自分解放ナイト!

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F.X. ピヒラー グリュナー・フェリトリナー木曜日、いつものナイショのバーで自分を解放。今週も緊張感のある1週間を過ごしてきた。

さてさて、このバーではグラスワインが大きく秋色に入れ代わった。最初はオーストリアの白、『F.X. ピヒラー グリュナー・フェリトリナー』。オーストリアのワインを飲む機会は中々ない。洋ナシやリンゴのようなフルーツ香がして、そしてものすごくマットリとしている。かなり遅摘みの貴腐ワインのような凝縮感。色はすごく黄金色。オーストリアのワインと言えば軽めでサラッとしているイメージがあるけど、このワインは違う。ブライドテイスティングではオーストリアとは解らないかな。ネットでこのワインを見てみたら、やはり通常より2週間くらい遅摘みにして完熟ブドウを使っているらしい。

スパイ・ヴァレー素敵なオーストリアワインの次は、ニュージーランドのピノ・ノワール。スパイ・ヴァレーというマールボロ地区で造られたもの。これは言われなければ間違いなくブルゴーニュと言うであろう素晴らしい出来栄え。昨今のニュージーランドのワインはものすごい成長を遂げているけど、まさにそれを示すかのようなレガシーなイメージのピノ。古き良きブルゴーニュの再来という感じ。鉄分や血、獣臭など、ブルゴーニュ的な香りがとっても穏やかで品がいい。ハーブをたっぷりと使った野菜のグリルと最高の組合わせ。

マジェラ ザ・ミュージシャン このスパイ・ヴァレーのピノが今夜の僕のツボにハマって2杯飲んだあと、最後はオーストラリア・クナワラのワイン『マジェラ ザ・ミュージシャン 2004』。カベルネ・ソーヴィニヨンとシラーズのメリタージュ。交通事故で急告したオーナーの息子のギタリストを偲んでのワインだそうだ。写真じゃ解らないかもしれないけど、エチケットに息子さんがシルエットで入ってる。ギタリストだった息子さんへのオマージュ。強烈なスパイシーさ、甘いわけじゃないけどカシスっぽい香りや土っぽい香り、森の香りがして素晴らしい。スパイ・ヴァレーのピノと対象的なパワフルなワイン。でも舌触りはとてもシルキーで柔らかい。ロバート・パーカーが好きな昨今流行の”濃い味系のワイン”とは一線を画した、とっても柔らかいけど芯の強さを持つワイン。濃いんだけど柔らかいという、うまく言葉で表現出来ない記憶に残るワイン。

巨峰のカクテル オールド・パルこのワインで終ればいいものが、ヨッパライの僕はカクテルに突入。まずは季節がら、巨峰を使ったカクテルを一杯。そして帰ろうと思った矢先に衝動的にもう一杯、古き良き友という名の「オールド・パル」を頼んでしまった。

このバーは料理も特上に美味しい。マスターはパスタの麺も打つ。美味しい料理と美味しいワインと美味しいカクテルにクルクル酔った夜。誰に遠慮することなく、思いっきり自分を解放した夜。最高!!

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This page contains a single entry by Keiichiro Katayama published on 2008年11月 2日 11:59.

仕上げはメルロー・マティーニ was the previous entry in this blog.

1996年の南仏のワインで1996年の自分を想う夜 is the next entry in this blog.

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