数世紀に渡る伝統、シャトー・ド・カンダルな夜

今夜は2,000円台で買えるバリュー・ボルドーな夜。マルゴーの格付けワイン、シャトー・ディッサンがマルゴー村から少し離れたアルザック村で造る『シャトー・ド・カンダル 1997』を開けた。
ここはフランス革命当時からのブドウ畑で、当時所有してたFoix de Candale家にちなんでこのシャトー・ド・カンダルという名が残ってるらしい。
このバリュー・ボルドー、90年代初頭、まだワインをよく知らない頃に安いのでまとめて買い込んだもの。残りあと数本。マルゴー近郊らしく、メルローの比率は高いようだ。

開けたとたん、深く静かでひんやりとした森林香が立ち上がってきた。カビとハーブ、表裏一体のような微妙な香り。静かにデキャンタージュし、12年の眠りから目覚めさせる。
起き上がってきたシャトー・ド・カンダルは、実にマルゴー近郊らしく、柔らかく、かつ、ふくよか。12年の年輪を重ね、やや細身になったかという感じもあるけど、まだまだ芯があり美しい。
蔦の絡まる伝統ある美しいシャトーから造られるシャトー・ド・カンダル。名門シャトー・ディッサンの責任者、エマニエル・クリューズの名前もエチケットに記載されているほど、シャトー・ディッサン渾身の力作。

食後には洋梨とリンゴのブランデー、カルヴァドス。リンゴがそのままボトルに入ってる不思議な逸品。地下鉄漫才の世界だよね〜 でも素敵な組み合せ。
またまた明日からの仕事の激戦に備え、今夜は名門シャトー・ディッサンの造る素敵なワイン『シャトー・ド・カンダル 1997』に心地よく酔う夜です。
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