス係を何とか説得し、ホテル内カフェのワインメニューを持って来てもらってそこから選ばせてもらった。

リストには、それが今の上海の流行なのか、ほとんどオーストラリアと南アフリカばかりが並んでる。

結局選んだのは、カリフォルニアのカジュアルワイン、コーストタル・リッジCoastal Ridge)のメルロー。おおらかな広がりのあるいかにもカリフォルニア的なワイン。果実味がたっぷりと詰まっていて弾けるようなふくよかさがある。

さ、コーストタル・リッジを飲んで気合いを入れ、そして心落ち着かせよう。明日は重要な交渉事がキックオフ!
タンカレー・ラングプール
ニューヨークのニューアーク・リバティ空港で不思議なタンカレーのジンを買った。ボトルの色が緑。

名前は「タンカレー・ラングプール」と言う。調べると、北米限定発売のジン。「通常のジンにラングプール、ベイリーフ、ジンジャーを浸漬して再び、ポットスティルで蒸留」と書いてあったが、さて、ラングプールって何??

これは一種のライムで、ミカン属に属する柑橘類。日本ではシトラスパーク瀬戸田という柑橘類専門の植物園で見ることができるらしい。英語名「Rangpur lime」、フランス語名「Lime Rangpur」、中国語名「廣東檸檬」だってさ!

ラングプール Rangpur lime
写真で見るとちょっとオレンジのようでライムには見えないけどね〜 WiKiなどからの写真なのでたぶん正しい写真と思いますが...

そんな珍しいジン、ニューヨーク帰りの日にそのまま遅くまで仕事にハマった後、深夜に地元のナイショのバー No.2に立ち寄って寄贈し、早々に開けてみた!

う〜ん、確かにライムの香り。英語のサイトを見ると、ライムを絞らなくともそのままトニックウォーターで割ればジントニックが味わえる!、と書いてあった。でも僕的にはライムも絞った方が好きかな。

少し甘めな感じがするジンです。でもオールドトム・ジンのような甘みを入れたものとは違い、ほの甘さが素敵なジンです。美味い!

これ、2本で34$だったんだけど、あまりに怪しげだし、その場でiPhoneから検索してもすぐには何も出てこなかったので、ゲテモノだと嫌だと思って1本しか買ってこなかった。せめて2本買えばよかったな〜

本家ナイショのバーにもぜひ届けたかった。って、もしかしたらナイショのバーなら、もう既に持ってるのかもしれないけどね(^_^)
さあ、ニューヨークを後にします。ニュージャージーニューアーク・リバティ空港へ向かいます。有名なブルックリン橋を走るタクシーから写真を撮ってみた!

ブルックリン橋

ジェイ・ロアー J.LOHR リースリング
帰りのニューアーク・リバティ空港。ここは一応はインターナショナルな空港なんだけど、小さくってろくに土産物屋もない。

でもそんな空港内に、なんと小洒落たワインバーを見付けた! その名は「Le Grand Comptoir」。メニューも行けてる!

と、思ったんだけど、午前中の便ゆえ、まだモーニングメニューしたダメって言われた。う〜ん、残念。日中のメニューには、狂牛病騒ぎ以来、日本では食べれない牛のカルパッチョとかがあった!

でもワインリストを見て元気復活!

ジェイ・ロアー J.LOHR リースリング ジェリー・ロアー Jerry Lohr シンシア・ロアー Cynthia Lohr
恐るべきほどのワインがたくさんグラスで開いてる! こんなに凄いワインバーは初めて見る。

まずは白ワイン。昨年サンルイス・オビスポのホテルのバーで地元の方にご馳走になった『ジェイ・ロアーJ.LOHR)』のリースリングがあった!

ジェイ・ロアーは、ジェリー・ロアーJerry Lohr)と娘さんのシンシア・ロアーCynthia Lohr)がタッグを組んでモンタレーやパソ・ロブレスで造ってる老舗のワイナリー。日本にはほとんど入って来てないワイン。

アルテッサ
果実味が豊かでほどよい酸味、白い花の香り、ミネラル感など、朝の清々しさにピッタリなワイン。

お料理はスモークサーモンなので、まさにピッタリ!

