アンリ・ボノーと猪な夜
水曜の夜、客人と京都懐石『美登里』。ここの大将は毎度、選んだワインから料理を決める。今夜のワインはシャトーヌフ・デュ・パプの名門『アンリ・ボノー』。
って、僕が選んだかのように聞こえるけど、これももちろん、大将のセレクション(^J^) このアンリ・ボノーのシャトーヌフ・デュ・パプに合わせ、料理のメインは珍しく野菜でも魚でもなく、なんと猪!!
なんかこう書くとさ、伝説(!?)の番組「料理の鉄人」を想い出すよね~ 食材が決まり、そして料理人が時間との戦いで料理を創造する。何とも素敵な時間が流れていく。
アンリ・ボノーのシャトーヌフ・デュ・パプは初めて飲むんだけど、1993年とは思えない実にしっかりとした造り。まだまだ長期に渡って熟成しそうな感じ。
抜栓直後は新世界のシラーって感じの強さ、濃さがあったんだけど、デキャンタージュして温度も上がり時間が経ってくると新世界的な感じはまったくなくなり、逆に超トラディショナルな芯の強い深いワインとなった。少しブルゴーニュ的な色彩があるかな。お洒落なワイン。
猪はカラッと揚げたフリット風、そして最後は生姜焼き風の2種類が出た。いずれも肉の旨味を感じる素晴らしい逸品!
素敵なワインと素晴らしい猪と素敵な会話で最高の夜を過ごしました。美登里、最高!!
PS.
写真の魚の頭と尻尾、これな~んだ?
答え) 小ぶりの鮎を焼いた残り。写真に撮ろうと思ってたのに、素敵な香りにやられ撮るのを忘れて食べちゃいました!
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