ターンブルと小橋敦子さんのピアノに酔う夜

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ターンブル オールド・ブル・レッド
今夜のワインはあのオーパス・ワンの隣地のワイナリー、ターンブルです。そのターンブルの中でも異色のワイン「オールド・ブル・レッド」。

ブドウのセパージュが本当に異色。

カベルネ・ソーヴィニヨン 69%
メルロー 5%
サンジョヴェーゼ 9%
プティ・シラー 4%
シラー 8%
カベルネ・フラン3%
プティ・ヴェルド 2%

こんなワイン、見た事ない。でもこのまさにセパージュそのものといった感じで、カベルネ・ソーヴィニヨンとシラーによる重みと渋み、サンジョヴェーゼによる果実味と酸味、プティ・シラーとプティ・ヴェルドによる重厚さと奥行き、カベルネ・フランによる静寂感、それらがうまく組み合わさってる。

最初、温度が少し高いかなと思い、ごく軽く冷やしてみた。でもそうじゃないんだよね〜 この味わいそのものが何かホットなものを感じる。

静寂感と柔らかさを持ちながら、どこか飲む者を熱くさせる要素がある。そして喉を通過する時にグッと凝縮感を感じる。静と動が混在する混沌としたワインです。

小橋敦子 アムステル・デライト
そんな素敵な『ターンブル オールド・ブル・レッド 2003』を飲みながら流す音楽は、お世話になった知人のピアニスト、小橋敦子さんのデビューアルバム「アムステル・デライト」。

小橋敦子さんは僕のレーベル「ハートノート」をいろいろ支援してくれた方。名手スティーブ・キューンと親交が深く、彼のアルバムをハートノートから出せないか、いろいろご尽力いただきました。結局は果たせなかったんだけどね〜

現在はご主人の転勤でたぶんアムステルダム。自身のトリオを率いた待望の2005年のアルバムです。心の隙間にスコ〜ンと響いて研ぎ澄まされた音が差し込まれるような躍動感が素晴らしい。そしてクリスタルな響き。ワイン同様、静と動が表裏一体な、もう何とも言いようのない時が流れて行く。艶かしい。

ベースは前・TBSテレビの常務、春日井眞一郎さん。この方にも大変僕はお世話になりました。ハートノート立ち上げの最大の功労者です。

小橋敦子さんのクリーンで心に響くピアノを聴きながら飲むターンブル。素敵な世界が目の前に広がります。う〜ん、最高!

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This page contains a single entry by Keiichiro Katayama published on 2010年10月11日 00:32.

ナバラ王国を想って飲むグラン・フェウド was the previous entry in this blog.

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