ロマネ・コンティの古樽とバンドール・インディアで英気を養う夜

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バンドール地方皆さん、南仏プロヴァンス地方にバンドールって地があるの、知ってますか? マルセイユからわずかに南東に行ったところ。ニースにも近い。ここに面白いワインがあります。南仏の若き夫婦が立ち上げてるデュペレ・バレラの『バンドール・インディア』がそれです。このワインの詳細は昨年夏のレポートを参照。

ロマネ・コンティから一度使っただけの樽を分けてもらい、その樽で大事に寝かせたワイン。ムールヴェードル主体のまさに南のワイン。

ドライフルーツのような果実の凝縮感が素晴らしい。金曜日の福岡で飲んだ『ヤエ(YAE)』などに近いかな。でもこのバンドール・インディア、間違いなくこの1年でものすごく大人な感じの熟成をした。

バンドール・インディア デュペレ・バレラ前回飲んだのは昨年8月。約1年が経過してる。昨年飲んだ時にはもっとずっと強い感じがした。凝縮感ももっと高かった。それが1年経つ間に、かなりまろやかに、柔らかく、そしてしなやかに昇華した。1年前に飲んだ時には明らかに南仏のワインという印象だったけど、今夜の状態は南の太陽の下のギラギラした感じはやや薄れ、もっと高貴な感じがしてきてる。2,000数百円で買ったワインなんだけど、こりゃ凄い!

ちなみにこのムールヴェードルというブドウ、スペインではモナストレルと呼ぶ。スペインの地からロマネ・コンティラ・ターシュに挑んだかの『レイシス1』もこのブドウを使ってる。シラーやグルナッシュといった南のブドウとはちょっと一線を画した熟成・昇華をするのかもね

ロマネ・コンティの古樽と、新進気鋭のワイナリー「デュペレ・バレラ」と、バンドール地方の燦々と輝く日差しと海と、そしてこの素敵なワイン。それらから大いなる力をもらい、明日への英気を養った夜です。

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This page contains a single entry by Keiichiro Katayama published on 2009年7月26日 23:51.

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