ニコルス&マイルスな夜

今夜のジャズは帝王マイルス・デイビスの「セヴン・ステップス・トゥ・ヘヴン
」。
僕の生まれた翌年、1963年の作品。2日に分けてニューヨークとハリウッドで録音されており、各3曲ずつ、交互に配置されている。
特に注目は、ニューヨーク側のメンバー。後にV.S.O.P.クインテット
として一世を風靡するハービー・ハンコック(pf)、ローン・カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds)というメンバーが初めてマイルスと組したアルバム。
小気味よいリズムにマイルスが乗って行く姿が目の前に浮かぶようだ。この時トニー・ウィリアムスはまだ弱冠17歳。何とも天才だな〜
ハリウッドチームも面白い。ピアニストであり作曲家でもあるヴィクター・フェルドマンがピアノを担当してる。そもそもタイトル曲「セヴン・ステップス・トゥ・ヘヴン」がヴィクター・フェルドマンの曲。

そんな素敵なジャズを支えるのは、大好きなニコルスのピノ「エドナ・ランチ・ヴィンヤード」。それも1997年!
このエドナ・ランチとは、昨年僕が仕事で訪問したサンルイス・オビスポの有名なブドウ園らしい。
もうこれは幸せの極み。この世の物とは思えないような深みと艶。以前、グレープチョイスでニコルス本人と飲んだ事があるんだけど、その夜のことを想い出す。
長期熟成で実にきれいに熟成したピノは崩れ落ちる寸前の輝きとも言うべき、ある種の不思議な輝きを持つ。深いな〜
マイルス・デイビスのセヴン・ステップス・トゥ・ヘヴンとニコルスのピノ。何とも言いようのない幸せな空間が目の前に広がる。
ニコルスさんからもらった90年代のカベルネ・フランが1本ある。これを飲むのが実に楽しみ。
ニコルス、美味い! このピノはあと残り2本。大事に大事に保存しておこう!
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