ベックメンとビル・エヴァンチックな夜

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ジョー・ラバーバラ JOE LA BARBERA JAZZ ON BROADWAY
今夜は洒落た音楽を選んだ。その音楽から飲むワインを選んだ。

選んだ音楽は、敬愛するジャズピアニスト、ビル・エヴァンスの最後の伴侶たるドラマー、ジョー・ラバーバラの粋な作品『JAZZ ON BROADWAY』。ブロードウェイでのヒット作品の音楽を集めた逸品。

1曲目の「My Favorite Things」(邦題:私のお気に入り;映画「サウンド・オブ・ミュージック」より)の小洒落たサウンドに心やられる!

ヴァン・ジョーヌ アルボア 1989 ジュラ
この作品に合わせ、選んだ食前酒はシェリーのごとき酸化熟成した黄色いワイン、スイスとの国境沿い、ジュラで造られる『ヴァン・ジョーヌ アルボア 1989』

100年熟成して保存出来るという不思議なこのワイン、ボトルもクラヴランと呼ばれる620ml入りの独特な瓶。

シェリーよりブドウの旨味成分が深い感じがする。実に洒落た食前酒。

そして今夜のワインは南カリフォルニアはサンタ・イネズ・ヴァレーのニッチなワイン『ベックメン "キュヴェ・レ・ベック" 2009』。昨年末の渡米の際にロサンゼルスのパートナーからいただいた日本には入ってきてない貴重なワイン。

ベックマン・ヴィンヤーズ ベックメン キュヴェ・レ・ベック サンタ・イネズ・ヴァレー
このベックマン・ヴィンヤーズは、シンセサイザーやデジタルピアノで有名なローランドの米国現地法人を50%出資して立ち上げたスティーヴ・ベックメン(下記の写真の人)が立ち上げたワイナリー。

早く開けたくてうずうずしてたんだけど、このところ週末が忙しく、中々落ち着いて飲む時間がなかった。

ベックメンが位置するサンタ・イネズ・ヴァレーサンルイス・オビスポサンタバーバラの間くらいにあるところ。南仏系の品種を使ったワインが盛んな地域。このワインも南仏系。

エチケットに書かれてる通り、グルナッシュ 45%、シラー 34%、ムールヴェードル 14%、クーノワーズCounoiseシャトー・ヌフ・デュ・パプなどに使われるニッチなブドウ) 7%という配合。

太陽の陽射しを燦々と浴びたスケールの大きな果実味がたっぷりとした素敵なワイン。

ベックマン・ヴィンヤーズ スティーヴ・ベックメン

ビル・エヴァンス My Foolish Heart
ベックメンに合わせたジャズはビル・エヴァンスが1973年6月24日、アルゼンチン・ブエノスアイレスで行ったコンサートを収録した「My Foolish Heart」。

ベースがエディ・ゴメス、ドラムスがマーティ・モレルという、まさにこの年の1月に東京でライブ版を録音したのと同じ面々。

リリカルなBeautiful Loveから始まり、そして小粋に弾むようなWaltz for Debbieでシメる素敵なライブ。素敵なジャズで素敵なワインが広がる。

ビル・エヴァンス ライブ・イン・トーキョー Tokyo Concert
ヴァン・ジョーヌジョー・ラバーバラベックメンビル・エヴァンス、それぞれの組み合せが心を踊らせ、そして時を忘れさせる。

素敵な時間を過ごしたビル・エヴァンチックな夜です。

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This page contains a single entry by Keiichiro Katayama published on 2011年3月 7日 00:15.

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