地震でワインが大惨事・・・

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金曜日、午後12時57分頃、東京都内で震度4の地震が発生した。ほんの瞬間、縦にドスンっときた程度なんだけどね。皆さんの地域は大丈夫でしたか?

さ、その我が東京、地域全体としてはそれほど大きな被害はなかったようですが、我が家に関しては被害は膨大です~~~!

なんと、、寝室のベッドサイドに置いた4台目のワインセラー、サイレントカーブからワインが30本程度崩れ落ち、その勢いでセラーのドアが開いたようで、瓶が床に落ち、10数本が割れて粉々になり、寝室は血の海ならぬワインの海となりました!

ちょうどその時、僕は会社近くの手打ち蕎麦屋でランチを済ませ会計をしているところだった。ドスンっと大きな音と一瞬の揺れがあり何事かとは思ったんだけど、店主が「また2階の店かな?」とか言ってたので気にもとめなかった。確かに表に出ると、酒屋が2階の飲み屋にビールのケースを運んでいた。これを床にドスンと投げ置いたんだろうと思った。

会社に戻ると夏休みで家に居る長女からから携帯にメールが入る。「ワインが30本くらい床に飛び散り、寝室は壁も床も真っ赤で血の海のようだ!」って! え~~、もう絶叫!

すぐに家に電話すると、ほんと、ビックリの事態が発生していた。割れた瓶から流れたワインが壁に飛び散り真っ赤。そして流れたワインはセラーの下、ベッドの下、本棚の下などに入り込み、すべての家具を撤去でもしない限り、到底全部のワインは吸い出せない。10数本も流れたのだから、こりゃほんと、大変な騒ぎ。

仕事をサボって帰宅するわけにもいかず、家内と中1の長女が懸命に粉々になったガラスを掃除機で吸い、流れたワインを雑巾などで吸い取ってくれた。深夜帰宅すると、見た目は何事もなかったかのように片付けてくれてたけど、でも部屋はまだ酒臭い。寝室のカウンター上には落ちたけど割れなかったワインが10数本、置いてあった。翌朝、床にはまだ小さなガラスの破片が残ってた。相当に細かく粉々に砕けたらしい。

サイレントカーブ

このワインセラー、写真のようにボルドー積みといって、棚に1段ずつワインを置くのではなく、まとめて何段も積上げることが出来るという歌い文句になってる。この方が本数が稼げるから。写真のように積上げると200本以上入るけど、1段ずつ棚板を入れてしまうと100~120本しか入らない。それで僕も本数をかせぐために棚板なしで大きく積上げていた。

しかしボルドー積みには決まりがある。すべてが同じサイズのボトルであることが条件。これなら互い違いにうまく噛み合い、平行が保たれる。でも僕の場合、種々雑多なワインを入れてるから、並びはガタガタ。やや斜めに積み上がってた。これが地震の振動で最上段の一列が崩れ、その勢いで下まで一気に崩れたんだと思う。それら30本くらいの瓶がいっきに棚から落ちてドアの裏面にぶつかり、その勢いでドアが開いてしまったんだろうな~

かなりショックです。翌朝、ビニール袋に入った割れた瓶のバラバラになったかけらを軍手をはめてあさって、何が割れたかおおよそ見たけど、いろいろな貴重なワインが逝ってしまった。先日もこのブログで紹介した大好きなコッポラークラレット 1999年。最後の1本だった。残りは2000年が1本。この2000年も落下したんだけど、かろうじで割れずに残った。それから、日本人女性、市之瀬千代さんがカリフォルニアはシエラフットヒルズで興したワイナリー『シエラ・ムーン』のシラー。千代さんからはこのブログにコメントもいただいてたんだけど、ゴメンなさい! その他、南仏・ローヌの巨匠ミッシェル・シャプティエがオーストラリアの地で造ったシラー、ナパのレアなワイナリー「PEJE」の珍しいカベルネ・フラン、ソノマのシュグのカベルネ・ソーヴィニヨンかメルロー。シュグはエチケットが見つからず、ボトルのキャップシールしか発見出来なかったので種類が特定出来なかった。

などなど、まるで震災後の遺体探しでもするかのように粉々になったガラス屑が入ったビニール袋を翌朝あさった。

ペンフォールド ローソンズ リトリートなんとも虚しい・・・ 金曜日の夜はあまりにショックでヤケ酒ならぬヤケワイン。行き付けのステーキハウスに入りオーストラリアの『ペンフォールド ローソンズ リトリート カベルネ・シラーズ』を開けた。1844年創業の歴史あるペンフォード社が150周年を記念して、診療所(リトリート)の回りにブドウを植えてワイン造りをスタートしたことに回帰しこの名前を付けてリリースしたシリーズ。陽気なオーストラリアワイン。

この陽気なワインで気持ちを切り換えようと思ったんだけど、深夜家に帰ったら、あまりの惨状にショックが舞い戻ってた。

あ~あ、ともかくまずはこの休みに棚板を入れて落ちないように整理しよう~っと!

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This page contains a single entry by Keiichiro Katayama published on 2008年8月10日 13:35.

仙台の仲間と飲むワイン was the previous entry in this blog.

ソノマのワインの普及に一役買った『コラージュ』 is the next entry in this blog.

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