フィリップ・メルカの愛 with 江戸時代からの酒蔵
今夜はちょっといつもの週末とは違う! 食前酒が違う!
先月、福岡でお世話になっている大先輩経営者からスペシャルな日本酒をいただいた。ご自宅のそばにある酒蔵、伊豆本店の酒。ブランドは『亀の尾』。
1700年代から続く老舗らしい。この前、我が家に人が来た時に開けてはみたものの、味も解らぬ奴らにぐびぐび飲まれそうになったので、一口だけ飲んで封印してた。今夜、再度食前酒としてちゃんと味わった。凄い紙包みで包まれた荘厳なお酒。
ホームページにも出ていない新酒の生酒「あらばしり」。これは旨い! 米の旨味、甘味があって、とってもフルーティー。お米をじっくりと噛んだ時のでんぷんの甘味。そして立ち上がる華やかな香り。まったくアルコール臭くない。素敵な日本酒です。わけも解らん連中に飲ませないでよかった~
そしてメインのワインは、ワイン醸造の第一人者、フィリップ・メルカが自身のワイナリーを立ち上げた作品、『メルカ・カベルネ・ソーヴィニヨン “CJ” ナパ・ヴァレー 2003』。
フィリップ・メルカは、フランスとアメリカの二重国籍と言われてるけど、たぶん元々はフランス人。ボルドーでは名門のシャトー・ペトリュース、シャトー・シュヴァル・ブラン、シャトー・オー・ブリオンなどで活躍してきた。
そして何といっても最近の話題は、フィリップ・メルカをはじめミッシェル・ロランなど、世界の著名なワインメーカー8人が集って立ち上げたスーパー・ドリームプロジェクト『ロング・シャドウ』。ブドウの品種ごとに8名がそれぞれ担当してる。フィリップ・メルカはその中で赤ワインのブレンデッド(メリタージュ)を担当してる。
そんな彼が自分自身のために立ち上げたワイナリーがこの『メルカ・ワインズ』。そしてその中でもこの”CJ”は、メルカの二人のお子さん、Chloe と Jeremy に捧げたワイン。裏面のエチケットにも書かれてるし、表のエチケットの左下の手形もお子さんのものらしい。名前も入ってる。さらにはキャップシールの上面にもこの手形が描かれてる。そして子供への愛を描いたハートマーク!
味わいもまさにフィルップ・メルカの子供への愛情を物語ってるようなワイン。カベルネ・ソーヴィニヨン 100%だと思うんだけど、メルローが入ってるかのような感じで、ボルドーで言えばグラーブやマルゴーのような感じの柔らかさ、優しさがある。
そして、時間とともにこのワインは深く沈みこんだ。グッとくる重さや深さが出てきた。一応はこういう傾向を予想はして、温度も少し高め、デキャンタージュもしたんだけど、やはり時間というものには抗えない。1時間を経過した頃からグッと深いワインとなった。
このワイン、ほんと素晴らしいと思う。2003年物なんだけど、もう5年寝かせてみたいな~
1700年代から続く酒蔵の今しか飲めない新酒・生酒と、そしてフィリップ・メルカの子供への愛情たっぷりの素敵なワインで幸せに酔った夜。
素敵なお酒は気持ちを明るく前向きにする。この景況下、何とも暗い時代だけど、それでも僕らベンチャー企業人は旨い酒と食事で気分転換し、明るく元気よく前に向かって進んで行かないと!
亀の尾とフィリップ・メルカでリフレッシュした夜。
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