13%のピノの幸せ、ジェイ・ケイ・キャリアーな夜
今週も疲れ果てた1週間。土曜日の夜はどうしても力尽きてくる。そんな夜はギュッとしたカベルネ系よりも柔らかいピノが一番!

開けたのはオレゴンの新星『ジェイ・ケイ・キャリアー 2001』。このワイナリー、とっても新しいチャレンジャーで、裏面を見る限り1999年がファースト・ヴィンテージ。つまりこの2001年はワイナリー創設以来3回目の”作品”!
ブルゴーニュはシャンボール・ミュジニーのジョルジュ・ルーミエの下で修行したと言うだけのことはあり、新世界的な香りはまったくなく、まさにブルゴーニュ的ワイン。
ちなみに、ラベルにあるスズメバチは、オーナーがオーストラリアに修行に行って収穫をしていた際、スズメバチに3回刺され、医師からもう一度刺されたときはもう薬が効かないと言われ、「俺をシャットダウンすることはできない」とのメッセージが込められてるそうだ。
実に素敵なピノ・ノワールです。アルコール度数が13%なんだけど、これが実はとっても心地よい。北米では日照が十分過ぎてブドウの糖度が上がるがためにアルコール度数が14%を超えるワインが多数あるけど、それって、ピノの本質からしたら違う気がする。何とも心地よいピノです。

シメの食後酒はイタリアはピエモンテのグラッパの名門ベルタの造るアクアヴィーテ『プリマジョイア』。これはブドウの絞り粕を蒸留した通常のグラッパ、ヴィンテージ物のグラッパ、 そしてワインをそのまま蒸留したいわゆるブランデー、それからさらにブドウの果実を潰してそのまま蒸留したもの、これらを混ぜ合わせたものだそうです。
樽熟によりきれいな琥珀色に染まった液体は幸せな香り。ほのかに香る甘い匂いが艶っぽい。専用のグラスが付いてるのでそれで飲んだ。こんな大きなグラスに少〜し注いで香りを立てろってでも言うかのような大きなグラス。
ジェイ・ケイ・キャリアーの素敵なトラディショナルかつ柔らかなピノと、そして北イタリアの素敵な食後酒プリマジョイアに幸せに酔った夜です。
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