そしてもう1杯。その昔、僕がカリフォルニアワインの店を手掛けていた時の一押しのピノ、アルテッサがあった! これまた今や日本には入って来てないので超貴重。

アルテッサはスペイン最大のスパークリングワイン・メーカー Codorniuがナパで設立したワイナリー。たぶん店を閉じた2002年以降、初めて飲む。

アルテッサ
久々のアルテッサはとても華やかで広がりのあるワイン。ブルゴーニュの本家本元に十分に対抗出来る。

と、時間がギリギリなのは解っていても止められないこのワインをダッシュでかっさらい、急ぎ飛行機に飛び乗り日本へ向かいます。

ニューヨーク、ヘロヘロに疲れたけど、いい旅立った。Good Job!
ニューヨーク SOHO
ニューヨーク最終日、この日はヘビーでした。

朝からミーティングが続き、ランチは昨日に続きワイン付き。

これが午後、日本人には眠くなるだよね〜 もちろんグラス2杯程度なんだけど、何せまだ絶賛時差ボケ中だからね。

夜は2日間の仕事の成果をお互いに祝し、打ち上げ気分でディナー!

カジュアル・フレンチとのことだったけど、中々いいお店。

ボンド・マティーニ ヴェスパー・マティーニ ダニエル・クレイグ カジノ・ロワイヤル
食後酒は先方がドライ・マティーニと来たので、そしたら僕は当然、ボンド・マティーニ ちゃんと"Shaken, not stirred!"と言いました(^_^)

元々ジェームス・ボンドは"Vodka Martini. Shaken, not stirred!"って言ったんだけど、その後のダニエル・クレイグ版のボンドのマティーニはヴェスパー・マティーニへ進化し、ついに2006年のカジノ・ロワイヤルでレシピの謎がリアルに語られた。

現在のジェームス・ボンドが飲んでるボンド・マティーニは、ゴードンのジンが3、ウォッカが1、そしてベルモット(オリジナルだとキナ・リネ)が 1/2という配合。

エチュード 鴨のロースト オレンジソース
よって、僕は、難しい配合の説明までは困難だったので、ウォッカとジンのハーフ&ハーフで!、と依頼した。

そして、もちろんステアーじゃなくシェークでと。

出て来たのは大ぶりのオリーブが3つも入った素敵なカクテル。思いのほか柔らかい仕上がり。

アメリカは通常のメタルなシェーカーじゃなく、グラスを使ったボストンシェーカー。そのせいもあるのか、穏やかな味わいです。

エチュード
このボンド・マティーニでアンティチョークを食す。幸せです。

さて、開けたワインはナパの大好きなワイン、エチュードのピノ。

これはいつ飲んでも美味い! 客人(ニューヨークでは僕らが客人?)はバリバリのフランス人。さて、どんな反応をするか?

結果は大喜び! 「こんなブルゴーニュのようなワインがアメリカにあるとは!」、と驚いてくれた。よしよし!

合わせた料理は鴨のロースト、オレンジソース。美味い! こんなに肉厚の鴨は日本ではお目にかかれない。

大仕事が終わった後のディナー&ワインほど幸せな時はない。相手も大はしゃぎ。いい夜です。

ニューヨーク SOHO
PS. 
さて、食後、このフレンチな小洒落た店が、チョコレートパフェから花火が出た辺りから急展開!

突然「ラジオスターの悲劇」など、バリバリのディスコソングが流れ出し、場内はディスコへ変身! 我々も巻き込まれ(!?)、大ディスコパーティーに!

超激務な2日間だったけど、それでも最後の最後まで楽しませてくれたエンターテイナーなニューヨークな街とニューヨーカーたちでした!
さて、ニューヨーク2日目。まあ前日は夜に着いたので、実質今日が初日か!

