テラネア・リゾートの素敵なディナー

水曜日は終日、交渉事。相手の事務所がオレンジ・カウンティーで9時から打合せなので、トーランスを8時に出た。ところがタクシーが大誤算。なんとナビを積んでない! こんなタクシー、アメリカで初めて。
オレンジ・カウンティーの市内で迷う事30分、先方に電話してもどうにも道が要領を得ない。最後は禁じ手、ローミンングで高額になるiPhoneを立ち上げ、GPSで誘導し行き着いた。この誘導でもしかしたら数万円になってたりするかも... iPhoneを海外で使うと本当に高い。
9時半から16時近くまで延々と打合せ。通訳がいるとは言え、一応は相手の英語も聞いてるし、英語漬けは本当に疲れる。

夜は2泊四日のしんどい旅のストレス解消に美味しいワインを飲みに出た! リーマンショック後のこんな時期にオープンしたテラネア・リゾート(TERRANEA RESORT)という海沿いのリゾート地にある素敵なレストラン『mar'sel』へ。道すがらの夕暮れの空が美しい。
海が見えるロケーションが素晴らしい。そして料理は5つの料理とそれに合うワインを1杯ずつグラスで出してくれるというスペシャルなコース。

まずはアミューズに合わせてシャンパンはクリュグ。旨味がたっぷりと詰まった美味しいシャンパン。アミューズはマグロにオレンジの皮を煮詰めたものを乗せ、甘塩っぱいアイスを添えた素敵な逸品。パンには自家製のバターが出てきた。

続いてクリームスープに合わせシャルドネはサンタ・ルチア・ハイランドのTALBOT。スープにはポテトをカリッと揚げたものと鴨のコンフィ、そしてウズラの卵の小さな小さな目玉焼きが乗ってる。これが超可愛らしい。素敵な前菜にクリーミーで素敵なシャルドネ。素晴らしい!

次はタコのグリルに合わせ、スペイン北西部リアス・バイシャスのアルバリーニョを使った爽やかなワイン。ジンジャーソースのタコに青リンゴ系の青春味のワイン。何とも素敵な組み合せ。夏になるとリアス・バイシャスのアルバリーニョはよく飲むんだけど、この時期にこうやってタコと合わせるのも素敵だな〜

お肉が2品出た。まずはオレンジをふんだんに使った鶏肉のお料理。独特な甘みと酸味がワインを誘う。合わせるワインはサンタ・ルチア・ハイランドのモーガンのピノ。ふくよかで艶のある素敵なピノ。実にお洒落な味わい。

最後は和牛。パプリカにご飯を詰めたものが添えられてる。合わせるワインはケインの「CAIN CUVEE」というもの。日本ではケイン・ファイブというプレミアムワインが有名だけど、そのケインのスペシャルキュヴェと思われるこのワイン、実にボルドー的な伝統的な味わい。カリフォルニアと当てるのはかなり難しい。
そして、これでコースは一通り出たんだけど、ワインをもう1杯だけもらった。ソムリエに声をかけると、こちらには選ばせず、「僕に任せて!」と。さ、何が出て来るか〜

出てきてビックリ! 大好きな大好きなダリオッシュのセカンドワイン『キャラバン』! これには驚き! こんなワインをグラスで開けちゃってるんだ〜 聞けばダリオッシュさんご本人がこのレストランの常連で、よくいらっしゃるとのことで、さらにビックリ!
思わず狭い店内を見回しちゃった。似たような風貌の高齢の男性が何人もいる。でも残念ながら今夜の店内にはいらっしゃらなかった。

デザートに合わせ、食後酒はイタリア・ピエモンテ州のマスカットを使ったスプマンテ『NIVOLA』。甘過ぎずすっきりとしていてケーキの甘みを洗い流すかのような素敵なスプマンテ。
いや〜、最高のディナーです。2泊四日の強行軍の疲れを癒す素敵なお料理とワインの数々。アメリカでこんなに繊細な感じの味わいのレストランは初めてかな〜 景観が素晴らしいという意味ではサンフランシスコの高層階のレストラン『カーネリアンルーム』が最高だけど、料理とワインという意味では今夜のmar'selが最高かも!
今夜は5つの料理と5つのワインの組み合せというコースを選んだけど、ワインリストを見ると飲みたいレア物ばかり。こりゃたまらない。超レアなロバート・シンスキー、輸入がほとんど途絶えちゃったクインテッサ、ロバート・クレイグのアフィニティなどなど、気になるワインだらけ。いずれも数本ずつ持ってるけど、日本にはもう入ってないので開けられないでいる。次回はワインを選んでディナーしよう〜っと!

PS. タクシーを待つ間、外に出てみると結婚式の2次会の最中。全員が外に出て大騒ぎで写真撮影してた。アメリカ人の結婚の風景を初めて見た。楽しそう〜
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