ワインも車も『レガシー』 ~レガシーに酔いしれた夜

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僕は車にはこだわりがあり、実は25歳にして初めて車を買って以来、ずっとスバルレガシーを乗り続けてる。最初のレガシーは 2000cc の DOHC。レガシー自体のデビュー作。次に第2世代の 2000cc の DOHC、そして続いて 2,200cc の北米仕様の SOHC、そして 3,000cc の6気筒の DOHC(レガシーの姉妹車のランカスター)と、この20年で4台を乗り継いできてる。特に3台目の 2,200cc の SOHC は超お気に入りで、10年・10万キロを乗った。水平対向エンジンとそれを活用した四輪駆動が好きなんだよね~ そしてあのボクサーエンジン特有の音も大好き。サスが固めなので、女・子供にはあまりウケが良くなくって、ほんと、男っぽい車。

レガシーそして、今夜のワインもなんと『レガシー』。カリフォルニア・ソノマの大手ワイナリーグループ、 ケンダルジャクソン・グループのプレミアムブランドの中の最上級のワインがこれ、『レガシー』。

レガシーとは『遺産』とか『伝承』という意味。ワイナリーの現オーナーが父上に経緯を表して付けたとも言われるこのレガシー、ロバート・パーカーの評価もものすごく高い。2001年物に対し、「私が今まで味わったこの造り手の中で、最も素晴らしい! 充実した凄まじいテクスチュア! これこそが”美”である!」、とコメントしているし、また「並外れた品質だけでなく、著しい一貫性をもつ。・・<途中略>・・華麗で、豊かで、表情に富む、ふくよかな舌触りを持った、劇的なワイン! 個性に溢れ、10-20年は熟成する可能性を秘めている」、とも述べている。

今夜のレガシーは1997年。実はこのレガシー、今は日本へは正規輸入はされていない気配。僕は3~4年前にシリコンバレーに出張した際に現地で買い付けてきた。下の子の生まれた年のワインなので、その記念にと平行輸入の店も使い、全部で1ケースほど買い付けた。でも今夜飲んじゃって残りは3本。

このレガシー、ものすごく奥行きのある深いワイン。飲むのは2年ぶりくらいかな。これまで飲んだ感じでは、かなりしっかりとした骨格を持ちハーブ香や樽香もある中で、でも舌触りはシルキーなイメージだった。今日、超久しぶりに開けてみた印象は、前回からはかなり変わり、熟成したというか老成したというか、角が取れて丸くなり、そして香りはかなり高貴な印象。

これ、最初は判断は微妙に迷った。ピークを過ぎて枯れてきているのか、それともまだ熟成の途上なのか、中々難しい。最後の最後になって、抜栓してから1時間半以上経ってから、実はまだかなりスパイシーな成分も残っていることが解った。開くには少し時間がかかる。グラスにもかなりセンシティブで、最初はリーデルの一番大きなボルドー・グランクリュのグラスを使ったんだけど、やや酸の硬さが気になり香りも閉じこもっている気がして、途中からグラスをリーデルオレゴン・ピノに変えた。そうしたら途端に香りが立ってきて華やかになった。グラスによってここまで変わるのは本当に不思議。科学では説明不能。2種類のグラスを並べたけど、完全にオレゴン・ピノの勝ち。もちろん、11年経過したワインゆえ、ちゃんとデキャンタージュはした。

裏面のエチケットによると、カベルネ・ソーヴィニヨン 56%、メルロー 27%、カベルネ・フラン 17%という配合。メルローの柔らかさ、カベルネ・フランの青さがうまく熟成してきており、これが香りに深みと高貴な印象を与えているのかな。

このワインの本当の真価はもう数年待ってみないと解らないだろうね。もうあとは残り3本。普通には日本国内では入手も難しいので、しばらくの間、この3本はセラーで保存する。


車もワインも仕事も、伝統とその伝統を創り上げた先人に対して敬意を払うことはとっても大事。レガシーを飲み、そして自分のこの20年を考えた夜。いろいろあったなあ~ そういや僕の会社もさ、一応1988年創業だから、なんと20周年なんだよね~

いろいろ想うことのある夜。ソノマの銘酒『レガシー』の高貴な香りに包まれ、心地よくも複雑な酔い心地な夜。人生を振り返らせるようなワインだな~ レガシーを産んでくれたカリフォルニア・ソノマの大地に感謝!

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This page contains a single entry by Keiichiro Katayama published on 2008年7月27日 22:40.

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