ペトリュスのクローンから造られる『ジオリス(GEORIS)』
連休2日目は大きな予定も組まず、のびのびと過ごす。夜は珍しいワインを開けた。
『ヴィノスやまざき』というワインのインポーターで、かつショップをやっているところがある。僕は渋谷の西武百貨店で見つけた。本店は静岡で、つい先週、僕の地元近く、自由が丘にも店を出したそうだ。チラシによれば、自由が丘は1階がワインショップ、2階はそのショップからワインを持ち込めるレストランらしい。行ってみたいな~~
先日このショップを訪れた際に店のスタッフから薦められ、ここが直輸入するカリフォルニアはモントレー地区、カーメルヴァレーのワイン『ジオリス(GEORIS)』を1本買ってみた。今夜はこれを飲んだ。
このワイナリー、立ち上げの詳細はよく解らないけど、ともかくボルドーはポムロールの銘酒・ペトリュスから苗木の株を分けてもらい、クローンをカリフォルニアの地で育てたらしい。樹齢24年とのこと。
開けてみてテイスティング! ちょっと温度が低過ぎた事もあり、デキャンタージュしてみることにした。開栓直後だからとは思うけど、やや酸がきつく思えたので、あえてボルドー系のグラスではなく、最近ハマってるリーデルのオレゴン・ピノのグラスを使った。このグラスはほんと、刺激成分を和らげワイン本来の味わいを表現する。
香りを嗅いだ瞬間から、深~いボルドーの香り。深い森の奥の草木の香りやミント、ユーカリのようなハーブ的な香りもして、香りだけだったら絶対に北米とは当らない。間違いなくボルドー右岸のワインと言うであろう深い香りがする。
味わいは、そこまでディープではなく、タンニンの渋味、樽から出る渋味など、苦み成分は軽く、重そうな香りはするんだけど実は全体に柔らかい。その分、ごく軽くだけどボルドーっぽくない酸が少しだけ表に出る。でもやっぱり香りはポムロールなんだよね~ 細身で艶のある女優っていうような感覚かな。中々魅力的なワイン。
このワイン、GEORIS のトップキュベではなく、セカンド。トップキュベはどんななんだろうね。このワインにしても、出来ればもう5年くらい寝かせてみたかったな~
気候も土壌もまったく違う地でスーパーボルドーに臨むウォルター・ジオリス氏。氏の今後に期待して乾杯~!
PS. 先日、グラッパの第一人者、ロマーノ・レビー爺さんが亡くなったそうです。彼の手書きのエチケットはもう造られないと思うと哀しいな~ 彼のグラッパを飲んでグラッパに対する考えが変わったくらい、彼のグラッパはニューマンで暖かみのあるグラッパだった。レビー爺さんに追悼の意を表します・・・
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