2003年のデュペレ・バレラと僕とハートノートな頃

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デュペレ・バレラ シャトー・ヌフ・デュ・パプ
今夜は南仏のオシドリ夫婦、ローラン・バレラエマニュエル・デュペレが造るデュペレ・バレラ樹齢100年超の古樹から造る2003年のシャトーヌフ・デュ・パプを開けた。

このブログでも何度も出てきてるデュペレ・バレラは、電気も農薬も使わない本当の自然派で、彗星のごとく登場してきた若きワインの改革派。僕はデュペレ・バレラのワインが大好きで、このほか、電力を一切使わず重力の力でブドウを絞ったという『ノワット』、ムールヴェードル主体の『バンドール・インディア』などなど、このワイナリーのワインにはとってもハマってる。

でもワインは生き物。今夜、最初に開けたデュペレ・バレラシャトーヌフ・デュ・パプは、抜栓した瞬間から嫌~な酸の香りがしてヤバいと思った。案の定、明らかなブショネ。コルクについたカビからくる腐敗臭。う~ん、前回は完璧だったのに...

ロット不良だと嫌なので、残り1本のデュペレ・バレラシャトーヌフ・デュ・パプを開けてみた。こちらは状態は悪くない。南仏らしい干しブドウ的な味わいもたっぷりとしていて美味しい。でも1年前に飲んだほどの感動がないのはこちらの体調かなあ... 

ハートノート HeartNote
2003年は僕の第3の青春の末期。会社が急に大きくなってそろそろ自由が利きにくくなってきた頃。僕の趣味のジャズレーベル「ハートノート(HeartNote)」が渾身の力作を4つ連発したのもこの年。

そして嬉しいことに、我がレーベルを手伝ってくれたベテランプレイヤーたちが売れっ子ジャズバイオリニスト・寺井尚子さんのメンバーに選ばれたのもこの年。ピアノの北島直樹、ギターの細野義彦、ベースの成重幸紀。僕の大好きなこの3人が我がハートノートを経由して表舞台に立つことになった。これだけでもハートノートの存在意義はあったと思ってる。今夜はそんな2003年の寺井尚子さんの『アンセム / Anthem』 を聴きながらこのワインを飲んだ。

寺井尚子 アンセム Anthem
そんな2003年を想い出しながら味わうデュペレ・バレラの2003年のシャトーヌフ・デュ・パプ。ワインって、そのワインができた年が紐付いてるから、その年を想い出しながら飲むことができる。それが他のお酒と圧倒的に違う。幸せなお酒です。

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This page contains a single entry by Keiichiro Katayama published on 2009年7月 5日 22:54.

ホワイトホール・レーンで”第3の青春時代”を想う夜 was the previous entry in this blog.

大邸宅でワインを振る舞う側に回る夜 is the next entry in this blog.

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