ビジネスを創造する熱い想い
金曜日、2泊四日の強行軍な渡米から成田に戻ったまま、タクシーを飛ばして大事なお客様との会食に向かった。場所は広尾のグレープチョイス。
僕の会社が新しく立ち上げようとしている製品に関し、その領域でサービス事業を立ち上げてる社長との会食。大手企業の中にいながら、社内ベンチャー的に立ち上げたこの方、とっても熱い。
新規事業を立ち上げるのって、トップがそれくらいの熱い想いがないと立ち上がらない。ある種、狂人的とでも言えるほどの執着心を持って立ち向かわないと出来ない。

そんなことを想わせる強烈な社長と飲むワインは素晴らしい。REMYのシャンパンで乾杯し、まずはデリール・セラーズのシャルール・エステートの白を開けた。完璧なまでのボルドースタイル。ペサック・レオニャンの銘酒と見間違えんばかり。
続いてはニコルスの1997年のピノ。素晴らしい熟成感で客人もご満足。そして次はギュッとしたカベルネ系ということで、ダリオッシュを開けた。繊細なニコルスのピノと対局にあるしっかりとした強いワイン。実に骨太いワイン。
4人のノンベーはまだ飲み足りない。ダリオッシュの後だと非常に選択は難しい。選んだワインはニコルスのカベルネ・フラン。これまたニコルスのピノともダリオッシュとも違う異次元空間。よくカベルネ・フランはピーマンなどの青い香りと言われるけど、ここまでうまく造って熟成したカベルネ・フランはそんな柔な青さじゃない。もっとずっと崇高な深い香り。静寂な紺碧の空が目の前に広がる。素敵なワインです。

ここで一旦会計したんだけど、ゲストが1名現れ、さらにもう1本。デリール・セラーズのシャルール・エステートの赤を開けた。ロバート・パーカーをして「ワシントン州のラフィット・ロートシルト」と言わしめる素晴らしいボルドースタイルの正統派。
シメに食後酒をたんまり飲んで熱い想いを語る夜は更けました。
こういう熱い想いを持つ骨太い方とがっちりタッグを組んでビジネスを創っていけたら幸せです。
そして帰国直後で疲れた頭に強烈な刺激を受けた素敵な夜です。
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