ヴァン・ジョーヌとキュペとエヴァンセンスな夜

久しぶりに祖先の墓参りに行った。なぜか先日、突然夢に出たんだよね...
このところ日本と僕は激震中。未曾有の大震災が発生したし、そして僕の経営する会社も大きな変革期で大激動の真っ只中。
きっと亡き母が報告を求めたんだろうな〜

そんな夜の食前酒はジュラ地方の黄色いワインと言われるヴァン・ジョーヌ、「ドメーヌ・ド・ラ・パント シャトー・シャロン 1996 (Domaine de la Pinte Chateau Chalon)」。
シェリーのように積極的に酸化熟成していて100年以上も保存可能と言われるヴァン・ジョーヌ。その中でもドメーヌ・ド・ラ・パントのシャトー・シャロンはこのAOCの代表格。
まさにシェリーです。今夜は少し冷やし目にして飲んだけど、ナッツのような香り、トースト香など、シェリーそのもの。食前酒に最適。


そして今夜のジャズはフレッド・ハーシュがビル・エヴァンスをトリビュートした作品「エヴァンセンス(Evanessence: Tribute to Bill Evans)
」。
ビル・エヴァンスを愛するフレッド・ハーシュがビル・エヴァンスの最後のベーシストとなったマーク・ジョンソンなどと録音した作品。
ヴァイブのゲーリー・バートン、ハーモニカのトゥーツ・シールマンなどがゲストで参加してるのも楽しい。

ワインは年末の渡米でサンルイス・オビスポのパートナーから贈られたサンタマリア・ヴァレーの逸品、キュペ(QUPE)のシラー。
スタンダードな畑指定の無いものは日本でも手に入るけど、いただいたこのワインは「ビエン・ナシード(Bien Nacido Hillside Estate」という畑のスペシャルキュヴェ。
カリフォルニアでのローヌ系ブドウの造りの名手、ボブ・リンクイスト氏が造るキュペ。これはほんと、旨い! ドジャースファンで常にドジャースのシャツを着てるというボブの造る果実味と旨味が溢れ出るワイン。

今夜はドメーヌ・ド・ラ・パントのシャトー・シャロンとフレッド・ハーシュのエヴァンセンスと、そしてQUPEに酔う夜です。
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