南仏、レ・ヴァン・ド・ヴィエンヌの『ソタナム』
今夜は南仏のレア物を飲んだ。南仏の3人の著名なワインメーカが1996年に立ち上げたワイナリーで、オリジナルワインを造るほか、ネゴシアンとしても各種南仏のワインをプロデュースしている『レ・ヴァン・ド・ヴィエンヌ』。今夜飲んだ『ソタナム』は、彼らが自身で造るワインとしてのフラッグシップ。銘醸地コート・ロティのローヌ河を挟んだ対岸、ヴィエンヌ村にローマ時代から存在する歴史あるぶどう畑を買い取って造り出している逸品。シラー 100%。
植樹は1996年、ワインは2005年産。ということは樹齢9年。でもヴィエーユ・ヴィーユ(古樹から造ったワイン)のごとく深く沈み込むような強さと重みがある。若い樹から造った若いワインとは思えない深み。シラーらしさ、南仏らしさを存分に発揮している。南仏のシラー特有のスパイシーさもあるし、裏にかすかなきれいな酸もある。ブラインドテイスティングでは、僕はたぶんコート・ロティと答えてしまうと思う。素晴らしいワイン。5~10年、寝かせてみたい気がする。
ボルドーやブルゴーニュ以外でも素晴らしいワインがたくさんあること、これを僕は伝えていきたい。ほんと、世界のいろいろな土地でいろいろな素晴らしいワインが生まれている。前にも書いたけど、ワインを飲むことで世界を巡った気になれる。こんな素晴らしい世界は中々ないよね!
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