「ラ・ターシュ」に挑むスーパースパニッシュ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日曜日の夜、素晴らしいスパニッシュワインと出会った

フランス人醸造家、ラファージュ氏がスペインの地で、ブルゴーニュの銘酒、ロマネ・コンティの偉大なワイン『ラ・ターシュ』を超えることを目指して挑戦したワイン『レイシス1』。噂には聞いてたけど、初めて手にした。

入手先は地元大田区は西馬込駅裏のウラぶれた酒屋。以前、コッポラー監督の造る『ルビコン 1989』を破格値で売っていてまとめ買いしたりした店。実は今日も棚の裏に「ルビコン 1989年」が1本落ちている(!?)のを発見し、まだバーコードも貼ってなかったのを以前と同じ価格で売ってもらった。昨年、ワインの専門家が集まるなじみの銀座の京懐石とワインの店「美登里」の5周年記念に持ち込んで、関係者一同に喜んでもらったワイン。残り3本になっちゃってたんだけど、これで1本補充できた(^J^)

レイシス1さて、話を戻し、今夜のレイシス1。これはすごい! 本家のヴォーヌ・ロマネ系に比べ、ほんのわずかに酸が少ないというか穏やかな感じはするけど、角のない柔らかさや、鉄分や血、獣系の香りなど、まさにピノっぽいし、ブルゴーニュの銘酒そのもの。

ところが、このレイシス1、ブドウはピノ・ノワールじゃないんだよね~ ビックリ! 地場のブドウ、モナストレルが 40%、スペインの名産ともいうべきブドウ、テンプラニーリョ が 30%、そしてガルナッチャが 30%。このモナストレル種というブドウ、僕は今日初めて聞いたブドウ。なんじゃこれは??

ネットで調べてみると、モナストレル種はスペイン・レバンテ地方の地場のブドウとは書いてあるけど、どうやら南仏で使われるムールヴェードル種と同じものらしい。地域によって呼び名が違うことはよくある。レバンテ地方で栽培さえる赤ワイン用ブドウとしては80%がこのモナストレル種だそうだ。前に紹介した「スペイン・ワインの愉しみ」という本に詳しく書いてあった。

このワイン、1998年に一度だけ造った限定ワイン。今、ちょうど10年。いい熟成感だ~ 色も本家ブルゴーニュの熟成物のように少しエッジがオレンジがかっている。1本ずつにシリアルナンバーが付いてる。今夜のナンバーは No.12672。

造り方も面白い。3種類のブドウ品種をそれぞれ別々に醸造し、アッサンブラージュ(ブレンディング)している。ボトルもラ・ターシュに似てると言えば似てる。世界に著名な評論家連中の間でも話題になったワインらしい。

異国の地で出身地であるフランスを超えるワイン造りにいそしむラファージュ氏。何ともすごいよね~ IT系ベンチャー企業を経営する僕的に例えると、シリコンバレーの専門家が日本にやってきて、日本の地でシリコンバレーに対抗するすごいソフトを創ってる、って感じかな。

いやはや、毎度想うことですが、世界にはいろいろなワインがあり、そしていろいろなワイン造りへの挑戦者がいる。すごいことだな~ 僕らも挑戦という言葉を忘れずに頑張らないと!

0 TrackBacks

Listed below are links to blogs that reference this entry: 「ラ・ターシュ」に挑むスーパースパニッシュ!.

TrackBack URL for this entry: http://www.heartnotemusic.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/116

コメントを残す

About this Entry

This page contains a single entry by Keiichiro Katayama published on 2008年6月23日 00:36.

やっぱりトニックはウィルキンソンじゃないと! was the previous entry in this blog.

焼肉と『レイシス』の素敵な組合わせ is the next entry in this blog.

Find recent content on the main index or look in the archives to find all content.

Powered by Movable Type 4.01