マドンナとエンシェント・クランとレッドウッド・クリークとエヴァンチックな夜
全力で疾走した3月。疲れ切った3月。そんな3月が終わり、そして1つ乗り越えてまた次の課題にまみえる4月が始まる。
4月を疾走するためにも3月までの疲れをリセットしないと!

今夜は久々のナイショのバー No.2です。珍しくドイツのマドンナなんぞが空いてたので、食前酒には甘いかなと思いつつ、1杯。懐かしい味です。
僕は初めてワインに接したのは実はドイツワイン。当時、渋谷にラインガウというドイツ料理屋があって、そこで数々のドイツワインを飲む事でワインが好きになった。
そこからイタリアへ進み、全州のワインを制覇した。そして次はフランスへ進み、30代半ば近くになり、カリフォルニアに目覚め、そしてのめり込んだ。最後は自分たちでワインバーの経営にまで手を染めた。

そんな懐かしいドイツのマドンナからスタートしたが、どうも喉越しが物足らない。次なる飲み物は、トマーティン蒸留所で造られるエンシェント・クランのハイボール。初めて飲むウイスキー。上品な穀物の旨味とほのかな甘み。中々です。
物の本に寄れば、トマーティン蒸留所はロンドン北西約900Km、ネッシーで有名なネス湖にも程近い人口約500人の小さなトマーティン村にある。「トマーティン」とは蒸留所の位置する村の名前のほかに、スコットランドの古語(ゲール語)で“ネズの木の茂る丘”という意味があるそうだ。静かなる森の奥で眠るウイスキーに浸る気分は最高!

そしてメインたるワインは、ソノマのレッドウッド・クリークのピノ。カジュアルなワインだけどカリフォルニアらしくっていい感じ。でもちょっと南仏ローヌ系な凝縮感と香りがあるかな。もう一歩上品で可愛らしい味わいになるとよりいいんだけどね。まだ2009年なので、若いからかもしれない。
ちなみに「レッドウッド」とは太古からカリフォルニアに自生する赤杉。クリークとは小川。そんな自然に満ちた場所で造られるワイン。エチケットにも赤杉の森と真ん中に小川が流れてる。
これらマドンナ、エンシェント・クラン、レッドウッド・クリークを支えるジャズはビル・エヴァンス最晩年の発掘物、ロンドンのロニー・スコットというクラブでの演奏「COMPLETE LIVE AT RONNIE SCOTT'S 1980
」。

8月初旬の演奏らしい。9月15日に没してるので、まさに1ヶ月ちょっと前の貴重な演奏。
この最晩年のトリオはベースが若手のマーク・ジョンソン、ドラムスがジョー・ラバーバラという素晴らしい組み合せ。
1つ1つの響きが心にシミる。燃え尽きようとするビル・エヴァンスの疾走して駆け抜けるかのような、これまでとは一味違う演奏、それを支えるマーク・ジョンソンとジョー・ラバーバラ。最後の1ヶ月のビル・エヴァンスはこういう演奏が多い。
素敵なお酒と貴重なビル・エヴァンスのライブで人生を考える夜。ビル・エヴァンスが駆け抜けて51歳で天に召されるその歳まで、気付けば僕もあと2年。何かいろいろ想うところがあるよね〜
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