生まれて初めての一人&海外での年越し (5)

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そしていよいよ迎えた大晦日。今日は部屋で仕事の整理とニューヨークにいる取引先との折衝事。かなり忙しかった。

今回の渡米、来た甲斐はあって仕事は順調に片付いていったんだけど、ともかく食生活が悲惨。1日2食しか食べれない日もあり、そしてハンバーガーばっかりだったりする。

ハンバーガー
さすがにもうハンバーガーは食べたくないので、昼はホテル近くのデニーズに行った。ここなら和食はないにせよ、カレーとかパスタとかピラフはあると思った。ところでどっこい、デニーズも日本とアメリカじゃ違うんだね〜〜 メニューはハンバーガーとサンドイッチとパンケーキのみ! 参った!

仕方なく前夜の夕飯に続きハンバーガーを頼んだけど、見ての通り、iPhoneより高さがあるかなりグロテスクなサイズ。う〜ん、まったく食欲が進まない。あ、火曜日の昼も取引先の外人さんに連れられてハンバーガーだった。3日連続で巨大なハンバーガーを食べてる。ふう〜

そして夜も寂しい結末。月曜日に行って感動した鮨屋『稲葉』に行こうと思って電話をしたら、蕎麦をやっているので年越し蕎麦の客が来るのか、満員でとっても入れないと。ガックシ、、

ベニハナ
やむなく近くのホテルの裏にある日本のベニハナへ。ここも鉄板焼きとかは長蛇の列だったけど、鮨カウンターは入れた。ところがここが大ハマり! 月曜の鮨屋はトラディショナルなジャパニーズ鮨だったけど、このベニハナの大将、こちらにきて30年という方。日本人だけどすべてがアメリカンな握り。カリフォルニアロールとかは頼んでなくって、純粋に普通の握りを頼んだんだけど、これがとんでもない。

サーモンやホタテを火で炙って何か塗ったり、イカとウニを混ぜて何か香草を入れたりと、およそ僕の食べたい日本の鮨じゃない! 材料は新鮮で美味しいのに超ガッカリ。ボタンエビの頭からダシを取ったみそ汁だけは旨かったけどね。

唯一の救いはワイン。そこそこのワインがグラスで開いた。白はワシントン州のシャト・サン・ミッシェルのリースリングを、赤はソノマの日本には入ってきてないであろうルイ・マティーニのカベルネをグラスでもらった。

ニューヨークのカウントダウン
グラスで頼んでもベニハナは小さめのカラフで出してきた。日本では2杯分。

アメリカは国内でも時差がある国。僕がベニハナに入ったのがちょうど夜の9時ちょっと前。席に座ってちょっとしたら、壁面の大画面でニューヨークのカウントダウンを中継していた。0時ちょうどになるとベニハナじゅうの人々が大声で"A Happy New Year!"と叫んでた。ニューヨークの街中は大騒ぎらしい。

メンドシーノ ロゼ ジェリコ
ホテルに戻って一休みした後、まさにカウントダウン5分前、何かイベントでもあるかと思い、せっかく年越しをアメリカで迎えるなら見ておこうと思ってホテルのワインバーへ降りていった。ナパのずっと北、メンドシーノのピノ・ノワールから造る素敵なロゼ『ジェリコ』をグラスで1杯飲んだ。この寒い時期、ロゼな季節ってな感じはしないけど、ゲテモノ系鮨でやられた胃をリセットするのはとっても爽やか。 

このジェリコ、日本にはたぶん入ってきてない逸品。ブルゴーニュのマルサネのロゼのような感じで、ピノらしくって素晴らしい味わい。

カウントダウン
でも特別な事は何もなかった。壁面の大型テレビでLAのダウンタウンのカウントダウンを中継していて、0時になった瞬間に隣席の人と軽くハッピー・ニューイヤー!、と乾杯する程度。ダウンタウンの映像はかなりエキサイトしてたけどね。

と、クリスマスに決行が決まったこの緊急渡米、31日には日本へ飛び立つはずが仕事が終わらず飛び立てず、何と生まれて初めて異国の地で一人で新年を迎えました。

ちょっと寂しくもあり、でも日本人には滅多に出来ない体験でもあり、何とも言えない年の瀬です。新年はどんな年になるのかな〜

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This page contains a single entry by Keiichiro Katayama published on 2010年1月 2日 16:03.

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