レトロな情景に浸り、そしてレトロなコッポラに出会う夜

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この1週間、なぜか懐かしい情景に遭遇する。鹿児島しかり、浅草しかり。そして今日も!

今日は1年ぶりに亡母の墓参りに行った。そのすぐ近くに江戸東京たてもの園』という施設があり、フラッと昼ご飯を食べるくらいの気持ちで立ち寄った。ところがどっこい、これが凄い施設だった~

江戸東京たてもの園

江戸~明治の建物、大正モダニズム的な洋館など、様々な由緒ある建物が移築されてた。突然100年前とかにタイムスリップしたかのような世界....

コッポラ エディツオーネ・ペニーノ ジンファンデルそんな夜に飲むワインは、これまたレトロな歴史を背負ったワイン。昨夜に続き大好きなコッポラのワイン。でも今夜のコッポラ、『エディツオーネ・ペニーノ ジンファンデル 2003』は、これはほんと格別!

裏面の記述を読むとこのワインの背景が事細かに書いてあった! コッポラの祖父、ペニーノは1905年、イタリアはナポリから新世界を夢見てアメリカに渡った。作曲家・作詞家だったペニーノはそのニューヨークの地で、音楽出版社『エディツオーネ・ペニーノ』を設立した。このパイオニア精神溢れる祖父に敬意を表したのがこのワイン。

 

コッポラ エディツオーネ・ペニーノ ジンファンデルエチケットの左のダイヤモンド型の絵は祖父・ペニーノが旅立ったナポリの港を、右側のダイヤモンドは祖父が到着したニューヨークの風景を、それぞれ描いてるそうだ。そしてこれはペニーノが興した音楽出版社のロゴそのものと書いてある。

このジンファンデル、とっても果実味の凝縮感が高い。ドライフルーツのような凝縮感。ジンファンデルはイタリアのプリミティーボ種と根っこがいっしょのブドウなんだけど、まさにプリミティーボとか南仏のグルナッシュに近い。スパイシーさはあまりなく、幸せを運ぶような素敵な香りがする。

ジンファンデルも造り方や熟成によりいろいろな顔があるようで、クロ・デュ・ヴァルのクリスマスワインニコルスなど、長期熟成によりブルゴーニュのピノ・ノワールのように昇華するものもあれば、ひたすら南の地域のブドウらしさを発揮し続けるフルーティーな物もある。ジンファンデルの本質ってどんな?、ってたまに思うことがあるくらい、いろいろな顔を持つ。造り手によって違うのかな~?

レトロな景色を見た後に、レトロなストーリーのあるコッポラのワインを飲んで感慨に浸る夜~

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This page contains a single entry by Keiichiro Katayama published on 2009年2月 8日 23:20.

コッポラのメルローで疲れた目と神経を癒す夜 was the previous entry in this blog.

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