先輩経営者と美登里の料理とワインと僕

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木曜日の夜、福岡の尊敬する大先輩経営者が東京にいらしていてディナーをごいっしょした。行った先は久々の銀座『美登里』。野菜を中心とした京都懐石料理とワインのマリアージュが素晴らしい割烹。

ドメーヌ・デュージェニーメニューはない。ワインリストもない。すべて大将の一存。今夜はビールを軽く一杯飲んだあと、野菜に合い易いよう、ピノ系のワインを所望した。出てきたのは超レアなワイン。ボルドーの名門シャトー・ラトゥールがブルゴーニュの銘醸地ヴォーヌ・ロマネのドメーヌを買収して立ち上げた『ドメーヌ・デュージェニー』というワイナリーの作品。2006年とまだ若いのでちょっと心配だったし、大将もまだ自分で飲んでないと言う。実験台だな~

恐る恐るテイスティングをした。ふわっと立ち上がる香が清々しく品がいい。とても素敵なチャーミングなワイン。獣臭とかは強くなく、ピノの可愛らしい部分と繊細で上品なお嬢様のようなところを押し出しているワイン。

香りは強いわけじゃなく穏やかなんだけど、でもテーブルの周囲に香りをまき散らすほど立ち上がっている。きっと僕らの回りはものすごくいい香りがしていたと思う。

シャトー・フォンサレットノンベーな我々はもう1本ワインを開けた。南仏・ローヌの銘酒『シャトー・フォンサレット 2003』。シラー 100%のコート・デュ・ローヌの銘酒。シラーらしい荒々しさはなく、とてもスムーズなワイン。ブルゴーニュのピノ・ノワールのような鉄分や血、獣臭などがする。エルミタージュとかのシラーの古酒は、20年とか経つとブルゴーニュのピノのような酸味と獣臭がするような感じに昇華するけど、まだ5年物なんだけど、その片鱗が見えるワイン。素晴らしいです。先日自宅ではこのシャトー・フォンサレットの1996年を飲んだけど、ほんと、ブルゴーニュと区別は難しいくらいの素敵な熟成をしていた。

美登里を後にした我々ノンベー組はさらにもう1軒、美登里のすぐ向いにある『草間バー』に立ち寄った。帝国ホテル出身の有名なバーテンダー、草間さんがやっているわずか9席のバー。美登里の大将に教えてもらって以来、美登里を後にすると必ずここに立ち寄って軽く一杯飲む。プリマスジンを使ったギムレットが名物。世の中狭くって、僕が福岡に出張する際の行き付けのバー・ヒグチのソムリエがこの草間さんと大の仲良し。この春、そのソムリエが東京に来た時にワインを飲んだ後にいっしょに草間バーにも立ち寄った。

経験豊富な先輩経営者と話すといろいろ見えてくる事がある。今夜もいろいろな事を学び、いろいろな事を考えた夜。会話も、料理も、ワインも、草間さんのカクテルも、すべてが最高の夜。

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This page contains a single entry by Keiichiro Katayama published on 2008年10月18日 23:29.

ジャズをバックに同士とまっとりと飲むワイン was the previous entry in this blog.

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