New York
朝から相手先に行き、契約交渉。何とか昼に調印に至り、ランチに出る。フレンチな店です。

今回の相手先、最近本社をニューヨークに移したばかりの元々はフランス企業。彼ら、何たってフランス人。前回のパリでも"Wine is Wine is not alcohol. Wine is Wine."と言ってランチからワインを開けてたけど、今回も同様、昼からワイン。

シャトー・スミス・オー・ラフィット Chateau Smith Haut Lafitte ペサック・レオニャン
あ、その前に食前酒もあった! スプモーニが勝手(?!)に出て来た〜

僕のワイン好きを知って僕に選べと言うけど、明らかに先方が払ってくれようというランチでこちらがワインを選ぶのは中々難しい。それも中々のいい店ゆえ、ワインリストを見るとワインはかなりいい値段がする。

何となく僕だけでは決めきれない風をして、最終的にいっしょに決める。選んだのは、ペサック・レオニャンの銘酒シャトー・スミス・オー・ラフィットChateau Smith Haut Lafitte)。

まろやかで、奥行きがあり、香りは華やかで、かつ上品。素敵なワインです。元々僕はボルドーの中でもこのペサック・レオニャンはかなり好きな地域。シャトー・ド・フューザルなど、大好きなワインです。

シャトー・スミス・オー・ラフィット Chateau Smith Haut Lafitte ペサック・レオニャン
そして連中、食後酒まで飲むのに驚き! 彼らはサンブーカレモンシェッロを飲んでた。僕もお付き合いでレモンチェッロをいただきました。

いいランチだったけど、時差ボケの頭と体にゃあ辛いよね〜

さて、夕方まで仕事してからホテルに戻ると、これまた日本からバシバシ仕事の連絡があり、処理してたらまたまた23時。おいおい、2日連続深夜のディナーかよ〜

またまた頑張ってネットで開いてる店を探すも、さすがにそうは出てこない。街を歩けばいろいろあるんだろうけどね。

何とかネットで探して遅くまで開いてる店を見付けて出掛けた。カジュアル・フレンチな店。

エドモンズ・セント・ジョン Edmunds St. John ガメイ PORPHYRY GAMAY NOIR
ここでワインはビックリ!

僕に取って深い想いのあるワイン、面影という別名を持つ「ザ・シャドーを造ってるエドモンズ・セント・ジョンEdmunds St. John)のガメイがある! 「PORPHYRY GAMAY NOIR」というワイン。

え、、アメリカでガメイなんて造ってるの?

ガメイと言えばボジョレー。それ以外の地域で栽培してるのはあまり聞かない。フランスのロワールでは少し造ってるけどね。

いやはや、驚きです。


エドモンズ・セント・ジョン Edmunds St. John Steve Edmunds Cornelia St. John
味わいは確かにガメイと言われればガメイなんだけど、もう少し深い感じがする。単なるボジョレー・ヌーボーのような軽いワインじゃない。

軽やかな酸味と果実味がたっぷりとした味わいに可愛らしい香り。素晴らしいワインです。

このエドモンズ・セント・ジョンEdmunds St. John)は、Steve Edmundsとその奥様のCornelia St. Johnが二人で立ち上げたワイナリー。

小さなブティックワイナリーだけど、ほんと、素晴らしいワインを造る。

エドモンズ・セント・ジョン Edmunds St. John Steve Edmunds
ちなみにSteve Edmundsは音楽が趣味らしく、自分のCDをリリースしてたりする!

ゴツいステーキに合わせたんだけど、決してステーキに負ける事のない素敵なワインでした。

最後にデザートはフランベをしてくれるんだけど、既に閉店時間を過ぎており、専門のパティシエはもういないらしく、フロアの担当が自分でやってくれた。

でも下記の通り、中々のお手並み。

ニューヨーク フランベ

今日は一日ヘビーに仕事したけど、昼はペサック・レオニャンのシャトー・スミス・オー・ラフィットChateau Smith Haut Lafitte)、夜はエドモンズ・セント・ジョンガメイと、素敵なワインで疲れを癒しました。

激務だけどそれなりにニューヨークを素敵に体感してます!
久々のニューヨーク出張です!

ニューヨーク ブルックリン橋
前回は2010年の年末、忘れもしないロサンゼルスからの日帰り出張。朝早くにLAを出てニューヨークに向かい、付いたのが夕方近く。6時間も飛ぶ機内でランチも出ず、着いてそのまま空港で相手と落ち合い、すぐにそのまま空港近くのホテルのロビーで4時間くらい議論し、そして最終便でLAに戻ったらもう24時半。何ともシンドイ旅だった。

でも今回も中々ヘビー。

会社を出たのがお昼頃、成田から飛ぶ事12時間半。そして今回はJFKじゃなく小さなニューアーク・リバティ空港だったので入国は楽勝かと思いきや、入国審査は1時間以上も並ぶし、ホテルに着いたらもう会社を出てから20時間以上も経ってた。ふう〜

