キスラーのピノで未曽有の不況乗り切りを語り合う夜

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金曜日は大好きな銀座の京都料理『美登里』。この不況下、どうやって生き残るか、美味しい料理と美味しいワインでディープに語る夜。

ポール・ジャブレここ美登里では、基本的に僕にワインの選択権はない。大将がその日の食材に合わせ、飲ませたいものを持ってくる。今夜も4本、目の前に並んだ。1966年のポール・ジャブレのエルミタージュなどもある(写真の左端)。なんとも壮観な眺め!

で、複数本は出てくるんだけど、大抵の場合は落とし所が決まってる(^J^) 今夜は、カリフォルニアの地からブルゴーニュを超えるワインに挑戦しているキスラーのピノ・ノワール。このキスラーシャルドネが超有名で、モンラッシェやムルソーを超えるとか超えたとか騒がれるワイン。ピノ・ノワールはあまりに少量しか日本に入って来ないため、さほどこれまで話題になっていなかったけど、こちらも超弩級に素晴らしいワイン。

自分のブログを「キスラー」という単語で検索してみると(ブログの右上の Search ってボックスで検索出来るの知ってました?)、ちょうど1年近く前、7月に美登里で一度飲んでる。もう最高なワイン!!

キスラー深く沈み込む深紅の赤。鉄分や土の香り、静寂さ、そしてその静寂さとは対極を行く華やいだ香り。ブルゴーニュの本家ヴォーヌ・ロマネを超えて深い深遠な空気を感じる。ロマネ・コンティは飲んだことがないけど、こんな感じなのかな~って想わせる素敵なワイン。キスラーは本当に凄いと再度実感した夜。

キスラーの最高のピノを飲みながら、今夜は経営について語り明かした。客人は僕と同じく、ベンチャー企業の経営、そして上場を経験したことがある。こんなにも大変な時代に突入した今、先人の英知は重要だし、そしてそれがうんと役に立つ。

毎月、1人~2人、そういった経営者の方と会食をし、自分自身を磨いてる。先人の方の成功秘話も失敗秘談も、どちらもとっても役に立つ。幸せなことに僕の回りにいる先人たちは、みな気取ることなく成功話も失敗談も話してくれる。それらを1つ1つ自分の中で消化しながら自分の会社の経営の戦略の活かしてる。

世の中が不景気になるたびに、大手企業を中心に『選択と集中』という言葉が世間を駆け巡る。僕らも何度かそういう気運になる時期があったけど、今回の経済危機では僕らも本当に選択と集中を徹底しないと生き残れないと思ってるし、いろいろな事に手を打ち始めてる。それも何人かの先人の方の不況乗り切りの談話や頓挫した秘話などを聞く中から、自分自身の覚悟を固めてきた。

だいたいにおいて経営者っていうのは夢多き人種。そうでなければ務まらない。あ、大手企業のサラリーマン社長は違うかな(^J^) で、そんな夢多き創造家である社長にとって、自分が手掛けた領域を、例えそれが本流ではなく周辺の領域であったとしても、それを撤収することはとっても心に痛い想いをする。だってさ、何らかやりたいって理由があって始めてるからね。でも、自分の夢やエゴを一時封印してでもやらねばならない生き残りのための選択と集中があるってことを今年は学んでる。

今夜は全幅の信頼を寄せる尊敬すべき客人と多いに語り、議論した夜。深い夜だ~

そして、その議論を盛り上げてくれた美登里と、美登里の大将と、崇高なワイン・キスラーに感謝!

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This page contains a single entry by Keiichiro Katayama published on 2009年6月14日 17:41.

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