素材も人材も活かすのは腕次第! オレゴン『A to Z』のロゼと南仏・シャトーヌフ・デュ・パプの白
この数日、極度の風邪で死にそうだった。金曜日、福岡で会社を挙げての大イベントがあり、それに向けて経営者業の傍ら手伝ってたのが災いしたのか(!?)、高熱は出るし鼻と耳は詰まるし、最悪の数日。でもうちの会社が中軸となって展開した大イベント発表。ゆえに病をおして福岡に飛んだんだけど、これまた最悪。皆さんも経験あるかと思うけど、鼻詰まり状態で飛行機に乗ると離着陸時に耳が異常に痛くなる。数年前、それを無理して『航空性中耳炎』と診断されたほどひどい目になった事もあった。そんなわけで、飛行機に乗っただけで既に体力を消耗.... そして着いてみたら、なぜかこの時期の福岡には有り得ないくらいの寒さ。屋外のイベントゆえ、寒さが堪えた....
続いて、今夜はあまり重いワインを飲む体調でもない事から、南仏はシャトーヌフ・デュ・パプの白を開けることにした。このクロ・ド・ロラトワール・デ・パプは輸入元のページによると、なんと1859年から150年近くの永きにわたって続いている名門セラーらしい。まっとりとした金木犀というかなんともいい花の香りと蜜のような誘惑香がする。最初、温度がやや高めの時には特に誘惑香がした。少し温度を下げてくると南仏らしい太陽の恵みをぞんぶんに受けたような果実味が広がる。どうも最近、ほんとに南仏にハマってる。
新世界の冷涼地・オレゴンのロゼ、そして紀元前6世紀頃からワイン造りが行われてきた伝統ある温暖な南仏の白、対照的な2種類を飲んだけど、どちらにも共通しているのは素材が果実である事を明確に示す素材を活かした造り。土からくるミネラル感、ブドウらしさを表わす果実味、太陽の恵みを表わす香しい誘惑香と色合い、それらすべてが素材を活かした素晴らしい造りを示している。
ワインでも料理でも、そして仕事でも、”素材”を活かすも殺すもそれをさばく人(ワインメーカや料理人や上司や経営者)次第。今夜の2本はほんと、『素晴らしい造り手の作品』を飲んだって感じがする。造り手に経緯を表します!
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