ホテルに付いたのはもう夜。それから急ぎの日本の仕事を片付け、ようやく夕飯に出れたのはもう23時過ぎ。

さすがにニューヨーク、知らない街で深夜まで開いてる店をうろうろ探すのは危険なので、ネットで探して夜中までやってるところをチェックし、そしてタクシーで向かった。

デヴィッド・ブルース プティ・シラー
向かった先はLANDMARKという小洒落たレストラン&バー。ここで出逢ったワインが凄い! なんと、昨年4月に出張したサンルイス・オビスポでもらったワイン、デヴィッド・ブルースプティ・シラーがあった!!

デヴィッド・ブルースは日本にはピノが少し入って来てた時期があり、僕もそれは飲んだ事がある。でもプティ・シラーは昨年が初めて。帰国後に飲んで感動した記憶がまだ新しい。

ニューヨーク初日の夜にデヴィッド・ブルースプティ・シラーと出逢えるとは、何とも幸先がいいな〜

デヴィッド・ブルース プティ・シラー
今夜のデヴィッド・ブルース、実に美味しい! どこまでも柔らかく、刺激性のないふかふかのソファーに沈み込むかのような居心地の良さ。

価格も安かった!

レストランにてわずか34$。ってことは、酒屋で買えば日本で言えば1,000円〜2,000円代のワイン。こんな美味いワインがこんな値段で飲めるなんて、アメリカ人はいいな〜

ポートベロ・マッシュルーム
チーズがたっぷり焼かれて乗っかったオニオン・グラタンスープ、そして日本ではまずお目にかかれない巨大なポートベロ・マッシュルームのステーキで幸せにデヴィッド・ブルースをいただきました。

20時間の旅を経て疲れた体をデヴィッド・ブルースで癒す素敵な夜です。

明日は大きな交渉事。デヴィッド・ブルースで癒されて明日は頑張れそうだ!
今夜のジャズはハートフルです。若手No.1女性トランぺッター、洗足学園音大出身の29歳、市原ひかりのトランペットが光る夜。

市原ひかり スターダスト 市原康
市原ひかりのニューヨーク録音の素敵なアルバム『スターダスト』。20代にしてニューヨークのバリバリの連中、アダム・バーンバウム(pf)、ジョージ・ムラーツ(b)、ビクター・ルイス(ds)、 アーロン・ヘイック(as,fl)、ウェイン・エスコフェリー(ts)を従えての録音はお見事!!

1曲目のソニー・クラークの「Blue minor」を3管で奏でるところからいきなりテンション全開!

市原ひかりのトランペット、アーロン・ヘイックのアルトサックス、ウェイン・エスコフェリーのテナーサックスが創り出すハーモニーは心地よさを超えて超絶な世界へ!

もう1曲、チャップリンSmailも3管での演奏。こちらも素敵で心躍る作品。

タナヒル夫妻 フランシス・タナヒル
合わせるワインは、オレゴンのタナヒル夫妻が創り出す絶妙なハーモニー、フランシス・タナヒルのシラー 2002年です。

おしどり夫婦で知られるタナヒル夫妻の造るシラー、これは格別なものがある。この2002年は4〜5年前に買い入れてセラーに入れてたんだけど、買った当時はまだかなり強かった。それがいまや実に柔らかく、かつ深くなってる。

いい香りがするな〜

フランシス・タナヒル
明らかに南仏やカリフォルニアのシラーとは何か違う。なめし革のような香りやスパイシーさが抑えられ、もっと果実味が穏やかだけと表に出ていて、そして草木の香り、森の香りなどもする。

市原ひかりスターダストフランシス・タナヒルのシラーは素敵な組み合せ。明後日からニューヨークに行くんだけど、このニューヨーク録音のサウンドが頭を離れないな。

2006年にニューヨークに行った時、スケジュールもタイトで体もヘロへロだったけど、それでも頑張って夜抜け出して名門中の名門、ヴィレッジ・ヴァンガードへ出掛け、リニー・ロスネスの演奏を聴いた。懐かしいな。

今夜は市原ひかりの素敵なジャズとフランシス・タナヒルの素敵なシラーに酔う夜です。

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